48 / 69
ルベール=ブロッケン
しおりを挟む
「嘘だろ、ヴェルエスタのやつ。 ただの蹴りで防御魔法を破壊するどころか、一撃でのしちまったぞ」
「戦うのが俺じゃなくてホントよかった……」
先程の戦いに圧倒的力量で勝利を収めた俺への感嘆の声をクラスメイトが囁く中。
それを切り裂くよう、ロバート先生が声を張り上げる。
「では最後の試合を始める! ルベール=ブロッケン、前へ!」
遂に来たか、本命のルベール=ブロッケン。
練習風景を見ていたが、ルベール先輩の大剣術はなかなかのもの。
あの大剣を軽々と振るう膂力、大地を砕くほどの剣撃、目を見張る戦闘センス。
どれを取っても先輩の実力は一線級で、油断したら一撃貰ってしまいそうだ。
心して立ち向かわねば。
「よう、ガキ。 お前結構やるじゃねえか。 こりゃ久々に楽しめそうだ」
「はは、そりゃどうも」
どうしてこう不良ってのは、血の気が多いんだ。
俺には理解しがたい人種だ。
「両者、構え! ……始め!」
さて、どう戦ったもんか。
一般的な大剣での戦い方は、防御を固め、カウンターを狙うのが主流。
対して俺の武器は、中距離から攻撃や巻き付けなどの搦め手が主な手段となる鎖分銅。
となれば、まずは小手調べに分銅で攻撃を────
「おらあっ!」
なっ!
ジャンプ斬りだと!?
「ッ!」
不意を突かれたせいで、大袈裟に横っ飛びしてしまった。
着地までおよそ一秒。
たった一秒だ。
だが近接戦闘においてこの一秒は、またとない好機。
これを逃す筈がない。
「ぶっ飛びな、優等生!」
「くっ!」
今のはやばかった。
咄嗟に鎖で横薙ぎを防がなかったら、今の一撃で敗けていた。
この男……今までに戦ってきた奴らより、遥かに強い!
「はっ、今のを防ぐかよ。 決まったと思ったんだがな」
「あいにく、これでもそれなりに修羅場を潜ってきててね。 このくらいじゃまだまだ!」
「そうこなくっちゃなあ!」
強さだけならアリンやセニアに軍配が上がるだろう。
剣筋は荒く、戦闘スキルも雑で二人には遠く及ばない。
だがルベール先輩の恐ろしい所はそこじゃない。
「オラオラオラオラァっ!」
尽きることのないスタミナ、一度でも当たれば致命傷となる強烈な一撃、長剣を振るが如くの剣速。
なによりも恐ろしいのは彼の戦闘センスだ。
戦えば戦うほど相手の癖や弱点を見抜き、そこを確実に突いてくる天才的な戦闘センスは唯一無二。
カンストしているステータスやチートに頼っている俺には、到底真似できない芸当だ。
これがルベール=ブロッケン。
天才の戦い方か!
「足元がお留守だぜ、優等生!」
「──!」
足を払われた!?
まずい、このままじゃ振り下ろされる大剣に防御魔法を砕かれてしまう。
だがそうはさせない!
「終わりだ!」
「戦技、破槌鞭!」
ガキンッ。
「チッ!」
武器を弾くことに特化した技、破槌鞭で眼前に迫る大剣を弾くと、先輩は反動でよろけ若干隙が出来た。
その隙に俺は体勢を整え、距離を取る。
先輩との距離はこれで八メートル。
流石の先輩もこの距離ではどうしようも────
「烈風斬!」
「いっ!」
マジかよ、この先輩!
大剣唯一の遠距離スキル、飛ぶ斬撃こと烈風斬まで習得してんのかよ!
どうなってんだこの人、明らかに学生レベルの実力じゃないだろ。
「はあっ!」
なんとか鎖で斬撃を消し飛ばしたが、先輩は二度三度と絶え間なく烈風斬を飛ばしてくる。
このままじゃ埒があかない。
制限時間も残る30秒。
ここらでなんとか挽回したいところだ。
「どうしたどうした、優等生! そんなもんかよ、お前の実力は!」
「随分言ってくれるな、先輩! ならこれはどうだよ! 縛鎖鞭!」
ほぼ同時に飛んできた二つの斬撃を一撃で無効化した俺は、すかさず鎖をしならせ、先輩の右足に向かわせる。
一直線に向かっていった鎖は見事、先輩の右足に巻き付いた。
よし、上手くいった。
後はこれを引っ張れば、体勢を崩して隙だらけに……。
「へっ、性格も良い子ちゃんなら戦法も良い子ちゃんってか! これだから優等生ってやつは、よ!」
「──!?」
まさか誘われた!?
鎖が踏みつけられたせいで、動きを封じられてしまった。
なんという戦闘センスだ、恐れ入る。
だが先輩、それは悪手だ。
無理矢理引っ張れば鎖は壊れるかもしれないが、少なくとも先輩は間違いなくよろける。
その一瞬の隙さえあれば問題ない。
確実に……!
「決められる! ふん!」
「……くくっ! バーカ」
「んなっ!」
これが狙いだったのか!
思い切り引っ張った瞬間に足を外された俺は、勢いを殺せず後ろによろける。
ここまで全部、この人の掌の上ってことなのかよ。
なんてやりづらい相手なんだ。
マジで強いな、こんちくしょう!
「これで今度こそ終わりだ、優等生!」
これで終わり?
ここで試合終了?
俺が敗ける?
数多の魔物を屠ってきた、この俺が……?
……いや、まだだ!
まだ時間は10秒ある!
先輩、あんまり俺を……!
「舐めるな!」
「……ぐっ!」
「「「「「おおっ!」」」」」
これは避けられないと慢心したのか、一瞬剣速が落ちたのを見逃さなかった俺は、剣の腹をぶん殴り、先輩の手から大剣を弾き飛ばしてやった。
「この、クソガキがっ!」
「さっきからクソガキクソガキうるせんだよ、あんた! 留年してるあんたが言えた義理か!」
と、吠えながら先輩のパンチを避けた俺は自分の拳に鎖を巻き付ける。
そして──
「これで、俺の……」
「チィッ!」
先輩の腹にボディーブローを……!
「勝ち……!」
「そこまで! 試合終了だ、ヴェルエスタ! このままやるつもりなら、反則敗けにするぞ!」
「っ!?」
あ、あぶなかった……。
拳は先輩の腹スレスレの位置。
後少しでも反応が遅かったら、反則敗けしていただろう。
「この勝負は引き分けとする。 良いな、二人とも」
「ああ」
「……わかり、ました」
引き分け……引き分けか。
初めてだな、勝てなかったのは。
たとえ実力の二割しか力を発揮してないにしろ、魔法が使えないにしろ、スキルの殆どを封印していたにしろ、引き分けは引き分けだ。
言い訳はすまい。
そんでもって、認めるしかないな。
ルベール先輩が俺にとってライバルになり得る存在だということを。
まったく、とんでもない人が居たもんだ。
今後どう化けるのか、今から末恐ろしいよ、先輩。
「戦うのが俺じゃなくてホントよかった……」
先程の戦いに圧倒的力量で勝利を収めた俺への感嘆の声をクラスメイトが囁く中。
それを切り裂くよう、ロバート先生が声を張り上げる。
「では最後の試合を始める! ルベール=ブロッケン、前へ!」
遂に来たか、本命のルベール=ブロッケン。
練習風景を見ていたが、ルベール先輩の大剣術はなかなかのもの。
あの大剣を軽々と振るう膂力、大地を砕くほどの剣撃、目を見張る戦闘センス。
どれを取っても先輩の実力は一線級で、油断したら一撃貰ってしまいそうだ。
心して立ち向かわねば。
「よう、ガキ。 お前結構やるじゃねえか。 こりゃ久々に楽しめそうだ」
「はは、そりゃどうも」
どうしてこう不良ってのは、血の気が多いんだ。
俺には理解しがたい人種だ。
「両者、構え! ……始め!」
さて、どう戦ったもんか。
一般的な大剣での戦い方は、防御を固め、カウンターを狙うのが主流。
対して俺の武器は、中距離から攻撃や巻き付けなどの搦め手が主な手段となる鎖分銅。
となれば、まずは小手調べに分銅で攻撃を────
「おらあっ!」
なっ!
ジャンプ斬りだと!?
「ッ!」
不意を突かれたせいで、大袈裟に横っ飛びしてしまった。
着地までおよそ一秒。
たった一秒だ。
だが近接戦闘においてこの一秒は、またとない好機。
これを逃す筈がない。
「ぶっ飛びな、優等生!」
「くっ!」
今のはやばかった。
咄嗟に鎖で横薙ぎを防がなかったら、今の一撃で敗けていた。
この男……今までに戦ってきた奴らより、遥かに強い!
「はっ、今のを防ぐかよ。 決まったと思ったんだがな」
「あいにく、これでもそれなりに修羅場を潜ってきててね。 このくらいじゃまだまだ!」
「そうこなくっちゃなあ!」
強さだけならアリンやセニアに軍配が上がるだろう。
剣筋は荒く、戦闘スキルも雑で二人には遠く及ばない。
だがルベール先輩の恐ろしい所はそこじゃない。
「オラオラオラオラァっ!」
尽きることのないスタミナ、一度でも当たれば致命傷となる強烈な一撃、長剣を振るが如くの剣速。
なによりも恐ろしいのは彼の戦闘センスだ。
戦えば戦うほど相手の癖や弱点を見抜き、そこを確実に突いてくる天才的な戦闘センスは唯一無二。
カンストしているステータスやチートに頼っている俺には、到底真似できない芸当だ。
これがルベール=ブロッケン。
天才の戦い方か!
「足元がお留守だぜ、優等生!」
「──!」
足を払われた!?
まずい、このままじゃ振り下ろされる大剣に防御魔法を砕かれてしまう。
だがそうはさせない!
「終わりだ!」
「戦技、破槌鞭!」
ガキンッ。
「チッ!」
武器を弾くことに特化した技、破槌鞭で眼前に迫る大剣を弾くと、先輩は反動でよろけ若干隙が出来た。
その隙に俺は体勢を整え、距離を取る。
先輩との距離はこれで八メートル。
流石の先輩もこの距離ではどうしようも────
「烈風斬!」
「いっ!」
マジかよ、この先輩!
大剣唯一の遠距離スキル、飛ぶ斬撃こと烈風斬まで習得してんのかよ!
どうなってんだこの人、明らかに学生レベルの実力じゃないだろ。
「はあっ!」
なんとか鎖で斬撃を消し飛ばしたが、先輩は二度三度と絶え間なく烈風斬を飛ばしてくる。
このままじゃ埒があかない。
制限時間も残る30秒。
ここらでなんとか挽回したいところだ。
「どうしたどうした、優等生! そんなもんかよ、お前の実力は!」
「随分言ってくれるな、先輩! ならこれはどうだよ! 縛鎖鞭!」
ほぼ同時に飛んできた二つの斬撃を一撃で無効化した俺は、すかさず鎖をしならせ、先輩の右足に向かわせる。
一直線に向かっていった鎖は見事、先輩の右足に巻き付いた。
よし、上手くいった。
後はこれを引っ張れば、体勢を崩して隙だらけに……。
「へっ、性格も良い子ちゃんなら戦法も良い子ちゃんってか! これだから優等生ってやつは、よ!」
「──!?」
まさか誘われた!?
鎖が踏みつけられたせいで、動きを封じられてしまった。
なんという戦闘センスだ、恐れ入る。
だが先輩、それは悪手だ。
無理矢理引っ張れば鎖は壊れるかもしれないが、少なくとも先輩は間違いなくよろける。
その一瞬の隙さえあれば問題ない。
確実に……!
「決められる! ふん!」
「……くくっ! バーカ」
「んなっ!」
これが狙いだったのか!
思い切り引っ張った瞬間に足を外された俺は、勢いを殺せず後ろによろける。
ここまで全部、この人の掌の上ってことなのかよ。
なんてやりづらい相手なんだ。
マジで強いな、こんちくしょう!
「これで今度こそ終わりだ、優等生!」
これで終わり?
ここで試合終了?
俺が敗ける?
数多の魔物を屠ってきた、この俺が……?
……いや、まだだ!
まだ時間は10秒ある!
先輩、あんまり俺を……!
「舐めるな!」
「……ぐっ!」
「「「「「おおっ!」」」」」
これは避けられないと慢心したのか、一瞬剣速が落ちたのを見逃さなかった俺は、剣の腹をぶん殴り、先輩の手から大剣を弾き飛ばしてやった。
「この、クソガキがっ!」
「さっきからクソガキクソガキうるせんだよ、あんた! 留年してるあんたが言えた義理か!」
と、吠えながら先輩のパンチを避けた俺は自分の拳に鎖を巻き付ける。
そして──
「これで、俺の……」
「チィッ!」
先輩の腹にボディーブローを……!
「勝ち……!」
「そこまで! 試合終了だ、ヴェルエスタ! このままやるつもりなら、反則敗けにするぞ!」
「っ!?」
あ、あぶなかった……。
拳は先輩の腹スレスレの位置。
後少しでも反応が遅かったら、反則敗けしていただろう。
「この勝負は引き分けとする。 良いな、二人とも」
「ああ」
「……わかり、ました」
引き分け……引き分けか。
初めてだな、勝てなかったのは。
たとえ実力の二割しか力を発揮してないにしろ、魔法が使えないにしろ、スキルの殆どを封印していたにしろ、引き分けは引き分けだ。
言い訳はすまい。
そんでもって、認めるしかないな。
ルベール先輩が俺にとってライバルになり得る存在だということを。
まったく、とんでもない人が居たもんだ。
今後どう化けるのか、今から末恐ろしいよ、先輩。
96
お気に入りに追加
629
あなたにおすすめの小説
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
異世界転生!俺はここで生きていく
おとなのふりかけ紅鮭
ファンタジー
俺の名前は長瀬達也。特に特徴のない、その辺の高校生男子だ。
同じクラスの女の子に恋をしているが、告白も出来ずにいるチキン野郎である。
今日も部活の朝練に向かう為朝も早くに家を出た。
だけど、俺は朝練に向かう途中で事故にあってしまう。
意識を失った後、目覚めたらそこは俺の知らない世界だった!
魔法あり、剣あり、ドラゴンあり!のまさに小説で読んだファンタジーの世界。
俺はそんな世界で冒険者として生きて行く事になる、はずだったのだが、何やら色々と問題が起きそうな世界だったようだ。
それでも俺は楽しくこの新しい生を歩んで行くのだ!
小説家になろうでも投稿しています。
メインはあちらですが、こちらも同じように投稿していきます。
宜しくお願いします。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
生まれる世界を間違えた俺は女神様に異世界召喚されました【リメイク版】
雪乃カナ
ファンタジー
世界が退屈でしかなかった1人の少年〝稗月倖真〟──彼は生まれつきチート級の身体能力と力を持っていた。だが同時に生まれた現代世界ではその力を持て余す退屈な日々を送っていた。
そんなある日いつものように孤児院の自室で起床し「退屈だな」と、呟いたその瞬間、突如現れた〝光の渦〟に吸い込まれてしまう!
気づくと辺りは白く光る見た事の無い部屋に!?
するとそこに女神アルテナが現れて「取り敢えず異世界で魔王を倒してきてもらえませんか♪」と頼まれる。
だが、異世界に着くと前途多難なことばかり、思わず「おい、アルテナ、聞いてないぞ!」と、叫びたくなるような事態も発覚したり──
でも、何はともあれ、女神様に異世界召喚されることになり、生まれた世界では持て余したチート級の力を使い、異世界へと魔王を倒しに行く主人公の、異世界ファンタジー物語!!
1枚の金貨から変わる俺の異世界生活。26個の神の奇跡は俺をチート野郎にしてくれるはず‼
ベルピー
ファンタジー
この世界は5歳で全ての住民が神より神の祝福を得られる。そんな中、カインが授かった祝福は『アルファベット』という見た事も聞いた事もない祝福だった。
祝福を授かった時に現れる光は前代未聞の虹色⁉周りから多いに期待されるが、期待とは裏腹に、どんな祝福かもわからないまま、5年間を何事もなく過ごした。
10歳で冒険者になった時には、『無能の祝福』と呼ばれるようになった。
『無能の祝福』、『最低な能力値』、『最低な成長率』・・・
そんな中、カインは腐る事なく日々冒険者としてできる事を毎日こなしていた。
『おつかいクエスト』、『街の清掃』、『薬草採取』、『荷物持ち』、カインのできる内容は日銭を稼ぐだけで精一杯だったが、そんな時に1枚の金貨を手に入れたカインはそこから人生が変わった。
教会で1枚の金貨を寄付した事が始まりだった。前世の記憶を取り戻したカインは、神の奇跡を手に入れる為にお金を稼ぐ。お金を稼ぐ。お金を稼ぐ。
『戦闘民族君』、『未来の猫ロボット君』、『美少女戦士君』、『天空の城ラ君』、『風の谷君』などなど、様々な神の奇跡を手に入れる為、カインの冒険が始まった。
異世界でネットショッピングをして商いをしました。
ss
ファンタジー
異世界に飛ばされた主人公、アキラが使えたスキルは「ネットショッピング」だった。
それは、地球の物を買えるというスキルだった。アキラはこれを駆使して異世界で荒稼ぎする。
これはそんなアキラの爽快で時には苦難ありの異世界生活の一端である。(ハーレムはないよ)
よければお気に入り、感想よろしくお願いしますm(_ _)m
hotランキング23位(18日11時時点)
本当にありがとうございます
誤字指摘などありがとうございます!スキルの「作者の権限」で直していこうと思いますが、発動条件がたくさんあるので直すのに時間がかかりますので気長にお待ちください。
異世界転生はどん底人生の始まり~一時停止とステータス強奪で快適な人生を掴み取る!
夢・風魔
ファンタジー
若くして死んだ男は、異世界に転生した。恵まれた環境とは程遠い、ダンジョンの上層部に作られた居住区画で孤児として暮らしていた。
ある日、ダンジョンモンスターが暴走するスタンピードが発生し、彼──リヴァは死の縁に立たされていた。
そこで前世の記憶を思い出し、同時に転生特典のスキルに目覚める。
視界に映る者全ての動きを停止させる『一時停止』。任意のステータスを一日に1だけ奪い取れる『ステータス強奪』。
二つのスキルを駆使し、リヴァは地上での暮らしを夢見て今日もダンジョンへと潜る。
*カクヨムでも先行更新しております。
元34才独身営業マンの転生日記 〜もらい物のチートスキルと鍛え抜いた処世術が大いに役立ちそうです〜
ちゃぶ台
ファンタジー
彼女いない歴=年齢=34年の近藤涼介は、プライベートでは超奥手だが、ビジネスの世界では無類の強さを発揮するスーパーセールスマンだった。
社内の人間からも取引先の人間からも一目置かれる彼だったが、不運な事故に巻き込まれあっけなく死亡してしまう。
せめて「男」になって死にたかった……
そんなあまりに不憫な近藤に神様らしき男が手を差し伸べ、近藤は異世界にて人生をやり直すことになった!
もらい物のチートスキルと持ち前のビジネスセンスで仲間を増やし、今度こそ彼女を作って幸せな人生を送ることを目指した一人の男の挑戦の日々を綴ったお話です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる