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番外編【バレンタインデー】
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バレンタイン、それは女性が男性にチョコレートを贈る日として、この国では扱われてきた。しかし、恋愛の多様化や、性別に対する考え方の変化で、近年では好きな人や仲がいい人など自分にとって大事な人へチョコレートなどのお菓子を贈るのが支流となっている。
「ってことで、今日はバレンタインデー用にお菓子をつくりましょう」
『はーい』
今日は【大好きな人に食べてもらいたい、頑張り屋さんのお料理教室】のバレンタインに向けたお菓子作り第二回目だ。すっかり王華学校のDomをパートナーに持つSub達の間で有名になってしまったこのお料理教室だが、自由に参加できることもあり、毎回人数は決まっていない。
その日の料理内容は事前に通達され、最近はすっかり常連になっている結衣やミキがお店に張り出したり、連絡ページを作ったり参加者達と連絡を取り手助けしている。
その中でも今回のバレンタインに向けたお菓子作りは人気で、参加人数が多すぎて一度だけでは足りず二回目の開催になった。
「力也ちゃんは冬真君の分?」
「うん。他にも孝仁さんと母さんの分も作るつもり。孝仁さんにはいつもおいしい物貰ってばかりだし」
「じゃあ、頑張っておいしいの作らなきゃね」
「うん」
とはいえ、いつも高いお菓子や料理を食べ、舌が肥えている孝仁が手作りで喜んでくれるのかはわからない。
いくら、教えて貰って作るとは言え市販で買ってきたほうがいいのではないかと思ったが、それを冬真に話したら全力で否定されてしまった。
俺の為にも孝仁さんには手作りを用意してあげて欲しいと言われ、そこまでいうなら用意しようと思った。
「できたら今日持って行く?」
「孝仁さんは明日仕事で会えるから、明日もってくつもりで、冬真と母さんは今日かな。おばちゃんのも持って行ってあげようか?」
孝仁のファンだと言っていたので、ファンとしてプレゼントしたいのかなと思い確認すれば先生をしてくれている彼女は顔を赤くした。
「こんなおばあちゃんからのも受け取ってくれるかしら」
「孝仁さんおばちゃんの料理おいしいって言ってたしきっと喜んでくれるよ」
「そうよね。力也ちゃんが持って行ってくれるんだから確実よね。じゃあ、おばちゃんも頑張っちゃおうかしら」
そう言った彼女は生徒達に教える傍ら、かなり気合いの入ったガトーショコラを作り出した。
オーブンで焼く段階になり、力也達は一端休憩になった。
「マコさん、さっきから撮ってるそれってなにに使うんですか?」
「これね、傑の提案でご主人様用のお菓子に料理中の写真をつけたら喜ぶんじゃないかって」
マコは教室にきた早々、ポラロイドカメラで生徒達の写真を撮っていた。教室の説明にでも使うのかと思っていたが、どうやらそれはお菓子と一緒に配る予定の物らしい。
「ということでこれ、りっくんの分」
「ありがとうございます」
「港の分はこれね」
「どうも」
力也と港に撮った分の写真を渡し、マコは他の参加者のところにも配りに行った。
「にしても港がくるって驚いたな。有利にあげるんだよな?」
「他に方法が思いつかなくて・・・・・・」
気が進まなそうなその様子に、またなにかあったなと力也は当たりをつけた。聞かなくても有利の所為だろうとはわかるが。
「方法?」
「ああ、有利バレンタインは毎年、チョコ体中に塗りたくろうとするから」
「・・・・・・」
その説明に思わず力也は言葉を失ってしまった。内容も要望も理解できたが、理解したくない。正直、ドン引きしたい要求にどういう反応を返したらいいのかもわからない。
「力也さん、ドン引いてくれていいから。そんなのエロ漫画の中だけだってのに実際にやりたいとかアイツ頭おかしいんだよ!」
とはいえ、力也もちょっとした蜂蜜Playならやった。そう考えればそれほど違和感がないのかと一瞬思ったが、港の顔を見てそれとは違うと思い直す。
「それでマジでやったのか?」
「・・・・・・やらないって選択肢がねぇんだよ! 市販の買ってきても、それを俺の体につけて食べようとするし!」
チョコを用意していなかったら体に塗りたくろうとし、市販のチョコを用意していてもやはり体にデコレーションして塗りたくろうとする。結局どちらも同じ結果になっていた。
「それで今回は、壊しにくい手作りにするつもりだったのか」
「そう、しかもガトーショコラってケーキみたいなのだから、変な事にも使われなさそうだろ」
「なるほど」
他にどう返していいかわからない。確かに手作りのガトーショコラなら余計な事には使われなさそうだが。
「だから大丈夫だと思ったんだけど・・・・・・さっきばぁちゃんが言ってただろ。生クリームやジャムつけて食べるって・・・・・・」
「そういえば言ってたな」
「そんなの用意したらまたアイツ体に塗りたくろうとするだろ!」
「あー、確かに」
ガトーショコラ単体ならば、変なことなど思いつかなかった、生クリームやジャムを使うならば結果は見えていた。バレンタインだと調子に乗った有利から生クリームPlayだのジャムPlayだのもちかけられるのを港は経過していた。
「もう、やるのやめるかな」
「やめたらチョコレートPlayじゃねぇの?」
「せっかく作ったのに、そんなのに使われるぐらいなら自分で食べた方がマシってか・・・・・・そうだ力也さんにやるよ。ダチだし」
この際力也にあげてしまうのも一つの手だと思えた。力也相手ならば有利もうらやましがりはしても文句は言わないだろうし、焼き餅も軽く済むだろう。
「それでいいならそれでいいけど。チャラにはならなそうだよな。ってかおしおきされそうだよな」
「だよな。仕置きやだ」
普段から過激なPlayを好みがちな有利のお仕置きがどんな内容かなど、聞き返せる訳もなく力也は苦笑を返した。
「どうかしたの?」
力尽きたかのようにテーブルに伏せった港の様子に、丁度写真を配り終え戻ってきたマコも不思議そうに尋ねた。
尋ねられ、テーブルに伏せっている港に代わり力也が説明すると、マコは苦笑を漏らした。
「せっかく作るんだし普通に食べて貰いたいよね」
その言葉に、机に突っ伏していた港が頷くのをみてマコは少し考えた。
「じゃあ、この際港が直接食べさせてあげたら?」
「確かにそれなら、変なことはできないっすね」
「有利だって王華学校の生徒でしょ?食べさせてあげたらそれだけで機嫌良くなるって」
「食べさせるって口移しって事?」
顔を上げた港がうんざりとした表情を浮かべたのを見て、マコは戸惑うように首を傾げた。
「え? 港意外と大胆だね。あーんって意味で言ったんだけど?」
その瞬間、自分の失言に気づいた港は再びテーブルへ沈んだ。食べさせると言えば普通、あーんと、差し出すのを思い浮かべる筈なのに、有利の所為ですっかり常識がズレていた。
「くっそ! 全部アイツの所為だ! あの変態やろう!」
「あらあら、どうしたの彼氏と喧嘩?」
声を荒げた瞬間、老夫人が近寄り不思議そうに尋ねてきた。第二の性別を持たない彼女の前でははばかれる内容に思わず港は口をつぐんだ。
同じくどう説明したらいいかわからず、力也とマコが顔を見合わせる様子に何かを察したのか笑みを返した。
「今日作ったの二人で食べればきっと仲直りできるわよ」
その今日作った物が原因で頭をかかえているとは知らず、にこにこと笑う彼女に力也とマコは苦笑を返した。
一方その頃冬真は、バレンタインの特設会場に訪れていた。いくら同性カップルも珍しくないとはいえ、圧倒的に女性が多い中力也が喜びそうな物を探す。
「問題は質と量どっちを優先するかだよな」
甘い物が好きな力也にあげるならば、両方揃っているのが一番いいとわかっているが予算にも限りがある。それに、実は質も量も孝仁には敵わない。
人気俳優の孝仁は、バレンタインになるとファン達から沢山のバレンタインプレゼントを貰い、それを力也にも分けている。
自分の人気は力也のおかげもあるからと、多くのお菓子をいつも持ってきていた。それだけじゃなく、自分からもおくりたいと言ってお菓子を持ってきたりもする。
そしてそれは大抵、冬真が手を出しにくいような値段のものだ。
「孝仁さんスパダリ過ぎるんだよな」
金と人脈を使い餌付けに成功している孝仁相手では質も量も分が悪い。
「まあ、そこはどうしようもないから。勝てるのは時間だけだよな」
暇なだけとも言えるがそこは目をそらし、力也と力也の母の分を気合いをいれて、探し始めた。
「あ、冬真! 冬真!」
その声に冬真はため息をつき嫌そうに振り返った。
「有利、なんでここにいるんだよ」
「そりゃ、バレンタインだからね。冬真も力也さんにプレゼントでしょ?」
「ああ」
「じゃあ、一緒に選ばない?」
「やだ」
「せっかくだし、いいじゃん」
「いやだ」
せっかく一人でゆっくり選ぼうと思っていたのに、つきまとわれながら仕方なく冬真は有利の話しを聞きながらチョコを探した。
「お前、バレンタインぐらい普通にしろよ!」
今までのバレンタインデーの思い出を有利が語ったことで、冬真が突っ込み結局その年のバレンタインデーは二組とも無難にチョコの交換となった。
後日、力也に何も知らない港から“普通すぎて拍子抜けした”とメッセージが届き、ツンデレの難易度に力也と冬真は改めて頭を抱えた。
「ってことで、今日はバレンタインデー用にお菓子をつくりましょう」
『はーい』
今日は【大好きな人に食べてもらいたい、頑張り屋さんのお料理教室】のバレンタインに向けたお菓子作り第二回目だ。すっかり王華学校のDomをパートナーに持つSub達の間で有名になってしまったこのお料理教室だが、自由に参加できることもあり、毎回人数は決まっていない。
その日の料理内容は事前に通達され、最近はすっかり常連になっている結衣やミキがお店に張り出したり、連絡ページを作ったり参加者達と連絡を取り手助けしている。
その中でも今回のバレンタインに向けたお菓子作りは人気で、参加人数が多すぎて一度だけでは足りず二回目の開催になった。
「力也ちゃんは冬真君の分?」
「うん。他にも孝仁さんと母さんの分も作るつもり。孝仁さんにはいつもおいしい物貰ってばかりだし」
「じゃあ、頑張っておいしいの作らなきゃね」
「うん」
とはいえ、いつも高いお菓子や料理を食べ、舌が肥えている孝仁が手作りで喜んでくれるのかはわからない。
いくら、教えて貰って作るとは言え市販で買ってきたほうがいいのではないかと思ったが、それを冬真に話したら全力で否定されてしまった。
俺の為にも孝仁さんには手作りを用意してあげて欲しいと言われ、そこまでいうなら用意しようと思った。
「できたら今日持って行く?」
「孝仁さんは明日仕事で会えるから、明日もってくつもりで、冬真と母さんは今日かな。おばちゃんのも持って行ってあげようか?」
孝仁のファンだと言っていたので、ファンとしてプレゼントしたいのかなと思い確認すれば先生をしてくれている彼女は顔を赤くした。
「こんなおばあちゃんからのも受け取ってくれるかしら」
「孝仁さんおばちゃんの料理おいしいって言ってたしきっと喜んでくれるよ」
「そうよね。力也ちゃんが持って行ってくれるんだから確実よね。じゃあ、おばちゃんも頑張っちゃおうかしら」
そう言った彼女は生徒達に教える傍ら、かなり気合いの入ったガトーショコラを作り出した。
オーブンで焼く段階になり、力也達は一端休憩になった。
「マコさん、さっきから撮ってるそれってなにに使うんですか?」
「これね、傑の提案でご主人様用のお菓子に料理中の写真をつけたら喜ぶんじゃないかって」
マコは教室にきた早々、ポラロイドカメラで生徒達の写真を撮っていた。教室の説明にでも使うのかと思っていたが、どうやらそれはお菓子と一緒に配る予定の物らしい。
「ということでこれ、りっくんの分」
「ありがとうございます」
「港の分はこれね」
「どうも」
力也と港に撮った分の写真を渡し、マコは他の参加者のところにも配りに行った。
「にしても港がくるって驚いたな。有利にあげるんだよな?」
「他に方法が思いつかなくて・・・・・・」
気が進まなそうなその様子に、またなにかあったなと力也は当たりをつけた。聞かなくても有利の所為だろうとはわかるが。
「方法?」
「ああ、有利バレンタインは毎年、チョコ体中に塗りたくろうとするから」
「・・・・・・」
その説明に思わず力也は言葉を失ってしまった。内容も要望も理解できたが、理解したくない。正直、ドン引きしたい要求にどういう反応を返したらいいのかもわからない。
「力也さん、ドン引いてくれていいから。そんなのエロ漫画の中だけだってのに実際にやりたいとかアイツ頭おかしいんだよ!」
とはいえ、力也もちょっとした蜂蜜Playならやった。そう考えればそれほど違和感がないのかと一瞬思ったが、港の顔を見てそれとは違うと思い直す。
「それでマジでやったのか?」
「・・・・・・やらないって選択肢がねぇんだよ! 市販の買ってきても、それを俺の体につけて食べようとするし!」
チョコを用意していなかったら体に塗りたくろうとし、市販のチョコを用意していてもやはり体にデコレーションして塗りたくろうとする。結局どちらも同じ結果になっていた。
「それで今回は、壊しにくい手作りにするつもりだったのか」
「そう、しかもガトーショコラってケーキみたいなのだから、変な事にも使われなさそうだろ」
「なるほど」
他にどう返していいかわからない。確かに手作りのガトーショコラなら余計な事には使われなさそうだが。
「だから大丈夫だと思ったんだけど・・・・・・さっきばぁちゃんが言ってただろ。生クリームやジャムつけて食べるって・・・・・・」
「そういえば言ってたな」
「そんなの用意したらまたアイツ体に塗りたくろうとするだろ!」
「あー、確かに」
ガトーショコラ単体ならば、変なことなど思いつかなかった、生クリームやジャムを使うならば結果は見えていた。バレンタインだと調子に乗った有利から生クリームPlayだのジャムPlayだのもちかけられるのを港は経過していた。
「もう、やるのやめるかな」
「やめたらチョコレートPlayじゃねぇの?」
「せっかく作ったのに、そんなのに使われるぐらいなら自分で食べた方がマシってか・・・・・・そうだ力也さんにやるよ。ダチだし」
この際力也にあげてしまうのも一つの手だと思えた。力也相手ならば有利もうらやましがりはしても文句は言わないだろうし、焼き餅も軽く済むだろう。
「それでいいならそれでいいけど。チャラにはならなそうだよな。ってかおしおきされそうだよな」
「だよな。仕置きやだ」
普段から過激なPlayを好みがちな有利のお仕置きがどんな内容かなど、聞き返せる訳もなく力也は苦笑を返した。
「どうかしたの?」
力尽きたかのようにテーブルに伏せった港の様子に、丁度写真を配り終え戻ってきたマコも不思議そうに尋ねた。
尋ねられ、テーブルに伏せっている港に代わり力也が説明すると、マコは苦笑を漏らした。
「せっかく作るんだし普通に食べて貰いたいよね」
その言葉に、机に突っ伏していた港が頷くのをみてマコは少し考えた。
「じゃあ、この際港が直接食べさせてあげたら?」
「確かにそれなら、変なことはできないっすね」
「有利だって王華学校の生徒でしょ?食べさせてあげたらそれだけで機嫌良くなるって」
「食べさせるって口移しって事?」
顔を上げた港がうんざりとした表情を浮かべたのを見て、マコは戸惑うように首を傾げた。
「え? 港意外と大胆だね。あーんって意味で言ったんだけど?」
その瞬間、自分の失言に気づいた港は再びテーブルへ沈んだ。食べさせると言えば普通、あーんと、差し出すのを思い浮かべる筈なのに、有利の所為ですっかり常識がズレていた。
「くっそ! 全部アイツの所為だ! あの変態やろう!」
「あらあら、どうしたの彼氏と喧嘩?」
声を荒げた瞬間、老夫人が近寄り不思議そうに尋ねてきた。第二の性別を持たない彼女の前でははばかれる内容に思わず港は口をつぐんだ。
同じくどう説明したらいいかわからず、力也とマコが顔を見合わせる様子に何かを察したのか笑みを返した。
「今日作ったの二人で食べればきっと仲直りできるわよ」
その今日作った物が原因で頭をかかえているとは知らず、にこにこと笑う彼女に力也とマコは苦笑を返した。
一方その頃冬真は、バレンタインの特設会場に訪れていた。いくら同性カップルも珍しくないとはいえ、圧倒的に女性が多い中力也が喜びそうな物を探す。
「問題は質と量どっちを優先するかだよな」
甘い物が好きな力也にあげるならば、両方揃っているのが一番いいとわかっているが予算にも限りがある。それに、実は質も量も孝仁には敵わない。
人気俳優の孝仁は、バレンタインになるとファン達から沢山のバレンタインプレゼントを貰い、それを力也にも分けている。
自分の人気は力也のおかげもあるからと、多くのお菓子をいつも持ってきていた。それだけじゃなく、自分からもおくりたいと言ってお菓子を持ってきたりもする。
そしてそれは大抵、冬真が手を出しにくいような値段のものだ。
「孝仁さんスパダリ過ぎるんだよな」
金と人脈を使い餌付けに成功している孝仁相手では質も量も分が悪い。
「まあ、そこはどうしようもないから。勝てるのは時間だけだよな」
暇なだけとも言えるがそこは目をそらし、力也と力也の母の分を気合いをいれて、探し始めた。
「あ、冬真! 冬真!」
その声に冬真はため息をつき嫌そうに振り返った。
「有利、なんでここにいるんだよ」
「そりゃ、バレンタインだからね。冬真も力也さんにプレゼントでしょ?」
「ああ」
「じゃあ、一緒に選ばない?」
「やだ」
「せっかくだし、いいじゃん」
「いやだ」
せっかく一人でゆっくり選ぼうと思っていたのに、つきまとわれながら仕方なく冬真は有利の話しを聞きながらチョコを探した。
「お前、バレンタインぐらい普通にしろよ!」
今までのバレンタインデーの思い出を有利が語ったことで、冬真が突っ込み結局その年のバレンタインデーは二組とも無難にチョコの交換となった。
後日、力也に何も知らない港から“普通すぎて拍子抜けした”とメッセージが届き、ツンデレの難易度に力也と冬真は改めて頭を抱えた。
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