10 / 14
10 検証という名のひとりH ※
しおりを挟む
くちゅくちゅ……。
「はぁ……はぁ……。」
なんで……ずっとやってるのに……イ、イけない───!
ベッドにタオルを敷いて、下だけ全部脱いだ。ベッドのベッドボードに凭れ、ローションを手に取り、掌で軽く温めてから自分のモノに触る。ゆっくりと上下に擦っていく。
ん……気持ち良い……。
ぬるぬるが気持ちよくて、少しずつ強めていく。右手で扱きながら左手で亀頭を掌で包むようにして擦る。ん……イきたい……。
と思ってから早10分。イ、イけない……。射精しそうな感じはあるのに、普段より気持ちよさが足りなくて……。どっか他も触れば……。
服の上から乳首を触ってみる……。ん……気持ち良いけど、足りない……。イきたい……イきたい……! お腹の奥がキュンキュンしてくる。欲しい。奥に欲しい。なんで前でイけないの……。イきたい気持ちと悲しい気持ちでついに涙が出てきた。と……とりあえずもう出したい……。
中途半端に快感を拾ってしまってイけない状態はキツい……。俺はローションを手に取り、四つん這いになる。おしりを突き出し、恐る恐る秘部と近付けた。自分ではまだ触ったことがない。中を綺麗にするのは自分でするが(俺がトイレで準備してる時に颯が乱入したがるのを必死で止めてる)中に入れる準備は颯がやってるのだ。
くぷ。指を一本入れてみる。昨日も颯の大きいモノを入れたのですんなりと入る。指を抜き差ししてみるが刺激が足りない。二本入れてみる。ちょっとした圧迫が気持ち良い。指を奥まで入れたところで指を曲げてみる。確か……お腹側の……ここ辺りに……。ぐり……!
「んぁぁ……!」
先程まで欲しかった刺激が全身に渡り、ピリピリする。ぞくぞくとした快感。これ、これが欲しかった。俺はアナルを弄りながら自分のモノを扱く。あ、イク……イク……イきそう……!
「……っん……!!」
トピュ……とベッドに敷いていたタオルに精を吐き出す。そのまま倒れ込んだ。ハァ……ハァ……。俺の呼吸音だけが聞こえる。
「一人で楽しそうなことしてるね?」
ヒュ……! 思わず息を飲んだ。声がした方に顔だけを向けた。
「………え………。」
「チャイムに気付かなかった? リビングに居なかったから部屋を覗いたら……オレが帰ってくるまで待てなかった?」
「いや、そうじゃなくて。」
「一人でアナニーするくらいえっちにハマっちゃったんだね。そこまで気持ち良くなれる体になってくれたなら彼氏冥利に尽きるな。」
「あの……その……。」
「じゃ、これからは二人で楽しもうね。」
「はぁ……はぁ……。」
なんで……ずっとやってるのに……イ、イけない───!
ベッドにタオルを敷いて、下だけ全部脱いだ。ベッドのベッドボードに凭れ、ローションを手に取り、掌で軽く温めてから自分のモノに触る。ゆっくりと上下に擦っていく。
ん……気持ち良い……。
ぬるぬるが気持ちよくて、少しずつ強めていく。右手で扱きながら左手で亀頭を掌で包むようにして擦る。ん……イきたい……。
と思ってから早10分。イ、イけない……。射精しそうな感じはあるのに、普段より気持ちよさが足りなくて……。どっか他も触れば……。
服の上から乳首を触ってみる……。ん……気持ち良いけど、足りない……。イきたい……イきたい……! お腹の奥がキュンキュンしてくる。欲しい。奥に欲しい。なんで前でイけないの……。イきたい気持ちと悲しい気持ちでついに涙が出てきた。と……とりあえずもう出したい……。
中途半端に快感を拾ってしまってイけない状態はキツい……。俺はローションを手に取り、四つん這いになる。おしりを突き出し、恐る恐る秘部と近付けた。自分ではまだ触ったことがない。中を綺麗にするのは自分でするが(俺がトイレで準備してる時に颯が乱入したがるのを必死で止めてる)中に入れる準備は颯がやってるのだ。
くぷ。指を一本入れてみる。昨日も颯の大きいモノを入れたのですんなりと入る。指を抜き差ししてみるが刺激が足りない。二本入れてみる。ちょっとした圧迫が気持ち良い。指を奥まで入れたところで指を曲げてみる。確か……お腹側の……ここ辺りに……。ぐり……!
「んぁぁ……!」
先程まで欲しかった刺激が全身に渡り、ピリピリする。ぞくぞくとした快感。これ、これが欲しかった。俺はアナルを弄りながら自分のモノを扱く。あ、イク……イク……イきそう……!
「……っん……!!」
トピュ……とベッドに敷いていたタオルに精を吐き出す。そのまま倒れ込んだ。ハァ……ハァ……。俺の呼吸音だけが聞こえる。
「一人で楽しそうなことしてるね?」
ヒュ……! 思わず息を飲んだ。声がした方に顔だけを向けた。
「………え………。」
「チャイムに気付かなかった? リビングに居なかったから部屋を覗いたら……オレが帰ってくるまで待てなかった?」
「いや、そうじゃなくて。」
「一人でアナニーするくらいえっちにハマっちゃったんだね。そこまで気持ち良くなれる体になってくれたなら彼氏冥利に尽きるな。」
「あの……その……。」
「じゃ、これからは二人で楽しもうね。」
12
お気に入りに追加
150
あなたにおすすめの小説

目標、それは
mahiro
BL
画面には、大好きな彼が今日も輝いている。それだけで幸せな気分になれるものだ。
今日も今日とて彼が歌っている曲を聴きながら大学に向かえば、友人から彼のライブがあるから一緒に行かないかと誘われ……?

ルームシェアは犬猿の仲で
凪玖海くみ
BL
几帳面なエリート会社員・望月涼介は同僚の結婚を機に家を失う。
新たな同居人として紹介されたのは、自由奔放なフリーター・桜庭陽太。
しかし、性格が正反対な二人の共同生活は予想通りトラブル続き⁉
掃除、食事、ルール決め——ぶつかり合いながらも、少しずつ変化していく日常。
犬猿の仲なルームメイトが織りなす、ちょっと騒がしくて心地いい物語。

紹介なんてされたくありません!
mahiro
BL
普通ならば「家族に紹介したい」と言われたら、嬉しいものなのだと思う。
けれど僕は男で目の前で平然と言ってのけたこの人物も男なわけで。
断りの言葉を言いかけた瞬間、来客を知らせるインターフォンが鳴り響き……?

【完結】薄倖文官は嘘をつく
七咲陸
BL
コリン=イェルリンは恋人のシルヴァ=コールフィールドの管理癖にいい加減辟易としていた。
そんなコリンはついに辺境から王都へ逃げ出す決意をするのだが…
□薄幸文官、浮薄文官の続編です。本編と言うよりはおまけ程度だと思ってください。
□時系列的には浮薄の番外編コリン&シルヴァの後くらいです。エメはまだ結婚していません。


多分前世から続いているふたりの追いかけっこ
雨宮里玖
BL
執着ヤバめの美形攻め×絆されノンケ受け
《あらすじ》
高校に入って初日から桐野がやたらと蒼井に迫ってくる。うわ、こいつヤバい奴だ。関わってはいけないと蒼井は逃げる——。
桐野柊(17)高校三年生。風紀委員。芸能人。
蒼井(15)高校一年生。あだ名『アオ』。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる