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第一章 日下部さん家の四姉妹
2.勇者と姉妹の再会②
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リビングのソファで無茶苦茶くつろいでいたが……実を言うとここは僕の自宅ではなく、ウチの隣に住んでいる日下部さん四姉妹が暮らしている家だった。
日下部家と八雲家は隣人として、子供の頃からずっと親交がある。四姉妹とは実の姉弟のように育ってきたのだ。
僕の両親が亡くなり、兄と華音姉さんが結婚して……1年前に兄が亡くなってからも付き合いは変わらない。むしろ、1人暮らしになってしまった僕が日下部家に入り浸っている状態だった。
今日も華音姉さんから夕飯に招かれて、リビングでアニメのDVDを観ながらまったりしていたところだ。
ちなみに、日下部家にも両親がおらず四姉妹だけで暮らしていた。
今年で22歳になる華音姉さんが長女。その下に大学生と中学生、小学生の妹がいる。
姉妹の両親は数年前に亡くなっており、男女の違いはあるがどことなく我が家と境遇が似ていた。
その辺りの事情が兄と華音姉さんが結婚するきっかけになったらしい。
「よし……!」
華音姉さんから3人の妹を呼んでくるように指示された僕は、階段を昇って2階に上がった。
彼女達と顔を合わせるのも体感で5年ぶり。この世界では1分と経っていないようだが、随分と久しぶりな気がする。
華音姉さんは『ほわー』とした性格なため気にした様子はなかったが、他の3人はそうはいかないだろう。さっきのように泣きながら抱き着いたりしたら、異変に勘づかれるかもしれない。
異世界に召喚されたことがバレたからといって問題はないと思うが……出来ることならこちらの事情に巻き込みたくなかった。
「……落ち着け、冷静になれ。いつものように。いつものようにだ」
四姉妹の次女の部屋の前に立ち、大きく息を吐く。
心を鎮め、気分を落ち着け……意を決してドアノブに手をかける。
「飛鳥姉、入るよ!」
「ありゃ?」
ドアを開けると、部屋の中から軽く驚いたような声が返ってくる。
扉の向こう――マンガやら菓子の袋やら、床が見えないくらい散らかっている部屋の中央に四姉妹の次女が立っていた。
黒髪のショートカット。170㎝を超える長身でスタイルはバツグン。いかにも活動的でスポーティーな雰囲気をまとった彼女の名前は日下部飛鳥。
年齢は僕より3つ上の20歳。大学生で水泳選手。高校生の頃には国体に出場した経験もある。
「ぶふっ!?」
そんな飛鳥姉の姿に……僕は思わず吹き出してしまう。
日下部家の次女である飛鳥姉が。
オリンピック出場すら夢ではないと言われている水泳選手の飛鳥姉が……ブラジャーにスカートというあられもない姿で立っていたのだ。
どうやら着替え中だったらしい。
飛鳥姉はスポーツ選手らしく引きしまった身体つきをしているが……黒い下着に包まれた胸はしっかりと発育している。
華音姉さんのような爆乳ではないが巨乳と呼ぶには十分であり、腰が引きしまっていることで実際のサイズよりも一回りも二回りも大きく見えるのだ。
「ちょっとユウってば、ノックくらいしてよねー」
「ご、ごめっ……!?」
「いいけどね。すぐに着替え終わるから、ちょっと待ってて」
「わあっ!?」
飛鳥姉は僕の視線を気にした様子もなくスカートを下ろす。
僕は慌てて背中を向けるが……背中越しに衣擦れの音が聞こえてくる。
うん、思い出した。
飛鳥姉は華音姉さんとは違う意味で無防備なのだ。
飛鳥姉は子供の頃はよく一緒に遊んでおり、ずっと僕のことを子供扱いしていた。
僕のことを『男』として見ておらず、平然と目の前で着替えたり、風呂上りに下着姿でうろついたりするのだ。
「もう着替え終わったよー。それで、アタシに何か用?」
振り返ると、飛鳥姉が部屋着のシャツと短パン姿になっていた。
日焼けした太腿がしっかりと露出して視線を誘ってくるが……僕は強い意志を込めて目を逸らした。
「……夕飯ができたから下りて来いって。華音姉さんに呼んでくるように頼まれたんだ」
「あっそ。わざわざありがとねー」
飛鳥姉がサバサバとした口調で礼を言ってくる。
「別にいいよ。別にいいけど……たまには掃除したらどうかな? ゴミ屋敷みたいになってるじゃないか」
僕は散らかり放題の部屋を見下ろし、苦言を吐いた。
お菓子のゴミ、脱ぎ捨てた服や下着、ページが折れ曲がったマンガ、どうやって使うかもわからない健康器具……飛鳥姉の部屋はありとあらゆる物が散乱しており、床が見えなくなっている。
僕にとっては昔からの見慣れた光景だが……5年ぶりに見ると、やはり気になってしまう。
「うるさいなあ。気が向いたら片付けるって。姉さんみたいなお説教はやめてよね!」
「今は春だからいいけど……夏になったら虫が湧くよ? 去年みたいに、真夜中にGを退治するために呼び出されるの嫌だからね」
「わかったってば! そんなに気になるならユウが掃除してくれればいいじゃん! 弟のクセに生意気だぞ!」
「あ……!」
飛鳥姉は拳を振り上げて怒ったようなポーズをとるが……部屋に転がっていたダンベルに足を取られ、前のめりに転びそうになる。
「わわっ……!?」
「危ない!」
僕は反射的に足を踏み出し、飛鳥姉を両腕で受け止める。
飛鳥姉は背が高く、男の僕よりも長身だ。
以前の僕ならば受け止めきれず一緒に転んでしまったかもしれないが……今の僕は勇者経験者だ。身体だって鍛えている。
自分の胸板でしっかりと飛鳥姉を受け止め、両腕を背中に回してガッチリと抱きしめた。
「ほら、言ったじゃないか! こうならないように普段から掃除してって! 転んでケガでもしたら選手生命に関わるよ!」
「…………」
憮然として言い聞かせるが……飛鳥姉からの反応はない。
僕の腕の中に収まったまま、何故か手の平で僕の胸を撫でつけている。
「筋肉……」
「は……?」
「……ユウってば、随分と筋肉がついているじゃない。いつの間にこんなに身体を鍛えたの?」
「…………!」
僕はわずかに息を呑んだ。
異世界で勇者として戦い続けたおかげで、筋肉がかなりついている。
女神様から年齢は若返らせてもらったが……どうやら、鍛えた身体まで衰えているわけではないようだ。
外見上はそれほど変わっているようには見えないが、直接、触れられるとしっかりと筋肉がついていることなどはバレてしまう。
僕はコホンと咳払いをして、やや強引に言い訳を搾り出す。
「……ほら、僕も男だからね。女の子にモテたくて、夜中に筋トレとかやってるんだよ」
「これがトレーニングでついた筋肉? どちらかというと、スポーツや武道で身についた実践的な身体つきのような気がするんだけど……」
同じ筋肉でも、ボディービルダーのような『魅せるための筋肉』とスポーツなどで身につく『実用的な筋肉』は異なるものである。
僕の筋肉は明らかに後者。剣を振り、戦いの中で育った筋肉だった。
「ヤバい……」
まさか……バレてしまったのか?
内心で慌てる僕であったが……飛鳥姉は僕に抱き着いたまま、熱心に僕の身体をいじりはじめる。
胸板を撫で、腹筋に触れ、手足のラインをなぞり……ひとしきりそうしてから、「ハアッ」と熱い吐息を首筋に吹きかけてくる。
「すごい……なんて凶悪かつ力強い膨隆。こんなに硬く膨らんでいるのに無駄がなくて、動きを阻害することのない研ぎ澄まされた手足。アタシ、こんなに美しい筋肉は初めて見たかも……」
「っ……!」
何だ、この状況は。
異世界に召喚されていたことがバレた様子はないが……どうして、飛鳥姉がこんなにも恍惚とした顔になっているのだろう。
え? 小学校から一緒にいて全然知らなかったけど……まさかの筋肉フェチだったのか?
「も、もう夕飯できるからっ! 早く下りて来てねっ!?」
「あっ、ちょっとユウ……!」
「じゃあ! 後で!」
僕は強引に飛鳥を振り切り、逃げるように部屋から出て行った。
まるで愛撫でもするかのような指先のタッチに耐えられなくなったのだ。
5年前。異世界に召喚される以前はこんな雰囲気になったことはなかったのに……いったい、僕と飛鳥の間に何が起こっているのだろう。
バクバクと高鳴る心臓を鎮めながら、今度は三女の部屋へと向かって行った。
日下部家と八雲家は隣人として、子供の頃からずっと親交がある。四姉妹とは実の姉弟のように育ってきたのだ。
僕の両親が亡くなり、兄と華音姉さんが結婚して……1年前に兄が亡くなってからも付き合いは変わらない。むしろ、1人暮らしになってしまった僕が日下部家に入り浸っている状態だった。
今日も華音姉さんから夕飯に招かれて、リビングでアニメのDVDを観ながらまったりしていたところだ。
ちなみに、日下部家にも両親がおらず四姉妹だけで暮らしていた。
今年で22歳になる華音姉さんが長女。その下に大学生と中学生、小学生の妹がいる。
姉妹の両親は数年前に亡くなっており、男女の違いはあるがどことなく我が家と境遇が似ていた。
その辺りの事情が兄と華音姉さんが結婚するきっかけになったらしい。
「よし……!」
華音姉さんから3人の妹を呼んでくるように指示された僕は、階段を昇って2階に上がった。
彼女達と顔を合わせるのも体感で5年ぶり。この世界では1分と経っていないようだが、随分と久しぶりな気がする。
華音姉さんは『ほわー』とした性格なため気にした様子はなかったが、他の3人はそうはいかないだろう。さっきのように泣きながら抱き着いたりしたら、異変に勘づかれるかもしれない。
異世界に召喚されたことがバレたからといって問題はないと思うが……出来ることならこちらの事情に巻き込みたくなかった。
「……落ち着け、冷静になれ。いつものように。いつものようにだ」
四姉妹の次女の部屋の前に立ち、大きく息を吐く。
心を鎮め、気分を落ち着け……意を決してドアノブに手をかける。
「飛鳥姉、入るよ!」
「ありゃ?」
ドアを開けると、部屋の中から軽く驚いたような声が返ってくる。
扉の向こう――マンガやら菓子の袋やら、床が見えないくらい散らかっている部屋の中央に四姉妹の次女が立っていた。
黒髪のショートカット。170㎝を超える長身でスタイルはバツグン。いかにも活動的でスポーティーな雰囲気をまとった彼女の名前は日下部飛鳥。
年齢は僕より3つ上の20歳。大学生で水泳選手。高校生の頃には国体に出場した経験もある。
「ぶふっ!?」
そんな飛鳥姉の姿に……僕は思わず吹き出してしまう。
日下部家の次女である飛鳥姉が。
オリンピック出場すら夢ではないと言われている水泳選手の飛鳥姉が……ブラジャーにスカートというあられもない姿で立っていたのだ。
どうやら着替え中だったらしい。
飛鳥姉はスポーツ選手らしく引きしまった身体つきをしているが……黒い下着に包まれた胸はしっかりと発育している。
華音姉さんのような爆乳ではないが巨乳と呼ぶには十分であり、腰が引きしまっていることで実際のサイズよりも一回りも二回りも大きく見えるのだ。
「ちょっとユウってば、ノックくらいしてよねー」
「ご、ごめっ……!?」
「いいけどね。すぐに着替え終わるから、ちょっと待ってて」
「わあっ!?」
飛鳥姉は僕の視線を気にした様子もなくスカートを下ろす。
僕は慌てて背中を向けるが……背中越しに衣擦れの音が聞こえてくる。
うん、思い出した。
飛鳥姉は華音姉さんとは違う意味で無防備なのだ。
飛鳥姉は子供の頃はよく一緒に遊んでおり、ずっと僕のことを子供扱いしていた。
僕のことを『男』として見ておらず、平然と目の前で着替えたり、風呂上りに下着姿でうろついたりするのだ。
「もう着替え終わったよー。それで、アタシに何か用?」
振り返ると、飛鳥姉が部屋着のシャツと短パン姿になっていた。
日焼けした太腿がしっかりと露出して視線を誘ってくるが……僕は強い意志を込めて目を逸らした。
「……夕飯ができたから下りて来いって。華音姉さんに呼んでくるように頼まれたんだ」
「あっそ。わざわざありがとねー」
飛鳥姉がサバサバとした口調で礼を言ってくる。
「別にいいよ。別にいいけど……たまには掃除したらどうかな? ゴミ屋敷みたいになってるじゃないか」
僕は散らかり放題の部屋を見下ろし、苦言を吐いた。
お菓子のゴミ、脱ぎ捨てた服や下着、ページが折れ曲がったマンガ、どうやって使うかもわからない健康器具……飛鳥姉の部屋はありとあらゆる物が散乱しており、床が見えなくなっている。
僕にとっては昔からの見慣れた光景だが……5年ぶりに見ると、やはり気になってしまう。
「うるさいなあ。気が向いたら片付けるって。姉さんみたいなお説教はやめてよね!」
「今は春だからいいけど……夏になったら虫が湧くよ? 去年みたいに、真夜中にGを退治するために呼び出されるの嫌だからね」
「わかったってば! そんなに気になるならユウが掃除してくれればいいじゃん! 弟のクセに生意気だぞ!」
「あ……!」
飛鳥姉は拳を振り上げて怒ったようなポーズをとるが……部屋に転がっていたダンベルに足を取られ、前のめりに転びそうになる。
「わわっ……!?」
「危ない!」
僕は反射的に足を踏み出し、飛鳥姉を両腕で受け止める。
飛鳥姉は背が高く、男の僕よりも長身だ。
以前の僕ならば受け止めきれず一緒に転んでしまったかもしれないが……今の僕は勇者経験者だ。身体だって鍛えている。
自分の胸板でしっかりと飛鳥姉を受け止め、両腕を背中に回してガッチリと抱きしめた。
「ほら、言ったじゃないか! こうならないように普段から掃除してって! 転んでケガでもしたら選手生命に関わるよ!」
「…………」
憮然として言い聞かせるが……飛鳥姉からの反応はない。
僕の腕の中に収まったまま、何故か手の平で僕の胸を撫でつけている。
「筋肉……」
「は……?」
「……ユウってば、随分と筋肉がついているじゃない。いつの間にこんなに身体を鍛えたの?」
「…………!」
僕はわずかに息を呑んだ。
異世界で勇者として戦い続けたおかげで、筋肉がかなりついている。
女神様から年齢は若返らせてもらったが……どうやら、鍛えた身体まで衰えているわけではないようだ。
外見上はそれほど変わっているようには見えないが、直接、触れられるとしっかりと筋肉がついていることなどはバレてしまう。
僕はコホンと咳払いをして、やや強引に言い訳を搾り出す。
「……ほら、僕も男だからね。女の子にモテたくて、夜中に筋トレとかやってるんだよ」
「これがトレーニングでついた筋肉? どちらかというと、スポーツや武道で身についた実践的な身体つきのような気がするんだけど……」
同じ筋肉でも、ボディービルダーのような『魅せるための筋肉』とスポーツなどで身につく『実用的な筋肉』は異なるものである。
僕の筋肉は明らかに後者。剣を振り、戦いの中で育った筋肉だった。
「ヤバい……」
まさか……バレてしまったのか?
内心で慌てる僕であったが……飛鳥姉は僕に抱き着いたまま、熱心に僕の身体をいじりはじめる。
胸板を撫で、腹筋に触れ、手足のラインをなぞり……ひとしきりそうしてから、「ハアッ」と熱い吐息を首筋に吹きかけてくる。
「すごい……なんて凶悪かつ力強い膨隆。こんなに硬く膨らんでいるのに無駄がなくて、動きを阻害することのない研ぎ澄まされた手足。アタシ、こんなに美しい筋肉は初めて見たかも……」
「っ……!」
何だ、この状況は。
異世界に召喚されていたことがバレた様子はないが……どうして、飛鳥姉がこんなにも恍惚とした顔になっているのだろう。
え? 小学校から一緒にいて全然知らなかったけど……まさかの筋肉フェチだったのか?
「も、もう夕飯できるからっ! 早く下りて来てねっ!?」
「あっ、ちょっとユウ……!」
「じゃあ! 後で!」
僕は強引に飛鳥を振り切り、逃げるように部屋から出て行った。
まるで愛撫でもするかのような指先のタッチに耐えられなくなったのだ。
5年前。異世界に召喚される以前はこんな雰囲気になったことはなかったのに……いったい、僕と飛鳥の間に何が起こっているのだろう。
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