31 / 52
第二章
二度目の……(3)【※】
しおりを挟む
そうすれば、頭の上からくすくすと言った風な声が聞こえてきた。
その声が憎たらしくてマーガレットがクローヴィスのことを強くにらみつければ、彼は「ごめんごめん」と悪びれた風もなく謝ってくる。
「マーガレットがあんまりにも可愛らしいから。……ねぇ?」
クローヴィスはそう言った後マーガレットの蜜壺から指を引き抜く。すると、蜜壺は切ないとばかりに引くついた。……それが、マーガレットにも分かってしまい顔に熱が溜まってしまう。
「……そんな、思ってもいないことっ!」
蜜壺の引くつきを誤魔化すようにそんな言葉を口にすれば、彼は「……俺の謝罪、受け入れてくれないの?」と何処となく寂しそうな声で告げてくる。……その言葉が胸に突き刺さるものの、それくらいで彼が堪えるとは到底思えない。
「信じてないっていう目、しているね」
その後、クローヴィスはそう言うと肩をすくめる。そんな彼の様子が何処となく艶っぽくて、マーガレットはぼうっと彼のことを見つめてしまった。が、彼の顔がマーガレットの秘所を凝視するのに気が付いて、正気に戻る。
「……どうせだし、舐めてあげようか」
それから彼はそう言うと、マーガレットの秘所に顔を近づけていく。
(な、舐めるって……!)
クローヴィスのその行為にマーガレットが驚き慌て抵抗するものの、彼はマーガレットの内ももを掴み、さらに大きく脚を開かせる。そして、マーガレットの濡れそぼった蜜口に舌を這わせる。
「んっ⁉」
蜜をすするように音を立てて舐め上げられ、マーガレットの腰が跳ねる。彼はそれが面白いのかマーガレットの蜜口から溢れ出る蜜を音を立ててすすっていく。
「……奥からどんどん溢れてくるよ」
「いっちゃ、いやぁあっ!」
必死に抵抗しようとするものの、内ももを掴まれていれば抵抗する術もない。このままだと、おかしくなる――!
そう思うマーガレットを他所に、クローヴィスは楽しそうにマーガレットの蜜を舐めていく。
じゅるりと音をたてられて舐められると、マーガレットの身体にゾクゾクとした何かが駆けまわる。恐ろしくて必死に腰を引くものの、クローヴィスにがっちりとつかまれていることもありろくな抵抗にはならない。
「はぅっ、あ、すっちゃ、いやぁっ……!」
首をぶんぶんと横に振りながらそう言って抵抗するのに、クローヴィスは気にも留めない。じゅるり、じゅるりと音を立てながらマーガレットに蜜をすすったかと思うと、蜜口をちろちろと舌先で舐め上げてくる。……気持ちよくて、おかしくなりそうだった。
(ぁっ、きもちぃぃ……!)
何とも言えない愉悦が這い上がってきて、マーガレットの身体の感度をさらに高めていく。その所為で、涙があふれてくる。快楽に踊らされた身体は、もう気持ちよくなることしか考えられない。
「腰、動いてる」
「ぁ……」
「いいよ、動かして」
クローヴィスはそう言うと舌先で今度はマーガレットのぷっくりとした花芯をつつく。たったそれだけの行為なのに、マーガレットの身体は熱くて熱くて仕方がない。蜜口からはとろりとした新しい蜜が溢れ出て、シーツを濡らす。
「ぁ、だ、だめ、だめぇ……!」
花芯を舌で嬲られるのが気持ちいい。そう思いながらも、微かに残った理性が気持ちよくなることを拒否する。
このままだったら、とんでもない痴態をクローヴィスに見せてしまう。そう思って怖くなるのに、それと同じくらい気持ちよくなりたいという欲が出てくる。
「嘘つかないの。……どうせだし、一回達しておこうか」
「ぁっ」
クローヴィスの舌がマーガレットの花芯を捕らえる。彼はそのまま舌で嬲り上げ、マーガレットの身体を容赦なく絶頂させようとしてくる。
おかしくなる。おかしくなる。おかしくなる――……!
「いやぁあっ!」
目の奥がちかちかとして、身体からどっと汗が噴き出す。四肢を投げ出し、胸を揺らして息をする。
(……気持ちいい)
そして、脳内はゆっくりと絶頂したことを理解し、そう思ってしまった。
「マーガレット、達したんだね」
そう思っていれば、クローヴィスがマーガレットの秘所から顔を上げてそう言ってくる。彼の顔をぼんやりと見つめていれば、彼は唇についたマーガレットの蜜をその舌で舐めとる。その仕草がひどく艶っぽく見えてしまい、マーガレットの下腹部がきゅんとしたような気がした。
(……一度、達したのに)
何故なのだろうか。これっぽっちも満たされない。それどころか、まだまだ行為に耽っていたいという気持ちがある。
こんなの、自分じゃない。自分じゃない――……。
そう思いたいのにどうしようもないほど下腹部がきゅんとする。
「……ぁ、だんなさまぁ」
思わず彼に手を伸ばしてしまえば、彼はマーガレットのその手を掴みシーツの上に縫い付けてしまう。そのまま自身のすっかり昂った熱杭をマーガレットの太ももに布越しに押し付けてくる。
「……ねぇ、いい?」
甘えたようにそう言われ、マーガレットがこくんと首を縦に振る。すると、クローヴィスは「いい子」と言ってマーガレットの頭を優しく撫でてくれた。
その声が憎たらしくてマーガレットがクローヴィスのことを強くにらみつければ、彼は「ごめんごめん」と悪びれた風もなく謝ってくる。
「マーガレットがあんまりにも可愛らしいから。……ねぇ?」
クローヴィスはそう言った後マーガレットの蜜壺から指を引き抜く。すると、蜜壺は切ないとばかりに引くついた。……それが、マーガレットにも分かってしまい顔に熱が溜まってしまう。
「……そんな、思ってもいないことっ!」
蜜壺の引くつきを誤魔化すようにそんな言葉を口にすれば、彼は「……俺の謝罪、受け入れてくれないの?」と何処となく寂しそうな声で告げてくる。……その言葉が胸に突き刺さるものの、それくらいで彼が堪えるとは到底思えない。
「信じてないっていう目、しているね」
その後、クローヴィスはそう言うと肩をすくめる。そんな彼の様子が何処となく艶っぽくて、マーガレットはぼうっと彼のことを見つめてしまった。が、彼の顔がマーガレットの秘所を凝視するのに気が付いて、正気に戻る。
「……どうせだし、舐めてあげようか」
それから彼はそう言うと、マーガレットの秘所に顔を近づけていく。
(な、舐めるって……!)
クローヴィスのその行為にマーガレットが驚き慌て抵抗するものの、彼はマーガレットの内ももを掴み、さらに大きく脚を開かせる。そして、マーガレットの濡れそぼった蜜口に舌を這わせる。
「んっ⁉」
蜜をすするように音を立てて舐め上げられ、マーガレットの腰が跳ねる。彼はそれが面白いのかマーガレットの蜜口から溢れ出る蜜を音を立ててすすっていく。
「……奥からどんどん溢れてくるよ」
「いっちゃ、いやぁあっ!」
必死に抵抗しようとするものの、内ももを掴まれていれば抵抗する術もない。このままだと、おかしくなる――!
そう思うマーガレットを他所に、クローヴィスは楽しそうにマーガレットの蜜を舐めていく。
じゅるりと音をたてられて舐められると、マーガレットの身体にゾクゾクとした何かが駆けまわる。恐ろしくて必死に腰を引くものの、クローヴィスにがっちりとつかまれていることもありろくな抵抗にはならない。
「はぅっ、あ、すっちゃ、いやぁっ……!」
首をぶんぶんと横に振りながらそう言って抵抗するのに、クローヴィスは気にも留めない。じゅるり、じゅるりと音を立てながらマーガレットに蜜をすすったかと思うと、蜜口をちろちろと舌先で舐め上げてくる。……気持ちよくて、おかしくなりそうだった。
(ぁっ、きもちぃぃ……!)
何とも言えない愉悦が這い上がってきて、マーガレットの身体の感度をさらに高めていく。その所為で、涙があふれてくる。快楽に踊らされた身体は、もう気持ちよくなることしか考えられない。
「腰、動いてる」
「ぁ……」
「いいよ、動かして」
クローヴィスはそう言うと舌先で今度はマーガレットのぷっくりとした花芯をつつく。たったそれだけの行為なのに、マーガレットの身体は熱くて熱くて仕方がない。蜜口からはとろりとした新しい蜜が溢れ出て、シーツを濡らす。
「ぁ、だ、だめ、だめぇ……!」
花芯を舌で嬲られるのが気持ちいい。そう思いながらも、微かに残った理性が気持ちよくなることを拒否する。
このままだったら、とんでもない痴態をクローヴィスに見せてしまう。そう思って怖くなるのに、それと同じくらい気持ちよくなりたいという欲が出てくる。
「嘘つかないの。……どうせだし、一回達しておこうか」
「ぁっ」
クローヴィスの舌がマーガレットの花芯を捕らえる。彼はそのまま舌で嬲り上げ、マーガレットの身体を容赦なく絶頂させようとしてくる。
おかしくなる。おかしくなる。おかしくなる――……!
「いやぁあっ!」
目の奥がちかちかとして、身体からどっと汗が噴き出す。四肢を投げ出し、胸を揺らして息をする。
(……気持ちいい)
そして、脳内はゆっくりと絶頂したことを理解し、そう思ってしまった。
「マーガレット、達したんだね」
そう思っていれば、クローヴィスがマーガレットの秘所から顔を上げてそう言ってくる。彼の顔をぼんやりと見つめていれば、彼は唇についたマーガレットの蜜をその舌で舐めとる。その仕草がひどく艶っぽく見えてしまい、マーガレットの下腹部がきゅんとしたような気がした。
(……一度、達したのに)
何故なのだろうか。これっぽっちも満たされない。それどころか、まだまだ行為に耽っていたいという気持ちがある。
こんなの、自分じゃない。自分じゃない――……。
そう思いたいのにどうしようもないほど下腹部がきゅんとする。
「……ぁ、だんなさまぁ」
思わず彼に手を伸ばしてしまえば、彼はマーガレットのその手を掴みシーツの上に縫い付けてしまう。そのまま自身のすっかり昂った熱杭をマーガレットの太ももに布越しに押し付けてくる。
「……ねぇ、いい?」
甘えたようにそう言われ、マーガレットがこくんと首を縦に振る。すると、クローヴィスは「いい子」と言ってマーガレットの頭を優しく撫でてくれた。
33
お気に入りに追加
2,543
あなたにおすすめの小説
【R18】××××で魔力供給をする世界に聖女として転移して、イケメン魔法使いに甘やかされ抱かれる話
もなか
恋愛
目を覚ますと、金髪碧眼のイケメン──アースに抱かれていた。
詳しく話を聞くに、どうやら、私は魔法がある異世界に聖女として転移をしてきたようだ。
え? この世界、魔法を使うためには、魔力供給をしなきゃいけないんですか?
え? 魔力供給って、××××しなきゃいけないんですか?
え? 私、アースさん専用の聖女なんですか?
魔力供給(性行為)をしなきゃいけない聖女が、イケメン魔法使いに甘やかされ、快楽の日々に溺れる物語──。
※n番煎じの魔力供給もの。18禁シーンばかりの変態度高めな物語です。
※ムーンライトノベルズにも載せております。ムーンライトノベルズさんの方は、題名が少し変わっております。
※ヒーローが変態です。ヒロインはちょろいです。
R18作品です。18歳未満の方(高校生も含む)の閲覧は、御遠慮ください。
【完結】【R18】跡継ぎが生まれたら即・離縁! なのに訳あり女嫌い伯爵さまが甘すぎます!
夏琳トウ(明石唯加)
恋愛
2024.08.29 一度引き下げていましたが、再公開させていただきました。
――
「どうか、俺と契約結婚して跡継ぎを産んでくれ」――女嫌いと有名な上司は、ある日そんな打診をしてきた。
ローゼはシャハナー王国の貧乏な子爵家レーヴェン家の長女であり、王立騎士団に女騎士として所属している。
五人の弟妹たちのために日々身を粉にして働くローゼは、気が付けば結婚適齢期を逃した23歳になっていた。
そんな中、三つ年下の妹エリーに婚約話が持ち上がる。しかし、子爵家に持参金を用意するような財力はない。
エリーは家に迷惑をかけたくないから……と婚約話を断ろうとする。でも、ローゼは彼女には自分のような嫁き遅れになってほしくないと思った。
「姉さんが持参金は何とか用意するから」
そうエリーに告げたものの、あてなどない。
どうしようか……と悩む中、騎士団長である上司イグナーツがローゼの事情を聞きつけてひとつの打診をしてきた。
それこそ――彼と契約結婚をして、跡継ぎを産むということだった。
「跡継ぎが生まれたら、すぐに離縁しても構わない」
そう言われ、ローゼは飛びついた。どうせ嫁き遅れの自分がまともな結婚を出来るとは思えない。ならば、エリーのためにここは一肌脱ごう。
そう決意してイグナーツの元に嫁いだのだが。
「ちょ、ちょっと待ってください!」「いやだ」
彼は何故か契約妻のローゼを甘く溺愛してきて……。
訳あり女嫌いの伯爵さま(28)×貧乏な子爵家の令嬢兼女騎士(23)の契約結婚から始まる、子作りラブ
▼hotランキング 最高2位ありがとうございます♡
――
◇掲載先→アルファポリス、ムーンライトノベルズ、エブリスタ
【R18】寡黙で大人しいと思っていた夫の本性は獣
おうぎまちこ(あきたこまち)
恋愛
侯爵令嬢セイラの家が借金でいよいよ没落しかけた時、支援してくれたのは学生時代に好きだった寡黙で理知的な青年エドガーだった。いまや国の経済界をゆるがすほどの大富豪になっていたエドガーの見返りは、セイラとの結婚。
だけど、周囲からは爵位目当てだと言われ、それを裏付けるかのように夜の営みも淡白なものだった。しかも、彼の秘書のサラからは、エドガーと身体の関係があると告げられる。
二度目の結婚記念日、ついに業を煮やしたセイラはエドガーに離縁したいと言い放ち――?
※ムーンライト様で、日間総合1位、週間総合1位、月間短編1位をいただいた作品になります。
スパダリ猟犬騎士は貧乏令嬢にデレ甘です!【R18/完全版】
鶴田きち
恋愛
★初恋のスパダリ年上騎士様に貧乏令嬢が溺愛される、ロマンチック・歳の差ラブストーリー♡
★貧乏令嬢のシャーロットは、幼い頃からオリヴァーという騎士に恋をしている。猟犬騎士と呼ばれる彼は公爵で、イケメンで、さらに次期騎士団長として名高い。
ある日シャーロットは、ひょんなことから彼に逆プロポーズしてしまう。オリヴァーはそれを受け入れ、二人は電撃婚約することになる。婚約者となった彼は、シャーロットに甘々で――?!
★R18シーンは第二章の後半からです。その描写がある回はアスタリスク(*)がつきます
★ムーンライトノベルズ様では第二章まで公開中。(旧タイトル『初恋の猟犬騎士様にずっと片想いしていた貧乏令嬢が、逆プロポーズして電撃婚約し、溺愛される話。』)
★エブリスタ様では【エブリスタ版】を公開しています。
★「面白そう」と思われた女神様は、毎日更新していきますので、ぜひ毎日読んで下さい!
その際は、画面下の【お気に入り☆】ボタンをポチッとしておくと便利です。
いつも読んで下さる貴女が大好きです♡応援ありがとうございます!
【R18】騎士団長は××な胸がお好き 〜胸が小さいからと失恋したら、おっぱいを××されることになりました!~
おうぎまちこ(あきたこまち)
恋愛
「胸が小さいから」と浮気されてフラれた堅物眼鏡文官令嬢(騎士団長補佐・秘書)キティが、真面目で不真面目な騎士団長ブライアンから、胸と心を優しく解きほぐされて、そのまま美味しくいただかれてしまう話。
※R18には※
※ふわふわマシュマロおっぱい
※もみもみ
※ムーンライトノベルズの完結作
大嫌いな次期騎士団長に嫁いだら、激しすぎる初夜が待っていました
扇 レンナ
恋愛
旧題:宿敵だと思っていた男に溺愛されて、毎日のように求められているんですが!?
*こちらは【明石 唯加】名義のアカウントで掲載していたものです。書籍化にあたり、こちらに転載しております。また、こちらのアカウントに転載することに関しては担当編集さまから許可をいただいておりますので、問題ありません。
――
ウィテカー王国の西の辺境を守る二つの伯爵家、コナハン家とフォレスター家は長年に渡りいがみ合ってきた。
そんな現状に焦りを抱いた王家は、二つの伯爵家に和解を求め、王命での結婚を命じる。
その結果、フォレスター伯爵家の長女メアリーはコナハン伯爵家に嫁入りすることが決まった。
結婚相手はコナハン家の長男シリル。クールに見える外見と辺境騎士団の次期団長という肩書きから女性人気がとても高い男性。
が、メアリーはそんなシリルが実は大嫌い。
彼はクールなのではなく、大層傲慢なだけ。それを知っているからだ。
しかし、王命には逆らえない。そのため、メアリーは渋々シリルの元に嫁ぐことに。
どうせ愛し愛されるような素敵な関係にはなれるわけがない。
そう考えるメアリーを他所に、シリルは初夜からメアリーを強く求めてくる。
――もしかして、これは嫌がらせ?
メアリーはシリルの態度をそう受け取り、頑なに彼を拒絶しようとするが――……。
「誰がお前に嫌がらせなんかするかよ」
どうやら、彼には全く別の思惑があるらしく……?
*WEB版表紙イラストはみどりのバクさまに有償にて描いていただいたものです。転載等は禁止です。
クソつよ性欲隠して結婚したら草食系旦那が巨根で絶倫だった
山吹花月
恋愛
『穢れを知らぬ清廉な乙女』と『王子系聖人君子』
色欲とは無縁と思われている夫婦は互いに欲望を隠していた。
◇ムーンライトノベルズ様へも掲載しております。
王女、騎士と結婚させられイかされまくる
ぺこ
恋愛
髪の色と出自から差別されてきた騎士さまにベタ惚れされて愛されまくる王女のお話。
性描写激しめですが、甘々の溺愛です。
※原文(♡乱舞淫語まみれバージョン)はpixivの方で見られます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる