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第三十四話【刻みこむ】前
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何度もPlayを重ね、濃厚なSexもしているのに、互いの基本的な情報が抜けている。それは時たま聞くことだが、多くの場合それでいいと思っているからか、隠しておきたいことがあるからのどちらかだろう。
むろん、どちらでもない場合も存在するが、知りたいと思い、それを本人にも言っているのに“聞かれなかったから”というだけで口にしないなどということがあろうとは…。
力也はSubの保護施設から少し離れた場所の駐車場で、完全に不機嫌になっている冬真の前で首を縮めていた。
「あの…冬真…」
つい先ほど迎えに来てくれた時は上機嫌に孝仁と戯れていたのに、なぜこうなってしまったのだろう。
時は少し巻き戻る。それは本当にいきなりだった。
見学と力也のお迎えにきた冬真が孝仁と一通り押し問答という名の戯れを終え、さあ帰ろうとした時だった。
「ちょっとまって」
そういうと孝仁は、控室の隅に置いてあった小さめの紙袋を持ってきた。リボンのついた見覚えのある店名が書かれた、ファンからの差し入れのように見える、それを力也へと差し出した。
「はい、力也君に誕生日プレゼント」
おすそ分けかと思っていた二人だが、その言葉を聞いた瞬間、それぞれ顔色が変わった。
「いいんですか?ありがとうございます」
「いつもと同じとこだけど」
「ここのおいしいんで嬉しいです」
にっこりと好意に満ちた笑顔を浮かべる孝仁が差し出したプレゼントを、力也はウキウキとした様子で受け取った。
それは孝仁が気に入っている洋菓子屋のエクレアだった。高級店が立ち並ぶ通りにある洋菓子の老舗がだしているそれは見た目もおしゃれで、見るからにおいしそうなのだが、自分で買うには手を出しにくい物だった。
「お母さんの分もいれてあるから」
「はい、ほんとありがとうございます!」
前にもらったときに入院中の母にも持っていたと、説明したのを覚えていた孝仁は、多めに買ってくれたらしい。賞味期限は今日中だが、このあとはなにも用事がないそのまま寄れるだろう。
「冬真、帰りにちょっと寄り道して…」
そう言いかけた力也だが、冬真のほうを見た瞬間戸惑いに変わった。冬真は両手で頭を抱え、天を仰いでいた。
「冬真?」
「いつ?」
「え?」
「誕生日、いつ?」
こちらをチラリとも見ずに、頭を抱えたまま尋ねた冬真に、力也は戸惑いながらも返した。
「…今日だけど…」
「マジか…」
「まさか知らなかったの!?」
まるでこの世の終わりかのように愕然とする冬真に対し、孝仁は途端に嬉しそうな表情へと変わった。対照的な反応をする二人の様子に、力也はついていけず目を白黒させた。
「お疲れさまでした。いくぞ」
「え、と…冬真?すみませんお疲れさまでした!」
勝ち誇った笑みを浮かべた孝仁をジロッとみると、冬真は慌てる力也の手を引き、控室の外へと出た。
「あの…冬真?」
逃がさないというように手首をがっしりと掴み、力也を引っ張りながら冬真は駐車場へと向かう間一言も口を開かなかった。
「施設まで道案内」
「う、うん。あ、でも冬真は施設には…」
「わかってる。離れたとこでいい」
「はい…」
いつにない冷たい淡々とした口調に、力也は怒らせてしまったというショックを抱えながら、その背にいつも通り掴まった。
こんなに怒るなんて思わなかった。もっと早く自分から話さなきゃなかったのだと力也は自己嫌悪に陥っていた。
冬真は隠し事を許してくれる優しいご主人様だけど、これは隠し事にするようなものでもない。それなのに、深く考えずに黙ったままにしていた。
主人である自分が知らないのに、他の人が知っていた。冬真は主人としてプライドが傷ついただろう。自分が言わなかった所為で、申し訳なく思う力也の手は冬真の服を縋るようにつかんでいた。
「力也、もっとしっかりつかまれ」
「は、はい…」
走り出したら振り落とされてしまうのではないかと思われるほど、遠慮がちにつかんでいた力也の手がおそるおそる、腰へ回された。その瞬間その両手首をつかみ、冬真はいつものようにがっしりとつかまらせた。
「行くぞ」
見た目だけはいつも通り、しかし感じる風は信じられないぐらい冷たく痛い。捨てられることも、二度と治らないような傷をつけられることもないとわかっているのに、なにがこんなに怖いのだろう。
疑うな、疑わないでほしいという言葉は力也の心に根付いている。それでも尚も、不安になるのは自分が依存しているからだと思えた。
冬真から与えられるものに、依存し、それなしではいられなくなっている。いつの間にこんなに欲しがりになっていたのだろう。
一時の安らぎでもいいと思っていたのに…。
「力也、まだ?」
「あ、えっとそろそろ止まってほしい」
大体の場所を教えられ、しばらく走った冬真は言われたとおり駐車場に止まった。バイクを降り、椅子の下から孝仁がくれたプレゼントを取り出すと力也へと渡した。
「あの…冬真…」
「お前、俺がなんで怒ってるか、わかってるか?」
大きくため息をついた冬真に尋ねられ、力也は思考を巡らせた。これ以上がっかりさせたくはなかった。
うまく答えなければと思うが、どう答えたら正解なのかもわからない。
「俺が…誕生日だって言わなかったから…」
「お前が誕生日だって言わなかったことで、なんで俺が怒ってるのかわかるか?」
「…先越されちゃったから…俺、冬真優先しなかった…最悪だよな…」
ご主人様なのに、他のひとより情報が少ないなど怒るのも当たり前だ。
「そうじゃなくて!なんで俺に誕生日だってもっと前からアピールして、我儘言わないんだよ!?」
「…え?」
落ち込んで顔も上げられずにいた力也は、急に大きくなった冬真のその言葉に反射的に顔を上げた。そうしてやっとわかった。怒っていたと思っていた冬真は、確かに怒ってはいるが、それ以上にすねていた。
「一年に一度なんだから、普段わがまま言ってる俺に、プレゼントねだったりして騒げよ!」
「冬真?」
雲行きが変わってきた様子に、力也は改めて考えを理解しようと声をかけた。それでも、冬真の様子は変わらず、いきり立つようにつづけた。
「俺に散々甘えて、振り回して、色々要求しろよ!俺、朝から連絡とってたよな!?連絡とってんだから、いきなり言ってびっくりさせて慌てさせたりしろよ!」
「ごめん?」
「ごめんじゃなくて!そんな絶好の機会!もったいないだろ!」
「冬真怒ってたんじゃねぇの?」
話の露点がずれたどころか、予想と違いすぎる要求に、力也は思わず聞きたくないことを聞き返していた。
「怒ってるよ!怒ってんだよ!孝仁さんがあんなことしなかったら、せっかくのお前の誕生日知らないままで、俺は俺に思う存分わがまま言うお前を楽しめないだろ!」
「ちょっと意味わかんないんだけど!?」
もう意味が分からなくなってきたと思い力也は突っ込んだ。冬真の言っている意味を理解しようと思えば思うほど、混乱してくる。
誕生日を話さず、恥をかかせてしまったことを、気を回さなかったことを怒っていると思っていたのに、冬真が言うのはまったく別の物だった。
「なんでわかんないんだよ!好き放題我儘言って、振り回すお前とかレアだろ!?誕生日だからってでかい顔して、こっちが困るぐらいにわがまま言って、甘えて、強請って…」
「それっていいの?」
そもそもそんなことしようとも思わなかった力也からすれば、想像でしかないがそれでも要求される意味がわからない。自分で困るって言っているのだから、むしろダメってことではないのか?
「いいに決まってんだろ!?俺はお前のご主人様のつもりなんだから」
「そうじゃなくて、逆のほうが喜ぶもんじゃねぇの?」
「逆?」
話で聞いたことがある“プレゼントは自分”とか言ってリボンを巻いて待っているほうが、普通喜ぶものじゃないのだろうか?
そう思いを込めて聞いたというのに、冬真はきょとんとした顔をしていた。
「自分の誕生日に好きなもんもらうほうが、嬉しいだろ?」
「でも俺は、いつも力也もらってるし…。自分の誕生日とかどうでもいい。それより、せっかくのお前の誕生日なんだから、誕生日らしく強請って王様する力也みてみたい!」
「…やっぱ意味わかんない」
「なんでわかんねぇんだよ!?」
段々と考えるのを諦めたくなってきた。どう聞いても、生意気だと嫌がられるはずのことなのになぜか冬真はそれを体験できないと嫌がっていた。
もうあべこべどころか、ぐちゃぐちゃな要求だ。なんで、それを求められているのかもわからず、尚も騒ぐ様子に力也はあきらめた。
「あー、とりあえず俺ちょっと行ってくるよ。時間たつとまずいし…」
「あ、ああ。母さんによろしく」
「わかった。ついでに、先生にネット通話できないか聞いとくよ」
「またそうやって俺を喜ばせようとする!マジ、イケメン!」
「行ってきます」
むろん、どちらでもない場合も存在するが、知りたいと思い、それを本人にも言っているのに“聞かれなかったから”というだけで口にしないなどということがあろうとは…。
力也はSubの保護施設から少し離れた場所の駐車場で、完全に不機嫌になっている冬真の前で首を縮めていた。
「あの…冬真…」
つい先ほど迎えに来てくれた時は上機嫌に孝仁と戯れていたのに、なぜこうなってしまったのだろう。
時は少し巻き戻る。それは本当にいきなりだった。
見学と力也のお迎えにきた冬真が孝仁と一通り押し問答という名の戯れを終え、さあ帰ろうとした時だった。
「ちょっとまって」
そういうと孝仁は、控室の隅に置いてあった小さめの紙袋を持ってきた。リボンのついた見覚えのある店名が書かれた、ファンからの差し入れのように見える、それを力也へと差し出した。
「はい、力也君に誕生日プレゼント」
おすそ分けかと思っていた二人だが、その言葉を聞いた瞬間、それぞれ顔色が変わった。
「いいんですか?ありがとうございます」
「いつもと同じとこだけど」
「ここのおいしいんで嬉しいです」
にっこりと好意に満ちた笑顔を浮かべる孝仁が差し出したプレゼントを、力也はウキウキとした様子で受け取った。
それは孝仁が気に入っている洋菓子屋のエクレアだった。高級店が立ち並ぶ通りにある洋菓子の老舗がだしているそれは見た目もおしゃれで、見るからにおいしそうなのだが、自分で買うには手を出しにくい物だった。
「お母さんの分もいれてあるから」
「はい、ほんとありがとうございます!」
前にもらったときに入院中の母にも持っていたと、説明したのを覚えていた孝仁は、多めに買ってくれたらしい。賞味期限は今日中だが、このあとはなにも用事がないそのまま寄れるだろう。
「冬真、帰りにちょっと寄り道して…」
そう言いかけた力也だが、冬真のほうを見た瞬間戸惑いに変わった。冬真は両手で頭を抱え、天を仰いでいた。
「冬真?」
「いつ?」
「え?」
「誕生日、いつ?」
こちらをチラリとも見ずに、頭を抱えたまま尋ねた冬真に、力也は戸惑いながらも返した。
「…今日だけど…」
「マジか…」
「まさか知らなかったの!?」
まるでこの世の終わりかのように愕然とする冬真に対し、孝仁は途端に嬉しそうな表情へと変わった。対照的な反応をする二人の様子に、力也はついていけず目を白黒させた。
「お疲れさまでした。いくぞ」
「え、と…冬真?すみませんお疲れさまでした!」
勝ち誇った笑みを浮かべた孝仁をジロッとみると、冬真は慌てる力也の手を引き、控室の外へと出た。
「あの…冬真?」
逃がさないというように手首をがっしりと掴み、力也を引っ張りながら冬真は駐車場へと向かう間一言も口を開かなかった。
「施設まで道案内」
「う、うん。あ、でも冬真は施設には…」
「わかってる。離れたとこでいい」
「はい…」
いつにない冷たい淡々とした口調に、力也は怒らせてしまったというショックを抱えながら、その背にいつも通り掴まった。
こんなに怒るなんて思わなかった。もっと早く自分から話さなきゃなかったのだと力也は自己嫌悪に陥っていた。
冬真は隠し事を許してくれる優しいご主人様だけど、これは隠し事にするようなものでもない。それなのに、深く考えずに黙ったままにしていた。
主人である自分が知らないのに、他の人が知っていた。冬真は主人としてプライドが傷ついただろう。自分が言わなかった所為で、申し訳なく思う力也の手は冬真の服を縋るようにつかんでいた。
「力也、もっとしっかりつかまれ」
「は、はい…」
走り出したら振り落とされてしまうのではないかと思われるほど、遠慮がちにつかんでいた力也の手がおそるおそる、腰へ回された。その瞬間その両手首をつかみ、冬真はいつものようにがっしりとつかまらせた。
「行くぞ」
見た目だけはいつも通り、しかし感じる風は信じられないぐらい冷たく痛い。捨てられることも、二度と治らないような傷をつけられることもないとわかっているのに、なにがこんなに怖いのだろう。
疑うな、疑わないでほしいという言葉は力也の心に根付いている。それでも尚も、不安になるのは自分が依存しているからだと思えた。
冬真から与えられるものに、依存し、それなしではいられなくなっている。いつの間にこんなに欲しがりになっていたのだろう。
一時の安らぎでもいいと思っていたのに…。
「力也、まだ?」
「あ、えっとそろそろ止まってほしい」
大体の場所を教えられ、しばらく走った冬真は言われたとおり駐車場に止まった。バイクを降り、椅子の下から孝仁がくれたプレゼントを取り出すと力也へと渡した。
「あの…冬真…」
「お前、俺がなんで怒ってるか、わかってるか?」
大きくため息をついた冬真に尋ねられ、力也は思考を巡らせた。これ以上がっかりさせたくはなかった。
うまく答えなければと思うが、どう答えたら正解なのかもわからない。
「俺が…誕生日だって言わなかったから…」
「お前が誕生日だって言わなかったことで、なんで俺が怒ってるのかわかるか?」
「…先越されちゃったから…俺、冬真優先しなかった…最悪だよな…」
ご主人様なのに、他のひとより情報が少ないなど怒るのも当たり前だ。
「そうじゃなくて!なんで俺に誕生日だってもっと前からアピールして、我儘言わないんだよ!?」
「…え?」
落ち込んで顔も上げられずにいた力也は、急に大きくなった冬真のその言葉に反射的に顔を上げた。そうしてやっとわかった。怒っていたと思っていた冬真は、確かに怒ってはいるが、それ以上にすねていた。
「一年に一度なんだから、普段わがまま言ってる俺に、プレゼントねだったりして騒げよ!」
「冬真?」
雲行きが変わってきた様子に、力也は改めて考えを理解しようと声をかけた。それでも、冬真の様子は変わらず、いきり立つようにつづけた。
「俺に散々甘えて、振り回して、色々要求しろよ!俺、朝から連絡とってたよな!?連絡とってんだから、いきなり言ってびっくりさせて慌てさせたりしろよ!」
「ごめん?」
「ごめんじゃなくて!そんな絶好の機会!もったいないだろ!」
「冬真怒ってたんじゃねぇの?」
話の露点がずれたどころか、予想と違いすぎる要求に、力也は思わず聞きたくないことを聞き返していた。
「怒ってるよ!怒ってんだよ!孝仁さんがあんなことしなかったら、せっかくのお前の誕生日知らないままで、俺は俺に思う存分わがまま言うお前を楽しめないだろ!」
「ちょっと意味わかんないんだけど!?」
もう意味が分からなくなってきたと思い力也は突っ込んだ。冬真の言っている意味を理解しようと思えば思うほど、混乱してくる。
誕生日を話さず、恥をかかせてしまったことを、気を回さなかったことを怒っていると思っていたのに、冬真が言うのはまったく別の物だった。
「なんでわかんないんだよ!好き放題我儘言って、振り回すお前とかレアだろ!?誕生日だからってでかい顔して、こっちが困るぐらいにわがまま言って、甘えて、強請って…」
「それっていいの?」
そもそもそんなことしようとも思わなかった力也からすれば、想像でしかないがそれでも要求される意味がわからない。自分で困るって言っているのだから、むしろダメってことではないのか?
「いいに決まってんだろ!?俺はお前のご主人様のつもりなんだから」
「そうじゃなくて、逆のほうが喜ぶもんじゃねぇの?」
「逆?」
話で聞いたことがある“プレゼントは自分”とか言ってリボンを巻いて待っているほうが、普通喜ぶものじゃないのだろうか?
そう思いを込めて聞いたというのに、冬真はきょとんとした顔をしていた。
「自分の誕生日に好きなもんもらうほうが、嬉しいだろ?」
「でも俺は、いつも力也もらってるし…。自分の誕生日とかどうでもいい。それより、せっかくのお前の誕生日なんだから、誕生日らしく強請って王様する力也みてみたい!」
「…やっぱ意味わかんない」
「なんでわかんねぇんだよ!?」
段々と考えるのを諦めたくなってきた。どう聞いても、生意気だと嫌がられるはずのことなのになぜか冬真はそれを体験できないと嫌がっていた。
もうあべこべどころか、ぐちゃぐちゃな要求だ。なんで、それを求められているのかもわからず、尚も騒ぐ様子に力也はあきらめた。
「あー、とりあえず俺ちょっと行ってくるよ。時間たつとまずいし…」
「あ、ああ。母さんによろしく」
「わかった。ついでに、先生にネット通話できないか聞いとくよ」
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