夜明け前が一番暗い

大学三年生の冬、私はまだ将来の夢が決まっておらず今後の就職活動をどうしていくか悩んでいた。

自身がどうしていきたいのか、何がしたいのか。

全く分からず、投げやりに人生を歩んできた自分に嫌気がさしていた。

だが、ある帰り道に不思議な太陽光の現象を見て写真を撮っていたら一人の青年に出会う。

彼は有名な人を撮る天才のプロカメラマンなのだが、色々と謎が多く、私はそんな彼に魅了されていく。

彼という人間に触れていくとともに私の心情にも変化が起こり、そして忘れもしないあの日、私に彼からの手紙が届く___。


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