55 / 69
魔王ファムファタールとソロモンの軍勢 ──1──
しおりを挟む
「ファム、いい加減意地を張るのはやめろ! このままじゃ取り返しがつかなくなるぞ!」
城に来るなり説教をたれる、我らが魔王ファムファタールの親友アレン。
そんなアレンの言葉に、魔王様は業を煮やす。
「くどいぞ、アレン! 俺はどうあっても人間どもを皆殺しにするまで止まるつもりはない! 少なくとも、恋人を、妹を殺した帝国の貴族どもをこの手で捻り潰すまでは絶対にだ! たとえ、お前と道を違えたとしてもな!」
「それで誰が救われるんだ! アヴィアか!? ルーメイか!? あの子達がそんなものを君に求めていると本当に思っているのか!」
「黙れ……」
貴様に言われずとも、そのくらい事は魔王様もわかっておられる。
だが魔王様は恋人を、妹を、多くの同胞を人間に殺された過去を持つ。
故に友の言葉とてアレンが人間についている以上、聞く耳を持つ事はない。
「もう一度考え直すんだ、ファム! お前はそんな男じゃない! 自分の為に誰かを傷つけようだなんて、そんなのお前らしく……!」
「黙れと言っている!」
「────!」
魔王様の手から放たれた熱線がアレンの頬を掠めた。
アレンの裂けた皮膚からは、血が一筋流れている。
「ファム……」
「お前がどう言おうとも、俺は人間族と戦争をする。 そして滅ぼすべき人間どもを滅ぼす。 この世界の未来の為に」
「……そうか、それが君の答えなんだな。 よくわかった」
アレンは呟くと、踵を返し遠退いていく。
「なら今から僕は君の敵となるよ、魔王ファムファタール。 それが勇者としてやるべきこと、だからね。 だから君も本懐を遂げると良い。 僕を殺して」
「……元よりそのつもりだ」
「…………大バカ者だよ君は、本当に」
──バタン。
「すまないな、友よ。 頼りにしている」
魔王様、おいたわしや。
さぞやお辛いでしょう。
しかし、こういう時こそ臣下の出番。
主を支えなくて何が臣下だ。
『王よ、よろしいのですか』
「……もう、覚悟は決まっている。 心配は必要ない。 お前達こそ良いのか? こんな馬鹿げた事に付き合ってしまって。 死ぬぞ」
『全て承知しております、お気になさらず』
振り向くと、自分と同じく魔王様に忠誠を誓った側近の魔術師イリーナとワーウルフのガイセルが、何も言わず頷いていた。
「恩に着る」
本来であれば魔王が臣下に礼を告げるなどご法度だが、こういうお方だからこそ我々は絶対の忠誠を向けられる。
魔王になったとて昔と変わらず優しいお方だからこそ、我々は身命を賭すことも厭わない。
たとえ、これから起こる人間族との戦争で命果てるとも、我々は一切後悔しない。
それでファムファタール様のお力になれるのであれば、自分は進んでこの命を────バンッ!
「「「──!」」」
「ご報告致します、魔王様!」
突如とした開け放たれた扉から入ってきた兵士が、魔王様の前で跪く。
「何事だ、騒々しい」
「申し訳ございません! ですが緊急につきお許しくださいませ!」
緊急……?
一体何が……もしや、予想より人間族どもが攻め込んできたとでも……。
「申してみよ」
「はっ! 先程、リグランドにて謎の集団を発見致しました! その数五千!」
たったの五千?
冗談にもほどがある。
その程度の軍勢でどうしようというのだ。
せめてその十倍の数は用意せんと話にならん。
二人も同じ意見らしく、鼻を軽く鳴らしている。
だが、魔王様だけは我々と意見が異なるようで。
「……人間族か?」
「そ、それがその……なんと言いますか……」
なかなか答えず煮え切らない態度に、我々一堂は苛立ちを募らせる。
口火を切ったのは、ワーウルフ族の首長ガイセルだった。
「おい、さっさと答えねえか! 何をもたもたしてやがる!」
「し、失礼致しました!」
ガイセルに怯えた兵士は、ようやく魔王様の問いに答え始めた。
しかしその内容は、予想だにしないものだった。
「斥候によるとその者達は、どう見ても人間ではなかったそうです」
「ではなんだ」
「ハッキリとした事はわかりません。 ただその者らの肉体は極めて高密度な魔力で構成されていた、との話です」
「高密度な魔力……? 精霊か?」
高密度な魔力による肉体形成であれば確かに精霊である可能性が高い。
だが精霊はあまり群れる生き物ではない。
群れたとしても同属性の精霊が数体から十体程度が関の山。
五千体が一堂に介すなどまずあり得ない話だ。
「いえ、リッチー様が精霊ではないと断言されました」
「……イリーナ、貴様はどう見る」
「そうですね……実物を見ないことにはハッキリとは申せませんが、私もリッチー様の意見にはおおむね賛成ですわ」
イリーナは魔族の中でも特に精霊に関する知識が豊富。
その彼女が言うのだ、間違いない。
「根拠は?」
「皆様もご存じの通り、精霊は群れるのを嫌がる生命体です。 これに例外はありません。 何故なら精霊は集まりすぎると霊体であるが故に結合しやすく、一度結合したが最後。 意識が一つに統合され、他の意識は全て飲み込まれてしまうからです。 これが精霊が群れない一番の理由ですわ」
精霊と言えども存在の有り様が我らと違うだけで、個々の意識がある生命体だ。
わざわざそんな危険を犯してまで群れる意味はない、という事なのだろう。
「他にも、悪感情に敏感な精霊が魔族の多い魔王城にわざわざ近づいてくる筈がないことや、魔素が充満しているあの森に近づくはずがないことなど様々な理由が挙げられますが、最も理由として相応しいのはこれでしょう。 数百年、数千年と人目につかないようひっそりと生きていた彼らが、今になって姿を現す理由が無い。 これに尽きますわ」
「……流石だな、イリーナ。 確かにお前の言う通り、件の集団が精霊である可能性は低いだろう」
「ふふ、ありがとうございます。 我が王よ」
そうなると、その集団の正体に心当たりがなくなる。
かくなる上は……。
『魔王様、よろしければ偵察に向かいますが』
「……いや、どうやらその必要はなさそうだ」
魔王様がそう呟いた直後。
──ドォンッ!
突如として魔王城が揺れた。
「な、なんだ! 地震か!?」
『この揺れ、もしや……! 魔王様!』
「うむ。 総員、出陣せよ! 敵を殲滅するのだ!」
戦えるのが余程嬉しいのか、ガイセルはニヤッと口角を上げると、声高々に「おう!」と言って去っていく。
その後を、魔王様に一礼したイリーナがついていった。
『では我が主よ、わたくしもこれにて』
と、開けっ放しの扉を通ろうとした瞬間。
「待て」
魔王様がこう仰った。
今回は俺も出陣する。
いつもみたいに俺を支えてくれ、リル。
頼りにしているぞ────と。
城に来るなり説教をたれる、我らが魔王ファムファタールの親友アレン。
そんなアレンの言葉に、魔王様は業を煮やす。
「くどいぞ、アレン! 俺はどうあっても人間どもを皆殺しにするまで止まるつもりはない! 少なくとも、恋人を、妹を殺した帝国の貴族どもをこの手で捻り潰すまでは絶対にだ! たとえ、お前と道を違えたとしてもな!」
「それで誰が救われるんだ! アヴィアか!? ルーメイか!? あの子達がそんなものを君に求めていると本当に思っているのか!」
「黙れ……」
貴様に言われずとも、そのくらい事は魔王様もわかっておられる。
だが魔王様は恋人を、妹を、多くの同胞を人間に殺された過去を持つ。
故に友の言葉とてアレンが人間についている以上、聞く耳を持つ事はない。
「もう一度考え直すんだ、ファム! お前はそんな男じゃない! 自分の為に誰かを傷つけようだなんて、そんなのお前らしく……!」
「黙れと言っている!」
「────!」
魔王様の手から放たれた熱線がアレンの頬を掠めた。
アレンの裂けた皮膚からは、血が一筋流れている。
「ファム……」
「お前がどう言おうとも、俺は人間族と戦争をする。 そして滅ぼすべき人間どもを滅ぼす。 この世界の未来の為に」
「……そうか、それが君の答えなんだな。 よくわかった」
アレンは呟くと、踵を返し遠退いていく。
「なら今から僕は君の敵となるよ、魔王ファムファタール。 それが勇者としてやるべきこと、だからね。 だから君も本懐を遂げると良い。 僕を殺して」
「……元よりそのつもりだ」
「…………大バカ者だよ君は、本当に」
──バタン。
「すまないな、友よ。 頼りにしている」
魔王様、おいたわしや。
さぞやお辛いでしょう。
しかし、こういう時こそ臣下の出番。
主を支えなくて何が臣下だ。
『王よ、よろしいのですか』
「……もう、覚悟は決まっている。 心配は必要ない。 お前達こそ良いのか? こんな馬鹿げた事に付き合ってしまって。 死ぬぞ」
『全て承知しております、お気になさらず』
振り向くと、自分と同じく魔王様に忠誠を誓った側近の魔術師イリーナとワーウルフのガイセルが、何も言わず頷いていた。
「恩に着る」
本来であれば魔王が臣下に礼を告げるなどご法度だが、こういうお方だからこそ我々は絶対の忠誠を向けられる。
魔王になったとて昔と変わらず優しいお方だからこそ、我々は身命を賭すことも厭わない。
たとえ、これから起こる人間族との戦争で命果てるとも、我々は一切後悔しない。
それでファムファタール様のお力になれるのであれば、自分は進んでこの命を────バンッ!
「「「──!」」」
「ご報告致します、魔王様!」
突如とした開け放たれた扉から入ってきた兵士が、魔王様の前で跪く。
「何事だ、騒々しい」
「申し訳ございません! ですが緊急につきお許しくださいませ!」
緊急……?
一体何が……もしや、予想より人間族どもが攻め込んできたとでも……。
「申してみよ」
「はっ! 先程、リグランドにて謎の集団を発見致しました! その数五千!」
たったの五千?
冗談にもほどがある。
その程度の軍勢でどうしようというのだ。
せめてその十倍の数は用意せんと話にならん。
二人も同じ意見らしく、鼻を軽く鳴らしている。
だが、魔王様だけは我々と意見が異なるようで。
「……人間族か?」
「そ、それがその……なんと言いますか……」
なかなか答えず煮え切らない態度に、我々一堂は苛立ちを募らせる。
口火を切ったのは、ワーウルフ族の首長ガイセルだった。
「おい、さっさと答えねえか! 何をもたもたしてやがる!」
「し、失礼致しました!」
ガイセルに怯えた兵士は、ようやく魔王様の問いに答え始めた。
しかしその内容は、予想だにしないものだった。
「斥候によるとその者達は、どう見ても人間ではなかったそうです」
「ではなんだ」
「ハッキリとした事はわかりません。 ただその者らの肉体は極めて高密度な魔力で構成されていた、との話です」
「高密度な魔力……? 精霊か?」
高密度な魔力による肉体形成であれば確かに精霊である可能性が高い。
だが精霊はあまり群れる生き物ではない。
群れたとしても同属性の精霊が数体から十体程度が関の山。
五千体が一堂に介すなどまずあり得ない話だ。
「いえ、リッチー様が精霊ではないと断言されました」
「……イリーナ、貴様はどう見る」
「そうですね……実物を見ないことにはハッキリとは申せませんが、私もリッチー様の意見にはおおむね賛成ですわ」
イリーナは魔族の中でも特に精霊に関する知識が豊富。
その彼女が言うのだ、間違いない。
「根拠は?」
「皆様もご存じの通り、精霊は群れるのを嫌がる生命体です。 これに例外はありません。 何故なら精霊は集まりすぎると霊体であるが故に結合しやすく、一度結合したが最後。 意識が一つに統合され、他の意識は全て飲み込まれてしまうからです。 これが精霊が群れない一番の理由ですわ」
精霊と言えども存在の有り様が我らと違うだけで、個々の意識がある生命体だ。
わざわざそんな危険を犯してまで群れる意味はない、という事なのだろう。
「他にも、悪感情に敏感な精霊が魔族の多い魔王城にわざわざ近づいてくる筈がないことや、魔素が充満しているあの森に近づくはずがないことなど様々な理由が挙げられますが、最も理由として相応しいのはこれでしょう。 数百年、数千年と人目につかないようひっそりと生きていた彼らが、今になって姿を現す理由が無い。 これに尽きますわ」
「……流石だな、イリーナ。 確かにお前の言う通り、件の集団が精霊である可能性は低いだろう」
「ふふ、ありがとうございます。 我が王よ」
そうなると、その集団の正体に心当たりがなくなる。
かくなる上は……。
『魔王様、よろしければ偵察に向かいますが』
「……いや、どうやらその必要はなさそうだ」
魔王様がそう呟いた直後。
──ドォンッ!
突如として魔王城が揺れた。
「な、なんだ! 地震か!?」
『この揺れ、もしや……! 魔王様!』
「うむ。 総員、出陣せよ! 敵を殲滅するのだ!」
戦えるのが余程嬉しいのか、ガイセルはニヤッと口角を上げると、声高々に「おう!」と言って去っていく。
その後を、魔王様に一礼したイリーナがついていった。
『では我が主よ、わたくしもこれにて』
と、開けっ放しの扉を通ろうとした瞬間。
「待て」
魔王様がこう仰った。
今回は俺も出陣する。
いつもみたいに俺を支えてくれ、リル。
頼りにしているぞ────と。
63
お気に入りに追加
629
あなたにおすすめの小説
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
異世界転生!俺はここで生きていく
おとなのふりかけ紅鮭
ファンタジー
俺の名前は長瀬達也。特に特徴のない、その辺の高校生男子だ。
同じクラスの女の子に恋をしているが、告白も出来ずにいるチキン野郎である。
今日も部活の朝練に向かう為朝も早くに家を出た。
だけど、俺は朝練に向かう途中で事故にあってしまう。
意識を失った後、目覚めたらそこは俺の知らない世界だった!
魔法あり、剣あり、ドラゴンあり!のまさに小説で読んだファンタジーの世界。
俺はそんな世界で冒険者として生きて行く事になる、はずだったのだが、何やら色々と問題が起きそうな世界だったようだ。
それでも俺は楽しくこの新しい生を歩んで行くのだ!
小説家になろうでも投稿しています。
メインはあちらですが、こちらも同じように投稿していきます。
宜しくお願いします。
生まれる世界を間違えた俺は女神様に異世界召喚されました【リメイク版】
雪乃カナ
ファンタジー
世界が退屈でしかなかった1人の少年〝稗月倖真〟──彼は生まれつきチート級の身体能力と力を持っていた。だが同時に生まれた現代世界ではその力を持て余す退屈な日々を送っていた。
そんなある日いつものように孤児院の自室で起床し「退屈だな」と、呟いたその瞬間、突如現れた〝光の渦〟に吸い込まれてしまう!
気づくと辺りは白く光る見た事の無い部屋に!?
するとそこに女神アルテナが現れて「取り敢えず異世界で魔王を倒してきてもらえませんか♪」と頼まれる。
だが、異世界に着くと前途多難なことばかり、思わず「おい、アルテナ、聞いてないぞ!」と、叫びたくなるような事態も発覚したり──
でも、何はともあれ、女神様に異世界召喚されることになり、生まれた世界では持て余したチート級の力を使い、異世界へと魔王を倒しに行く主人公の、異世界ファンタジー物語!!
無限に進化を続けて最強に至る
お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。
改稿したので、しばらくしたら消します
異世界を【創造】【召喚】【付与】で無双します。
FREE
ファンタジー
ブラック企業へ就職して5年…今日も疲れ果て眠りにつく。
目が醒めるとそこは見慣れた部屋ではなかった。
ふと頭に直接聞こえる声。それに俺は火事で死んだことを伝えられ、異世界に転生できると言われる。
異世界、それは剣と魔法が存在するファンタジーな世界。
これは主人公、タイムが神様から選んだスキルで異世界を自由に生きる物語。
*リメイク作品です。
1枚の金貨から変わる俺の異世界生活。26個の神の奇跡は俺をチート野郎にしてくれるはず‼
ベルピー
ファンタジー
この世界は5歳で全ての住民が神より神の祝福を得られる。そんな中、カインが授かった祝福は『アルファベット』という見た事も聞いた事もない祝福だった。
祝福を授かった時に現れる光は前代未聞の虹色⁉周りから多いに期待されるが、期待とは裏腹に、どんな祝福かもわからないまま、5年間を何事もなく過ごした。
10歳で冒険者になった時には、『無能の祝福』と呼ばれるようになった。
『無能の祝福』、『最低な能力値』、『最低な成長率』・・・
そんな中、カインは腐る事なく日々冒険者としてできる事を毎日こなしていた。
『おつかいクエスト』、『街の清掃』、『薬草採取』、『荷物持ち』、カインのできる内容は日銭を稼ぐだけで精一杯だったが、そんな時に1枚の金貨を手に入れたカインはそこから人生が変わった。
教会で1枚の金貨を寄付した事が始まりだった。前世の記憶を取り戻したカインは、神の奇跡を手に入れる為にお金を稼ぐ。お金を稼ぐ。お金を稼ぐ。
『戦闘民族君』、『未来の猫ロボット君』、『美少女戦士君』、『天空の城ラ君』、『風の谷君』などなど、様々な神の奇跡を手に入れる為、カインの冒険が始まった。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
豪華地下室チートで異世界救済!〜僕の地下室がみんなの憩いの場になるまで〜
自来也
ファンタジー
カクヨム、なろうで150万PV達成!
理想の家の完成を目前に異世界に転移してしまったごく普通のサラリーマンの翔(しょう)。転移先で手にしたスキルは、なんと「地下室作成」!? 戦闘スキルでも、魔法の才能でもないただの「地下室作り」
これが翔の望んだ力だった。
スキルが成長するにつれて移動可能、豪華な浴室、ナイトプール、釣り堀、ゴーカート、ゲーセンなどなどあらゆる物の配置が可能に!?
ある時は瀕死の冒険者を助け、ある時は獣人を招待し、翔の理想の地下室はいつのまにか隠れた憩いの場になっていく。
※この作品は小説家になろう、カクヨムにも投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる