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59 お風呂で学ぶ性教育 ※
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くちゅ……くちゅ……ぬぷぬぷ……。
「は……アァ……んっ……あ…やだァ……」
「やだ? 痛い?」
「痛くは……ない……けど……音が響いて恥ずかしい……」
「ごめんね。一緒にお風呂にも入りたかったから」
「うぅ……」
そんなこと言っておきながらお風呂に入ってないじゃん!!
あれから部屋に備え付けてある内風呂に連行……というより抱いて運び込まれ、あっという間に裸に剥かれた。もう乳首は舐めないのかな? と少し残念に思った自分が恥ずかしくてほぼ無抵抗だった。丁寧に頭を洗われ、続いて体を泡だらけにされる。レオの手が俺の胸の先に当たった瞬間、つい声が漏れてしまう。本当にレオによって自分の体が作り変えられている……。
「ここ触られるの期待してた?」
「あ……」
「ティアはもうここが性感帯なんだね、赤く腫れてぷるぷるしてる」
「あっ! や……ぁ…」
レオがぬるぬるの手でツンと先端を弾いた。
「う……レオのせぃだからぁ……」
「うんそうだね。オレのせいにして良いからたくさん触らせて」
俺を抱き込むように後ろに座ったレオが両手で俺の二つの乳首をクリクリと触ったり摘んだり、乳輪を優しく揉んだりしている。射精するほどの快感は無いものの、じわじわと性感を高められ、一番強い刺激を求めて自身の陰茎を触ろうと中心へと手を伸ばした。その腕をレオの手が掴み、主張を始めた自身に触れることが出来なかった。
「やぁ……なんで? イキたい……触りたい……」
「自分で触っちゃダメだよ。オレがティアの体を変えてるって話したでしょう? ティアの体に触るのはオレ以外ダメ、ティア自身でもダメだよ」
そう、もう最近は毎日のように体中レオに触れられて、首に手が当たっても、背中に手を置かれてもレオを感じて震えてしまう。変わってしまった自分の体。
「うう……うぇ……体が変になってる……レオ責任取って……」
「もちろん。オレがティアの心も体も全部責任を持って深く大切に愛するから、ティアがオレにして欲しいこと言って?」
「して欲しいこと……」
気持ちよくてイキたいのに射精までいけないこんな状態は初めてで、つい泣いてしまい、はふはふと呼吸を整えながらレオの言葉を考える。
「ここ……触って欲しい」
「ここ?」
「……俺のおちんちん……触って……」
「ちゃんと言えて良い子だ」
そう言ってレオは右手で俺の陰茎を扱き始めた。左手で乳首を愛撫するのを止めずに。
「ああっ! 気持ち良い……あ! あ! アァ……すぐにイッちゃう……」
「乳首とおちんちん、どっちが気持ち良い?」
「はぁっ! ど……どっちも……気持ち良いっ…… ア! ア!!」
欲しかった強い刺激に思わず胸が反り返り、後ろにいるレオに凭れる。手の動きが止まらないまま、レオに唇を奪われ舌が交わる。浴室内に響いていた自分の嬌声がレオに飲み込まれた。
「んんんっ……ンッ! あ……あん……あぁ、ンッ……!!」
トピュ……トピュ……。
レオに口付けされたまま白濁を飛ばした。 心待ちにしていた快感に太ももが震える。脱力し、レオの胸に凭れたままでいるとおしりにゴリ……と硬いものが当たった。
「あ……レオ……それ……」
「あぁ……いやらしくて可愛いティアを見ていたら、オレのペニスもこんなになっちゃった」
俺よりふたまわりは大きいレオの陰茎は見なくても分かるくらい俺の背中とお尻に当たって、その形を感じるほどになっていた。
「次……俺が触りたい」
「ううん。さっきはティアがオレにやって欲しいことをしたでしょ? 今度はオレがティアにしたいことをさせて欲しい」
なんだろう……あ…舐めるとか……? 前みたいに太ももにレオのモノを挟むとか……。
「ティアの中に触れたい」
そして冒頭の流れに。中って……中って……お尻の中……!?
「レオ……あ…おしりやだ……汚いよ……」
「汚くないよ。さっき一緒に洗ったからどこもかしこも綺麗だよ」
「や、そんな丁寧に洗えてない……から……!」
「じゃあソープ足して皺の一つ一つ綺麗に洗っていこうか?」
「やだぁー! レオ、なんでおしり触るの……?」
そんなところを触る必要はないはずだ。恥ずかしいし、乳首や性器のように気持ち良い訳では無い。ただ、レオに触られるから反応してしまうだけで……。
「そうだな。ティアはピュアで性の知識に疎いから知らなかったんだよな」
「……? んぁ……なに……が? ……ァ…」
話している間も俺のお尻の中をレオの指がぐちゅぐちゅと音を出しながら動いている。レオに促され、浴槽の縁に手を置いた俺の背中を軽く押され下腹部をぐっと持ち上げさせられた。突然レオにお尻を突き出す姿勢となりパニックになり声を上げる瞬間、レオの指が中に侵入してきたのだ。それから長い時間、石鹸を足しながらずっと抜き差しされている。最初はなんとか立っていたが、今は膝が床につき、縁に置いた自分の手に顔を押し付けるような状態だった。
「男同士の愛し方はね、触り合いをするだけじゃないんだよ。更に深く繋がる方法がある」
それを聞いて、流石の俺でも察しがついた。女性と性行為をする際には女性の子宮に繋がる穴に陰茎を挿入する。しかし男性には子宮がなくそういう性行為は出来ないはずだ。はずなのだが。
「今すぐじゃない。時間を掛けてここを解していく。ティアの中に入りたい。急かさないけど、ティアがその気になったらすぐに出来るように、触らせてね」
予感が的中してしまった。ここに? 入る? 入るか? 入らないよ? だって。
「レオの大きすぎてむりぃ! 指二本くらいまでしか入んないぃ……」
「ふふ……大きい分ティアの中でギチギチに詰まってより触れる部分が増えるよ、大丈夫」
「だ……大丈夫じゃないぃ……あっ! あぁ……!」
「ご希望通り指を二本に増やすね。お湯でふやけてるのと、ソープのお陰でスムーズに広がってるよ。ティアはどこもかしこも優秀だ」
「うぅ……はぁ……あっ……レオの……えっち……」
「そう、ティア限定でエロい男なんだ。今日は二本までにするから許して」
「あっ! あ、あぁっ……ひゃんっ! ……ぁっ!」
今日は二本までって。どういうことだと言おうとしたその時、ただ抽挿を繰り返していたレオの指が中で曲がり、ある部分を押した。
「んぁあ!? あ……なに?」
「ここか……思ってたより結構手前にあるな」
「あ……レオ……はぁ……なに。これなに?」
未経験の刺激と感覚に、怖くなって後ろにいるレオを振り返る。そういえば、浴室に入ってからレオの顔をちゃんと見たのは初めてかもしれない。そんなことに気付いたのは、普段見たことが無いような、欲に濡れた熱い目で俺を見つめていたから。呼吸が乱れているにも関わらず、思わず息を止めた。レオはそんな俺に気付いても構わず、笑みを浮かべ俺の頬を撫でて言った。
「ティアが中で気持ち良くなれる場所だよ」
「は……アァ……んっ……あ…やだァ……」
「やだ? 痛い?」
「痛くは……ない……けど……音が響いて恥ずかしい……」
「ごめんね。一緒にお風呂にも入りたかったから」
「うぅ……」
そんなこと言っておきながらお風呂に入ってないじゃん!!
あれから部屋に備え付けてある内風呂に連行……というより抱いて運び込まれ、あっという間に裸に剥かれた。もう乳首は舐めないのかな? と少し残念に思った自分が恥ずかしくてほぼ無抵抗だった。丁寧に頭を洗われ、続いて体を泡だらけにされる。レオの手が俺の胸の先に当たった瞬間、つい声が漏れてしまう。本当にレオによって自分の体が作り変えられている……。
「ここ触られるの期待してた?」
「あ……」
「ティアはもうここが性感帯なんだね、赤く腫れてぷるぷるしてる」
「あっ! や……ぁ…」
レオがぬるぬるの手でツンと先端を弾いた。
「う……レオのせぃだからぁ……」
「うんそうだね。オレのせいにして良いからたくさん触らせて」
俺を抱き込むように後ろに座ったレオが両手で俺の二つの乳首をクリクリと触ったり摘んだり、乳輪を優しく揉んだりしている。射精するほどの快感は無いものの、じわじわと性感を高められ、一番強い刺激を求めて自身の陰茎を触ろうと中心へと手を伸ばした。その腕をレオの手が掴み、主張を始めた自身に触れることが出来なかった。
「やぁ……なんで? イキたい……触りたい……」
「自分で触っちゃダメだよ。オレがティアの体を変えてるって話したでしょう? ティアの体に触るのはオレ以外ダメ、ティア自身でもダメだよ」
そう、もう最近は毎日のように体中レオに触れられて、首に手が当たっても、背中に手を置かれてもレオを感じて震えてしまう。変わってしまった自分の体。
「うう……うぇ……体が変になってる……レオ責任取って……」
「もちろん。オレがティアの心も体も全部責任を持って深く大切に愛するから、ティアがオレにして欲しいこと言って?」
「して欲しいこと……」
気持ちよくてイキたいのに射精までいけないこんな状態は初めてで、つい泣いてしまい、はふはふと呼吸を整えながらレオの言葉を考える。
「ここ……触って欲しい」
「ここ?」
「……俺のおちんちん……触って……」
「ちゃんと言えて良い子だ」
そう言ってレオは右手で俺の陰茎を扱き始めた。左手で乳首を愛撫するのを止めずに。
「ああっ! 気持ち良い……あ! あ! アァ……すぐにイッちゃう……」
「乳首とおちんちん、どっちが気持ち良い?」
「はぁっ! ど……どっちも……気持ち良いっ…… ア! ア!!」
欲しかった強い刺激に思わず胸が反り返り、後ろにいるレオに凭れる。手の動きが止まらないまま、レオに唇を奪われ舌が交わる。浴室内に響いていた自分の嬌声がレオに飲み込まれた。
「んんんっ……ンッ! あ……あん……あぁ、ンッ……!!」
トピュ……トピュ……。
レオに口付けされたまま白濁を飛ばした。 心待ちにしていた快感に太ももが震える。脱力し、レオの胸に凭れたままでいるとおしりにゴリ……と硬いものが当たった。
「あ……レオ……それ……」
「あぁ……いやらしくて可愛いティアを見ていたら、オレのペニスもこんなになっちゃった」
俺よりふたまわりは大きいレオの陰茎は見なくても分かるくらい俺の背中とお尻に当たって、その形を感じるほどになっていた。
「次……俺が触りたい」
「ううん。さっきはティアがオレにやって欲しいことをしたでしょ? 今度はオレがティアにしたいことをさせて欲しい」
なんだろう……あ…舐めるとか……? 前みたいに太ももにレオのモノを挟むとか……。
「ティアの中に触れたい」
そして冒頭の流れに。中って……中って……お尻の中……!?
「レオ……あ…おしりやだ……汚いよ……」
「汚くないよ。さっき一緒に洗ったからどこもかしこも綺麗だよ」
「や、そんな丁寧に洗えてない……から……!」
「じゃあソープ足して皺の一つ一つ綺麗に洗っていこうか?」
「やだぁー! レオ、なんでおしり触るの……?」
そんなところを触る必要はないはずだ。恥ずかしいし、乳首や性器のように気持ち良い訳では無い。ただ、レオに触られるから反応してしまうだけで……。
「そうだな。ティアはピュアで性の知識に疎いから知らなかったんだよな」
「……? んぁ……なに……が? ……ァ…」
話している間も俺のお尻の中をレオの指がぐちゅぐちゅと音を出しながら動いている。レオに促され、浴槽の縁に手を置いた俺の背中を軽く押され下腹部をぐっと持ち上げさせられた。突然レオにお尻を突き出す姿勢となりパニックになり声を上げる瞬間、レオの指が中に侵入してきたのだ。それから長い時間、石鹸を足しながらずっと抜き差しされている。最初はなんとか立っていたが、今は膝が床につき、縁に置いた自分の手に顔を押し付けるような状態だった。
「男同士の愛し方はね、触り合いをするだけじゃないんだよ。更に深く繋がる方法がある」
それを聞いて、流石の俺でも察しがついた。女性と性行為をする際には女性の子宮に繋がる穴に陰茎を挿入する。しかし男性には子宮がなくそういう性行為は出来ないはずだ。はずなのだが。
「今すぐじゃない。時間を掛けてここを解していく。ティアの中に入りたい。急かさないけど、ティアがその気になったらすぐに出来るように、触らせてね」
予感が的中してしまった。ここに? 入る? 入るか? 入らないよ? だって。
「レオの大きすぎてむりぃ! 指二本くらいまでしか入んないぃ……」
「ふふ……大きい分ティアの中でギチギチに詰まってより触れる部分が増えるよ、大丈夫」
「だ……大丈夫じゃないぃ……あっ! あぁ……!」
「ご希望通り指を二本に増やすね。お湯でふやけてるのと、ソープのお陰でスムーズに広がってるよ。ティアはどこもかしこも優秀だ」
「うぅ……はぁ……あっ……レオの……えっち……」
「そう、ティア限定でエロい男なんだ。今日は二本までにするから許して」
「あっ! あ、あぁっ……ひゃんっ! ……ぁっ!」
今日は二本までって。どういうことだと言おうとしたその時、ただ抽挿を繰り返していたレオの指が中で曲がり、ある部分を押した。
「んぁあ!? あ……なに?」
「ここか……思ってたより結構手前にあるな」
「あ……レオ……はぁ……なに。これなに?」
未経験の刺激と感覚に、怖くなって後ろにいるレオを振り返る。そういえば、浴室に入ってからレオの顔をちゃんと見たのは初めてかもしれない。そんなことに気付いたのは、普段見たことが無いような、欲に濡れた熱い目で俺を見つめていたから。呼吸が乱れているにも関わらず、思わず息を止めた。レオはそんな俺に気付いても構わず、笑みを浮かべ俺の頬を撫でて言った。
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