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アスモデウスの血液
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「──よっと」
『おお、お帰りなさいませ、主殿。 ご無事なようでなによりです』
テレポートで自室へ帰還した俺に気づいたリルが寝床から出てきた。
余程俺の帰りを待ちわびていたようで、尻尾がめちゃくちゃ揺れている。
なんだろう、めっちゃ癒される。
これが愛犬の為に、そそくさと帰宅したがる愛犬家の気持ちなのだろうか。
うん、確かにこんな反応されたら早く帰ってあげたくもなるな。
まあこいつは犬じゃなくて、フェンリルなんだけど。
「誰か部屋に来たか?」
『いえ、静かなものでした。 これもエンドラ様が振る舞ったワインのお陰でしょうな。 はっはっは』
流石は年長者。
見た目はロリだが、こういう時は一番頼りになる。
『して、成果はいかほどで?』
「……ふっ、驚くなよ? なにしろ俺が手に入れてきたのは、事件の中枢に迫るこれ! デモンブラッドその物なんだからな!」
『!』
上着のポケットから取り出したデモンブラッドを見た瞬間、リルはとても興奮した様子で。
『流石です、主殿! 我々が駆けずり回っている間に、これほどまでの成果を挙げられるとは! お見それいたしました!』
自慢したのは俺だけど、ちょっと大袈裟すぎない?
「まあ、大事なのはここからなんだけどな」
言いながら、机に置いた器に少量注いでいく。
『と、申しますと?』
「デモンブラッドを手に入れるだけなら多少時間はかかるかもしれないが、お前らでも入手出来る筈だ。 だから大事なのはこいつを手に入れる事じゃない。 こいつをどこまで分析出来るかの方が大事なんだよ。 それこそこいつの解析いかんでは、事件解決への糸口になるかもしれん」
『なるほど』
さて、それじゃあやるとしますか。
「鑑定」
分析をする前に鑑定をした結果、この液体がD114という薬品であると判明した。
数字の意味はともかく、このアルファベットの意味は恐らくデモンブラッドのデモンだと思われる。
ここで疑問が一つ。
この世界の言葉や文字は俺のスキル『翻訳』で同じ意味の日本語に置き換えられる訳だが、アルファベット表記を見るのは実はこれが始めて。
今まで見た事もない。
何故このタイミングでアルファベット表記が?
なにか意味があるのだろうか。
……ともかくそれは一旦置いておき、今は表示されている二つのうち片方の項目について考えてみるしよう。
『D114を精製するには、スキル『調合level8』が必須となります』
調合スキルとは文字通り、薬品などを調合する際にほぼ必須となるスキルだ。
それがlevel8も必要なのか。
このlevelとなれば作られる人間はかなり限られてくる。
今の段階で思い付くのは、高ランクの調合師や錬金術師、あとは治癒師って所だな。
となると、まず調べるべきは職人ギルドと調薬ギルドか。
違法薬物に手を染める奴がおめおめとギルドに登録しているとは思えないが、やってみる価値はある。
後でそれとなく、アリン達に調べるよう伝えておくとしよう。
あくまで、アドバイザーとして。
『主殿、なにかわかりましたか?』
「まあ、それなりにはな。 でも糸を掴むにはまだ足りない、もう少し深く調べないと」
『御意』
よし、じゃあそろそろ本命となる分析を使ってみるか。
これを使えばデモンブラッドに使用されている素材などがわかる筈。
頼むから特殊な素材とか出てきてくれよ、デモンブラッドくん。
「……分析」
鑑定の上位スキル、分析。
下位スキルである鑑定を使用した対象のみにしか使用出来ないこのスキルはやや使い勝手が悪いものの、その効力は絶大。
鑑定では調べられない詳細なデータも表示してくれる、チート級の代物なのである。
『D114 調合level8
効果 身体能力強化 精神強化 魔力増強 知覚強調 感覚強調────』
この項目は鑑定でも確認したから必要ない。
次。
『精製方法 D114を調合するにあたり、高濃度の魔力を浸透させる為、まず魔鉱石の粉塵を沸騰させた水溶液で溶かします。 その後、溶かしたミスリルシードとバラーシュを混ぜ──』
気になるっちゃあ気になるが、今は他に調べなければならない物がある。
よってこの項目も一旦飛ばす事とする。
スクロールっと。
「えっと、次はっと……おっ」
『素材一覧』
あったあった。
これだよこれ、これが見たかったんだ。
『水溶液 分離剤 マンドラゴラの葉 マンイーターの茎 魔鉱石 バラーシュ──』
他にも幾つか魔物素材があったが、この中で最も人体に悪影響があるのはこの二つ。
ミスリルシードとバラーシュだ。
ミスリルシードは読んで字のごとく、武器や魔道具の精製に用いられる魔力が含まれた鉱石。
当然ながら摂取するなどもっての他。
決して薬品に混入して良いものではない。
加えて最悪なのが、このバラーシュという素材。
こいつにはなんでも中毒作用があるらしく、粉末にして飲むことで一定期間異様な興奮状態を得ることが出来るらしい。
いわゆる、ケシや大麻のような麻薬草の類だろう。
恐らく、デモンブラッドを摂取した人物が苦しむ原因の半分がこいつの作用だと思われる。
というのも中毒性の高い代物というのは効果が切れた時、または切れかけた時、脳が苦痛信号を発し擬似的な痛みを与えるからである。
よって、頭痛や吐き気、倦怠感などの症状はほぼ間違いなくバラーシュが原因だと言っても過言じゃない。
ただ、バラーシュやミスリルシードには人に害をもたらす程の魔力は備わっていない。
魔物素材に関しても同様。
多少は人体に影響は出ても、多少体調が悪くなるくらいなもので、魔力過多による死の危険性は極めて低いはずだ。
しかし、現実には魔力過多による死亡例が冊子には纏められている。
おかしい、すこぶるおかしい。
どうしてデモンブラッドの使用者は魔力過多で死んでいる?
何か見落としているのだろうか。
だとしたら一体何を見落として……。
「……ん? なんだこれ……聞いたこともないぞ、こんな素材」
『主殿? いかがなされましたか?』
「ああいや、実は一つだけ覚えのない素材があってさ。 どんな生き物から採れる素材なのかなって」
『ふむ……よろしければ、その素材の名を教えては貰えませぬか。 何かお役に立てるかもしれません』
最近はより飼い犬らしさに磨きがかかってきたせいで忘れがちだが、こいつの正体は犬ではなくフェンリル。
魔王軍の元幹部にして、最強の魔物の一角であるフェンリル様だ。
何か知っていてもおかしくはない。
「わかった、なら力を借りようかな。 えっと……素材の名称はアスモデウスの血液。 多分魔物かなんかの血液だと……」
『アスモデウス!? 今、アスモデウスと聞こえましたがそれは真なのですか、主殿!』
うおっ、なんだよ。
急に大声出して。
「え、なに? もしかして知り合い?」
『い、いえ……知り合いという程では。 少し恩がある、というだけです』
恩……?
「恩って?」
『……主殿は、魔王軍と人間軍による人魔大戦をご存じですかな』
「人魔大戦? それって確か……」
俺の祖父である勇者アレンが魔王を討ち滅ぼした戦いの総称、だったか。
屋敷の書庫に置いてあった歴史書でそんな記述を読んだ覚えがある。
『左様、我らが魔王ファムファタール様が勇者めの凶刃によって倒れた、あの戦いの事です』
人魔大戦を語るリルの表情に、やや影が差し込む。
ファムファタールとかいう魔王がどういう奴かは知らないが、リルにとって唯一無二の存在だというのはよくわかった。
ちょっと妬ける。
「その戦いがどうかしたのか? アスモデウスって奴の話と何か関係が?」
『関係、は直接的にはありません。 ただ、間接的に魔王軍が敗北した要因ではあります。 そう、あれは人間軍が魔界に攻め込んでくる数日前の事でした』
……あれ、ちょっと待って?
この流れもしかして、過去編入る感じ?
概要だけ教えてくれれば十分なんですけど。
『おお、お帰りなさいませ、主殿。 ご無事なようでなによりです』
テレポートで自室へ帰還した俺に気づいたリルが寝床から出てきた。
余程俺の帰りを待ちわびていたようで、尻尾がめちゃくちゃ揺れている。
なんだろう、めっちゃ癒される。
これが愛犬の為に、そそくさと帰宅したがる愛犬家の気持ちなのだろうか。
うん、確かにこんな反応されたら早く帰ってあげたくもなるな。
まあこいつは犬じゃなくて、フェンリルなんだけど。
「誰か部屋に来たか?」
『いえ、静かなものでした。 これもエンドラ様が振る舞ったワインのお陰でしょうな。 はっはっは』
流石は年長者。
見た目はロリだが、こういう時は一番頼りになる。
『して、成果はいかほどで?』
「……ふっ、驚くなよ? なにしろ俺が手に入れてきたのは、事件の中枢に迫るこれ! デモンブラッドその物なんだからな!」
『!』
上着のポケットから取り出したデモンブラッドを見た瞬間、リルはとても興奮した様子で。
『流石です、主殿! 我々が駆けずり回っている間に、これほどまでの成果を挙げられるとは! お見それいたしました!』
自慢したのは俺だけど、ちょっと大袈裟すぎない?
「まあ、大事なのはここからなんだけどな」
言いながら、机に置いた器に少量注いでいく。
『と、申しますと?』
「デモンブラッドを手に入れるだけなら多少時間はかかるかもしれないが、お前らでも入手出来る筈だ。 だから大事なのはこいつを手に入れる事じゃない。 こいつをどこまで分析出来るかの方が大事なんだよ。 それこそこいつの解析いかんでは、事件解決への糸口になるかもしれん」
『なるほど』
さて、それじゃあやるとしますか。
「鑑定」
分析をする前に鑑定をした結果、この液体がD114という薬品であると判明した。
数字の意味はともかく、このアルファベットの意味は恐らくデモンブラッドのデモンだと思われる。
ここで疑問が一つ。
この世界の言葉や文字は俺のスキル『翻訳』で同じ意味の日本語に置き換えられる訳だが、アルファベット表記を見るのは実はこれが始めて。
今まで見た事もない。
何故このタイミングでアルファベット表記が?
なにか意味があるのだろうか。
……ともかくそれは一旦置いておき、今は表示されている二つのうち片方の項目について考えてみるしよう。
『D114を精製するには、スキル『調合level8』が必須となります』
調合スキルとは文字通り、薬品などを調合する際にほぼ必須となるスキルだ。
それがlevel8も必要なのか。
このlevelとなれば作られる人間はかなり限られてくる。
今の段階で思い付くのは、高ランクの調合師や錬金術師、あとは治癒師って所だな。
となると、まず調べるべきは職人ギルドと調薬ギルドか。
違法薬物に手を染める奴がおめおめとギルドに登録しているとは思えないが、やってみる価値はある。
後でそれとなく、アリン達に調べるよう伝えておくとしよう。
あくまで、アドバイザーとして。
『主殿、なにかわかりましたか?』
「まあ、それなりにはな。 でも糸を掴むにはまだ足りない、もう少し深く調べないと」
『御意』
よし、じゃあそろそろ本命となる分析を使ってみるか。
これを使えばデモンブラッドに使用されている素材などがわかる筈。
頼むから特殊な素材とか出てきてくれよ、デモンブラッドくん。
「……分析」
鑑定の上位スキル、分析。
下位スキルである鑑定を使用した対象のみにしか使用出来ないこのスキルはやや使い勝手が悪いものの、その効力は絶大。
鑑定では調べられない詳細なデータも表示してくれる、チート級の代物なのである。
『D114 調合level8
効果 身体能力強化 精神強化 魔力増強 知覚強調 感覚強調────』
この項目は鑑定でも確認したから必要ない。
次。
『精製方法 D114を調合するにあたり、高濃度の魔力を浸透させる為、まず魔鉱石の粉塵を沸騰させた水溶液で溶かします。 その後、溶かしたミスリルシードとバラーシュを混ぜ──』
気になるっちゃあ気になるが、今は他に調べなければならない物がある。
よってこの項目も一旦飛ばす事とする。
スクロールっと。
「えっと、次はっと……おっ」
『素材一覧』
あったあった。
これだよこれ、これが見たかったんだ。
『水溶液 分離剤 マンドラゴラの葉 マンイーターの茎 魔鉱石 バラーシュ──』
他にも幾つか魔物素材があったが、この中で最も人体に悪影響があるのはこの二つ。
ミスリルシードとバラーシュだ。
ミスリルシードは読んで字のごとく、武器や魔道具の精製に用いられる魔力が含まれた鉱石。
当然ながら摂取するなどもっての他。
決して薬品に混入して良いものではない。
加えて最悪なのが、このバラーシュという素材。
こいつにはなんでも中毒作用があるらしく、粉末にして飲むことで一定期間異様な興奮状態を得ることが出来るらしい。
いわゆる、ケシや大麻のような麻薬草の類だろう。
恐らく、デモンブラッドを摂取した人物が苦しむ原因の半分がこいつの作用だと思われる。
というのも中毒性の高い代物というのは効果が切れた時、または切れかけた時、脳が苦痛信号を発し擬似的な痛みを与えるからである。
よって、頭痛や吐き気、倦怠感などの症状はほぼ間違いなくバラーシュが原因だと言っても過言じゃない。
ただ、バラーシュやミスリルシードには人に害をもたらす程の魔力は備わっていない。
魔物素材に関しても同様。
多少は人体に影響は出ても、多少体調が悪くなるくらいなもので、魔力過多による死の危険性は極めて低いはずだ。
しかし、現実には魔力過多による死亡例が冊子には纏められている。
おかしい、すこぶるおかしい。
どうしてデモンブラッドの使用者は魔力過多で死んでいる?
何か見落としているのだろうか。
だとしたら一体何を見落として……。
「……ん? なんだこれ……聞いたこともないぞ、こんな素材」
『主殿? いかがなされましたか?』
「ああいや、実は一つだけ覚えのない素材があってさ。 どんな生き物から採れる素材なのかなって」
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何か知っていてもおかしくはない。
「わかった、なら力を借りようかな。 えっと……素材の名称はアスモデウスの血液。 多分魔物かなんかの血液だと……」
『アスモデウス!? 今、アスモデウスと聞こえましたがそれは真なのですか、主殿!』
うおっ、なんだよ。
急に大声出して。
「え、なに? もしかして知り合い?」
『い、いえ……知り合いという程では。 少し恩がある、というだけです』
恩……?
「恩って?」
『……主殿は、魔王軍と人間軍による人魔大戦をご存じですかな』
「人魔大戦? それって確か……」
俺の祖父である勇者アレンが魔王を討ち滅ぼした戦いの総称、だったか。
屋敷の書庫に置いてあった歴史書でそんな記述を読んだ覚えがある。
『左様、我らが魔王ファムファタール様が勇者めの凶刃によって倒れた、あの戦いの事です』
人魔大戦を語るリルの表情に、やや影が差し込む。
ファムファタールとかいう魔王がどういう奴かは知らないが、リルにとって唯一無二の存在だというのはよくわかった。
ちょっと妬ける。
「その戦いがどうかしたのか? アスモデウスって奴の話と何か関係が?」
『関係、は直接的にはありません。 ただ、間接的に魔王軍が敗北した要因ではあります。 そう、あれは人間軍が魔界に攻め込んでくる数日前の事でした』
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