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国王様との会談

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朝学校にいくと、なぜか昨日私が神竜さんと一緒に空を飛んでいたことで

持ちきりだった。

なんか注目を浴びている気がしたのは気のせいではなかったようだ。




朝のお知らせの時間、先生が

「アナスタシアさんは陛下から呼ばれているので、

王城にいってきてください。」

といわれびっくり!?




なぜ私が王城に行かなくてはいけないのでしょうか?

もしかすると、、、昨日の件だろうか?

怒られるのかとそわそわした。







それからは学園の理事長と一緒に馬車に乗り、

スカイピア王国の王城にきた。




王城につくと、別室で話すそうでその部屋につれていかれた。




「君が世界の愛し子様、アナスタシア・リーヴェルさんですな」




「はい。はじめまして、アナスタシア・リーヴェルと申します。

このたびは、お呼びいただきありがとう存じます。」




「そうかたくならないでよい。愛し子様は、一国の国王より地位が高いのだから。

(ホントは、あのギルバート{アナの叔父様}が可愛がっていたので会いたかったから。)」




「ありがとうございます。では、お言葉に甘えて。」




「今回は、世界の愛し子様がどのような方なのか、昨日の件、今後のことを

話し合うために来ていただいた。

まずは、昨日の神竜の件について教えていただきたい。」




「昨日は精霊王さまに、精霊の森にお呼びされていたので、向かいました。

そして天界に転移させていただき魔獣の長はもとより、

幻獣の長・天使王・大天使・悪魔王・大悪魔・神竜・竜王 様方と

契約いたしました。そして、帰る時神竜さまが送ってくださったりました。」




「そうであったか。説明ありがとうございます。

愛し子様は、今後はどうしたいと思いますか?」




「私は、予定通り学園の方に通わせていただきたいです。」




「では、私の息子と婚約する気はないか?」




「ここだけの話、私はアマリリス王国の王弟殿下の運命の番でして、

それはできないのです。申し訳ありません。」




「そうか。それはすまなかったな。

しかし、なぜこの国に留学を?殿下はお赦しに?」




「殿下にふさわしくなるために修行のため、留学させていただきました。」




「しかし、実のところは?」




「先ほどの理由もありましたが、恥ずかしくて逃げてしまいました、、、。」




「そうか。(笑)初々しいのぉ~」




「いえいえ(笑)」




「愛し子様を政治に利用するなとの、精霊王さま方からの忠告もありますのでね。」




「そうでしたか。それはすみません。」




「いいのじゃよ。これからは、良い友として付き合っていただけるとうれしい」




「もちろんです!(良い人だな~)」




「王妃にも会って行ってもらえると助かる。会いたがっておったからの~。」




「はい、ぜひお願いします!」










王妃様のところに行くと、




「あなたが今代の愛し子さまね!こんにちは~!アンジェが可愛いって騒いでたから

ぜひ会いたくて!」




「アンジェ叔母様お知り合いなんですか?」




「学園時代の親友よ!私はアマリリス王国に留学していたのよ~」




「そうだったんですか!知りませんでした。」




「ところで、アナちゃんとよんでもいいかしら?」




「ええ。うれしいです」




「可愛い娘ができたみたいでうれしいわ!うちは、息子しかいないのよ。

ぜひ、お嫁においで!アナちゃんなら大歓迎よ!!」




「それが、実は、、、アマリリス王国の王弟殿下の運命の番なんです。

恥ずかしくて、逃げてしまったのですが。」




「あら~、そうだったの!・(恥ずかしくて逃げるとかかわいすぎる!!)」




「王弟殿下にふさわしくなるために、留学にきたんです。

逃げてしまったので、挨拶もしたことがなくて、、、。」







「そうなの~私でよかったら、いつでも相談にのるわよ~

(向こうは嫌われたと思って勘違いしているかもしれないわね。

あのアマリリスのクリス{元王妃で王弟殿下の母}に教えてあげなくちゃ!)」







こうして、アナちゃんと王弟殿下を見守る会ができた。

(もちろん、会長はアンジェ叔母様です!)
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