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オネェ系剣士の雄の本性~告白したら成り行きで食べられてしまいました~

4.【※】

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「ここ、ちょっと触れただけで硬くなってきているわ。……キスが、そんなにも気持ちよかった?」

 彼の真っ赤な目がアーシュラを射貫く。その目は嘘は許さないと訴えているようであり、アーシュラは小さく「気持ち、よかった」と答えることしか出来なかった。

「気持ち、よかった。ウェズリーちゃんの、キス……すごく、よかった……!」

 手を口元に持っていきながら、アーシュラは必死にそう訴える。そうすれば、彼の真っ赤な目が一瞬だけ大きく見開かれるものの、すぐに「お気に召してもらったようで、嬉しいわ」という。そうして、彼の指がアーシュラの胸の頂を捉える。

「じゃあ、もっと気持ちよくなりましょう」

 そう言って、ウェズリーが胸の頂をぐりぐりと刺激してくる。その所為で、アーシュラは成す術もなく喘ぐことしか出来なかった。

「ぁああっ、あんっ! や、やだぁあ……!」

 何となく、下腹部が熱い。何かがどろりと零れるような感覚にアーシュラがおののく。

 しかし、すぐにそんなこと考えられなくなってしまい、与えられる快感で頭の中がいっぱいいっぱいになる。

「こっちも触れてほしいそうだし……こっちも、触ってあげるわ」

 アーシュラの痴態を見つめながら、ウェズリーはその唇をもう片方の胸の頂に近づけていく。そのままそこをぺろりと舌で舐めれば、アーシュラの身体に何とも言えない快感が走る。

「ぁんっ! そ、それ、だめぇ……!」

 胸の頂を咥えられ、そのままちろちろと舌で刺激をされてしまえばアーシュラに成す術などない。

 それどころか、もっと触れてほしくて胸を突きだす形になってしまった。

「あらぁ、淫らなお姫様ね」

 ウェズリーのそんな言葉も、今のアーシュラには快感を増強させることにしかならない。

 手がソファーを掻き、何とも言えない快感に顔を真っ赤にする。そんなアーシュラの身体を空いている方の手でなぞりながら、ウェズリーは「……下にも、触っていいかしら?」という。

「……したぁ?」
「そうよ。……もう、触れてほしそうだもの」

 彼がそう言ってアーシュラのドロワーズをさっとずり下ろしてしまう。そうすれば、アーシュラのまだ誰にも見せたことがない秘所がウェズリーの眼下に晒されてしまう。

 驚き脚を閉じようとするものの、ウェズリーの膝がその間に入り込みあろうことかソファーの背もたれの部分に片足を預ける体勢を取らされてしまった。

「や、やだあぁあっ! こんな、こんなの……!」

 秘所をウェズリーの眼下に晒しながら、アーシュラは首を横にぶんぶんと振る。

 けれど、ウェズリーはそんなことお構いなしに「きれいよ、アーシュラ姫」と言ってくる。

 ……今のアーシュラがきれいだなんて思えない。そう思いながら顔に熱を溜めていれば、ウェズリーの指がアーシュラのすでに濡れそぼった蜜口に触れる。

 ちょっと触れただけで蜜があふれ出し、ソファーを濡らしていることにアーシュラは気が付いてしまった。だからこそ、いたたまれなくなり視線を逸らす。

「ふふっ、もうぐちょぐちょねぇ」
「い、いっちゃ、だめ……!」
「あら、ほめているのよ」

 その言葉のどこが褒めているのかが全く分からない。そう思いアーシュラが目を瞑っていれば、ウェズリーの指がアーシュラの蜜壺にゆっくりと挿しこまれていく。その強すぎる異物感にアーシュラが眉を顰めれば、ウェズリーは「だーいじょうぶよ」と言いながら容赦なく指を押し進める。

「ぁ、さ、さけ、さけちゃ……!」
「裂けないわよ。……指よりももっと太いモノも挿るようになっているんだから」

 ウェズリーがそう言って、アーシュラの蜜壺に中指を挿しこむ。次にその指を軽く動かせば、くちゅというような水音があたりに響いた。

「……一回気持ちよくなっちゃいましょうか」

 その言葉に驚いていれば、ウェズリーは器用にもアーシュラの蜜口の上にある花芯にも指を添える。そして、そのままそこを優しく刺激し始めた。

「ぁああっ!」

 だが、優しいとはいえ神経の塊を刺激され、アーシュラは大きな悲鳴を上げる。白い喉を晒し、がくがくと身体を震わせる。

 蜜壺に埋まったウェズリーの指をぎゅうぎゅうと締め付けながら、アーシュラは喘ぐことしか出来なかった。

「ぁああっんっ!」

 大きな声で喘ぎ、身体を反らす。でも、ウェズリーは容赦がない。アーシュラを容赦なく絶頂へと導くように指を動かし、さらには蜜壺に埋まった指までも軽く動かしてきた。

「アーシュラ姫、とっても可愛らしいわ」

 ウェズリーがそう言ってアーシュラの首筋に顔をうずめ、そこにチュッと口づける。

 その感覚が心地よくて、何かに縋っていたくて。アーシュラはウェズリーの桃色の髪を思いきり掴んだ。少し硬くて痛いけれど、何かに縋っていないとおかしくなってしまいそうだった。

「ぁああんっ! あんっ!」
「ふふっ、そろそろイキそう?」

 その『イク』の意味はよく分からないが、アーシュラに限界が近いことは間違いなかった。

 そのため、アーシュラが「な、にか、きちゃ……!」と口に出せば、ウェズリーの指が尚更激しく動き出す。

「かーわいいわね。……ほら、さっさとイキなさい」

 ウェズリーはそう言うとその指で花芯をひときわ強く刺激する。その結果、アーシュラはあっけなく絶頂してしまった。

 四肢を投げ出し、身体から力が抜ける。もう抵抗する気力も起きなくて、ぼんやりとウェズリーの真っ赤な目を見つめてしまう。

「……ウェズリー、ちゃん」

 恐る恐る彼の名前を呼べば、彼は「はぁい」と言いながら返事をくれる。だが、その目の奥にこもった情欲に気が付かないほどアーシュラだって鈍くはない。

 そんなことを思っていれっば、ウェズリーは「もう、大丈夫そうね」と言いながらアーシュラの蜜壺に埋まった指を引き抜く。

 それから、自身のベルトに手をかけ手早く外し、トラウザーズと下穿きを取り払った。

(……やだ)

 すると、露わになるのは指よりももっと太いものだった。それにアーシュラが恐れおののいていれば、ウェズリーは「いいわよね?」と言いながらアーシュラの蜜口に熱杭の先をこすりつける。

 熱くて太くて、硬いソレの感覚にアーシュラが息を呑む。

(ウェズリーちゃんの……熱いの)

 恐る恐る彼の目を見れば、彼はまるでアーシュラを安心させるかのように笑っていた。……そんな表情を見ると、拒むなんてこと出来ない。そう思うからこそ、アーシュラはこくんと首を縦に振る。

 そんなアーシュラの姿を見たからなのか、ウェズリーは「ありがと」とだけ言って軽く蜜口と自身の熱杭の先端をこすりつけた。そのままくちゅくちゅと音を立て、蜜と先走りを軽く混ぜ合わせ一気にアーシュラの身体を貫く。

「ぁああんっ! あんっ!」

 身体を引き裂かれそうな痛みに顔をしかめ、無意識のうちにぽろりと涙がこぼれる。

 はくはくと口を動かしていれば、彼は「はい、奥まで挿ったわよ」と言ってにっこりと笑う。

「……ウェズリー、ちゃん」
「ごめんなさいねぇ。私の方も我慢できそうになかったのよ」

 どうして一気に貫いたのかと抗議をしようとすれば、彼はそんなことを言ってきた。

 その目があまりにも美しかったせいで、アーシュラはもう何も言えなくなる。

 それからしばらくして、アーシュラの身体の痛みが引き始める。それに気が付いたのか、ウェズリーは「動いてもいい?」と問いかけてきた。だからこそ、アーシュラはこくんと首を縦に振る。

 そうすると、ウェズリーが腰を動かし始める。初めはゆるゆるとしたものだった動きはどんどん余裕のない激しいものに変わり、アーシュラの身体を揺さぶる。

 ソファーの背もたれに預けていた脚はいつの間にかウェズリーに抱えられており、逃げることは許されそうになかった。

 いや、違う。

 ――アーシュラは、逃げるつもりなどこれっぽっちもないのだ。

「……ウェズリー、ちゃん」

 下腹部の痛みは徐々に引きつつある、その代わりに感じるのは――何とも言えないほどの、愛おしさ。

 自身の身体を堪能するように触れるウェズリーへの、壊れてしまいそうなほどの愛情。

 それを感じたからこそ、アーシュラは「す、き」と言って手を伸ばす。

「ウェズリーちゃん、好き、すきなのぉ……!」

 この気持ちが一方通行でもいい。この関係を思い出にして、自分は恋心を散らすから。

 そう思っていれば、ウェズリーは「……ふふっ、ありがと」なんて言いながら目を細める。

「私も好きよ、アーシュラ姫」

 その「好き」はアーシュラと一緒の意味を含んでいるのだろうか? そんなことを考える暇もなく、アーシュラは身体を揺さぶられる。

 そして、ウェズリーの熱杭がアーシュラの最奥に打ち付けられ……そのまま、熱いモノを放たれてしまう。

(……ぁ)

 それとほぼ同時に、アーシュラは意識を手放した。

 ◇
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