上 下
13 / 28

ルーク様との出会い

しおりを挟む
こんにちは~アリスです!

お気に入り登録576件、恋愛29位、小説39位ありがとうございます!!


~~~~~

私、アリスティア・ロッテンシュタイン。10歳。

現在誘拐されています!!

天才発明家、、、たぶんルーク様と一緒に。

なんのご褒美ですか!神様!!

こんな形とはいえルーク様と一緒にいられるなんて!何のイベントですか!?

とはいえ、このまま目をつむっているとルーク様のお顔が見えないのです!!

幼少期のかわいらしいお顔が!!

それだけは絶対に阻止しなくてはならない事態です。

まだ薬が効いているのか、瞼が重いですが、根性でこじ開けます。


「う~ん、、、。」


「あっ!おきた?君、だいじょうぶ?」

「かっこかわいいわ!!」思わず抱き着いてしまいました。

「かっこかわいい???」

だって、かっこかわいいんだもの!!(かっこいい+かわいい)

「あっ!ごめんなさいね。私はアリスティア・ロッテンシュタインですわ!」

「僕はルーク・ソレイシスだよ~?」

かわいい~!!微妙に伸びた語尾、なぜか疑問形なところといい!とにかくかわいい!!

さっき、心配してくれたときはかっこよかったわ~はぁ~

「名前が長いのでアリスとよんでくださいね!親しい人はみんなアリスと呼んでいますから!」

「じゃあ、僕のことはルークってよんでね~」

っる、ルークくん!でいいのかしら?
頭の中でルーク様の名前を連呼していた。

えっと、なにかしゃべらなくては。何を話そうか考えていたら。

「僕の事情に巻き込んでしまってごめん」

「いいえ!だいじょうぶですわ!どんどん、巻き込んでほしいですわ!」
はっ!つい、本音が漏れてしまったわ!どうしましょう!

「うん?」

首をかしげる姿もかわいい~!!

とっさに、ごまかすように、「お父様たちが迎えに来るまでトランプでもしましょうか!」

といってしまった。

「??????トランプもってるの!?」

「?もちろんですわ!淑女たるもの、ハンカチーフとトランプは常に持ち歩くたしなみですわ!」

「それ、誰から聞いたの?」

「侍女のマリですわ!」

「その人、なんて言ってたの?」

「ええと、、たしか、ハンカチーフとなんとかは、淑女の嗜みですわ!とかなんとか?」

「たぶん、それはハンカチーフとちり紙じゃないかな???」

「ああっ!そうですわ!そういっておりましたの。」

「全然違うよ、、、?」

「たしか、その話を聞いた後にトランプを一緒にしたのですわ!それですっかり忘れてしまったのですね!」

そういいながらトランプを取り出す。

「では、さっそくババ抜きでもしょうか!」

「うん、、、。」

「ふふっ」ルークくんが笑った!!

かっかわいい~!!!

なんて尊い微笑みなんでしょうか!?

一生見ていられるわ!!

今の私をみたら、絶対にほっぺたが赤くなっていることでしょう!

すると、ルークくんがおでことおでこをこっつんこした。
大事なことなのでもう一回言う。お、で、こ、を、こっつんこしたのだ!

心の中できゃ~きゃ~叫んでしまった私は悪くないでしょ?

だって、あのルーク様のおでここっつんこよ?叫ばない方が悪いでしょ?

「はわわわわ!?」

「熱でもあるのかな?だいじょうぶ??」

「っだっだいじょうぶですわ!」

~~~~~
読んでくださり、ありがとうございます(>_<)
お気に入り登録・感想お願いします!
↑これは、作者のやる気につながりますので!更新増えちゃったりするかもしれません。(事実)
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

【完結】愛も信頼も壊れて消えた

miniko
恋愛
「悪女だって噂はどうやら本当だったようね」 王女殿下は私の婚約者の腕にベッタリと絡み付き、嘲笑を浮かべながら私を貶めた。 無表情で吊り目がちな私は、子供の頃から他人に誤解される事が多かった。 だからと言って、悪女呼ばわりされる筋合いなどないのだが・・・。 婚約者は私を庇う事も、王女殿下を振り払うこともせず、困った様な顔をしている。 私は彼の事が好きだった。 優しい人だと思っていた。 だけど───。 彼の態度を見ている内に、私の心の奥で何か大切な物が音を立てて壊れた気がした。 ※感想欄はネタバレ配慮しておりません。ご注意下さい。

裏切られた令嬢は死を選んだ。そして……

希猫 ゆうみ
恋愛
スチュアート伯爵家の令嬢レーラは裏切られた。 幼馴染に婚約者を奪われたのだ。 レーラの17才の誕生日に、二人はキスをして、そして言った。 「一度きりの人生だから、本当に愛せる人と結婚するよ」 「ごめんねレーラ。ロバートを愛してるの」 誕生日に婚約破棄されたレーラは絶望し、生きる事を諦めてしまう。 けれど死にきれず、再び目覚めた時、新しい人生が幕を開けた。 レーラに許しを請い、縋る裏切り者たち。 心を鎖し生きて行かざるを得ないレーラの前に、一人の求婚者が現れる。 強く気高く冷酷に。 裏切り者たちが落ちぶれていく様を眺めながら、レーラは愛と幸せを手に入れていく。 ☆完結しました。ありがとうございました!☆ (ホットランキング8位ありがとうございます!(9/10、19:30現在)) (ホットランキング1位~9位~2位ありがとうございます!(9/6~9)) (ホットランキング1位!?ありがとうございます!!(9/5、13:20現在)) (ホットランキング9位ありがとうございます!(9/4、18:30現在))

十年目の離婚

杉本凪咲
恋愛
結婚十年目。 夫は離婚を切り出しました。 愛人と、その子供と、一緒に暮らしたいからと。

側妃、で御座いますか?承知いたしました、ただし条件があります。

とうや
恋愛
「私はシャーロットを妻にしようと思う。君は側妃になってくれ」 成婚の儀を迎える半年前。王太子セオドアは、15年も婚約者だったエマにそう言った。微笑んだままのエマ・シーグローブ公爵令嬢と、驚きの余り硬直する近衛騎士ケイレブ・シェパード。幼馴染だった3人の関係は、シャーロットという少女によって崩れた。 「側妃、で御座いますか?承知いたしました、ただし条件があります」 ********************************************        ATTENTION ******************************************** *世界軸は『側近候補を外されて覚醒したら〜』あたりの、なんちゃってヨーロッパ風。魔法はあるけれど魔王もいないし神様も遠い存在。そんなご都合主義で設定うすうすの世界です。 *いつものような残酷な表現はありませんが、倫理観に難ありで軽い胸糞です。タグを良くご覧ください。 *R-15は保険です。

変態王子&モブ令嬢 番外編

咲桜りおな
恋愛
「完璧(変態)王子は悪役(天然)令嬢を今日も愛でたい」と 「モブ令嬢はシスコン騎士様にロックオンされたようです~妹が悪役令嬢なんて困ります~」の 番外編集です。  本編で描ききれなかったお話を不定期に更新しています。 「小説家になろう」でも公開しています。

【短編】悪役令嬢と蔑まれた私は史上最高の遺書を書く

とによ
恋愛
婚約破棄され、悪役令嬢と呼ばれ、いじめを受け。 まさに不幸の役満を食らった私――ハンナ・オスカリウスは、自殺することを決意する。 しかし、このままただで死ぬのは嫌だ。なにか私が生きていたという爪痕を残したい。 なら、史上最高に素晴らしい出来の遺書を書いて、自殺してやろう! そう思った私は全身全霊で遺書を書いて、私の通っている魔法学園へと自殺しに向かった。 しかし、そこで謎の美男子に見つかってしまい、しまいには遺書すら読まれてしまう。 すると彼に 「こんな遺書じゃダメだね」 「こんなものじゃ、誰の記憶にも残らないよ」 と思いっきりダメ出しをされてしまった。 それにショックを受けていると、彼はこう提案してくる。 「君の遺書を最高のものにしてみせる。その代わり、僕の研究を手伝ってほしいんだ」 これは頭のネジが飛んでいる彼について行った結果、彼と共に歴史に名を残してしまう。 そんなお話。

【完】チェンジリングなヒロインゲーム ~よくある悪役令嬢に転生したお話~

えとう蜜夏☆コミカライズ中
恋愛
私は気がついてしまった……。ここがとある乙女ゲームの世界に似ていて、私がヒロインとライバル的な立場の侯爵令嬢だったことに。その上、ヒロインと取り違えられていたことが判明し、最終的には侯爵家を放逐されて元の家に戻される。但し、ヒロインの家は商業ギルドの元締めで新興であるけど大富豪なので、とりあえず私としては目指せ、放逐エンド! ……貴族より成金うはうはエンドだもんね。 (他サイトにも掲載しております。表示素材は忠藤いずる:三日月アルペジオ様より)  Unauthorized duplication is a violation of applicable laws.  ⓒえとう蜜夏(無断転載等はご遠慮ください)

悪役令嬢に転生したら手遅れだったけど悪くない

おこめ
恋愛
アイリーン・バルケスは断罪の場で記憶を取り戻した。 どうせならもっと早く思い出せたら良かったのに! あれ、でも意外と悪くないかも! 断罪され婚約破棄された令嬢のその後の日常。 ※うりぼう名義の「悪役令嬢婚約破棄諸々」に掲載していたものと同じものです。

処理中です...