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転生しまして
チートすぎるステータス
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で、目が覚めたらこの状態。
もう、何が何やらって感じ。
誰か教えてーー!
『アナタハ 物体:神の本 ニ転生シマシタ。ステータス ヲ 確認 シマスカ?』
アンタに言ったんじゃない!ってか機械かよ!
....はぁ、とりあえず起きよう。
今私の視界にはやたら高い天井がうつってる。
なんか神聖そうなキューピット像?みたいなのも装飾されてるし。
こんな所に寝かされてるくらいだから少なくとも人はいる....はず?
.....あれ、おかしいな、人の気配がない..?
なーんて!
気配なんか分かるかっつーの。
でもほんとに誰もいないのかな?
『アナタハ 物体:神の本 ニ転生シマシタ。ステータス ヲ 確認 シマスカ?』
うん、アンタじゃないよ。
ってか何で、私がいるじゃん、みたいな感じで話しかけてきた?
っていうかアンタ、他のこと喋れないの?
ま、とりあえず起きよう。
ふんっっぬぬッ。(←起き上がろうとガンバる私の心の声)
ふんっっン。(←下に同じ)
あっれ?起き上がれない。
えっ、ちょっと待ってよ。
ホントに無理。
いくら力入れてもビクともしない。
これじゃ何もできないじゃん。
『アナタハ 物体:神の本 ニ転生シマシタ。ステータス ヲ 確認 シマスカ?』
またアンタかよ!
あ?そういえば確認しますか、って言ってる?
しゃーない、やることないし?
この意味不明に付き合ってやりますか。
『アナタハ 物体:神の本 ニ転生シマシタ。ステータス ヲ 確認 シマスカ?』
はい!
『思念 ヲ 受信』
『ピコン♪』
『〈ステータス〉
種族名:神の本
ランク:神話級
年齢:???
レベル:1
HP:999999(測定不能)
MP:999999(測定不能)
素早さ:???
筋力:???
器用さ:???
幸運:???』
......
ゲームかよっ!
ってことは、私は異世界に転生しちゃったって意味?
何それ最高!
しかも私のステータススゴいチート!
ウチTUEEEEE!
でも....本ッテナニ?
え??
私、エルフでも、バンパイアでも、ヒューマンでも、モンスターでもなく、
アイテムに転生しちゃったって事?!
ナニソレ イミワカンナイ。
っていうかアイテムに素早さ筋力器用さ関係なくない?
MPもよくわからんし。
HPって体力だよね?
アイテムの体力ってことは耐久度の事かな。
『ピコン♪』
あ、まだあるの。
『〈スキル〉』
スキルキター!
異世界といえばスキル!スキルといえば異世界!な定番キター!
どれどれ?
『[戦闘系]
貴女ハ 全テノ スキルガ 使エマス。
ヨク使ウ スキルハ 今ノトコロ アリマセン。
[援護系]
貴女ハ 全テノ スキルガ 使エマス。
ヨク使ウ スキルハ 今ノトコロ アリマセン。
[召喚系]
貴女ハ 全テノ スキルガ 使エマス。
ヨク使ウ スキルハ 今ノトコロ アリマセン』
う?うん?
見間違いかな?
なんか、全て使えるとか.....
う、嘘だよね.....?
流石の私も絶句した。
だってあり得ないじゃん!
全部使える?
チートここに極まれりだよ。
え?ってことは何?
身体強化とかアイテムボックスとかの序盤定番スキルから、
千里眼とか物体転移、(私の場合)人化とか取得困難そうなスキルももしかしたら使えるのでは?!
うん、
わからないことはやる!行動に移す!同じく小学生のときに習った!
ということでやってみる。
試すのは人化。
成功したらここから出て、人を探す。逆に失敗したら他のスキルも試してみよう。
スゥーッ、ハァー。(↑なんか緊張したので深呼吸)
カッ!と目を見開く(感覚だが、実際は目はない)
そして念じてみる!よしっ!
人化!
......ポウゥッ.......
体(ってか本?)が眩しいくらいに光ってる。
やがて光は収まってゆき、そこには.....
元から1ミリたりとも変わっていない私がいた。
そう、体は動かせないままなのだ。
もちろん変わっているはずがない。
はぁ、イキナリは無理だったか。
しゃーない、他のスキルも試すか。
数十分後(体内時計)
....なんでよーーー!!
うわーん、なんで~(泣)
なんでスキルが使えないの?!
才能?いや、それならステータスに何かしら出てるはずだし。
やっぱりやり方間違ってるから?
でも正しいやり方って何??
誰か教えてーー!
『承リマシタ。 コレヨリ 記憶ノ 伝授ヲ』
『『『『『ハジメマス』』』』』
え?
うぁぁあああ!!!!
記憶が....物凄い量の記憶が流れ込んできて...ッ!
脳が処理しきれない.....ッ!
頭がホントに物理的にパンクしそう!
意識が飛ぶ!
ヤバい、ヤバ...い。
だ....れか...........助....けて..........
『スキル:高速演算処理
高速記憶
ヲ 発動 サセマス。』
あれ?頭の痛みが波が引くように引いていく....!
でも、もうちょっと早くして欲しかった.....。
視界がまたもや暗転。
そうして私は人生、いや、本生初の気絶を体験したのだった。
もう、何が何やらって感じ。
誰か教えてーー!
『アナタハ 物体:神の本 ニ転生シマシタ。ステータス ヲ 確認 シマスカ?』
アンタに言ったんじゃない!ってか機械かよ!
....はぁ、とりあえず起きよう。
今私の視界にはやたら高い天井がうつってる。
なんか神聖そうなキューピット像?みたいなのも装飾されてるし。
こんな所に寝かされてるくらいだから少なくとも人はいる....はず?
.....あれ、おかしいな、人の気配がない..?
なーんて!
気配なんか分かるかっつーの。
でもほんとに誰もいないのかな?
『アナタハ 物体:神の本 ニ転生シマシタ。ステータス ヲ 確認 シマスカ?』
うん、アンタじゃないよ。
ってか何で、私がいるじゃん、みたいな感じで話しかけてきた?
っていうかアンタ、他のこと喋れないの?
ま、とりあえず起きよう。
ふんっっぬぬッ。(←起き上がろうとガンバる私の心の声)
ふんっっン。(←下に同じ)
あっれ?起き上がれない。
えっ、ちょっと待ってよ。
ホントに無理。
いくら力入れてもビクともしない。
これじゃ何もできないじゃん。
『アナタハ 物体:神の本 ニ転生シマシタ。ステータス ヲ 確認 シマスカ?』
またアンタかよ!
あ?そういえば確認しますか、って言ってる?
しゃーない、やることないし?
この意味不明に付き合ってやりますか。
『アナタハ 物体:神の本 ニ転生シマシタ。ステータス ヲ 確認 シマスカ?』
はい!
『思念 ヲ 受信』
『ピコン♪』
『〈ステータス〉
種族名:神の本
ランク:神話級
年齢:???
レベル:1
HP:999999(測定不能)
MP:999999(測定不能)
素早さ:???
筋力:???
器用さ:???
幸運:???』
......
ゲームかよっ!
ってことは、私は異世界に転生しちゃったって意味?
何それ最高!
しかも私のステータススゴいチート!
ウチTUEEEEE!
でも....本ッテナニ?
え??
私、エルフでも、バンパイアでも、ヒューマンでも、モンスターでもなく、
アイテムに転生しちゃったって事?!
ナニソレ イミワカンナイ。
っていうかアイテムに素早さ筋力器用さ関係なくない?
MPもよくわからんし。
HPって体力だよね?
アイテムの体力ってことは耐久度の事かな。
『ピコン♪』
あ、まだあるの。
『〈スキル〉』
スキルキター!
異世界といえばスキル!スキルといえば異世界!な定番キター!
どれどれ?
『[戦闘系]
貴女ハ 全テノ スキルガ 使エマス。
ヨク使ウ スキルハ 今ノトコロ アリマセン。
[援護系]
貴女ハ 全テノ スキルガ 使エマス。
ヨク使ウ スキルハ 今ノトコロ アリマセン。
[召喚系]
貴女ハ 全テノ スキルガ 使エマス。
ヨク使ウ スキルハ 今ノトコロ アリマセン』
う?うん?
見間違いかな?
なんか、全て使えるとか.....
う、嘘だよね.....?
流石の私も絶句した。
だってあり得ないじゃん!
全部使える?
チートここに極まれりだよ。
え?ってことは何?
身体強化とかアイテムボックスとかの序盤定番スキルから、
千里眼とか物体転移、(私の場合)人化とか取得困難そうなスキルももしかしたら使えるのでは?!
うん、
わからないことはやる!行動に移す!同じく小学生のときに習った!
ということでやってみる。
試すのは人化。
成功したらここから出て、人を探す。逆に失敗したら他のスキルも試してみよう。
スゥーッ、ハァー。(↑なんか緊張したので深呼吸)
カッ!と目を見開く(感覚だが、実際は目はない)
そして念じてみる!よしっ!
人化!
......ポウゥッ.......
体(ってか本?)が眩しいくらいに光ってる。
やがて光は収まってゆき、そこには.....
元から1ミリたりとも変わっていない私がいた。
そう、体は動かせないままなのだ。
もちろん変わっているはずがない。
はぁ、イキナリは無理だったか。
しゃーない、他のスキルも試すか。
数十分後(体内時計)
....なんでよーーー!!
うわーん、なんで~(泣)
なんでスキルが使えないの?!
才能?いや、それならステータスに何かしら出てるはずだし。
やっぱりやり方間違ってるから?
でも正しいやり方って何??
誰か教えてーー!
『承リマシタ。 コレヨリ 記憶ノ 伝授ヲ』
『『『『『ハジメマス』』』』』
え?
うぁぁあああ!!!!
記憶が....物凄い量の記憶が流れ込んできて...ッ!
脳が処理しきれない.....ッ!
頭がホントに物理的にパンクしそう!
意識が飛ぶ!
ヤバい、ヤバ...い。
だ....れか...........助....けて..........
『スキル:高速演算処理
高速記憶
ヲ 発動 サセマス。』
あれ?頭の痛みが波が引くように引いていく....!
でも、もうちょっと早くして欲しかった.....。
視界がまたもや暗転。
そうして私は人生、いや、本生初の気絶を体験したのだった。
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