268 / 317
幕間 花咲く乙女
帝国の赤き薔薇③
しおりを挟む
「いまだ議論は煮詰まったとは言えませんが・・・私の意見を言わせてもらいましょう」
「・・・・・・!」
ルクセリアが口を開いた瞬間、会議室内の空気が一変する。
ただ言葉を発しただけだというのに、その姿すらも場の空気を塗り変えるほどに美しい。同性であるはずの女官でさえも思わず唾を飲んでしまったくらいである。男性の臣下の反応は察してあまりある。
先ほどまで慇懃無礼な態度をとっていたダゴンでさえ、息を飲んでその尊顔を見入っていた。
「できることならば、辺境に住んでいる者達の生活を助けたいと考えています。元帥が言ったとおり、彼らは帝国の臣民です。我らが手を差し伸べなくてどうするというのでしょう?」
「し・・・しかし・・・」
ダゴンは陛下の美貌から無理矢理に目をそらして、ゴホンと咳払いをした。
実のところ、ルクセリアが臣下の議論に口出しをしてきて自分の意見を表に出してくるというのは、かなり珍しいことであった。ゆえにその言葉は重く、忠義に薄いダゴンをたじろがせるほどだった。
「グリード殿下とスロウス殿下、両殿下の治めていた領地にはルクセリア陛下に対して叛意を持っている者も多くいるでしょう。ヘタに援助を出してしまえば、反逆者に武器を与える結果になってしまうかと・・・」
「・・・そのグリード殿下に仕えていた御仁の発言とは思えませんな。反逆者に仕えていた者が残らず反逆者であるというのならば、貴様もまた反逆者になろう」
「なっ、無礼なっ・・・!」
横やりを入れてきたサラザール元帥に、ダゴンは噛みつくように叫んだ。
痛烈な皮肉に反論しようとするダゴンであったが、ルクセリアが畳んだ扇でパシリとテーブルを叩いて鎮める。
「皇帝としての結論を出します。今回はサラザール元帥の意見を採用するものとします。既定の予算の一部を帝国辺境の援助と復興に充てるものとします。具体的な金額については、財務担当者に一任します」
「グッ・・・」
「御意」
ルクセリアの言葉に、ダゴンは顔をクシャクシャに歪める。対照的にサラザール元帥は口元に笑みを浮かべて、恭しく頭を下げる。
司会役の女官はほっと胸を撫で下ろし、書類をテーブルへと置いた。
「それでは今日の議題はここまでになります。陛下が御退出になられますので・・・」
「・・・本当に良いのですか、後悔しますぞ」
「ダゴン卿ッ!?」
会議終了の宣言をさえぎり、ボソリとただならぬ言葉がつぶやかれた。サラザールが目を険しくして驚きの声を漏らす。
「・・・・・・」
あまりにも不敬な言葉を放ったのは、やはりダゴンであった。
すでにルクセリアは皇帝としての決定を下している。そこに異を唱えるなど、いくら大貴族とは言えあまりにも無礼極まりないことであった。
「こ、侯爵殿、いったいなにを・・・」
さすがの発言に他の貴族もオロオロと困惑している。
会議室中から疑惑と敵意の眼差しがダゴンに集まるが、でっぷりと太った男は発言を撤回することなくふてぶてしくルクセリアを睨みつけた。
「・・・私は陛下のために、忠告を差し上げているのです。どうしてお分かりになりませんか?」
「・・・どういう意味ですか、ダゴン侯爵」
静かな口調でルクセリアが問いかける。すると、ダゴンは下卑た視線を陛下の身体へと向ける。
「陛下、貴女は一刻も早くこの国の人々からの信頼を集めなければなりません。そうしなければ・・・お腹の御子が軽んじられることになりますぞ?」
「なっ・・・貴様っ、どこまで陛下を侮辱するかっ!」
サラザール元帥がテーブルを叩いて立ち上がった。
鬼のように恐ろしい表情の元帥の右手は腰の剣に伸びており、さすがのダゴンも恐怖に顔を引きつらせる。
しかし、目に怯えを浮かべながら、なおも不敬な発言を重ねていく。
「そ、そちらの御子は次代の皇帝となられるお方です。もしも仮に御子の父親が帝国にとって受け入れがたい人間・・・たとえば敵国の武将や貴族であったとしたら、帝国の基盤を揺るがすスキャンダルになりますぞ!」
「・・・それとこの件に、なんの関係があるのですか?」
「お、王宮をより立派なものに再建すれば陛下の権威が高まり、御子の立場もより良いものになる。そうなれば、たとえ父親が誰であったとしても・・・」
「それ以上の発言は結構です。黙りなさい」
「ぬぐっ・・・」
ルクセリアが冷めた目でダゴンを一瞥して、呆れかえったように口元を扇で隠す。そして、一変して優しい面持ちになって己の腹部を手を撫でた。
隠しきれないほど大きく膨らんできた腹部を穏やかな手つきで撫でる女帝。その姿はまるで聖母のごとく神々しい美しさをたたえており、会議の参加者は剣呑な空気も忘れて見惚れてしまう。
「ダゴン卿の忠義はよくわかりました。発言の無礼についてはこの場では不問にします。それでよろしいですね?
「は・・・はい、ありがたき幸せ・・・!」
「しかし・・・すでに皇帝としての決定は下されました。それは覆ることはありません。わかりましたね?」
「・・・・・・承知」
言い含めるように釘を刺されると、さすがにそれ以上は食い下がることはなく苦々しい顔でダゴンは首を縦に振った。
「よろしい」とルクセリアは和やかな顔つきで微笑み、ゆっくりと椅子から立ち上がった。すぐさま二人の侍女が傍に駆け寄ってきて、万が一にも主君が転ぶことなどないように注意深く見守る。
「それでは、今日の会議はこれでお仕舞いにします。皆さん、お疲れさまでした」
刺々しい状況から一変、主君からねぎらいの言葉をかけられて会議室の面々が安堵の表情を浮かべる。
例外は、己の意見を却下されたダゴンと、それを睨みつけているサラザール元帥だけである。
「それでは陛下が御退出されます」
同じく安堵の顔を浮かべた女官が宣言する。椅子に座っていた一同が立ち上がり、深々と頭を下げて主君が会議室から出ていくのを見守った。
「ああ、そうでした」
ルクセリアは侍従が開いた扉をくぐろうとして、思い出したように足を止める。
「そちらの女官。ちょっと付き合っていただきたいのだけど、この後、時間はありますか?」
「へ・・は・・・ええっ!?」
言葉を向けられたのは司会役の女官である。まさか皇帝陛下から直接お声をかけられるとは思ってもいなかった彼女は驚愕の表情を浮かべて、間抜けな声を漏らしてしまう。
天上人といってもいいお方の言葉に、当然ながらノーなどと言えるわけがない。女官はガクガクと壊れた玩具のように首を縦に振った。
「・・・・・・!」
ルクセリアが口を開いた瞬間、会議室内の空気が一変する。
ただ言葉を発しただけだというのに、その姿すらも場の空気を塗り変えるほどに美しい。同性であるはずの女官でさえも思わず唾を飲んでしまったくらいである。男性の臣下の反応は察してあまりある。
先ほどまで慇懃無礼な態度をとっていたダゴンでさえ、息を飲んでその尊顔を見入っていた。
「できることならば、辺境に住んでいる者達の生活を助けたいと考えています。元帥が言ったとおり、彼らは帝国の臣民です。我らが手を差し伸べなくてどうするというのでしょう?」
「し・・・しかし・・・」
ダゴンは陛下の美貌から無理矢理に目をそらして、ゴホンと咳払いをした。
実のところ、ルクセリアが臣下の議論に口出しをしてきて自分の意見を表に出してくるというのは、かなり珍しいことであった。ゆえにその言葉は重く、忠義に薄いダゴンをたじろがせるほどだった。
「グリード殿下とスロウス殿下、両殿下の治めていた領地にはルクセリア陛下に対して叛意を持っている者も多くいるでしょう。ヘタに援助を出してしまえば、反逆者に武器を与える結果になってしまうかと・・・」
「・・・そのグリード殿下に仕えていた御仁の発言とは思えませんな。反逆者に仕えていた者が残らず反逆者であるというのならば、貴様もまた反逆者になろう」
「なっ、無礼なっ・・・!」
横やりを入れてきたサラザール元帥に、ダゴンは噛みつくように叫んだ。
痛烈な皮肉に反論しようとするダゴンであったが、ルクセリアが畳んだ扇でパシリとテーブルを叩いて鎮める。
「皇帝としての結論を出します。今回はサラザール元帥の意見を採用するものとします。既定の予算の一部を帝国辺境の援助と復興に充てるものとします。具体的な金額については、財務担当者に一任します」
「グッ・・・」
「御意」
ルクセリアの言葉に、ダゴンは顔をクシャクシャに歪める。対照的にサラザール元帥は口元に笑みを浮かべて、恭しく頭を下げる。
司会役の女官はほっと胸を撫で下ろし、書類をテーブルへと置いた。
「それでは今日の議題はここまでになります。陛下が御退出になられますので・・・」
「・・・本当に良いのですか、後悔しますぞ」
「ダゴン卿ッ!?」
会議終了の宣言をさえぎり、ボソリとただならぬ言葉がつぶやかれた。サラザールが目を険しくして驚きの声を漏らす。
「・・・・・・」
あまりにも不敬な言葉を放ったのは、やはりダゴンであった。
すでにルクセリアは皇帝としての決定を下している。そこに異を唱えるなど、いくら大貴族とは言えあまりにも無礼極まりないことであった。
「こ、侯爵殿、いったいなにを・・・」
さすがの発言に他の貴族もオロオロと困惑している。
会議室中から疑惑と敵意の眼差しがダゴンに集まるが、でっぷりと太った男は発言を撤回することなくふてぶてしくルクセリアを睨みつけた。
「・・・私は陛下のために、忠告を差し上げているのです。どうしてお分かりになりませんか?」
「・・・どういう意味ですか、ダゴン侯爵」
静かな口調でルクセリアが問いかける。すると、ダゴンは下卑た視線を陛下の身体へと向ける。
「陛下、貴女は一刻も早くこの国の人々からの信頼を集めなければなりません。そうしなければ・・・お腹の御子が軽んじられることになりますぞ?」
「なっ・・・貴様っ、どこまで陛下を侮辱するかっ!」
サラザール元帥がテーブルを叩いて立ち上がった。
鬼のように恐ろしい表情の元帥の右手は腰の剣に伸びており、さすがのダゴンも恐怖に顔を引きつらせる。
しかし、目に怯えを浮かべながら、なおも不敬な発言を重ねていく。
「そ、そちらの御子は次代の皇帝となられるお方です。もしも仮に御子の父親が帝国にとって受け入れがたい人間・・・たとえば敵国の武将や貴族であったとしたら、帝国の基盤を揺るがすスキャンダルになりますぞ!」
「・・・それとこの件に、なんの関係があるのですか?」
「お、王宮をより立派なものに再建すれば陛下の権威が高まり、御子の立場もより良いものになる。そうなれば、たとえ父親が誰であったとしても・・・」
「それ以上の発言は結構です。黙りなさい」
「ぬぐっ・・・」
ルクセリアが冷めた目でダゴンを一瞥して、呆れかえったように口元を扇で隠す。そして、一変して優しい面持ちになって己の腹部を手を撫でた。
隠しきれないほど大きく膨らんできた腹部を穏やかな手つきで撫でる女帝。その姿はまるで聖母のごとく神々しい美しさをたたえており、会議の参加者は剣呑な空気も忘れて見惚れてしまう。
「ダゴン卿の忠義はよくわかりました。発言の無礼についてはこの場では不問にします。それでよろしいですね?
「は・・・はい、ありがたき幸せ・・・!」
「しかし・・・すでに皇帝としての決定は下されました。それは覆ることはありません。わかりましたね?」
「・・・・・・承知」
言い含めるように釘を刺されると、さすがにそれ以上は食い下がることはなく苦々しい顔でダゴンは首を縦に振った。
「よろしい」とルクセリアは和やかな顔つきで微笑み、ゆっくりと椅子から立ち上がった。すぐさま二人の侍女が傍に駆け寄ってきて、万が一にも主君が転ぶことなどないように注意深く見守る。
「それでは、今日の会議はこれでお仕舞いにします。皆さん、お疲れさまでした」
刺々しい状況から一変、主君からねぎらいの言葉をかけられて会議室の面々が安堵の表情を浮かべる。
例外は、己の意見を却下されたダゴンと、それを睨みつけているサラザール元帥だけである。
「それでは陛下が御退出されます」
同じく安堵の顔を浮かべた女官が宣言する。椅子に座っていた一同が立ち上がり、深々と頭を下げて主君が会議室から出ていくのを見守った。
「ああ、そうでした」
ルクセリアは侍従が開いた扉をくぐろうとして、思い出したように足を止める。
「そちらの女官。ちょっと付き合っていただきたいのだけど、この後、時間はありますか?」
「へ・・は・・・ええっ!?」
言葉を向けられたのは司会役の女官である。まさか皇帝陛下から直接お声をかけられるとは思ってもいなかった彼女は驚愕の表情を浮かべて、間抜けな声を漏らしてしまう。
天上人といってもいいお方の言葉に、当然ながらノーなどと言えるわけがない。女官はガクガクと壊れた玩具のように首を縦に振った。
0
お気に入りに追加
6,111
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

高身長お姉さん達に囲まれてると思ったらここは貞操逆転世界でした。〜どうやら元の世界には帰れないので、今を謳歌しようと思います〜
水国 水
恋愛
ある日、阿宮 海(あみや かい)はバイト先から自転車で家へ帰っていた。
その時、快晴で雲一つ無い空が急変し、突如、周囲に濃い霧に包まれる。
危険を感じた阿宮は自転車を押して帰ることにした。そして徒歩で歩き、喉も乾いてきた時、運良く喫茶店の看板を発見する。
彼は霧が晴れるまでそこで休憩しようと思い、扉を開く。そこには女性の店員が一人居るだけだった。
初めは男装だと考えていた女性の店員、阿宮と会話していくうちに彼が男性だということに気がついた。そして同時に阿宮も世界の常識がおかしいことに気がつく。
そして話していくうちに貞操逆転世界へ転移してしまったことを知る。
警察へ連れて行かれ、戸籍がないことも発覚し、家もない状況。先が不安ではあるが、戻れないだろうと考え新たな世界で生きていくことを決意した。
これはひょんなことから貞操逆転世界に転移してしまった阿宮が高身長女子と関わり、関係を深めながら貞操逆転世界を謳歌する話。
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

チートな嫁たちに囲まれて異世界で暮らしています
もぶぞう
ファンタジー
森でナギサを拾ってくれたのはダークエルフの女性だった。
使命が有る訳でも無い男が強い嫁を増やしながら異世界で暮らす話です(予定)。
嵌められたオッサン冒険者、Sランクモンスター(幼体)に懐かれたので、その力で復讐しようと思います
ゆさま
ファンタジー
美少女パーティーにオヤジ狩りの標的にされ、生死の境をさまよっていたら、Sランクモンスターに懐かれてしまった、ベテランオッサン冒険者のお話。
懐いたモンスターが成長し、美女に擬態できるようになって迫ってきます。どうするオッサン!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。