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姉弟と治癒魔法
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「こらこらディラン、ゴーレムを倒した英雄に失礼だぞ」
国王が銀髪の魔法使いを止める。
「失礼いたしました。しかし、国王。この少年がゴーレムを倒したというのが信じられなくて……」
「うむ……たしかにそんなすごい魔法使いには見えんが……」
(どうしよう……レベル100のことを言った方がいいんだろうか?)
迷っている僕に国王が提案をする。
「そうだ! ディランが今度ダンジョンの探索に行くだろ? その時にペルーサも一緒について行ってみてはどうだ?」
(えっ!? またダンジョンに? 勘弁してくれよ……)
「それはいいですね。ペルーサ、ぜひ一緒にダンジョンに来てくれないか? 同じ魔法使いとして勉強させてくれよ」
怪しく微笑む銀髪の魔法使いこと、ディラン。
「えっと……その……」
僕が困っているその時。
「お待ちください! ペルーサはゴーレムのダンジョンから帰ってたばかりです。ケガもあるでしょう。少し休ませてやってください」
オリビアさんが話を遮る。
「おお! すまない、ペルーサ、つい熱くなってしまって。確かにオリビアの言う通りだ。
しばらくこの城でゆっくりしてダンジョンの件は考えておいてくれ! ぜひまた君の話を聞かせてくれ」
(助かった……)
「よかったらここの病院に行くといい。優秀な医者も回復魔法を使える魔法使いをそろえているぞ! ダンジョンの傷も治せるはずだ」
「はい。ありがとうございます」
本当に優しい国王だ。助かった。
「チィッ……」
僕はこの時、ディランの舌打ちが聞こえたような気がした。
◇
僕はそのまま、オリビアさんに連れられて王宮内の病院へ行く。
「あの、さっきはありがとうございました」
オリビアさんに感謝を伝える。
「いやいや、礼にはおよばないよ。ペルーサが嫌そうだったからな」
本当に不器用だけど優しい人だ。
「それにあのディランという魔法使い。どうも嫌いでな。少し前にこの国に来て、あっという間に国王の側近になった男だ」
「そうなんですか……」
「なにやら呪い系の魔法に詳しいようでな。魔法なら何でも興味のある国王に気に入られてるんだ」
「呪い!? 物騒ですね……」
「しかし……正直言うと、私も君の力については少し疑問なんだ」
オリビアさんは真剣なまなざしで僕を見る。
「……」
「ペルーサが嘘をつくとは思えないし、ゴーレムを倒したのはホントなのだろう。でも君がそんなに強い魔法使いだとは思えなくて……」
当然だろう。自分でも今の状況が信じられないのだから。
(……オリビアさんになら言ってもいいかな……?)
「あ、あの実は……」
僕はレベルアップのことを切りだそうとした。
「さあ、ついたぞ」
「え?」
良いタイミング? で僕らは病院についた。
王宮の一角にある立派な病院だ。
「まあ君が何かを話したがっていないのは分かってるよ。無理に話さなくていいんだ」
オリビアさんはニコッと微笑む。
(……)
◇
僕は病院で一通り検査を受ける。
診断結果は特にケガはないということだ。
そりゃそうだろう。きっと僕の回復魔法はこの病院のどの魔法使いより高いレベルなのだろうから……
こうして僕は何事もなく検査を終える。
「ケガはなかったようだな! 良かった。ホントに良かったよ」
やけにホッとしているオリビアさん。検査中待っていてくれていた。
「ちょっと寄って行きたいところがあるんだが付き合ってくれるか?」
「は、はい」
僕を連れていきたいところ? どこだろうか?
◇
病院の奥は入院部屋になっていた。
オリビアさん連れられ、その部屋に入る。
ベッドに赤髪の少年が寝ている。
「おー! 久しぶりだなオリバー」
オリビアさんはその少年に声をかける。
「あ、姉さん……」
(姉さん!?)
「ペルーサ、こいつは私の弟のオリバーだ」
(弟か! 似ていると思ったら)
「は、はじめまして」
僕はオリビアさん弟に挨拶をする。
「はじめまして……姉さん、この人は?」
「彼はペルーサだ。お前と同い年だぞ。私の……友人だな」
(友人!?)
「へ、へー……」
オリバーは気まずそうに僕を見ている。
オリビアさんの弟にしては少しおとなしいというか暗い印象だ。まあ僕も人のことは言えないが……
「元気そうで良かったよ。調子はどうだ?」
「……まあまあだね」
「……そうか」
どこか悪いのだろうか? 元調査団と聞いていたが……
「オリバーさーん、リハビリの時間ですよ」
看護婦が車いすを押しながら部屋に来た。
「じゃあリハビリに行って来るね」
「ああ、頑張れよ」
オリバーは僕に会釈をし、車いすに乗って出ていった。
◇
オリバーが出ていった部屋でオリビアさんは口を開く。
「オリバーは数か月前にダンジョンの調査中に魔獣に襲われてな……
一命はとりとめたもののケガで両足が動かなくなってしまったんだ……」
「そうなんですか……」
なるほど……そういうことか。僕のケガのこともやけに心配すると思ったら……
「昔は明るくて元気な子だったんだけどな。私がオリバーを調査団に誘ったばっかりに……
取り返しのつかないことになってしまったよ……リハビリを頑張ってはいるが、医者によると治る見込みはほぼ無いみたいだ……」
オリビアさんは俯き涙を流しているようだ。姉として、調査団の副団長として責任を感じているのだろう。
「まあペルーサは無事でいてくれて良かったよ。弟のこともあって子供をダンジョンに行くなんて少し怖くてな……」
「ああ……それで国王の誘いを断ってくれたんですか」
涙を拭うオリビアさん。この人の強さの理由が分かった気がした。
「湿っぽくさせてしまいすまなかったな! さあ、ペルーサの部屋に案内するよ」
オリビアさんは立ち上がる。
「……あの、弟さんがリハビリ終わって戻るの待ってもいいですか?」
僕はオリビアさんにお願いする。
「ん? 構わないがなんでだ?」
「いえ、ちょっと試してみたいことがあって。」
この人の悲しみを取り除いてあげたい。僕はそう思っていた。
◇
「あれ? 姉さんたちまだいたの?」
リハビリを終え、オリバーが部屋に戻ってきた。
「オリバー、僕に足を見せてもらえないかな……?」
「はぁ!?」
オリバーは嫌そうな顔で僕を見る。医者でもない僕に言われれば当然だろう。
「オリバー、ペルーサの言うこと聞いてくれないか?」
「なんでだよ! こんな子供に何ができるんだ? ほっといてくれよ!」
「オリバー……」
また泣きそうになるオリビアさん。
「ホントにすまない。私のせいで……」
「ち、違うよ! 姉さんのせいじゃないよ! 僕の不注意だったんだ……姉さんが助けてくれなかったら足だけじゃ済まなかったんだから……」
オリバーも泣き出す。
「でも、俺、すぐ足治して絶対また調査団で姉さんと一緒に働くんだ!!」
「うぅうぅ……オリバー……」
泣き崩れる2人。僕も目頭が熱くなった。
うん、何とかしてあげたい!
「オリバー、もしかしたら足を治せるかもしれないんだ」
「えっ!?」
「ペルーサ……どういうことだ……?」
治せるなんて確信はなかった。しかし、レベル100の回復魔法の力は僕自身まだ分かっていないのだ。可能性はあるはずだ!
◇
僕はオリバーの足を診る。
魔獣の爪痕だろうか? 深い傷が刻まれている。
僕は初めて使うスキル【診察】を発動させた。
(なるほど。確かに深い傷だ。でもこれなら……)
「ペルーサ、治せるというのはホントなのか?」
不安そうに見つめるオリビアさん。
「……やってみます」
【治療魔法】
オリバーの足が光に包まれる。
「え?」
驚きの表情のオリビアさんとオリバー。
しばらくすると光が収まった。オリバーの足の傷はなくなっていた。
「信じられない……足が動くよ姉さん!!」
「嘘だろ? オリバー……良かった……!」
抱きしめ合い、泣き崩れる2人。今度は嬉し涙のようだ。
国王が銀髪の魔法使いを止める。
「失礼いたしました。しかし、国王。この少年がゴーレムを倒したというのが信じられなくて……」
「うむ……たしかにそんなすごい魔法使いには見えんが……」
(どうしよう……レベル100のことを言った方がいいんだろうか?)
迷っている僕に国王が提案をする。
「そうだ! ディランが今度ダンジョンの探索に行くだろ? その時にペルーサも一緒について行ってみてはどうだ?」
(えっ!? またダンジョンに? 勘弁してくれよ……)
「それはいいですね。ペルーサ、ぜひ一緒にダンジョンに来てくれないか? 同じ魔法使いとして勉強させてくれよ」
怪しく微笑む銀髪の魔法使いこと、ディラン。
「えっと……その……」
僕が困っているその時。
「お待ちください! ペルーサはゴーレムのダンジョンから帰ってたばかりです。ケガもあるでしょう。少し休ませてやってください」
オリビアさんが話を遮る。
「おお! すまない、ペルーサ、つい熱くなってしまって。確かにオリビアの言う通りだ。
しばらくこの城でゆっくりしてダンジョンの件は考えておいてくれ! ぜひまた君の話を聞かせてくれ」
(助かった……)
「よかったらここの病院に行くといい。優秀な医者も回復魔法を使える魔法使いをそろえているぞ! ダンジョンの傷も治せるはずだ」
「はい。ありがとうございます」
本当に優しい国王だ。助かった。
「チィッ……」
僕はこの時、ディランの舌打ちが聞こえたような気がした。
◇
僕はそのまま、オリビアさんに連れられて王宮内の病院へ行く。
「あの、さっきはありがとうございました」
オリビアさんに感謝を伝える。
「いやいや、礼にはおよばないよ。ペルーサが嫌そうだったからな」
本当に不器用だけど優しい人だ。
「それにあのディランという魔法使い。どうも嫌いでな。少し前にこの国に来て、あっという間に国王の側近になった男だ」
「そうなんですか……」
「なにやら呪い系の魔法に詳しいようでな。魔法なら何でも興味のある国王に気に入られてるんだ」
「呪い!? 物騒ですね……」
「しかし……正直言うと、私も君の力については少し疑問なんだ」
オリビアさんは真剣なまなざしで僕を見る。
「……」
「ペルーサが嘘をつくとは思えないし、ゴーレムを倒したのはホントなのだろう。でも君がそんなに強い魔法使いだとは思えなくて……」
当然だろう。自分でも今の状況が信じられないのだから。
(……オリビアさんになら言ってもいいかな……?)
「あ、あの実は……」
僕はレベルアップのことを切りだそうとした。
「さあ、ついたぞ」
「え?」
良いタイミング? で僕らは病院についた。
王宮の一角にある立派な病院だ。
「まあ君が何かを話したがっていないのは分かってるよ。無理に話さなくていいんだ」
オリビアさんはニコッと微笑む。
(……)
◇
僕は病院で一通り検査を受ける。
診断結果は特にケガはないということだ。
そりゃそうだろう。きっと僕の回復魔法はこの病院のどの魔法使いより高いレベルなのだろうから……
こうして僕は何事もなく検査を終える。
「ケガはなかったようだな! 良かった。ホントに良かったよ」
やけにホッとしているオリビアさん。検査中待っていてくれていた。
「ちょっと寄って行きたいところがあるんだが付き合ってくれるか?」
「は、はい」
僕を連れていきたいところ? どこだろうか?
◇
病院の奥は入院部屋になっていた。
オリビアさん連れられ、その部屋に入る。
ベッドに赤髪の少年が寝ている。
「おー! 久しぶりだなオリバー」
オリビアさんはその少年に声をかける。
「あ、姉さん……」
(姉さん!?)
「ペルーサ、こいつは私の弟のオリバーだ」
(弟か! 似ていると思ったら)
「は、はじめまして」
僕はオリビアさん弟に挨拶をする。
「はじめまして……姉さん、この人は?」
「彼はペルーサだ。お前と同い年だぞ。私の……友人だな」
(友人!?)
「へ、へー……」
オリバーは気まずそうに僕を見ている。
オリビアさんの弟にしては少しおとなしいというか暗い印象だ。まあ僕も人のことは言えないが……
「元気そうで良かったよ。調子はどうだ?」
「……まあまあだね」
「……そうか」
どこか悪いのだろうか? 元調査団と聞いていたが……
「オリバーさーん、リハビリの時間ですよ」
看護婦が車いすを押しながら部屋に来た。
「じゃあリハビリに行って来るね」
「ああ、頑張れよ」
オリバーは僕に会釈をし、車いすに乗って出ていった。
◇
オリバーが出ていった部屋でオリビアさんは口を開く。
「オリバーは数か月前にダンジョンの調査中に魔獣に襲われてな……
一命はとりとめたもののケガで両足が動かなくなってしまったんだ……」
「そうなんですか……」
なるほど……そういうことか。僕のケガのこともやけに心配すると思ったら……
「昔は明るくて元気な子だったんだけどな。私がオリバーを調査団に誘ったばっかりに……
取り返しのつかないことになってしまったよ……リハビリを頑張ってはいるが、医者によると治る見込みはほぼ無いみたいだ……」
オリビアさんは俯き涙を流しているようだ。姉として、調査団の副団長として責任を感じているのだろう。
「まあペルーサは無事でいてくれて良かったよ。弟のこともあって子供をダンジョンに行くなんて少し怖くてな……」
「ああ……それで国王の誘いを断ってくれたんですか」
涙を拭うオリビアさん。この人の強さの理由が分かった気がした。
「湿っぽくさせてしまいすまなかったな! さあ、ペルーサの部屋に案内するよ」
オリビアさんは立ち上がる。
「……あの、弟さんがリハビリ終わって戻るの待ってもいいですか?」
僕はオリビアさんにお願いする。
「ん? 構わないがなんでだ?」
「いえ、ちょっと試してみたいことがあって。」
この人の悲しみを取り除いてあげたい。僕はそう思っていた。
◇
「あれ? 姉さんたちまだいたの?」
リハビリを終え、オリバーが部屋に戻ってきた。
「オリバー、僕に足を見せてもらえないかな……?」
「はぁ!?」
オリバーは嫌そうな顔で僕を見る。医者でもない僕に言われれば当然だろう。
「オリバー、ペルーサの言うこと聞いてくれないか?」
「なんでだよ! こんな子供に何ができるんだ? ほっといてくれよ!」
「オリバー……」
また泣きそうになるオリビアさん。
「ホントにすまない。私のせいで……」
「ち、違うよ! 姉さんのせいじゃないよ! 僕の不注意だったんだ……姉さんが助けてくれなかったら足だけじゃ済まなかったんだから……」
オリバーも泣き出す。
「でも、俺、すぐ足治して絶対また調査団で姉さんと一緒に働くんだ!!」
「うぅうぅ……オリバー……」
泣き崩れる2人。僕も目頭が熱くなった。
うん、何とかしてあげたい!
「オリバー、もしかしたら足を治せるかもしれないんだ」
「えっ!?」
「ペルーサ……どういうことだ……?」
治せるなんて確信はなかった。しかし、レベル100の回復魔法の力は僕自身まだ分かっていないのだ。可能性はあるはずだ!
◇
僕はオリバーの足を診る。
魔獣の爪痕だろうか? 深い傷が刻まれている。
僕は初めて使うスキル【診察】を発動させた。
(なるほど。確かに深い傷だ。でもこれなら……)
「ペルーサ、治せるというのはホントなのか?」
不安そうに見つめるオリビアさん。
「……やってみます」
【治療魔法】
オリバーの足が光に包まれる。
「え?」
驚きの表情のオリビアさんとオリバー。
しばらくすると光が収まった。オリバーの足の傷はなくなっていた。
「信じられない……足が動くよ姉さん!!」
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