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町に行ってみよう!
しおりを挟むこんにちは~アリスです!
この世界は美しいも更新したので、ぜひ読んでみてください~!
~~~~~
昨日、いいことを思いついた私は早速行動に移すことにした。
名付けて、~ドキドキ!ワクワク!町に行ってみよう作戦~です!
作戦は次のとおりです。
1 本を読みたいからという理由で、図書室にこもる
この時に髪色と瞳の色を変える魔法を使う(私の容姿は知れ渡っているからね!)
2 図書室は二階なので、浮遊の魔法で一階に着地
3 姿隠しの魔法で使用人さんが使う裏口から脱走!
4 持ってきたおこづかいで食べ歩き
5 町をウロウロして、適当な時に帰る(図書室に戻る)
ざっとこんな感じです!!いいね~(*^。^*)
※ばれたら怒られるけど、ばれなかったら問題ないわ!!
作戦をもう一度思い浮かべて行動に移した。
「ねえメリ。今日は図書室で魔法の本を読みたいの。一人にしてもらえるかしら?」
「わかりましたお嬢様。何かあったら呼んでくださいね。」
「わかったわ」
メリが部屋から出た後、こっそりクローゼットに隠していたお小遣いを取りだした。
「ざっと、こんな感じでいいわね。」
自分の持っている一番質素なワンピースに着替えた。
「これで問題ないはずよ!」
さっそく、作戦遂行だ~!!
図書室に行き、初めて魔法を使う。
私は今、七歳だが魔法は十歳からなので使えるかわからない。
もしもできなかったら、、、ふつ~にそのまま魔法なしでやるわ!
図書室に入って一番わかりやすそうな魔法の本「猿でもわかる魔法入門」をひらく。
「猿でもわかる」のだから、私にできないはずがない!そう信じている。
気合いを入れて、魔法の本を開く。(それにしても、失礼なタイトルの本だな~)
魔法の使い方
1 体の中の魔力を感じる
魔力は血の流れと同じようなもの。それを感じる。
ポカポカしてきたものが魔力です。
さっそくやってみる。
しーんと静まりかえった部屋の中で、私の心臓の音がよく聞こえるくらいまで集中した。
昔、理科でならった(といっても、私前世では14歳で死んでるが)体のつくりの中の
血のめぐりを意識する。
すると、体の中がポカポカとしはじめた。
これが魔力らしい。
2 魔力を掌から外へ放出するイメージで魔力を放出する
魔力を放出すると周りが自分の属性ごとにキラキラした粒が光る人や、暖かくなる人など、
何らかの変化がおこるらしい。
なるほど~!やってみたら、銀色の粉と金色の粉が出てきた。
こんなに簡単にできるなんて、もしかして私って天才!?なんてことを考えてしまった。
3 魔力が放出するときに詠唱を唱えれば問題なし!
なになにー詠唱は、、、。
よくわかんないな~ながいし、覚えずらいし。
そうだ!転生チートとかでよくある、無詠唱はイメージとか?!
やってみよう!これに賭けるしかないな~
う~んと、浮遊する、自分の周りの重力が無くなって無重力になるイメージで、、、
すると、体が宙に浮いた。
でも、方向が定まらないのか上手く移動できない。
そこで、蝶みたいに羽があればいいのでは?と思い、
自分の背中に絵本で見た精霊さんみたいな羽をつけることにした。
「魔法はイメージ。魔法はイメージ。」
うまくいきました!部屋の中でためしに飛んでみたら上手くいきました。
これで町に行けるわ!
さっそく、二階の窓を開けて飛び降りました。
「ヒュ~」風を切る音が聞こえます。
町は家の窓から見えるので大丈夫でしょ!
~~~~~
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