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第八十五話【【展示】】後
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こうして、時に遊ばれ、体もすっかり下がらないほど熱を持ち下着も色を変え始めた頃、やっと展示が終わり力也は自由になった。
お疲れ様という言葉と共に、ご褒美のグレアとキスを貰い、幸福感と達成感に浸った力也だったが。少してお腹がすいたことに気づき、食べ物をねだり始めたことで冬真や周りの参加者たちを大いに笑わせた。
おにぎりを冬真の手で食べさせて貰い、空腹感がなくなった力也は力が抜けたように冬真に寄りかかった。
「疲れた?」
その問いには返事をせずに、力也は汗で濡れた体と頭を甘えるようにこすりつけた。
「お疲れ、力也頑張ったな」
「傑さん」
その声に視線を向ければ神月がいた。神月は微笑みを浮かべながら近くにくると、力也の様子を確認した。
「傑さん、結衣は?」
「今は部屋で寝てる。お前達も部屋に戻るか?」
「そうですね」
結衣は部屋に置いてきたらしい神月にそう聞かれ、冬真は力也の頭を撫でながら頷いた。 催しは終わり、神月と結衣のように部屋に帰ってしまった人もいるので、人数が減ってきている。
「力也、部屋帰ろうか」
「結果は?」
「それは後で聞けばいいって。ご褒美欲しくない?」
「欲しい」
散々煽られた所為で、欲にまみれた瞳はその言葉にトロンと甘えるような瞳に変わった。
「力也部屋まで歩けるか?」
しっかり立っているよう見えても、動く度に少しフラつく力也に尋ねれば、少し考えにっこりと笑った。
「コマンドとグレアちょうだい」
「わかった。力也、Heel」【つけ】
可愛いお願いの通りに、支配と愛情を込めたグレアとコマンドを使えば、寄りかかっていた力也は体を起こした。
「いくぞ」
「はい」
それでも支えるように、腰を抱いて部屋に向かい歩き出せば、力也は意外なほどにしっかりとした歩きついてきた。それでも少し前屈みなのは、下着にシミを作っている物が気になっているのだろう。
部屋についてドアを開け中に入ると、途端に力也の息が荒くなった。それと同時に、足から力が抜ける。
「力也、Crawl」【四つん這いになれ】
「はい」
部屋の床へ両手をついた力也は、言われずとも見せつけるように頭を下げ、尻を上げた。体中に縄の痕が残る肌をなで、熱さで赤くなっている尻を撫でる。
「よく頑張ったな、偉かった」
尻の割れ目に食い込んでいる下着をなぞれば、力也の体が快感で震える。ゆっくり下へ降ろし、秘部を強く押せばその途端甘い声が漏れた。
「辛かったり怖かったりしなかった?」
「大丈夫」
「よかった」
下着の上から何度も押せば、そのたびに体がピクピクと震えた。手を前へ持って行くと、力也のそこは我慢し続けはち切れそうなほど硬くなっている。
力を入れずに手のひらで撫でれば、力也の体が固まる。
「冬真、じらさないでご褒美ちょうだい」
もう耐えきれなくなったのだろう、そのおねだりに冬真は優しい笑みを浮かべた。下着をずらし、ヒクつく秘部と、張り詰めた性器を楽にさせ。
「ちゃんとおねだりできて偉いな」
「あっ」
褒めながら、秘部へ指を沈めると、まるで飲み込もうとするかのように、そこはヒクヒクと動き冬真の指が徐々に埋まっていく。
「気持ちいい?」
「イイッ・・・・・・もっと・・・・・・もっと」
一本じゃ足りないと言うように、貪欲に指を飲み込み、本能のままのように吠えるような嬌声を上げる。
「今日は沢山頑張ったな、凄かった。さすが俺の力也だ」
「ああっ・・・・・・!あっ・・・はっ・・・もっともっと・・・・・・」
パンパンに膨れあがり苦しそうな前を下着をずらし解放すれば、ようやく開放されたとばかりに、勢いよく精液が噴き出した。
吹き出したそれは、止まることなくビチャビチャと床で音を立てる。次第に、水音と嬌声が部屋に響き始める。
「とうま・・・・・・足りない。・・・・・・これじゃ足りない! ご褒美、くれるんだろ! 欲しい! ちょうだい!」
そのわかりやすい要求に、苦笑し指を抜くとズボンをずらし、同じようにじらされていた物を取り出した。
「ごめん、今あげるから」
“じらしてごめん”と首筋にキスをして、望みの物を音が鳴るほど一気に突き刺した。その勢いに、一瞬力也の頭が跳ね、ガクガクと震える。
「沢山頑張ってくれてありがとう、愛してる」
そう耳元で囁くと同時に力也が大好きだと言ってくれる強い、愛情と懇願、そして支配を込めたSランクのグレアを吐き出すように発した。
「ああっ・・・・・・あっ・・・・・・はっ・・・・・・」
強いグレアで、意識を保てなくなったのかサブスペースと飛んだようになってしまった力也の肩に軽く噛みつけばそれさえも快感に感じるらしくその度にビクビクと震える。
「エロ可愛い、俺の力也、好きだ」
愛の言葉と賞賛をうわごとのようにはき続けながら、冬真は頑張った力也をご褒美としてたっぷり可愛がった。
目を覚ませば、豪華なベッドの上だった。隣には気持ちよさそうに寝息を立てる冬真がいた。自分の体を見れば昨日の縄の痕は薄らと残る程度になっていた。
あんなに長い時間だったのに、それほど残っていない、こういうとこが回復が早いということなのだろうが、ちょっともったいなく感じる。
「もっとキツくして貰ったら残るのかな」
そんなことを強請ったらおそらく冬真には嫌がられるし、断られるだろう。キスマークはつけたがる癖にと思いつつ、なんとなく悪戯心が沸き冬真の首筋へと吸い付いた。
しっかり首筋にキスマークをつけ唇を離す。うまくできたことに調子に乗ってもう一つつけてみる。
「こーら」
「うっわ」
面白くなってキスマークを残していたら、いつの間にか起きていたらしい冬真に笑いながら抱きしめられた。
「この、いたずらっこ」
「アハハッ、ごめん」
抱きしめグリグリと頭をこすりつけられ、笑い返す力也へ冬真はキスをした。
「おはよう」
「おはよう」
「体の調子は?」
「元気、でも腹減った」
その正直な答えに、冬真は声を立てて笑い、力也から手を離し頭を撫でた。
「シャワー浴びたら朝食行こう」
「うん」
一緒に入るのかと思えば、片付けがあるから先に浴びてきていいと言われ、部屋についているシャワーに向かう。
「・・・・・・うっわ」
シャワーに向かう途中、部屋の入り口の床を見てしまった力也はその惨状に、うめくような声を上げた。Subに配慮された柔らかい絨毯が見る影もない。
(大丈夫なのかな)
弁償ものなのではと一瞬思うが、神月の性質上それはなさそうだ。その近くには同じくグチャグチャに脱ぎ捨てられた冬真の服があった。
「冬真、Sランク服、着替えもってる?」
「持ってる、持ってる」
だから気にしなくていいと力也を風呂に押し込み、冬真は床を丹念に拭き始めた。
リビングに降りれば、そこは多くの人々が集まってホテルの朝食バイキングみたいになっていた。
「力也さん!」
「結衣、おはよう」
どこに座ろうかと見回すと、結衣と神月を見つけ、二人はそちらへ向かった。テーブルにはもう一組Collar店の店長とそのSubがいた。
「おはよう」
「おはようございます」
昨日のことを思い出し、少し恥ずかしくなりながら挨拶を返せば、Domの彼女はにっこりと優しい笑みを浮かべた。
「ここ、いいですか?」
「ええ、大歓迎するわ」
「じゃあ、食べ物取りに行ってきます」
席を確保した冬真と力也は早速、朝食を取りに行った。朝から取り皿を山盛りにした力也は、三人ものDomに暖かく見守られる中、おいしそうに料理を食べた。
「そうだ。展示のお前達の順位でたぞ」
「何位でした?」
「四位だ」
「四位か~」
展示に参加した人数が少ないため、喜んでいいのかどうか微妙なところだった。Domの腕とテクニックやSubからの信頼感が関係すると考えれば、せめて三位以内には入りたかった。
「力也君は良かったんだけどね。冬真君の他のDomへの対応力と熟練度の差がでちゃったのよ。上位三人の中には緊縛師や拘束具を多く取り扱ってる人もいたし、仕方ないわよ」
「本職には勝てないよ」
力也から離れることはできなかったから、他を見てはいないが、確かに人が多く集まっていたところがあった気がする。
「ですよね。……ごめん、力也頑張ってくれたのに」
「頑張らせすぎたのも原因かもしれないな。触れる場所の制限や拒否をしなかっただろ?」
「はい」
「でも、俺そこまでつらくなかったですよ」
「それでもだ」
たとえ展示の最中でもSubの為を考えて、拒否を示せる。それが冬真への評価につながっていた。それに気づいた冬真が落ち込んだ表情を浮かべると、力也はその顔を覗き込んだ。
「でも俺冬真の緊縛好きだよ。すごく安心する」
「ありがとう」
その愛らしい言葉に、冬真は照れたように笑うと嬉しそうにその頭をなでた。
こうして初めての冬真と力也の催しは、特技披露が三位で賞品はバイキング券、ご主人様捜索が一位で賞品は旅行券、展示が四位で賞品は商品券に終わった。
お疲れ様という言葉と共に、ご褒美のグレアとキスを貰い、幸福感と達成感に浸った力也だったが。少してお腹がすいたことに気づき、食べ物をねだり始めたことで冬真や周りの参加者たちを大いに笑わせた。
おにぎりを冬真の手で食べさせて貰い、空腹感がなくなった力也は力が抜けたように冬真に寄りかかった。
「疲れた?」
その問いには返事をせずに、力也は汗で濡れた体と頭を甘えるようにこすりつけた。
「お疲れ、力也頑張ったな」
「傑さん」
その声に視線を向ければ神月がいた。神月は微笑みを浮かべながら近くにくると、力也の様子を確認した。
「傑さん、結衣は?」
「今は部屋で寝てる。お前達も部屋に戻るか?」
「そうですね」
結衣は部屋に置いてきたらしい神月にそう聞かれ、冬真は力也の頭を撫でながら頷いた。 催しは終わり、神月と結衣のように部屋に帰ってしまった人もいるので、人数が減ってきている。
「力也、部屋帰ろうか」
「結果は?」
「それは後で聞けばいいって。ご褒美欲しくない?」
「欲しい」
散々煽られた所為で、欲にまみれた瞳はその言葉にトロンと甘えるような瞳に変わった。
「力也部屋まで歩けるか?」
しっかり立っているよう見えても、動く度に少しフラつく力也に尋ねれば、少し考えにっこりと笑った。
「コマンドとグレアちょうだい」
「わかった。力也、Heel」【つけ】
可愛いお願いの通りに、支配と愛情を込めたグレアとコマンドを使えば、寄りかかっていた力也は体を起こした。
「いくぞ」
「はい」
それでも支えるように、腰を抱いて部屋に向かい歩き出せば、力也は意外なほどにしっかりとした歩きついてきた。それでも少し前屈みなのは、下着にシミを作っている物が気になっているのだろう。
部屋についてドアを開け中に入ると、途端に力也の息が荒くなった。それと同時に、足から力が抜ける。
「力也、Crawl」【四つん這いになれ】
「はい」
部屋の床へ両手をついた力也は、言われずとも見せつけるように頭を下げ、尻を上げた。体中に縄の痕が残る肌をなで、熱さで赤くなっている尻を撫でる。
「よく頑張ったな、偉かった」
尻の割れ目に食い込んでいる下着をなぞれば、力也の体が快感で震える。ゆっくり下へ降ろし、秘部を強く押せばその途端甘い声が漏れた。
「辛かったり怖かったりしなかった?」
「大丈夫」
「よかった」
下着の上から何度も押せば、そのたびに体がピクピクと震えた。手を前へ持って行くと、力也のそこは我慢し続けはち切れそうなほど硬くなっている。
力を入れずに手のひらで撫でれば、力也の体が固まる。
「冬真、じらさないでご褒美ちょうだい」
もう耐えきれなくなったのだろう、そのおねだりに冬真は優しい笑みを浮かべた。下着をずらし、ヒクつく秘部と、張り詰めた性器を楽にさせ。
「ちゃんとおねだりできて偉いな」
「あっ」
褒めながら、秘部へ指を沈めると、まるで飲み込もうとするかのように、そこはヒクヒクと動き冬真の指が徐々に埋まっていく。
「気持ちいい?」
「イイッ・・・・・・もっと・・・・・・もっと」
一本じゃ足りないと言うように、貪欲に指を飲み込み、本能のままのように吠えるような嬌声を上げる。
「今日は沢山頑張ったな、凄かった。さすが俺の力也だ」
「ああっ・・・・・・!あっ・・・はっ・・・もっともっと・・・・・・」
パンパンに膨れあがり苦しそうな前を下着をずらし解放すれば、ようやく開放されたとばかりに、勢いよく精液が噴き出した。
吹き出したそれは、止まることなくビチャビチャと床で音を立てる。次第に、水音と嬌声が部屋に響き始める。
「とうま・・・・・・足りない。・・・・・・これじゃ足りない! ご褒美、くれるんだろ! 欲しい! ちょうだい!」
そのわかりやすい要求に、苦笑し指を抜くとズボンをずらし、同じようにじらされていた物を取り出した。
「ごめん、今あげるから」
“じらしてごめん”と首筋にキスをして、望みの物を音が鳴るほど一気に突き刺した。その勢いに、一瞬力也の頭が跳ね、ガクガクと震える。
「沢山頑張ってくれてありがとう、愛してる」
そう耳元で囁くと同時に力也が大好きだと言ってくれる強い、愛情と懇願、そして支配を込めたSランクのグレアを吐き出すように発した。
「ああっ・・・・・・あっ・・・・・・はっ・・・・・・」
強いグレアで、意識を保てなくなったのかサブスペースと飛んだようになってしまった力也の肩に軽く噛みつけばそれさえも快感に感じるらしくその度にビクビクと震える。
「エロ可愛い、俺の力也、好きだ」
愛の言葉と賞賛をうわごとのようにはき続けながら、冬真は頑張った力也をご褒美としてたっぷり可愛がった。
目を覚ませば、豪華なベッドの上だった。隣には気持ちよさそうに寝息を立てる冬真がいた。自分の体を見れば昨日の縄の痕は薄らと残る程度になっていた。
あんなに長い時間だったのに、それほど残っていない、こういうとこが回復が早いということなのだろうが、ちょっともったいなく感じる。
「もっとキツくして貰ったら残るのかな」
そんなことを強請ったらおそらく冬真には嫌がられるし、断られるだろう。キスマークはつけたがる癖にと思いつつ、なんとなく悪戯心が沸き冬真の首筋へと吸い付いた。
しっかり首筋にキスマークをつけ唇を離す。うまくできたことに調子に乗ってもう一つつけてみる。
「こーら」
「うっわ」
面白くなってキスマークを残していたら、いつの間にか起きていたらしい冬真に笑いながら抱きしめられた。
「この、いたずらっこ」
「アハハッ、ごめん」
抱きしめグリグリと頭をこすりつけられ、笑い返す力也へ冬真はキスをした。
「おはよう」
「おはよう」
「体の調子は?」
「元気、でも腹減った」
その正直な答えに、冬真は声を立てて笑い、力也から手を離し頭を撫でた。
「シャワー浴びたら朝食行こう」
「うん」
一緒に入るのかと思えば、片付けがあるから先に浴びてきていいと言われ、部屋についているシャワーに向かう。
「・・・・・・うっわ」
シャワーに向かう途中、部屋の入り口の床を見てしまった力也はその惨状に、うめくような声を上げた。Subに配慮された柔らかい絨毯が見る影もない。
(大丈夫なのかな)
弁償ものなのではと一瞬思うが、神月の性質上それはなさそうだ。その近くには同じくグチャグチャに脱ぎ捨てられた冬真の服があった。
「冬真、Sランク服、着替えもってる?」
「持ってる、持ってる」
だから気にしなくていいと力也を風呂に押し込み、冬真は床を丹念に拭き始めた。
リビングに降りれば、そこは多くの人々が集まってホテルの朝食バイキングみたいになっていた。
「力也さん!」
「結衣、おはよう」
どこに座ろうかと見回すと、結衣と神月を見つけ、二人はそちらへ向かった。テーブルにはもう一組Collar店の店長とそのSubがいた。
「おはよう」
「おはようございます」
昨日のことを思い出し、少し恥ずかしくなりながら挨拶を返せば、Domの彼女はにっこりと優しい笑みを浮かべた。
「ここ、いいですか?」
「ええ、大歓迎するわ」
「じゃあ、食べ物取りに行ってきます」
席を確保した冬真と力也は早速、朝食を取りに行った。朝から取り皿を山盛りにした力也は、三人ものDomに暖かく見守られる中、おいしそうに料理を食べた。
「そうだ。展示のお前達の順位でたぞ」
「何位でした?」
「四位だ」
「四位か~」
展示に参加した人数が少ないため、喜んでいいのかどうか微妙なところだった。Domの腕とテクニックやSubからの信頼感が関係すると考えれば、せめて三位以内には入りたかった。
「力也君は良かったんだけどね。冬真君の他のDomへの対応力と熟練度の差がでちゃったのよ。上位三人の中には緊縛師や拘束具を多く取り扱ってる人もいたし、仕方ないわよ」
「本職には勝てないよ」
力也から離れることはできなかったから、他を見てはいないが、確かに人が多く集まっていたところがあった気がする。
「ですよね。……ごめん、力也頑張ってくれたのに」
「頑張らせすぎたのも原因かもしれないな。触れる場所の制限や拒否をしなかっただろ?」
「はい」
「でも、俺そこまでつらくなかったですよ」
「それでもだ」
たとえ展示の最中でもSubの為を考えて、拒否を示せる。それが冬真への評価につながっていた。それに気づいた冬真が落ち込んだ表情を浮かべると、力也はその顔を覗き込んだ。
「でも俺冬真の緊縛好きだよ。すごく安心する」
「ありがとう」
その愛らしい言葉に、冬真は照れたように笑うと嬉しそうにその頭をなでた。
こうして初めての冬真と力也の催しは、特技披露が三位で賞品はバイキング券、ご主人様捜索が一位で賞品は旅行券、展示が四位で賞品は商品券に終わった。
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