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第二章
二度目の……(1)【※】
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「ちょ、ちょっと……!」
マーガレットがクローヴィスの行動に抗議の声を上げれば、彼は「別にいいでしょ?」と言った後マーガレットの額にちゅっと口づけてくる。
「俺たち夫婦なんだから、こういうことをしてもおかしくないんだよ」
「そ、それは、そう――」
けれど。そう思ってマーガレットが抗議の声を上げようとすれば、クローヴィスに唇をふさがれてしまう。そのまま何度も何度も角度を変えて口づけられたかと思えば、クローヴィスの舌がマーガレットの口内に入ってくる。
「んぅ、んんっ」
押し倒されているため、倒れこむ心配はない。
しかし、クローヴィスの上手な口づけにマーガレットの腰が砕けてしまう。さらにはその口づけで気持ちが昂ってしまう。……このまま、いっそ愛してほしい。そんな気持ちがむくむくと芽生え始め、マーガレットは混乱してしまう。
(わ、私、一体いつの間にこんなに淫らに……!)
そう思うものの、クローヴィスの手がマーガレットの脇腹をワンピース越しに撫でただけで、身体をゾクゾクとした愉悦が駆け巡る。それにクローヴィスも気が付いたらしく、マーガレットの唇を解放するとマーガレットのワンピースの合わせた部分に手をかける。
「ま、待って……!」
この後は寛ぐだけだと思い、本当にラフなものしか身に纏っていない。その所為で、脱がせやすい構造となっていた。これでいいやと思った過去の自分を恨みたい。
そんなことを考え、マーガレットがクローヴィスを制止しようとするものの、彼は何のためらいもなくマーガレットのワンピースの前合わせの部分を開けてしまう。そうすれば、マーガレットはクローヴィスの眼下に下着姿をさらすことになってしまった。
「……この間は見る余裕がなかったけれど、マーガレットの身体はきれいだね」
褒められて悪い気はしない。でも、じろじろと見られているのは何とも言えない感覚だった。
マーガレットのその戸惑いに気が付いてか、クローヴィスはマーガレットの唇にちゅっと触れるだけの口づけを施すと、次にマーガレットの胸を隠すシュミーズ越しに胸のふくらみをやわやわと揉んでくる。その触れ方がやたらと厭らしい所為で、マーガレットは息を呑んだ。
(こ、こんなの……!)
気持ちよくなんてない!
そう思いたいのに、身体の奥から何かが溢れ出てしまいそうな感覚に襲われてしまう。下着に胸の頂がこすれて何とも言えない快楽を生み出す。少し硬くなり始めた胸の頂は、布にこすれるだけで小さな快感をマーガレットに与える。
「ぁ、あっ」
クローヴィスの指がシュミーズ越しにマーガレットの胸の頂をつまむ。それだけでマーガレットは腰を跳ねさせるくらいに感じてしまっていた。布越しに指でぐりぐりと胸の頂を刺激されると、身体中が燃え上がったように熱くなる。……恐ろしい。
「硬くなってきた。……こういうの、いいんだ」
ボソッと零されたその言葉を否定したかった。しかし、否定することが出来るような状態ではなかった。
ただひたすら胸の頂を弄られれば、そこはすっかり硬くなって快楽を生み出してしまう。せめて声は出さないようにと手を口元に持っていくものの、クローヴィスにはそれが不満だったらしい。彼はマーガレットの首筋に顔をうずめてそこにかみつく。
「ぁ、あっ」
それに驚いて声を上げてしまえば、「声は上げて」と彼が言う。その声には拒否など許さないとばかりの迫力があり、マーガレットはそっと頷くことしか出来ない。
そんなことを考えていれば、クローヴィスの手がシュミーズをまくり上げる。胸までまくり上げられたことにより、マーガレットは胸元をクローヴィスの眼下に晒すことになってしまった。……外から入ってくる太陽の光の所為で、よく見えてしまう。
「い、いやぁっ! 見ないでっ!」
慌てて腕で胸を隠そうとするものの、クローヴィスはその手をあっさりとどけてしまう。そのままマーガレットの頭の上でひとまとめにし、片手で押さえ込んでしまう。
寝台がふかふかな所為で多少押さえ込まれたところで痛みなどない。けれど、心が混乱して何が何だかわからない。
「あぁ、もうすっかり硬くなって。……直接触れてあげるね」
対するクローヴィスはそう呟くともう片方の手でマーガレットの胸の頂に直接触れる。爪で軽くひっかかれたかと思えば、指の腹でぐりぐりと刺激されてしまう。その行為にマーガレットは嬌声を上げることしか出来なかった。
「あぁあっ!」
身体の中を愉悦が駆け巡り、蜜口からとろりと熱い蜜が零れるような感覚だった。それが恐ろしく脚を閉じようと動かすものの、その間にクローヴィスの脚が入ってきたこともありそれさえ叶わない。
「もう、下触ってほしくなっちゃった?」
マーガレットのもう片方の胸の頂に息を吹きかけながら、クローヴィスがそう問うてくる。……触れてほしい。本能はそう訴えるのに、ちっぽけなプライドがそれを言うことを嫌がった。
だからこそマーガレットが顔を背ければ、彼は「素直になってくれないなぁ」と零しながら、舌先でマーガレットの胸の頂を軽くつつく。
マーガレットがクローヴィスの行動に抗議の声を上げれば、彼は「別にいいでしょ?」と言った後マーガレットの額にちゅっと口づけてくる。
「俺たち夫婦なんだから、こういうことをしてもおかしくないんだよ」
「そ、それは、そう――」
けれど。そう思ってマーガレットが抗議の声を上げようとすれば、クローヴィスに唇をふさがれてしまう。そのまま何度も何度も角度を変えて口づけられたかと思えば、クローヴィスの舌がマーガレットの口内に入ってくる。
「んぅ、んんっ」
押し倒されているため、倒れこむ心配はない。
しかし、クローヴィスの上手な口づけにマーガレットの腰が砕けてしまう。さらにはその口づけで気持ちが昂ってしまう。……このまま、いっそ愛してほしい。そんな気持ちがむくむくと芽生え始め、マーガレットは混乱してしまう。
(わ、私、一体いつの間にこんなに淫らに……!)
そう思うものの、クローヴィスの手がマーガレットの脇腹をワンピース越しに撫でただけで、身体をゾクゾクとした愉悦が駆け巡る。それにクローヴィスも気が付いたらしく、マーガレットの唇を解放するとマーガレットのワンピースの合わせた部分に手をかける。
「ま、待って……!」
この後は寛ぐだけだと思い、本当にラフなものしか身に纏っていない。その所為で、脱がせやすい構造となっていた。これでいいやと思った過去の自分を恨みたい。
そんなことを考え、マーガレットがクローヴィスを制止しようとするものの、彼は何のためらいもなくマーガレットのワンピースの前合わせの部分を開けてしまう。そうすれば、マーガレットはクローヴィスの眼下に下着姿をさらすことになってしまった。
「……この間は見る余裕がなかったけれど、マーガレットの身体はきれいだね」
褒められて悪い気はしない。でも、じろじろと見られているのは何とも言えない感覚だった。
マーガレットのその戸惑いに気が付いてか、クローヴィスはマーガレットの唇にちゅっと触れるだけの口づけを施すと、次にマーガレットの胸を隠すシュミーズ越しに胸のふくらみをやわやわと揉んでくる。その触れ方がやたらと厭らしい所為で、マーガレットは息を呑んだ。
(こ、こんなの……!)
気持ちよくなんてない!
そう思いたいのに、身体の奥から何かが溢れ出てしまいそうな感覚に襲われてしまう。下着に胸の頂がこすれて何とも言えない快楽を生み出す。少し硬くなり始めた胸の頂は、布にこすれるだけで小さな快感をマーガレットに与える。
「ぁ、あっ」
クローヴィスの指がシュミーズ越しにマーガレットの胸の頂をつまむ。それだけでマーガレットは腰を跳ねさせるくらいに感じてしまっていた。布越しに指でぐりぐりと胸の頂を刺激されると、身体中が燃え上がったように熱くなる。……恐ろしい。
「硬くなってきた。……こういうの、いいんだ」
ボソッと零されたその言葉を否定したかった。しかし、否定することが出来るような状態ではなかった。
ただひたすら胸の頂を弄られれば、そこはすっかり硬くなって快楽を生み出してしまう。せめて声は出さないようにと手を口元に持っていくものの、クローヴィスにはそれが不満だったらしい。彼はマーガレットの首筋に顔をうずめてそこにかみつく。
「ぁ、あっ」
それに驚いて声を上げてしまえば、「声は上げて」と彼が言う。その声には拒否など許さないとばかりの迫力があり、マーガレットはそっと頷くことしか出来ない。
そんなことを考えていれば、クローヴィスの手がシュミーズをまくり上げる。胸までまくり上げられたことにより、マーガレットは胸元をクローヴィスの眼下に晒すことになってしまった。……外から入ってくる太陽の光の所為で、よく見えてしまう。
「い、いやぁっ! 見ないでっ!」
慌てて腕で胸を隠そうとするものの、クローヴィスはその手をあっさりとどけてしまう。そのままマーガレットの頭の上でひとまとめにし、片手で押さえ込んでしまう。
寝台がふかふかな所為で多少押さえ込まれたところで痛みなどない。けれど、心が混乱して何が何だかわからない。
「あぁ、もうすっかり硬くなって。……直接触れてあげるね」
対するクローヴィスはそう呟くともう片方の手でマーガレットの胸の頂に直接触れる。爪で軽くひっかかれたかと思えば、指の腹でぐりぐりと刺激されてしまう。その行為にマーガレットは嬌声を上げることしか出来なかった。
「あぁあっ!」
身体の中を愉悦が駆け巡り、蜜口からとろりと熱い蜜が零れるような感覚だった。それが恐ろしく脚を閉じようと動かすものの、その間にクローヴィスの脚が入ってきたこともありそれさえ叶わない。
「もう、下触ってほしくなっちゃった?」
マーガレットのもう片方の胸の頂に息を吹きかけながら、クローヴィスがそう問うてくる。……触れてほしい。本能はそう訴えるのに、ちっぽけなプライドがそれを言うことを嫌がった。
だからこそマーガレットが顔を背ければ、彼は「素直になってくれないなぁ」と零しながら、舌先でマーガレットの胸の頂を軽くつつく。
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