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問題児クラス

1日目②

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一体これはどういう事なのだろうか。
ガランとした教室の中、僕は生徒に剥かれていた。
付けていたハズのネクタイは僕の手首を後ろ手に拘束している。

「せんせー色白だね、跡になりそう」

床に倒された僕の太ももの上に乗る畠川が、ボタンをひとつずつゆっくり開けていく。

「おい…今ならまだ許すから、僕を離しなさい」
「先生、だから状況を理解した方がいいですよって。やっと見つけた勤め先、クビになりたくはないでしょう?」

僕の抵抗を言葉で封じながら何かカバンをゴソゴソと漁る華蔵閣はそう言うとなにやら怪しい小瓶を取り出した。

「え~、旺華それ使っちゃうの?」
「この方が早いからね。先生も辛いの、嫌ですよね?」

そう言うと華蔵閣はおもむろに得体の知れない小瓶の中の液体を口に含んだ。

「っちょおい、何を、」

そして僕の頭側から両頬に手を回し、強引に上を向かせたと思えば、華蔵閣の唇が僕に重なった。

「!?」

突然の事に驚き少し空いた口に、ぬるりと舌がねじ込まれる。香りが強く甘い液体が、僕の口いっぱいに広がった。
途端、甘い痺れが僕を襲う。頭に響く水音と痺れが混ざり、これはまずい、逃げろと理性が叫ぶ。

「あれ、せんせーもう勃っちゃったの?早くない?まぁ旺華、キス上手だもんね」
「もしかして、ききやすい体質でしたか?」

ようやく口を離され、荒く酸素を取り入れる。呼吸の度に甘い痺れが全身にひろまっていく様な気がする。
ながく抜いていなかったからか、股間が酷く痛い。生徒からのキスだけでまさかこうなってしまったのか?いや、これは恐らくあの甘い液体…

「何、飲ませたんですか」
「気持ちよくなるジュースですよ。残念ながら時間は50分しか無いので…イチから堕とすのはまた今度にしましょうね。」

何でそんなものがカバンに入っているんだ、とか、また今度ってなんだ、とか、そんな言葉は畠川の行動に全て呑まれた。
外しかけていたベルトを抜き、スラックスの前を開いた畠川は硬く張り詰めたそこを下着の上から舐めたのだ。

「ッあっ!?何を、」
「あははっ、せんせー敏感?しみ、出来ちゃってるよ?」
「やめなさい、畠川くんッ」
「いやでーす、やめませーん」

唇が柔らかく焦らすように布越しになぞる。畠川の息が当たる度に全身に痺れが走るような気がした。

「先生、こっちにも集中してくださいね?」

華蔵閣はそう言い再び僕に唇をあわせた。いやそんな易しいものじゃない。わざとらしく大きな水音を立てながら、舌を伸ばし、逃げる僕の舌を器用に捉え絡ませる。長く深いキスに、何とか起こしていた上半身の力も抜けまるで華蔵閣に垂れかかるような体勢になる。
畠川にやわやわと刺激を与えられているそこは、本当にまだイってないのか疑わしい程濡れていた。

「もう気持ち悪いでしょ?脱がしちゃうね~」
「ッハァ…本当にもう、辞めて…」
「息も絶え絶え、って感じですね」
「もう限界なの?まだこれからが本番なのに」

最後の砦だった下着も脱がされ、2人に抱えられ畠川の頭を跨ぐ四つん這いのような姿勢にさせられる。縛られた両腕のかわりに体重が肩と首にかかり、酷く痛い。

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