短いお話

菓子屋トモアオ

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「美術室の玩具」後輩×先輩/学校/脅迫/結腸/射精管理

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ガヤガヤと騒がしい昼休みの教室。
友人から呼ばれていると声を掛けられ入口に目を向けると、この学校で最も会いたくない人物の姿があった。

「先輩、お疲れ様です。今日の放課後、いいですか?」
「…拒否権は無いんだろ」
「やだな、怖い顔しないでくださいよ。じゃあいつもの場所で」

俺より少し高い所で終始ニヤニヤと笑うそいつとの時間を思うとたちまち食欲が失せ、食いかけのパンを飢えた友人に与えて残りの休み時間を寝て過ごした。
放課後のその時のために少しでも休んでおこうと。




放課後の第二美術準備室。
美術部部長である俺だけの城だったはずのそこは、数ヶ月前のその日から牢獄に変わっていた。

「せーんぱい、さぁ始めてください」
「ッ…あぁ…」

上はそのまま、ズボンとパンツを脱ぐ。作業台に腰掛けた後輩に見える様に背を向け四つん這いになり、投げて寄越されたローションを指に絡ませ、ゆっくりと先程洗浄したばかりの自身の蕾に指を埋めていく。
静かな部屋に、くちゅり、と水音がなる。ゆっくり中を広げ、指を2本、3本と増やす。羞恥に震えながら必死にアナルを広げる俺を見下ろす後輩の視線が、酷く刺さる。
慣れ親しんだ顔料や粘土の匂いに囲まれながらする背徳的な行為は、何度繰り返されても慣れるものではなかった。
時折ローションを追加しながら自分の指が三本入るまで広げ、今度は両の手で尻臀を左右に広げる。
そして、震える唇で散々教え込まれた口上を言う。

「お、れの、淫乱、ケツマンに、熱いチンコを、いれて、ください」
「もー、先輩、いつになったらスムーズに言えるようになるんですかー?またしたいんですか?」
「ッヒッ…嫌だッ…俺の、俺の欲求不満ケツマン、好きに使っていいからッ…」

、抵抗を繰り返していた過去の俺に後輩がしたそれだけは、避けたい。その一心で、わざと後輩が喜ぶ淫らな言葉を使い腰をゆるく振り、懇願する。

「好きに使っていいんですか?じゃあ…」

トン、と作業台から降り、ベルトを緩めながら俺の方へ近付く後輩。

「ここの、」
「ッアッ…」
「先輩の気持ちいーところをガチガチのチンコで擦って、奥の入口トントンしながら中に熱いのたっくさん出しても、いいんですか?」
「いいッ、いいから、早くッ…ヤれよッ!」

自分で慣らす時には触れなかった前立腺を指でトン、と押し上げられ筋肉も無い俺の白い腹を撫でる後輩の言葉につい想像をして息が荒くなる俺は、誤魔化すようにそう催促した。やるなら早く終われ、と。

「おねだりですか、可愛いですね。では、ッ」
「ツッッあァ……」

後輩の、赤黒いズル剥けのチンコが俺のアナルを押し広げ入ってくる。
自分のシャツを噛み声を押し殺し自分のチンコで汚れない様にする。

「偉い偉い、聞かれたら困っちゃいますもんねぇ」

そう言った後輩は、おもむろに俺の腰を掴み奥まで一気に突いた。

「ンッッウゥ!?」
「先輩が言ったんですからね、好きにさせてもらいますよ。」

そう言うとズルリと亀頭を残して引き抜き、また最奥の壁まで一気に突き立てる。
あまりに暴力的な快楽に、咥えたシャツがすぐ涎だらけになる。
激しい注挿にぐぽぐぽとローションが泡立ち、張り出したカリが前立腺を激しく刺激する。
背中を震わせながら漏れそうになる声を必死に押し殺す。気を抜けば今にも達しそうな感覚を押しやり、空いた左手で自身の根元を抑え必死に耐える。

「震えちゃって、そんなにイキたくないんですか?まぁそうですよね、イッちゃったら大大大好きなせんせーに俺がバラしちゃいますもんね。」

この後輩の、強引な賭け。
数ヶ月前この部屋で、俺が好きな顧問の先生の名前を呟きながらアナニーしていた様子を撮られたあの日からの賭け。後輩の手で達したらその動画を先生に送るというものだ。
一体それが後輩のなんの得になるのかは知らないが、この気持ちが先生にバレるくらいなら…こうして玩具にされている方が、いくらかマシだ。

「ッ…急に締めないでくださいよ、想像したんですか?先生にバラされちゃったら、ってッ」
「グッアッッ!?ッッ…ン゛ン゛ッ」

一際強く壁に叩き付けられた後輩のチンコが壁を超える。気をやりそうになりながらも変色するんじゃないかと思うくらい左手を握りしめ唇を噛み必死に耐える。

「入っちゃいましたね、先輩…も、出ますよッ」
「ッッング…ッヅアッ…グッッ……」

熱く太いチンコが、奥の壁のさらに奥で弾けた。快楽の波を逃がすように右手の爪を床に突き立てる。耐えろ、耐えろ、と。

「っはぁ…気持ちよかったですよ、先輩」

チュプリ、と粘り気のある音を立てアナルからチンコが抜ける。亀頭が抜ける瞬間の入口を擦る感覚に背を震わせ、いつの間にか詰まっていた息を吐き床に倒れこんだ。
なんとか、今日も耐え抜いた。

「ホント、我慢強いですねぇ先輩。次はは久々ににしますか?」
「嫌だ…ッハァ……って、言っても…やるんだろ…ハァ…」

抵抗すればする程、後輩の行動が激化する事はもう知っている。
しかし、それなら、俺はいつまでコイツの言いなりにならなければいけないのだろうか。
快楽の余韻を収めながら、先の見えない地獄に唾を飲む俺は、扉の向こうの人の気配に気付く事は無いのだった。
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