隠れレズの私が異世界転生したら貴族の令嬢たちに性教育をするシスターに就職!? これで私は聖女ならぬ性女?

早見羽流

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お姫様と二回戦してみた

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 私は素早く杏理を横向きにさせて、その背中側に滑り込んだ。
 杏理の背中……首から肩甲骨、しなやかにくびれた腰のラインまで全てが芸術的だった。女の子の背中ってこうなってたんだ……自分でもあまり見た事ないし、令嬢たちについても、胸とかお尻とかアソコとかに注目してたから背中は見てなかった。すごく綺麗だ。これ、ほんとに私が独り占めしていいんだよね?

「……あ、あの……?」

 戸惑う杏理の耳元に顔を寄せて囁く。

「──すごく綺麗よ?」

「ひゃっ……」

 杏理は耳を真っ赤にしながらビクッと震えた。かわいい。すごくかわいい。反応がいちいちかわいい!

「いただきますっ!」

 背後から杏理の胸に両手を回して触れてみる。柔らかい、ふわふわの肌触り。気持ちいい。汗でしっとりとしてるのもまたエッチだ。谷間の方が結構湿ってるわね……これじゃあ汗疹になっちゃうかも……。と、谷間の汗を指で拭ってあげると……

「……んんっ……」

 と、声を漏らしながらもぞもぞと杏理が動いた。普段あまり触れないところだからくすぐったいのかもしれない。──もっとやってやろっと。

「ここが気持ちいいの……?」

 杏理の谷間を指で擦る。軽く、くすぐるような感じで。

「……やっ……んぅ……だめっ……そこはっ……」


 もぞもぞもぞもぞと嫌がるように身体を捩りながら、声を漏らす杏理。かわいい、かわいいよ杏理。もっとしようね。たくさんしようね。

 我慢できなくなった私は、ベッドのヘリに腰をかけて、よっこらせと杏理を抱えあげると閉じた膝の上に座らせた。杏理は「ふわっ……」などと声を上げているので私が何をしようとしているのか理解できていないようだ。

 太ももの上に直に杏理のお尻の感触がある。私の足を圧迫するそれは、汗でしっかりと濡れていて、それが蒸発したからか少しひんやりしていた。風邪ひきそう……大丈夫、お姉ちゃんが温めてあげるからね。

 背後から杏理の腰に手を回してギュッと抱きしめてみる。……温かくてほんのり甘酸っぱい匂い。普段の杏理の匂いとは違う、エッチな匂いが混ざった杏理。それを思いっきり鼻から吸い込んで堪能すると、なんとも言えない多幸感に包まれた。


 そのまま私は呪文を唱える。

「フェル・ダルバ・ウーナ・ゼム・アクル」

 シュポッと音がして、私たちの目の前に銀色の球体が出現した。杏理が身体を強ばらせるが、私もそんな行為を萎えさせるようなものを召喚したわけじゃなくて……。
 球体は次第に形を変えて、宙に浮かぶ鏡になった。その中には私とその膝に乗っている裸の杏理が映っている。よし、これで杏理の前も、表情もバッチリ見える。前後が楽しめるなんて我ながらナイスアイデアだ。

 杏理は鏡に映った自分の裸が恥ずかしいのか、俯いてしまう。

「ほら見て杏理。綺麗よ」

「やだ……恥ずかしいよお姉ちゃん……」

「大丈夫。私しか見てないから……」

 私は、恥ずかしがる杏理の耳元で囁いてなだめながら、杏理の太ももを両手でゆっくりと開いていく


「だめっ……だめなのっ……」

「少しだけ、お姉ちゃんに見せて?」

「やっ……でもっ……」

「ほら、できた。偉いわよ杏理」

 鏡の前で、杏理の股はほぼ180°開帳されて、背後からでも鏡越しに彼女の秘部を拝むことができた。あぁ、素晴らしい……アーメン!

「も、もういいですか……?」

「えっ? まだ弄ってないじゃない?」

「──っ!? こ、このままですか!?」

 杏理は、鏡に自分の秘部がしっかりと映っているのが相当恥ずかしいらしい。頑なに鏡から視線を逸らしている。私はためらわずに彼女の秘部に右手の指を突っ込んで弄り始めた。さっきイッたばかりなのに、私が弄るとすぐに濡れてくる。もう、お姉ちゃんは杏理をそんなエッチな子に育てた覚えはありませんよ!

「……あはぁっ……らめっ……らめなのぉ……んぁぁっ……いぐっ……いっぢゃぅぅ……」

 クチュックチュッと水っぽい音を立てながら杏理の秘部を弄る私の手は止まらない。杏理も手の動きに合わせて前後に腰を揺らしながら喘ぐ。とっても気持ちよさそう。

「見てほら杏理。──すごくエッチよ」

 耳元で囁くと、釣られるようにして杏理は鏡の方に視線を動かした。彼女は鏡の中に、大股を開きながら秘部を弄られてアヘ顔を晒している自分の姿を見たのだろう。恥ずかしくて耐えられないに違いない。

「ふぁぁぁっ!?」

 と大きな声を出しながら無理やり股を閉じようとした。

「あぁっ! ダメよっ!」

 私は杏理の股の間に膝を突っ込んで阻止する。よーし、イケない子にはお仕置きをしてあげないとね!
 えいっ! と背後から杏理の胸を鷲掴みにする。

「ふわぁぁっ!」

 ふへへへ、ここからでも鏡越しにエッチな表情が丸見えですよお嬢さん?
 お肉が多めでモチモチのノエルちゃんや、少し筋肉質なアリアちゃん、スタイル抜群のステファニーママ、お肌がすべすべでハリが良いロリのルナちゃん、貧乳で感じやすいフローラちゃん、色んな女の子を犯してきたけど、アンリエット──杏理の身体は恐らく一番抱きやすい。特筆する点がないだけで、全てを程よく兼ね備えているような気がする。

「あっ……んぁぁ……おねぇちゃ……んぁぁっ……」

 私の指が杏理の胸を刺激する度に、彼女は喘ぎ、よがるので、止まらなくなっちゃった。頭を杏理の背中にくっつけて、胸を掴み抱えるようにしながら膝を使って杏理の秘部を擦る。たちまち脚がエッチな液体だらけになったけど気にしない。一定のリズムで彼女を二方向から攻め立てた。するとそのリズムに合わせて杏理が喘ぐ。

「あぁぁっ……んぁぁっ……らめぇぇっ……あぁぁんっ……」


 イけ、イけ、イっちゃえ! と心の中で叫びながら続けていると、やがて杏理はプシャァッと大量の愛液をぶちまけてイった。

「はぁぁっ……はぁっ……お、おねぇちゃ……もうだめ……」

「もう、仕方ない子だなぁ……じゃあ明日また来てね。続きやろ?」

「……は、はい……っ」

 初のエッチで二回戦もやって息も絶え絶えといった様子の杏理の頭を優しく撫でてあげる。杏理もだと思うけど、私もかつてないほどの快感で知らないうちに何回もイってしまったようだ。アソコはもうぐしょぐしょ。杏理より前にイってたら恥ずかしいな……。

 と考えていると、杏理はゴソゴソと自分の服を身につけてアンリエットになってしまった。少し残念、だけど私、明日から毎日杏理とするもん! たまには他の子としたくなるかもしれないけどね!
 アンリエットちゃん。事後のせいか顔が火照っていて、いつもより艶めかしく扇情的に見える。部屋が薄暗くなってるからっていうのもあるんだろうけど、アンリエットさえよければまだまだ私は夜のプロレスを続けてもいいのよ。

「……それではエリノアさん、また明日」

 部屋から出ていくアンリエットはどこか寂しそうで、引き留めかけてしまった。
 小さく手を振りながら彼女が扉のむこうに消えると、私も一気に寂しさをおぼえてしまった。今までの令嬢たちとは違う、恋人と離れ離れになってしまったような、そんな感じの寂しさだ。……明日会えると分かっていてもなかなか我慢できない。

「……はぁ、アンリエットちゃんと結婚したい……離れたくないよ……」

 ベッドに戻った私は、アンリエットの温もりが残るシーツを掴みながら何故だか泣いてしまい。気づいたら寝てしまっていた。

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