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第5章 聖地崩落編
5.再会と殺し合い
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あまりにもあっさりと再会を果たしてしまった俺とベナミスは、しばし凍りついたように動きを止める。
なぜお前がここに――ベナミスの目にははっきりとそう書かれており、おそらく俺の目にも同じように驚愕と疑問が刻まれているはずである。
そのまま見つめ合ったまま硬直して………先に動いたのは俺のほうだった。
「死ね」
「うわああああああああああっ!?」
俺は腰の剣を抜き放ち、迷うことなくベナミスの脳天めがけて振り下ろした。
椅子に腰かけていたベナミスは、転がるようにして斬撃を回避する。代わりに座っていた椅子が真っ二つに断たれて、無残な残骸になってゴトリと音を立てて床に崩れた。
「チッ………仕留めそこなったか!」
「ちょ、まっ………なにをするんですか、ディンギルさん!」
「最後に会った時に約束したはずだぞ………次に会ったら死ぬまで殺す!」
「だわあっ!?」
今度は横薙ぎに剣を払う。慌てて首をすくめたベナミスの髪の毛が一筋、切断されて宙に舞った。
「ああ、もうっ、猛牛みたいな人だなあ! 僕は赤い布なんて振り回していませんよ!?」
「わかった、わかった。いいからとりあえず死んでおけ。話はそれから聞いてやる」
「死んだら話なんてできませんけど!?」
逃げ回るベナミスを、俺は剣を振り回しながら追いかける。ベナミスもまた腰に剣を携えているが、それを抜く暇など与えない。
どうやら今日は前回の戦いでふんだんに使用していた魔具は持っていないらしく、猫に追い回される鼠のように若き剣聖は逃げ転げた。
「いい加減にお前の顔は見飽きたんだよ………ここで確実に殺す!」
「くうっ!?」
とうとうベナミスを壁際まで追い詰めた。床に尻をついたまま壁に背中を預け、目を見開いて俺を見上げてくる。
俺は最上段に剣を構えて、息をつく間も与えることなく剣を振り下ろそうとする。
「じゃあな、お疲れさん!」
「くっ………!」
目の前に差し迫った死神の刃に、ベナミスは表情を歪めて最後の抵抗をしようとした。懐に手を入れてなにかを取り出そうとする。
ひょっとしたら、お得意の魔具でも繰り出そうとしているのかもしれない。
俺が剣を振り下ろすのが先か。
はたまた、ベナミスが懐から切り札を取り出すのが先か。
「おやめください!」
しかし、最後の一瞬の攻防に突如として横槍が入れられた。
俺をこの部屋まで案内してくれた銀髪の女――シロガネが、素早い動きで俺の目の前に立ちふさがったのだ。
ベナミスを庇うように両手を広げるシロガネ。その頭上の紙一重のところで振り下ろした剣先が停止する。
「危ないな、斬るところだったぞ?」
「お客人。ここは畏れ多くも星の神々の恩寵厚き聖地の一つ。どうぞこの地を血で汚すような所業をお止めくださいませ」
「いやー? やめれないなあ」
俺はシロガネの身体越しにベナミスを見やる。
ベナミスは床に座ったままの姿勢で、薄笑いを浮かべながらこちらを睨みつけている。あの道化のような嘘くさい笑顔を切り刻んでやらなければ、『あいつを殺せ』と騒いでいる腹の虫が収まらない。
俺はシロガネの肩をつかんで横にどかそうと手を伸ばす。
「あ………」
「む………」
瞬間、シロガネの顔を覆っていたヴェールがはらりと落ちた。
黒いヴェールの下に隠れていたのは、やはり俺の予想通りに美しい女の相貌である。
シロガネの顔は表情がやや乏しいものの、顔立ちは作り物のように整っている。ルビーのような赤い瞳に、ツンと尖った鼻筋。バラのように鮮やかな唇は思わず手を伸ばして触れたくなるほどに艶やかである。
「あー………ちくしょうめ」
俺は悪態をついて、剣先を下ろした。
不意打ちで見せられた美貌に完全に毒気を抜かれてしまった。こんなテンションでどうやって敵を斬り殺せというのだ。
(そもそも、俺はこういう女を口説きに来たんじゃなかったのか? 女の顔を血で汚してまで、こんな阿呆に斬る価値なんてないだろ)
この得体の知れない道化を斬り殺すべきだ――頭の中で主張しているもう一人の自分に言い訳をしながら、俺は剣を鞘に納めた。
座り込んでいるベナミスを一瞥して、噛みつくように吐き捨てる。
「命拾いしたな。さっそく星神とやらの加護があったじゃないか」
「お互い様ですよ。僕も、貴方も運がいい」
苦笑をしながら、ベナミスは懐から手を抜いた。
いったいなにを隠し持っていたのかはわからず仕舞いとなってしまったのが、その正体がわからないのが少しだけ残念である。
ベナミスは床から立ち上がり、誰に命じられるわけでもなく転がっている椅子の残骸を部屋の隅へと片付ける。
俺はその様子に鼻を鳴らして、シロガネに向き直った。
「悪かった。騒がせたな」
「いいえ」
シロガネは床に落ちたヴェールを拾い、軽く手で払ってほこりを払う。
美貌の顔立ちが再び隠されてしまうのを残念に思いながら、俺は疑問の言葉をぶつける。
「俺のことを追い出さなくていいのかよ。刃傷沙汰まで起こしたんだ。出てけというのなら大人しく出て行くぜ?」
俺にとってベナミス・セイバールーンは殺すべき標的の筆頭格だ。しかし、そんな因縁はシロガネにも星神教にも関わりのないことである。
こちらの都合に一方的に無関係な人間を巻き込んだのだから、場を辞すくらい全然かまわないと思っていたのだが………
「構いませんよ。逆縁を持った人間がこうして聖地で巡り会ったのもまた、星の神々のお導きでございますゆえ」
「ふむ………」
宗教というのは戒律などで凝り固まったお堅いイメージを持っていたのだが、どうやら星神教は俺が想像していた以上に寛容で柔軟なようである。
ヴェールを被ったシロガネはぺこりと、俺とベナミスにお辞儀をした。
「それでは、このままこちらの部屋でお待ちください。時間になりましたらお呼びいたします」
「ああ………………って、こいつと残されるのか?」
スタスタとシロガネが部屋から出て行ってしまい、俺はベナミスと二人きりで待合室に取り残された。
「ええと………座ります?」
「………………」
気まずそうに無事な椅子を差し出してくるベナミスに、俺は眉間にシワを寄せて溜息をついた。
なぜお前がここに――ベナミスの目にははっきりとそう書かれており、おそらく俺の目にも同じように驚愕と疑問が刻まれているはずである。
そのまま見つめ合ったまま硬直して………先に動いたのは俺のほうだった。
「死ね」
「うわああああああああああっ!?」
俺は腰の剣を抜き放ち、迷うことなくベナミスの脳天めがけて振り下ろした。
椅子に腰かけていたベナミスは、転がるようにして斬撃を回避する。代わりに座っていた椅子が真っ二つに断たれて、無残な残骸になってゴトリと音を立てて床に崩れた。
「チッ………仕留めそこなったか!」
「ちょ、まっ………なにをするんですか、ディンギルさん!」
「最後に会った時に約束したはずだぞ………次に会ったら死ぬまで殺す!」
「だわあっ!?」
今度は横薙ぎに剣を払う。慌てて首をすくめたベナミスの髪の毛が一筋、切断されて宙に舞った。
「ああ、もうっ、猛牛みたいな人だなあ! 僕は赤い布なんて振り回していませんよ!?」
「わかった、わかった。いいからとりあえず死んでおけ。話はそれから聞いてやる」
「死んだら話なんてできませんけど!?」
逃げ回るベナミスを、俺は剣を振り回しながら追いかける。ベナミスもまた腰に剣を携えているが、それを抜く暇など与えない。
どうやら今日は前回の戦いでふんだんに使用していた魔具は持っていないらしく、猫に追い回される鼠のように若き剣聖は逃げ転げた。
「いい加減にお前の顔は見飽きたんだよ………ここで確実に殺す!」
「くうっ!?」
とうとうベナミスを壁際まで追い詰めた。床に尻をついたまま壁に背中を預け、目を見開いて俺を見上げてくる。
俺は最上段に剣を構えて、息をつく間も与えることなく剣を振り下ろそうとする。
「じゃあな、お疲れさん!」
「くっ………!」
目の前に差し迫った死神の刃に、ベナミスは表情を歪めて最後の抵抗をしようとした。懐に手を入れてなにかを取り出そうとする。
ひょっとしたら、お得意の魔具でも繰り出そうとしているのかもしれない。
俺が剣を振り下ろすのが先か。
はたまた、ベナミスが懐から切り札を取り出すのが先か。
「おやめください!」
しかし、最後の一瞬の攻防に突如として横槍が入れられた。
俺をこの部屋まで案内してくれた銀髪の女――シロガネが、素早い動きで俺の目の前に立ちふさがったのだ。
ベナミスを庇うように両手を広げるシロガネ。その頭上の紙一重のところで振り下ろした剣先が停止する。
「危ないな、斬るところだったぞ?」
「お客人。ここは畏れ多くも星の神々の恩寵厚き聖地の一つ。どうぞこの地を血で汚すような所業をお止めくださいませ」
「いやー? やめれないなあ」
俺はシロガネの身体越しにベナミスを見やる。
ベナミスは床に座ったままの姿勢で、薄笑いを浮かべながらこちらを睨みつけている。あの道化のような嘘くさい笑顔を切り刻んでやらなければ、『あいつを殺せ』と騒いでいる腹の虫が収まらない。
俺はシロガネの肩をつかんで横にどかそうと手を伸ばす。
「あ………」
「む………」
瞬間、シロガネの顔を覆っていたヴェールがはらりと落ちた。
黒いヴェールの下に隠れていたのは、やはり俺の予想通りに美しい女の相貌である。
シロガネの顔は表情がやや乏しいものの、顔立ちは作り物のように整っている。ルビーのような赤い瞳に、ツンと尖った鼻筋。バラのように鮮やかな唇は思わず手を伸ばして触れたくなるほどに艶やかである。
「あー………ちくしょうめ」
俺は悪態をついて、剣先を下ろした。
不意打ちで見せられた美貌に完全に毒気を抜かれてしまった。こんなテンションでどうやって敵を斬り殺せというのだ。
(そもそも、俺はこういう女を口説きに来たんじゃなかったのか? 女の顔を血で汚してまで、こんな阿呆に斬る価値なんてないだろ)
この得体の知れない道化を斬り殺すべきだ――頭の中で主張しているもう一人の自分に言い訳をしながら、俺は剣を鞘に納めた。
座り込んでいるベナミスを一瞥して、噛みつくように吐き捨てる。
「命拾いしたな。さっそく星神とやらの加護があったじゃないか」
「お互い様ですよ。僕も、貴方も運がいい」
苦笑をしながら、ベナミスは懐から手を抜いた。
いったいなにを隠し持っていたのかはわからず仕舞いとなってしまったのが、その正体がわからないのが少しだけ残念である。
ベナミスは床から立ち上がり、誰に命じられるわけでもなく転がっている椅子の残骸を部屋の隅へと片付ける。
俺はその様子に鼻を鳴らして、シロガネに向き直った。
「悪かった。騒がせたな」
「いいえ」
シロガネは床に落ちたヴェールを拾い、軽く手で払ってほこりを払う。
美貌の顔立ちが再び隠されてしまうのを残念に思いながら、俺は疑問の言葉をぶつける。
「俺のことを追い出さなくていいのかよ。刃傷沙汰まで起こしたんだ。出てけというのなら大人しく出て行くぜ?」
俺にとってベナミス・セイバールーンは殺すべき標的の筆頭格だ。しかし、そんな因縁はシロガネにも星神教にも関わりのないことである。
こちらの都合に一方的に無関係な人間を巻き込んだのだから、場を辞すくらい全然かまわないと思っていたのだが………
「構いませんよ。逆縁を持った人間がこうして聖地で巡り会ったのもまた、星の神々のお導きでございますゆえ」
「ふむ………」
宗教というのは戒律などで凝り固まったお堅いイメージを持っていたのだが、どうやら星神教は俺が想像していた以上に寛容で柔軟なようである。
ヴェールを被ったシロガネはぺこりと、俺とベナミスにお辞儀をした。
「それでは、このままこちらの部屋でお待ちください。時間になりましたらお呼びいたします」
「ああ………………って、こいつと残されるのか?」
スタスタとシロガネが部屋から出て行ってしまい、俺はベナミスと二人きりで待合室に取り残された。
「ええと………座ります?」
「………………」
気まずそうに無事な椅子を差し出してくるベナミスに、俺は眉間にシワを寄せて溜息をついた。
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