結婚式の夜に夫から「お前は愛人だ。愛されるなんて期待するな」と言われました。 お望みどおり愛人になります。貴方ではなく国王陛下の。

どうやら、夫には愛人がいるらしい。おまけに、愛人の子供を私の子供として偽るつもりとか。
裏切りに気がついた私であったが、実家に頼ることもできずに窮地に追いやられてしまった。
こうなったら、古い友人を頼るしかない。国王と結婚して王妃になった友人を。
友人に相談した私は彼女の提案に乗って、夫の望み通りに『愛人』になることにした。
もちろん、相手は夫ではない。この国で誰よりも尊い御方……国王陛下の愛人に。
小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
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