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序章
これは離縁前提の契約結婚……の、はずですが!?【※】
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開いた窓から吹き抜ける風がカーテンを揺らし、月の光で周囲を照らす。
そんな薄暗い寝室にて、ローゼは声を上げていた。
「んんっ、あんっ!」
胸の頂をぐりぐりと刺激され、ローゼの喉が鳴る。ローゼに覆いかぶさる男は、ローゼの身体を入念に愛撫してくる。
だからこそ、ローゼは口元に手を当てた。恥ずかしい声を、彼に聞かせたくなかった。
しかし、それに抗議するように彼の爪がローゼの胸の頂を引っかいた。
「あんっ!」
そうすれば、無意識のうちに声が漏れる。声には隠し切れない艶めかしさがこもっており、身体がぶるりと震えた。
「はぁ、ローゼ、可愛い……」
彼がローゼの頭の上からそんな言葉を振らせたかと思えば、ちゅっと口づけてくる。
その口づけの甘ったるさに、ローゼはまた身体を震わせた。
「やぁんっ! だめ、だめぇ……!」
ローゼがぶんぶんと首を横に振る。……もうそろそろ、我慢も限界だ。散々胸の頂だけで焦らされている。
――もう、下に触れてほしくてたまらない。
「ローゼ?」
彼のもう片方の手を掴んで、無意識のうちに自身のドロワーズに触れさせる。
ぐっしょりと濡れているのは、彼にもよくわかるだろう。
「さわ、ってぇ……!」
目に涙を称えながら、必死にそう訴える。
そうすれば、彼がごくりと息を呑んだのがわかった。その後、「はぁ」と熱い吐息を零した。
「ローゼ、可愛い。……好き、大好き。愛しています」
溢れんばかりの愛の言葉を告げたかと思えば、彼の指がローゼのドロワーズのひもを早急に解いていく。
あっさりとドロワーズを脱がされ、ぐっしょりと濡れそぼった蜜口に指を押し付けられた。
「ほら、ここ、もう……」
彼がローゼの蜜壺に指を挿しこみ、そのナカをかき回す。
ぐちゅぐちゅといういたたまれない水音が寝室内に響き渡り、ローゼは顔に熱を溜めることしか出来なかった。
「あんっ! も、だめ、だめぇ……!」
あられもない声を上げて、彼に縋る。
もう無理だ。襲い来る絶頂の予感にローゼが身を震わせる。
けれど、絶頂の寸前で指が引き抜かれた。蜜口は快楽を求めてひくついている。それが、ローゼにもよくわかる。
「ぁ、なんでぇ……?」
ローゼの口からは甘ったるい声が零れた。
もう少しで気持ちよくなれたのに――と思っていれば、ローゼの蜜口に指よりもずっと太いモノが押し付けられた。
「イクときは、一緒が良いんです」
彼がそう言ってローゼの蜜口に熱杭を押し付け、そのまま押し進めてくる。
「んんっ」
何度受け入れても、その大きさには慣れない。
その所為でローゼが息を呑んでいれば、ローゼの緊張をほぐすかのようにちゅっと身体中に口づけられる。
「好きです。ローゼ」
彼が甘ったるい、艶めかしい声でローゼに愛を囁いてくる。
ぼんやりとする意識の中、ローゼは考える。
(っていうか、どうして、こうなったんだっけ――)
こうなったきっかけだけは、嫌というほど覚えている。いや、脳裏に焼き付いているのだ――……。
そんな薄暗い寝室にて、ローゼは声を上げていた。
「んんっ、あんっ!」
胸の頂をぐりぐりと刺激され、ローゼの喉が鳴る。ローゼに覆いかぶさる男は、ローゼの身体を入念に愛撫してくる。
だからこそ、ローゼは口元に手を当てた。恥ずかしい声を、彼に聞かせたくなかった。
しかし、それに抗議するように彼の爪がローゼの胸の頂を引っかいた。
「あんっ!」
そうすれば、無意識のうちに声が漏れる。声には隠し切れない艶めかしさがこもっており、身体がぶるりと震えた。
「はぁ、ローゼ、可愛い……」
彼がローゼの頭の上からそんな言葉を振らせたかと思えば、ちゅっと口づけてくる。
その口づけの甘ったるさに、ローゼはまた身体を震わせた。
「やぁんっ! だめ、だめぇ……!」
ローゼがぶんぶんと首を横に振る。……もうそろそろ、我慢も限界だ。散々胸の頂だけで焦らされている。
――もう、下に触れてほしくてたまらない。
「ローゼ?」
彼のもう片方の手を掴んで、無意識のうちに自身のドロワーズに触れさせる。
ぐっしょりと濡れているのは、彼にもよくわかるだろう。
「さわ、ってぇ……!」
目に涙を称えながら、必死にそう訴える。
そうすれば、彼がごくりと息を呑んだのがわかった。その後、「はぁ」と熱い吐息を零した。
「ローゼ、可愛い。……好き、大好き。愛しています」
溢れんばかりの愛の言葉を告げたかと思えば、彼の指がローゼのドロワーズのひもを早急に解いていく。
あっさりとドロワーズを脱がされ、ぐっしょりと濡れそぼった蜜口に指を押し付けられた。
「ほら、ここ、もう……」
彼がローゼの蜜壺に指を挿しこみ、そのナカをかき回す。
ぐちゅぐちゅといういたたまれない水音が寝室内に響き渡り、ローゼは顔に熱を溜めることしか出来なかった。
「あんっ! も、だめ、だめぇ……!」
あられもない声を上げて、彼に縋る。
もう無理だ。襲い来る絶頂の予感にローゼが身を震わせる。
けれど、絶頂の寸前で指が引き抜かれた。蜜口は快楽を求めてひくついている。それが、ローゼにもよくわかる。
「ぁ、なんでぇ……?」
ローゼの口からは甘ったるい声が零れた。
もう少しで気持ちよくなれたのに――と思っていれば、ローゼの蜜口に指よりもずっと太いモノが押し付けられた。
「イクときは、一緒が良いんです」
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「んんっ」
何度受け入れても、その大きさには慣れない。
その所為でローゼが息を呑んでいれば、ローゼの緊張をほぐすかのようにちゅっと身体中に口づけられる。
「好きです。ローゼ」
彼が甘ったるい、艶めかしい声でローゼに愛を囁いてくる。
ぼんやりとする意識の中、ローゼは考える。
(っていうか、どうして、こうなったんだっけ――)
こうなったきっかけだけは、嫌というほど覚えている。いや、脳裏に焼き付いているのだ――……。
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