21 / 317
第2章 帝国騒乱 編
5.美女の誘い、ただし幼馴染
しおりを挟む
戴冠式は滞りなく終わった。スレイ・ランペルージ王太子は戴冠の儀式を終えて、無事に第5代ランペルージ国王へと就任した。
予定外の事態があるとすれば、次期国王の頭に冠をのせる役目を行うのが、病床の前・国王に代わって摂政であるロサイス公爵が務めたこと。儀式で次期国王が身につける腕輪が『豪腕英傑』ではなく、宝石をちりばめた金の腕輪になっていたことくらいだ。
「サリヴァンが盗難した国宝はいまだに見つからず・・・ま、当然だけどな」
あの事件から、サリヴァン・ノムスは正式に王国全土で指名手配されることになった。罪状は国家騒乱罪と、国宝盗難の罪。俺に対する暗殺行為に対して公式発表では伏せられていた。
失われた国宝について王家からは色々と聞かれることになったが、その国宝をサリヴァンに手渡したのは他でもない前・国王である。
箝口令を敷いて口止めしたその事実をこちらが知っていることをほのめかすと、王家側はそれ以上は追及してこなくなった。
「さてと、さっさと領地に帰るかな」
最近、帝国の方が騒がしくなっている。すぐに何か起こるとは思っていないが、長く領地を開けるのは避けたいところだ。
そんなことを考えながら宮廷を出口に向けて歩いていると、後ろから声をかけられた。
「ディン、もう帰るのかしら?」
「うわ・・・エキドナか」
「そんなに嫌そうな顔をしないでよ。一応、幼馴染でしょう?」
後ろに立っていたのは南方辺境伯の娘、エキドナ・サンダーバードである。大胆な赤いドレスを着た彼女は、小首を傾げて呆れたように言う。俺はわずかに眉をしかめつつ、
「幼馴染だからこそ、気を遣う必要がないんだろ? それに、南の連中とはあまり関わりたくないんだよ」
「失礼なことを言うのね。あまり酷い態度をすると、グレイスおば様に言いつけるわよ?」
「ぐっ・・・だからお前と話したくないんだよ。あのクソババアの話が出るからな」
俺は半眼になってエキドナを睨みつける。長い付き合いの少女はやれやれとばかりに首を振って、
「おば様がからむと本当に子供ね・・・まあいいわ。ところで、ディン。貴方は舞踏会に参加しないのかしら?」
戴冠式が終わり、この後は王家主催の舞踏会が開かれることになっている。
「出ないよ。王家と必要以上に親しくするつもりはないからな」
『戴冠式に出席するが、舞踏会には出席しない』
それはマクスウェル辺境伯家からランペルージ王家に対する一つの意思表示だった。
元・王族であるサリヴァンがマクスウェル辺境伯家の次期当主に対して暗殺未遂を働き、国王が国宝を渡して関与していた。
声高に非難はしていないものの、マクスウェル家はそれを許したわけではなかった。
マクスウェル家はスレイ・ランペルージが国王に就任することは認めてやる。しかし、決して心を許すことはないし、馴れ合いはしない。それを伝えるためにも、舞踏会には俺も寄子の貴族達も欠席することにしていた。
「なんだ、ディンも欠席なのね。私もなのよ」
「ん? サンダーバード家は別に王家と揉めてるわけじゃないだろ?」
「舞踏会にはお母様が出席するからいいのよ。まったく、面倒な式典は私に押し付けた癖に、舞踏会にはちゃっかり参加するんだから勝手よね。
私は男がまとわりついてきて鬱陶しいから出ないわ」
「はっ、そうだろうな」
俺はエキドナの身体を見下ろしてしみじみとつぶやいた。
10年以上の付き合いになる彼女も、子供の頃と比べて随分と成長している。脚はスラリと長く、胸は見るからに豊満に膨らんでいる。おまけに胸元や背中が大胆に開いた服を着ているのだから、パーティーで男達が放っておかないだろう。
「貴族の男が相手となると、どうしても結婚とか家同士の付き合いが前提になるから面倒よね。私はやっぱり、後腐れのない男の方が好きだわ」
「だからって船乗りや海賊を相手に、とっかえひっかえ寝るのはどうかと思うけどな。一応は貴族の娘だし、多少は慎みを持ったらどうだ?」
「貞操観念に関しては貴方に口出しされる筋合いはないわよ。貴方も私と同類でしょう?」
俺が複数の女性を愛人にしているように、エキドナもまた多くの男性との恋を楽しんでいた。つまりは同類である。
違いがあるとすれば、俺は気に入った女性を愛人として囲うのを好んでいるのに対して、エキドナは酒場などで名前も知らない男をひっかけて、そのまま一夜限りの恋に持ち込むことを好んでいる点だろう。
そんな身持ちユルユルの仲間である俺達だったが、奇跡的なことに肉体関係はない。
磁石の同極が弾き合うように、なぜかお互いに相手を異性とは見れないからだ。
「あら? 私は一応、ディンのことを男性として見ているわよ?」
「はあ!?」
エキドナの口から放たれた爆弾発言に、俺は足をもつれさせて転びそうになった。
「私が知る限りでは一番いい男だし、結婚とかは無理だけど、いつか子供を産むのなら父親は貴方にしたいと思っているわよ? お家のためにも、跡継ぎは産まなきゃいけないしね。私としては少し検討してもらいたいのだけど・・・」
「うん・・・んー、えーと・・・そうだな・・・いや・・・やめとく・・・」
わりと長い時間、悩んでからそう返答しておいた。
若干、後ろ髪を引かれる思いがないわけではなかったが、今さらエキドナを女性としてどう扱ってよいかわからなかった。
「そう? 考えが変わったら教えて頂戴ね」
「・・・はい」
俺はさっさとその場から立ち去ることにした。これ以上、彼女と話していたら、大切な何かが取り返しのつかない方向に変わってしまいそうな気がした。
(・・・他人のくせにやたらと距離が近すぎる。だから幼馴染ってのは嫌なんだよ!)
女性に対しては百戦錬磨の浮名を流す俺にだって、苦手な女はいるようだ。
そういう相手とは関わらないにかぎる。
「あ、ちょっと待ってよ。ディン!」
早足で逃走をはかる俺の腕を引いて、エキドナが呼び止めた。
「この後、王都にあるサンダーバード家の屋敷で集まりがあるから、貴方も参加してくれないかしら? もちろん、食事とお酒も出すわよ」
「・・・王家主催の舞踏会を蹴っておいて、いったい何の集まりだよ」
出来れば参加したくない。そんな思いを込めて尋ねるが、エキドナの口から出たのは参加せざるを得なくなる言葉だった。
「四方四家の次期当主の集まりよ。他の二人はどちらも参加して下さるそうよ?」
どうやら、王都の夜は長くなりそうである。
日が傾きつつある空を窓から見つめて、俺は溜息をついた。
予定外の事態があるとすれば、次期国王の頭に冠をのせる役目を行うのが、病床の前・国王に代わって摂政であるロサイス公爵が務めたこと。儀式で次期国王が身につける腕輪が『豪腕英傑』ではなく、宝石をちりばめた金の腕輪になっていたことくらいだ。
「サリヴァンが盗難した国宝はいまだに見つからず・・・ま、当然だけどな」
あの事件から、サリヴァン・ノムスは正式に王国全土で指名手配されることになった。罪状は国家騒乱罪と、国宝盗難の罪。俺に対する暗殺行為に対して公式発表では伏せられていた。
失われた国宝について王家からは色々と聞かれることになったが、その国宝をサリヴァンに手渡したのは他でもない前・国王である。
箝口令を敷いて口止めしたその事実をこちらが知っていることをほのめかすと、王家側はそれ以上は追及してこなくなった。
「さてと、さっさと領地に帰るかな」
最近、帝国の方が騒がしくなっている。すぐに何か起こるとは思っていないが、長く領地を開けるのは避けたいところだ。
そんなことを考えながら宮廷を出口に向けて歩いていると、後ろから声をかけられた。
「ディン、もう帰るのかしら?」
「うわ・・・エキドナか」
「そんなに嫌そうな顔をしないでよ。一応、幼馴染でしょう?」
後ろに立っていたのは南方辺境伯の娘、エキドナ・サンダーバードである。大胆な赤いドレスを着た彼女は、小首を傾げて呆れたように言う。俺はわずかに眉をしかめつつ、
「幼馴染だからこそ、気を遣う必要がないんだろ? それに、南の連中とはあまり関わりたくないんだよ」
「失礼なことを言うのね。あまり酷い態度をすると、グレイスおば様に言いつけるわよ?」
「ぐっ・・・だからお前と話したくないんだよ。あのクソババアの話が出るからな」
俺は半眼になってエキドナを睨みつける。長い付き合いの少女はやれやれとばかりに首を振って、
「おば様がからむと本当に子供ね・・・まあいいわ。ところで、ディン。貴方は舞踏会に参加しないのかしら?」
戴冠式が終わり、この後は王家主催の舞踏会が開かれることになっている。
「出ないよ。王家と必要以上に親しくするつもりはないからな」
『戴冠式に出席するが、舞踏会には出席しない』
それはマクスウェル辺境伯家からランペルージ王家に対する一つの意思表示だった。
元・王族であるサリヴァンがマクスウェル辺境伯家の次期当主に対して暗殺未遂を働き、国王が国宝を渡して関与していた。
声高に非難はしていないものの、マクスウェル家はそれを許したわけではなかった。
マクスウェル家はスレイ・ランペルージが国王に就任することは認めてやる。しかし、決して心を許すことはないし、馴れ合いはしない。それを伝えるためにも、舞踏会には俺も寄子の貴族達も欠席することにしていた。
「なんだ、ディンも欠席なのね。私もなのよ」
「ん? サンダーバード家は別に王家と揉めてるわけじゃないだろ?」
「舞踏会にはお母様が出席するからいいのよ。まったく、面倒な式典は私に押し付けた癖に、舞踏会にはちゃっかり参加するんだから勝手よね。
私は男がまとわりついてきて鬱陶しいから出ないわ」
「はっ、そうだろうな」
俺はエキドナの身体を見下ろしてしみじみとつぶやいた。
10年以上の付き合いになる彼女も、子供の頃と比べて随分と成長している。脚はスラリと長く、胸は見るからに豊満に膨らんでいる。おまけに胸元や背中が大胆に開いた服を着ているのだから、パーティーで男達が放っておかないだろう。
「貴族の男が相手となると、どうしても結婚とか家同士の付き合いが前提になるから面倒よね。私はやっぱり、後腐れのない男の方が好きだわ」
「だからって船乗りや海賊を相手に、とっかえひっかえ寝るのはどうかと思うけどな。一応は貴族の娘だし、多少は慎みを持ったらどうだ?」
「貞操観念に関しては貴方に口出しされる筋合いはないわよ。貴方も私と同類でしょう?」
俺が複数の女性を愛人にしているように、エキドナもまた多くの男性との恋を楽しんでいた。つまりは同類である。
違いがあるとすれば、俺は気に入った女性を愛人として囲うのを好んでいるのに対して、エキドナは酒場などで名前も知らない男をひっかけて、そのまま一夜限りの恋に持ち込むことを好んでいる点だろう。
そんな身持ちユルユルの仲間である俺達だったが、奇跡的なことに肉体関係はない。
磁石の同極が弾き合うように、なぜかお互いに相手を異性とは見れないからだ。
「あら? 私は一応、ディンのことを男性として見ているわよ?」
「はあ!?」
エキドナの口から放たれた爆弾発言に、俺は足をもつれさせて転びそうになった。
「私が知る限りでは一番いい男だし、結婚とかは無理だけど、いつか子供を産むのなら父親は貴方にしたいと思っているわよ? お家のためにも、跡継ぎは産まなきゃいけないしね。私としては少し検討してもらいたいのだけど・・・」
「うん・・・んー、えーと・・・そうだな・・・いや・・・やめとく・・・」
わりと長い時間、悩んでからそう返答しておいた。
若干、後ろ髪を引かれる思いがないわけではなかったが、今さらエキドナを女性としてどう扱ってよいかわからなかった。
「そう? 考えが変わったら教えて頂戴ね」
「・・・はい」
俺はさっさとその場から立ち去ることにした。これ以上、彼女と話していたら、大切な何かが取り返しのつかない方向に変わってしまいそうな気がした。
(・・・他人のくせにやたらと距離が近すぎる。だから幼馴染ってのは嫌なんだよ!)
女性に対しては百戦錬磨の浮名を流す俺にだって、苦手な女はいるようだ。
そういう相手とは関わらないにかぎる。
「あ、ちょっと待ってよ。ディン!」
早足で逃走をはかる俺の腕を引いて、エキドナが呼び止めた。
「この後、王都にあるサンダーバード家の屋敷で集まりがあるから、貴方も参加してくれないかしら? もちろん、食事とお酒も出すわよ」
「・・・王家主催の舞踏会を蹴っておいて、いったい何の集まりだよ」
出来れば参加したくない。そんな思いを込めて尋ねるが、エキドナの口から出たのは参加せざるを得なくなる言葉だった。
「四方四家の次期当主の集まりよ。他の二人はどちらも参加して下さるそうよ?」
どうやら、王都の夜は長くなりそうである。
日が傾きつつある空を窓から見つめて、俺は溜息をついた。
8
お気に入りに追加
6,111
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

高身長お姉さん達に囲まれてると思ったらここは貞操逆転世界でした。〜どうやら元の世界には帰れないので、今を謳歌しようと思います〜
水国 水
恋愛
ある日、阿宮 海(あみや かい)はバイト先から自転車で家へ帰っていた。
その時、快晴で雲一つ無い空が急変し、突如、周囲に濃い霧に包まれる。
危険を感じた阿宮は自転車を押して帰ることにした。そして徒歩で歩き、喉も乾いてきた時、運良く喫茶店の看板を発見する。
彼は霧が晴れるまでそこで休憩しようと思い、扉を開く。そこには女性の店員が一人居るだけだった。
初めは男装だと考えていた女性の店員、阿宮と会話していくうちに彼が男性だということに気がついた。そして同時に阿宮も世界の常識がおかしいことに気がつく。
そして話していくうちに貞操逆転世界へ転移してしまったことを知る。
警察へ連れて行かれ、戸籍がないことも発覚し、家もない状況。先が不安ではあるが、戻れないだろうと考え新たな世界で生きていくことを決意した。
これはひょんなことから貞操逆転世界に転移してしまった阿宮が高身長女子と関わり、関係を深めながら貞操逆転世界を謳歌する話。
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

チートな嫁たちに囲まれて異世界で暮らしています
もぶぞう
ファンタジー
森でナギサを拾ってくれたのはダークエルフの女性だった。
使命が有る訳でも無い男が強い嫁を増やしながら異世界で暮らす話です(予定)。
貴族家三男の成り上がりライフ 生まれてすぐに人外認定された少年は異世界を満喫する
美原風香
ファンタジー
「残念ながらあなたはお亡くなりになりました」
御山聖夜はトラックに轢かれそうになった少女を助け、代わりに死んでしまう。しかし、聖夜の心の内の一言を聴いた女神から気に入られ、多くの能力を貰って異世界へ転生した。
ーけれども、彼は知らなかった。数多の神から愛された彼は生まれた時点で人外の能力を持っていたことを。表では貴族として、裏では神々の使徒として、異世界のヒエラルキーを駆け上っていく!これは生まれてすぐに人外認定された少年の最強に無双していく、そんなお話。
✳︎不定期更新です。
21/12/17 1巻発売!
22/05/25 2巻発売!
コミカライズ決定!
20/11/19 HOTランキング1位
ありがとうございます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。