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第6話 クラスメートは
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ザガード達は提示版がある所に向かう。
既に大半の人達は、提示版を見終えたのか、それほど人は居なかった。
少しだけ人は居るが、それほど居ないので苦労する事はない。
「すいません。通りますね」
リエリナは提示版の傍にいる同期生達に一声かけてから通る。
声を掛けられた同期生は、その声を聞き、更にリエリナを見て、見惚れている。
だが、次の瞬間、リエリナの傍にいるザガードを見て、慌てて目を背ける。
「ええっと、わたし達の教室は・・・・・・ああ、ありました」
リエリナは提示版に貼られている紙を見ていると、自分の名前を見つける。
「何処になりましたか? お嬢様」
「一年次のAクラスですね」
「Aクラスですか」
ザガードも自分の名前を探す。
すると、リエリナの名前の下に自分の名前を見つけた。
自分の名前を見つて、ザガードはギョッとした。
それは、自分の名前の下にローザアリアの名前があった。
一瞬、見間違いかと思い、ザガードはもう一度見た。
其処にはハッキリとローザアリア=フォン=クラ―トゲシャブと書かれていた。
その名前を見つけて、無意識なのか、ライアン皇子の名前を探した。
だが、ライアン皇子の名前はなかった。
どうやら別のクラスのようだ。
ザガードは無意識なのか、安堵の息を吐いた。
「どうかしたのですか?」
「い、いえ。わたしもお嬢様と同じクラスだったので、安堵しました」
「そうですか。まぁ、当然ですけどね」
クスクスと笑うリエリナ。
「お嬢様。教室に向かいますか?」
「そうね。行きましょうか。一年は一緒に過ごすクラスメート達の顔を見て覚えておきたいから」
「承知しました」
リエリナが歩き出したので、ザガードはその後に付いて行く。
講堂を出て、校舎の中に入る。
提示版に書かれていた教室には一階にある事もあって直ぐに着いた。
一-A。
という札が掛けられている部屋の前に着くザガード達。
ザガードが扉を開けて、先に入る。
既に同級生達がグループを作って、仲良く談笑していた。。
ドアが開いた事で、何人かの者達が興味につられ、ドアの方に目を向ける。
そして、ザガードを見て同じ同級生だと分かり、談笑を続けた。
「お嬢様。どうぞ」
安全だと分かると、ザガードはリエリナを入る様に促した。
リエリナが教室に入ると、クラスメートの一人が声をあげる。
「か、可愛い。・・・・・・」
「ああ、そうだな」
「貴族だよな?」
「お付きも居るからそうだろうな」
クラスメート達が憶測を立てている中で、ザガード達は適当な席を探し、そこに座る。
リエリナが座ると、ザガードはリエリナの隣の席に座る。
「これから一年間、よろしくおねがいしますね」
「おじょ、いえリエリナ。わたしは側付きですが?」
それは暗に、今までもこれからも一緒に居るでしょうと言っているザガード。
「ふふふ、気分の問題よ」
「そうですか」
ザガードは肩を竦めた。
ザガード達が話している間も、周りのクラスメート達はチラチラっとザガート達を見る。
正確に言えば、ザガードではなくリエリナの方を見ているというのが正しい。
言葉遣いからリエリナは貴族だと分かったので、お近づきになろうとしている。
一番先に声を掛けたいが、他の者が邪魔をするもしくは乗っかて、自分を高く紹介するかもしれない。
そう思うと、皆声を掛けるのを躊躇っている。
だが、声を掛けようとしているようと、皆、タイミングを計っている。
クラスメート達がタイミングを計っていると、また教室のドアが開いた。
皆、誰か来たのかと思い、ドアの方に首を向ける。
部屋に入って来たのは、黒い髪の女性だった。
烏の濡れ羽色の髪を腰まで伸ばし、キリっとした目元。アメジストの様な瞳。
綺麗な顔立ち。肉感的な肢体は制服の上からでも分かる。
そこまで見れば、魅力的な同級生で終わるだろうが、変わった事にその女性の指には幾つもの指環を嵌めていた。
「お嬢様。どうぞ」
その女性がドアの外に居る者に声を掛ける。
女性は誰に声かけたのだろうと思い、クラスメート達は興味津々な顔をしていた。
そして、その者が教室に入ると、皆驚愕した。
教室に入って来たのはローザアリアだったからだ。
「ろ、ローザアリア」
「あの悪名高きクラ―トゲシャブの令嬢」
「王都を裏で支配する者」
「貴族すら奴隷にする極悪の一族」
ローザアリアが教室に入るなり、皆好き勝手に言っていた。
勿論、ローザアリアには聞こえない声量でだが。
ローザアリアはそんな妬みや恐れいるような話を聞きながら、教室に入る。
そして、リエリナ達の右斜めの席に座る。
ローザアリアが席に座るのを見て、ザガードは思わずローザアリアを見た。
ギリギリ横顔が見える位置であったが、ザガードはその顔を見るだけで、何故か胸が高鳴った。
(まただ)
自分の心臓が高鳴る理由が分からず、ザガードはどうしたら良いのか分からずにいた。
困惑しているザガード。
そこにまた教室のドアが開いた。
ドアを開けた者は、そのまま歩き教壇の所まで来た。
二十代後半の男性で、耳が細長く尖っているので、エルフ族のようだ。
肌も白いので、リョースアールヴと言われる種だろう。
エルフ族には大まかに分ければ、二つの種族がある。
リョースアールヴとスヴァルトアールヴ。
この二種の違いは、肌の色だ。
リョースアールヴは肌が白い。スヴァルトアールヴは肌が黒い。
違いと言えるのhこれだけだ。
そのエルフの男性が教壇からザガード達を見る。
「皆さん、初めまして。わたしはこの一年A組の担任をする。オベランです」
エルフ族にはファミリーネームは無い。
「これから一年間、よろしくお願いしますね」
端正な顔立ちをしているので、笑顔を浮かべると凄い破壊力がある。
その笑顔に殆どの女生徒達は顔を赤らめる。
「今日はわたしが名前を言いますので、皆さんはクラスメートの顔をと名前を覚えて下さい」
そう言って、オベランは生徒達の名前を言い出す。
そうして進んでいくと、ザガードの名前も呼ばれ出した。
「ザガード=ヴォルデモートルク君」
「はい」
「シオーネ=アルイル―バさん」
「はい」
そう返事したのは、ローザアリアの隣に座っている女生徒であった。
ローザアリアの護衛の名前だと予想するザガード。
その後も、オベランは名前をあげていく。
やがて、クラスにいる生徒の名前を言い終えた。
「本日は授業はありません。鐘が鳴りましたら、各自自由に行動して構いません。家に帰っても良し、校舎の中を歩き回るのも良し。部活動の見学をするのも良し。好きに行動してください」
オベランがそう言い終えると、鐘が鳴った。
「明日から授業開始になります。皆さん、明日からヨロシクお願いしますね」
オベランは一礼して、教室を出て行った。
教室にいる者達は好きに動きだした。
「リエリナ。如何なさいますか?」
「そうですね。このまま帰っても暇ですから、校舎の中を見回りましょうか」
「畏まりました」
リエリナが席を立ったので、ザガードもその後に続いた。
既に大半の人達は、提示版を見終えたのか、それほど人は居なかった。
少しだけ人は居るが、それほど居ないので苦労する事はない。
「すいません。通りますね」
リエリナは提示版の傍にいる同期生達に一声かけてから通る。
声を掛けられた同期生は、その声を聞き、更にリエリナを見て、見惚れている。
だが、次の瞬間、リエリナの傍にいるザガードを見て、慌てて目を背ける。
「ええっと、わたし達の教室は・・・・・・ああ、ありました」
リエリナは提示版に貼られている紙を見ていると、自分の名前を見つける。
「何処になりましたか? お嬢様」
「一年次のAクラスですね」
「Aクラスですか」
ザガードも自分の名前を探す。
すると、リエリナの名前の下に自分の名前を見つけた。
自分の名前を見つて、ザガードはギョッとした。
それは、自分の名前の下にローザアリアの名前があった。
一瞬、見間違いかと思い、ザガードはもう一度見た。
其処にはハッキリとローザアリア=フォン=クラ―トゲシャブと書かれていた。
その名前を見つけて、無意識なのか、ライアン皇子の名前を探した。
だが、ライアン皇子の名前はなかった。
どうやら別のクラスのようだ。
ザガードは無意識なのか、安堵の息を吐いた。
「どうかしたのですか?」
「い、いえ。わたしもお嬢様と同じクラスだったので、安堵しました」
「そうですか。まぁ、当然ですけどね」
クスクスと笑うリエリナ。
「お嬢様。教室に向かいますか?」
「そうね。行きましょうか。一年は一緒に過ごすクラスメート達の顔を見て覚えておきたいから」
「承知しました」
リエリナが歩き出したので、ザガードはその後に付いて行く。
講堂を出て、校舎の中に入る。
提示版に書かれていた教室には一階にある事もあって直ぐに着いた。
一-A。
という札が掛けられている部屋の前に着くザガード達。
ザガードが扉を開けて、先に入る。
既に同級生達がグループを作って、仲良く談笑していた。。
ドアが開いた事で、何人かの者達が興味につられ、ドアの方に目を向ける。
そして、ザガードを見て同じ同級生だと分かり、談笑を続けた。
「お嬢様。どうぞ」
安全だと分かると、ザガードはリエリナを入る様に促した。
リエリナが教室に入ると、クラスメートの一人が声をあげる。
「か、可愛い。・・・・・・」
「ああ、そうだな」
「貴族だよな?」
「お付きも居るからそうだろうな」
クラスメート達が憶測を立てている中で、ザガード達は適当な席を探し、そこに座る。
リエリナが座ると、ザガードはリエリナの隣の席に座る。
「これから一年間、よろしくおねがいしますね」
「おじょ、いえリエリナ。わたしは側付きですが?」
それは暗に、今までもこれからも一緒に居るでしょうと言っているザガード。
「ふふふ、気分の問題よ」
「そうですか」
ザガードは肩を竦めた。
ザガード達が話している間も、周りのクラスメート達はチラチラっとザガート達を見る。
正確に言えば、ザガードではなくリエリナの方を見ているというのが正しい。
言葉遣いからリエリナは貴族だと分かったので、お近づきになろうとしている。
一番先に声を掛けたいが、他の者が邪魔をするもしくは乗っかて、自分を高く紹介するかもしれない。
そう思うと、皆声を掛けるのを躊躇っている。
だが、声を掛けようとしているようと、皆、タイミングを計っている。
クラスメート達がタイミングを計っていると、また教室のドアが開いた。
皆、誰か来たのかと思い、ドアの方に首を向ける。
部屋に入って来たのは、黒い髪の女性だった。
烏の濡れ羽色の髪を腰まで伸ばし、キリっとした目元。アメジストの様な瞳。
綺麗な顔立ち。肉感的な肢体は制服の上からでも分かる。
そこまで見れば、魅力的な同級生で終わるだろうが、変わった事にその女性の指には幾つもの指環を嵌めていた。
「お嬢様。どうぞ」
その女性がドアの外に居る者に声を掛ける。
女性は誰に声かけたのだろうと思い、クラスメート達は興味津々な顔をしていた。
そして、その者が教室に入ると、皆驚愕した。
教室に入って来たのはローザアリアだったからだ。
「ろ、ローザアリア」
「あの悪名高きクラ―トゲシャブの令嬢」
「王都を裏で支配する者」
「貴族すら奴隷にする極悪の一族」
ローザアリアが教室に入るなり、皆好き勝手に言っていた。
勿論、ローザアリアには聞こえない声量でだが。
ローザアリアはそんな妬みや恐れいるような話を聞きながら、教室に入る。
そして、リエリナ達の右斜めの席に座る。
ローザアリアが席に座るのを見て、ザガードは思わずローザアリアを見た。
ギリギリ横顔が見える位置であったが、ザガードはその顔を見るだけで、何故か胸が高鳴った。
(まただ)
自分の心臓が高鳴る理由が分からず、ザガードはどうしたら良いのか分からずにいた。
困惑しているザガード。
そこにまた教室のドアが開いた。
ドアを開けた者は、そのまま歩き教壇の所まで来た。
二十代後半の男性で、耳が細長く尖っているので、エルフ族のようだ。
肌も白いので、リョースアールヴと言われる種だろう。
エルフ族には大まかに分ければ、二つの種族がある。
リョースアールヴとスヴァルトアールヴ。
この二種の違いは、肌の色だ。
リョースアールヴは肌が白い。スヴァルトアールヴは肌が黒い。
違いと言えるのhこれだけだ。
そのエルフの男性が教壇からザガード達を見る。
「皆さん、初めまして。わたしはこの一年A組の担任をする。オベランです」
エルフ族にはファミリーネームは無い。
「これから一年間、よろしくお願いしますね」
端正な顔立ちをしているので、笑顔を浮かべると凄い破壊力がある。
その笑顔に殆どの女生徒達は顔を赤らめる。
「今日はわたしが名前を言いますので、皆さんはクラスメートの顔をと名前を覚えて下さい」
そう言って、オベランは生徒達の名前を言い出す。
そうして進んでいくと、ザガードの名前も呼ばれ出した。
「ザガード=ヴォルデモートルク君」
「はい」
「シオーネ=アルイル―バさん」
「はい」
そう返事したのは、ローザアリアの隣に座っている女生徒であった。
ローザアリアの護衛の名前だと予想するザガード。
その後も、オベランは名前をあげていく。
やがて、クラスにいる生徒の名前を言い終えた。
「本日は授業はありません。鐘が鳴りましたら、各自自由に行動して構いません。家に帰っても良し、校舎の中を歩き回るのも良し。部活動の見学をするのも良し。好きに行動してください」
オベランがそう言い終えると、鐘が鳴った。
「明日から授業開始になります。皆さん、明日からヨロシクお願いしますね」
オベランは一礼して、教室を出て行った。
教室にいる者達は好きに動きだした。
「リエリナ。如何なさいますか?」
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