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迷宮からの脱出
大盾
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シールドの破れる音と、爆発音の音。斧を振ってリンカとスメラギ君を近づけさせないオークロードトロワ──ボスと、常にシールドを張り直し続けているミオリちゃん。そのミオリちゃんを狙ってこれまた遠距離攻撃の魔法を飛ばすボス。そしてミオリちゃんを時には受け流して、時には受けずに躱して大盾で守るエドガワ君。
いや、明らかにこっちの分が悪いな!? だってさ、体力とか魔力とか装備とか消耗してんの明らかにこっちだし。焚き付けといてアレだけど申し訳ないわー。ミオリちゃんなんて、MPポーションあれで何本目よ? いくら体力は回復できたって精神的には疲れるでしょ。あとリンカとスメラギ君も、HPはともかくボスに飛びかかる、いや、突進する─なんていうか気力? みたいなのとか消耗してくに決まってる。
むしろここまで力の差を目の当たりにして、よく心が折れないよね。いや、悪口じゃないよ? 悪口でも陰口でもなく純粋に凄いって思う。しかも、エドガワ君~。盾とかもう焦げてる所とかあるじゃ~ん。耐久度大丈夫なん? 途中で壊れたりしない? ─いやまあ? ウチだって? アイテムの耐久度が0になった時にどうなるのか知りたい気持ちはあるけども? でも途中で大盾壊れたら(鎧あるにしても)もうほぼほぼ身一つじゃん、エドガワ君。
そんな皆に対してボスは回復スキル持ちで、しかも魔物だから精神的疲弊なんて然程ないと思うし。何より何より、普通に皆より強い。それはもう圧倒的に、ね。うわー、ジリ貧間違いなしだわコレ。え、ウチ参戦した方がよくない? リンカには、「ホントに危ない時」に参戦するって言ったけど、未然に防いだっていいよね? むしろ結果オーライ説濃厚な件なんだけど。いやでもなぁ。まだ誰も戦闘不能な訳じゃないし、今出しゃばってあとで怒られるのもイヤd──
ドガンッ!!
「「「「!!!」」」」
今までにない程大きな音がした。少なくとも、攻撃のみに専念していたリンカとスメラギ君が振り返るほどには。床を見ると、粉々になった大盾の破片が散らばっている。あらまぁ、ビックリ! ファイアボール─ボスの攻撃がエドガワ君の大盾を破壊した音でした! まさに噂をすれば影ってヤツだね☆
「…いや、だね☆じゃねーよ! エドガワ君大丈夫!?」
セルフツッコミをして思わず駆け寄ろうとしたけど、
「問題ない! ので、まだ見るだけでお願いするでやんす。」
エドガワ君に手で制止された。後ろを見ずに手のひらだけをこちらに向けている。えぇ…折角参戦するチャンスかと思ったのに…。いや、でもちゃんと心配もしてたよ? そこは半分半分というか! と、エドガワ君が大盾をもう1つ出現させた。優しい雰囲気の淡い緑色ベースで、金色の、なんだろう樹木? みたいなニョキニョキしたカンジの模様があって、上部にはエメラルドの宝石が3つ…。
えっ、どっから来たん? アイテムボックスじゃなかった、よね。だってアイテムボックスはミオリちゃんしか使えない─え、ホントにどこから出した??ミオリちゃんを見ると、彼女も「えっ?」って顔でエドガワ君を見てる。ていうかあの大盾、妙に懐かしいというか親近感が湧くというか…そんな感じがするんだけど、ホントなんなん?
「これは使いたくなかったんだが……仕方ない。」
え、何そのセリフ? 奥義でも繰り出すの?
疑問符が頭の中を飛び交っているウチを置いて、エドガワ君は再度、大盾を構える。と、間一髪で二人に迫っていた攻撃を防いだ。だけど傷跡1つついた様子はない。おぉ、なんか装飾のおかげかさっきより頑丈そ~。
『当然です』
うぉあビックリしたぁ、カインさんじゃんか! ちょっと久しぶりな気がするね、いつぶりよ? ま、それはあとででいいや。それで、当然ってどーいうこと?
『アレは 妖精族に伝わる盾 です』
妖精族? フェアリーとエルフの違いよくわからんけど、あーゆー感じのアノ種族?? 別名耳長族とかいうアノ種族!? 金髪で森とかにいる儚げな雰囲気の(ド偏見)アノ種族!?! えっヤバ…めっちゃ会いたいんですけど…!! でもなんでエドガワ君、そんな盾持ってるの? あ、アレか? 勇者パーティにありがちなエルフイベントでゲットしたとか?
いや、待てよ─? 妖精族に伝わる盾? 伝わる? 歴史があるってイミだよね。そんな話、どっかで聞いたことあったような─
『通称・神の盾 です』
神の盾ですと!! 即座にエドガワ君の盾を鑑定する。
『ピコン♪』
『〈 ステータス 〉
種族名:神の盾
ランク:神話級
年齢:???
HP:999999(測定不能)
MP:100000/100000
素早さ:200
筋力:200
器用さ:200
幸運値:50』
~~~~
─はるか昔、7人の神たちが世界を創り、創世神として降臨した。そして、7つの種族を創り出し、それぞれ1つずつ、神器を与えたという。その神器とは、剣•盾•槍•鎧•杖•弓•本の計7つ──獣族には剣──妖精族には盾──龍族には槍──ドワーフ族には鎧──吸血族には杖──魔族には弓──人族には本と伝えられている─
~~~~
エドガワ君の大盾が、ウチの同族でした。……いやいやいやいや、えっ? イミ分からん。いや、分かんないこともないけど。……いや、やっぱ分かんないわ。どゆこと?
『妖精族かラ譲り受けた と思われます』
いや、それは分かるよ。でも何でエドガワ君が? ミオリちゃんの反応から察するに、どうも勇者パーティー全体のイベントじゃなかったっぽいし。──あ! もしかして、エドガワ君が階段下る時濁してた話─「色々あった」ってコレのことじゃね?
『部分的には 合っているト思われます』
まぁ、エドガワ君が召喚されてから結構経ってると思うしね。その「色々」の中の1つってことなんでしょ?
『はい』
ふーん。まとりあえず、(めっちゃ気になるけど!)過去の推測は一旦ここでストップしよう(めっちゃ気になるけども!!)! それはあとででも考えられるし。ウチは今しかない、皆の戦闘観察に集中したい。だって、同族の活躍を見たいのは当然じゃん?
よし、じゃあ先ず仮に、あの大盾君 ( 会話できるかは不明─
『スキル・念話で 意思の疎通ガ可能です』
えっ、出来るんだ! いや、もしあっちが念話出来ないなら、一方的な意志の送りつけになるかもしれないけど。ついでにあっちは声に出せないかもしれないけど…! でも出来るんだ! 喋ってみたい……! こうなったら皆にさっさとボスを倒してもらわなきゃ! と、一人で勝手に盛り上がったけど、いやウチが言いたいのはこれじゃなくって。仮に、エドガワ君の大盾君を人間ぽいし、大盾 ≒ 太田手ってことで太田手君と名付けるとする。んで、太田手君なんだけど、なんとかして話せないかな~。アレ? 待って、おんなじ話だったわ。ん~? いや、考えてたのコレだったっけ? それにしてはピンとこな─
ドンッッ!!!
「カハっ!」
「えっ…?」
思考が強制的に遮られた。チキショウ、あとちょっとで思い出せそうだったのに。見てみると、真横の壁にスメラギ君が叩きつけられ、ウチが初めてオークロードの攻撃をくらった時よりも遥かに大きいクレーターができている。リンカもミオリちゃんも思わずスメラギ君を振り返り─急な出来事に戸惑いを隠せないようで、二人は瞳を大きく見開いた。と、その一瞬の隙を突かれ、
「─ミオ! シールド! 」
ドンッッ!!!
「──ッ!」
唯一、振り返らずにボスを見ていたエドガワ君が注意するも、間に合わず。リンカもエドガワ君同様、派手に壁に埋もれた。ミオリちゃんが光魔法でヒールをかけるも、まだ気絶したままのようだ。ボスは、一仕事でも終えたというふうに斧をクルクル回している。一向に進展しない状況に痺れを切らしてこうなったみたい。「様子見」から「本気」にさせられたと思ったけど、どうやらさっきまではまだ「お遊び」だったようだ。(様子見<お遊び<本気って感じかな?)
っていうか皆Sランクパーティーでしょーが何やっちゃってんの。唯一振り返らなかったのがエドガワ君だけとか…ホントに何やっちゃってんの? いや、別に振り返ったらダメとかそういう冷徹なことを言ってるわけじゃなくてね? でも油断大敵、常に警戒は基本中の基本じゃなかったっけ? (いや、実は今適当に考えたけど、でもあんまり的は外してないと思う、よ…?) せめて前衛で攻撃中のリンカだけでもボスから目ぇ離さないほうが良かったって、絶対。ミオリちゃんはまぁ、ヒールという役割がありますし?
とかなんとか難癖つけてるけど、ホントはしょうがないって分かってる。だってウチに会うまでは、ずっとダンジョン攻略で気が休まらなかったんでしょ? そんな中、頼れる強~い味方に会ったんなら気が抜けたってしょうがないよね! ねっ!? …いやいや、これも割とマジメな話よ? だって今は戦闘してないけど(いや、戦闘してないからこそ体力的な意味でも)滅茶苦茶強い人が物理的な後ろ盾としているもん。知らずしらずの内に頼っちゃうのはもう、自然の摂理だと思うんだよね。だからもうそろそろ休んでもバチは当たらないと思うぜ? ま、つまりウチが言いたいのは─
ピンチっぽいし自分強いんでそろそろ参戦していいっすか?
いや、明らかにこっちの分が悪いな!? だってさ、体力とか魔力とか装備とか消耗してんの明らかにこっちだし。焚き付けといてアレだけど申し訳ないわー。ミオリちゃんなんて、MPポーションあれで何本目よ? いくら体力は回復できたって精神的には疲れるでしょ。あとリンカとスメラギ君も、HPはともかくボスに飛びかかる、いや、突進する─なんていうか気力? みたいなのとか消耗してくに決まってる。
むしろここまで力の差を目の当たりにして、よく心が折れないよね。いや、悪口じゃないよ? 悪口でも陰口でもなく純粋に凄いって思う。しかも、エドガワ君~。盾とかもう焦げてる所とかあるじゃ~ん。耐久度大丈夫なん? 途中で壊れたりしない? ─いやまあ? ウチだって? アイテムの耐久度が0になった時にどうなるのか知りたい気持ちはあるけども? でも途中で大盾壊れたら(鎧あるにしても)もうほぼほぼ身一つじゃん、エドガワ君。
そんな皆に対してボスは回復スキル持ちで、しかも魔物だから精神的疲弊なんて然程ないと思うし。何より何より、普通に皆より強い。それはもう圧倒的に、ね。うわー、ジリ貧間違いなしだわコレ。え、ウチ参戦した方がよくない? リンカには、「ホントに危ない時」に参戦するって言ったけど、未然に防いだっていいよね? むしろ結果オーライ説濃厚な件なんだけど。いやでもなぁ。まだ誰も戦闘不能な訳じゃないし、今出しゃばってあとで怒られるのもイヤd──
ドガンッ!!
「「「「!!!」」」」
今までにない程大きな音がした。少なくとも、攻撃のみに専念していたリンカとスメラギ君が振り返るほどには。床を見ると、粉々になった大盾の破片が散らばっている。あらまぁ、ビックリ! ファイアボール─ボスの攻撃がエドガワ君の大盾を破壊した音でした! まさに噂をすれば影ってヤツだね☆
「…いや、だね☆じゃねーよ! エドガワ君大丈夫!?」
セルフツッコミをして思わず駆け寄ろうとしたけど、
「問題ない! ので、まだ見るだけでお願いするでやんす。」
エドガワ君に手で制止された。後ろを見ずに手のひらだけをこちらに向けている。えぇ…折角参戦するチャンスかと思ったのに…。いや、でもちゃんと心配もしてたよ? そこは半分半分というか! と、エドガワ君が大盾をもう1つ出現させた。優しい雰囲気の淡い緑色ベースで、金色の、なんだろう樹木? みたいなニョキニョキしたカンジの模様があって、上部にはエメラルドの宝石が3つ…。
えっ、どっから来たん? アイテムボックスじゃなかった、よね。だってアイテムボックスはミオリちゃんしか使えない─え、ホントにどこから出した??ミオリちゃんを見ると、彼女も「えっ?」って顔でエドガワ君を見てる。ていうかあの大盾、妙に懐かしいというか親近感が湧くというか…そんな感じがするんだけど、ホントなんなん?
「これは使いたくなかったんだが……仕方ない。」
え、何そのセリフ? 奥義でも繰り出すの?
疑問符が頭の中を飛び交っているウチを置いて、エドガワ君は再度、大盾を構える。と、間一髪で二人に迫っていた攻撃を防いだ。だけど傷跡1つついた様子はない。おぉ、なんか装飾のおかげかさっきより頑丈そ~。
『当然です』
うぉあビックリしたぁ、カインさんじゃんか! ちょっと久しぶりな気がするね、いつぶりよ? ま、それはあとででいいや。それで、当然ってどーいうこと?
『アレは 妖精族に伝わる盾 です』
妖精族? フェアリーとエルフの違いよくわからんけど、あーゆー感じのアノ種族?? 別名耳長族とかいうアノ種族!? 金髪で森とかにいる儚げな雰囲気の(ド偏見)アノ種族!?! えっヤバ…めっちゃ会いたいんですけど…!! でもなんでエドガワ君、そんな盾持ってるの? あ、アレか? 勇者パーティにありがちなエルフイベントでゲットしたとか?
いや、待てよ─? 妖精族に伝わる盾? 伝わる? 歴史があるってイミだよね。そんな話、どっかで聞いたことあったような─
『通称・神の盾 です』
神の盾ですと!! 即座にエドガワ君の盾を鑑定する。
『ピコン♪』
『〈 ステータス 〉
種族名:神の盾
ランク:神話級
年齢:???
HP:999999(測定不能)
MP:100000/100000
素早さ:200
筋力:200
器用さ:200
幸運値:50』
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─はるか昔、7人の神たちが世界を創り、創世神として降臨した。そして、7つの種族を創り出し、それぞれ1つずつ、神器を与えたという。その神器とは、剣•盾•槍•鎧•杖•弓•本の計7つ──獣族には剣──妖精族には盾──龍族には槍──ドワーフ族には鎧──吸血族には杖──魔族には弓──人族には本と伝えられている─
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エドガワ君の大盾が、ウチの同族でした。……いやいやいやいや、えっ? イミ分からん。いや、分かんないこともないけど。……いや、やっぱ分かんないわ。どゆこと?
『妖精族かラ譲り受けた と思われます』
いや、それは分かるよ。でも何でエドガワ君が? ミオリちゃんの反応から察するに、どうも勇者パーティー全体のイベントじゃなかったっぽいし。──あ! もしかして、エドガワ君が階段下る時濁してた話─「色々あった」ってコレのことじゃね?
『部分的には 合っているト思われます』
まぁ、エドガワ君が召喚されてから結構経ってると思うしね。その「色々」の中の1つってことなんでしょ?
『はい』
ふーん。まとりあえず、(めっちゃ気になるけど!)過去の推測は一旦ここでストップしよう(めっちゃ気になるけども!!)! それはあとででも考えられるし。ウチは今しかない、皆の戦闘観察に集中したい。だって、同族の活躍を見たいのは当然じゃん?
よし、じゃあ先ず仮に、あの大盾君 ( 会話できるかは不明─
『スキル・念話で 意思の疎通ガ可能です』
えっ、出来るんだ! いや、もしあっちが念話出来ないなら、一方的な意志の送りつけになるかもしれないけど。ついでにあっちは声に出せないかもしれないけど…! でも出来るんだ! 喋ってみたい……! こうなったら皆にさっさとボスを倒してもらわなきゃ! と、一人で勝手に盛り上がったけど、いやウチが言いたいのはこれじゃなくって。仮に、エドガワ君の大盾君を人間ぽいし、大盾 ≒ 太田手ってことで太田手君と名付けるとする。んで、太田手君なんだけど、なんとかして話せないかな~。アレ? 待って、おんなじ話だったわ。ん~? いや、考えてたのコレだったっけ? それにしてはピンとこな─
ドンッッ!!!
「カハっ!」
「えっ…?」
思考が強制的に遮られた。チキショウ、あとちょっとで思い出せそうだったのに。見てみると、真横の壁にスメラギ君が叩きつけられ、ウチが初めてオークロードの攻撃をくらった時よりも遥かに大きいクレーターができている。リンカもミオリちゃんも思わずスメラギ君を振り返り─急な出来事に戸惑いを隠せないようで、二人は瞳を大きく見開いた。と、その一瞬の隙を突かれ、
「─ミオ! シールド! 」
ドンッッ!!!
「──ッ!」
唯一、振り返らずにボスを見ていたエドガワ君が注意するも、間に合わず。リンカもエドガワ君同様、派手に壁に埋もれた。ミオリちゃんが光魔法でヒールをかけるも、まだ気絶したままのようだ。ボスは、一仕事でも終えたというふうに斧をクルクル回している。一向に進展しない状況に痺れを切らしてこうなったみたい。「様子見」から「本気」にさせられたと思ったけど、どうやらさっきまではまだ「お遊び」だったようだ。(様子見<お遊び<本気って感じかな?)
っていうか皆Sランクパーティーでしょーが何やっちゃってんの。唯一振り返らなかったのがエドガワ君だけとか…ホントに何やっちゃってんの? いや、別に振り返ったらダメとかそういう冷徹なことを言ってるわけじゃなくてね? でも油断大敵、常に警戒は基本中の基本じゃなかったっけ? (いや、実は今適当に考えたけど、でもあんまり的は外してないと思う、よ…?) せめて前衛で攻撃中のリンカだけでもボスから目ぇ離さないほうが良かったって、絶対。ミオリちゃんはまぁ、ヒールという役割がありますし?
とかなんとか難癖つけてるけど、ホントはしょうがないって分かってる。だってウチに会うまでは、ずっとダンジョン攻略で気が休まらなかったんでしょ? そんな中、頼れる強~い味方に会ったんなら気が抜けたってしょうがないよね! ねっ!? …いやいや、これも割とマジメな話よ? だって今は戦闘してないけど(いや、戦闘してないからこそ体力的な意味でも)滅茶苦茶強い人が物理的な後ろ盾としているもん。知らずしらずの内に頼っちゃうのはもう、自然の摂理だと思うんだよね。だからもうそろそろ休んでもバチは当たらないと思うぜ? ま、つまりウチが言いたいのは─
ピンチっぽいし自分強いんでそろそろ参戦していいっすか?
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