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死んじゃった
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「ん……んん……ここは……」
重い目蓋を開いてみるとビックリ仰天。
目の前にはちゃぶ台。
足元にはなんにも無い真っ白な空間。
そして、
「やあおはよう、カズトくん。 お目覚めいかがかな?」
真っ正面には変な女が座っていた。
初対面の相手に変と思うのは失礼極まりないが、変なのだから仕方がない。
例えるならあれだ。
ギリシャ神話に出てくる女神、アフロディーテ。
どこかで見たような美麗なイラストそのままな人が、目の前で俺に微笑みかけてきている。
「おはようございます、お姉さん。 谷間見えてますよ」
「……ふふ、面白い子。 女神に対してセクハラするだなんて、恐いもの知らずなのかしら」
女神?
なるほど。
「つまり俺はあの時死んだ……そういう事ですね、女神様」
「説明を省けるのは大変助かるのだけれど、君……理解早すぎない? どういう脳の構造してるの?」
「いえ、最近よく見る光景なので。 主に深夜アニメで」
「だとしても自分の死を簡単に受け入れすぎでしょ。 普通もっと喚くわよ」
「そう言われても、死んじゃったもんは仕方ないですし」
なにやら女神様が呆然としていらっしゃるが、ああだこうだ言ったところで話は進まない。
ここは流れに身を任せるのみだ。
「んで、俺はこれから異世界に行けば良いんでしょうか? もし行くんならステータスマシマシでお願いしまっす! 次の人生は勝ち組コースで楽したいんで!」
「えっと……本当なら色々説明しなきゃならないんだけど、君には必要なさそう……かな。 じゃあ、まずは君の過去を見せて貰うね。
少しの間楽にしてて?」
女神様はそう呟くと、俺の額に手を当て、目を瞑った。
なんか額が暖かい。
と思ったら、
「…………う、ううう! ううううう……! カズトちゃん、君……今までとても苦労したのねぇ! お姉さんこういうのとっても弱いの! 涙腺崩壊しちゃう!」
いきなりめっちゃ泣き出したんですけど。
「な、なんですか。 いきなり泣いたりして」
「これが泣かずにいられますか! 借金で首が回らなくなったからって、産まれたばかりのカズトちゃんを捨てて親は夜逃げしただけに留まらず! 更には育ててくれたヤクザ屋さんは抗争で全滅! そこへ追い討ちをかけるよう、身を寄せた孤児院の院長さんからの虐待! なんて可哀想な子なの……!」
「あー……いやでも、その後出会った義母さんによくして貰ったから別に…………あっ、そういえば義母さん大丈夫ですか? 義母さんを一人残していくのが心残りなんですけど」
「はあっ! 良い子! 圧倒的良い子ね、君! わかったわ、私に任せて! お母様は私が責任を持って幸せにしてあげる!」
「マジっすか! あざっす!」
ふぅ、これで安心して異世界に行けるぜ。
いざ、異世界ライフ!
「じゃあ次は俺の番ですね。 どんな転生特典を貰えるんでしょうか」
「これだけ苦労をしてきたんだもの、次の世界では何もかも上手く行くよう君に沢山の加護を与えるわ! まずはコレ!」
女神様が指を俺の方に振ると、目の前に例のあれ。
ステータスボードなる物が現れた。
「とりあえずステータスはオールSにしとくわね!」
すげぇ。
体力値、スタミナ、魔力量がカンストしている。
他にも魔法耐性や、戦闘技能全てをSランクに固定、かぁ。
これなら恐いもの無し。
どんな奴とだって戦えそう。
「あと、これも付与しとくわね」
「え!?」
マジか。
魔法属性の全属性付与や状態異常完全耐性だけでなく、独自の魔法を作れるチートスキル、創造魔法まで与えてくれた。
「良いんすか、こんなに貰っちゃって」
「良いの良いの、好きに使っちゃって! ついでに言語の全習得とか諸々つけとくわね」
言語の全習得はかなり助かる。
いちいち覚えるのも大変だもんなぁ。
英語覚えるのがどんだけ苦労した事か。
あれをもう一度やるとか冗談じゃない。
有効活用させて貰おう。
「よし、こんなものかしら。 それじゃあ、カズトちゃん! 今から君は異世界に行きます! 次の人生は君次第! 存分に謳歌しちゃいなさい! ゲート、オープン!」
いきなり背後に扉が現れた。
まさかこれが異世界に通ずる…………。
「はい! 俺、次の人生こそは最高のものにします! そこで見ててくださいね、女神様ー! 行ってきまーす!」
こうして俺は異世界へと転生した。
次の人生に期待を寄せて。
どんな世界が待っているのか、今から楽しみだ。
重い目蓋を開いてみるとビックリ仰天。
目の前にはちゃぶ台。
足元にはなんにも無い真っ白な空間。
そして、
「やあおはよう、カズトくん。 お目覚めいかがかな?」
真っ正面には変な女が座っていた。
初対面の相手に変と思うのは失礼極まりないが、変なのだから仕方がない。
例えるならあれだ。
ギリシャ神話に出てくる女神、アフロディーテ。
どこかで見たような美麗なイラストそのままな人が、目の前で俺に微笑みかけてきている。
「おはようございます、お姉さん。 谷間見えてますよ」
「……ふふ、面白い子。 女神に対してセクハラするだなんて、恐いもの知らずなのかしら」
女神?
なるほど。
「つまり俺はあの時死んだ……そういう事ですね、女神様」
「説明を省けるのは大変助かるのだけれど、君……理解早すぎない? どういう脳の構造してるの?」
「いえ、最近よく見る光景なので。 主に深夜アニメで」
「だとしても自分の死を簡単に受け入れすぎでしょ。 普通もっと喚くわよ」
「そう言われても、死んじゃったもんは仕方ないですし」
なにやら女神様が呆然としていらっしゃるが、ああだこうだ言ったところで話は進まない。
ここは流れに身を任せるのみだ。
「んで、俺はこれから異世界に行けば良いんでしょうか? もし行くんならステータスマシマシでお願いしまっす! 次の人生は勝ち組コースで楽したいんで!」
「えっと……本当なら色々説明しなきゃならないんだけど、君には必要なさそう……かな。 じゃあ、まずは君の過去を見せて貰うね。
少しの間楽にしてて?」
女神様はそう呟くと、俺の額に手を当て、目を瞑った。
なんか額が暖かい。
と思ったら、
「…………う、ううう! ううううう……! カズトちゃん、君……今までとても苦労したのねぇ! お姉さんこういうのとっても弱いの! 涙腺崩壊しちゃう!」
いきなりめっちゃ泣き出したんですけど。
「な、なんですか。 いきなり泣いたりして」
「これが泣かずにいられますか! 借金で首が回らなくなったからって、産まれたばかりのカズトちゃんを捨てて親は夜逃げしただけに留まらず! 更には育ててくれたヤクザ屋さんは抗争で全滅! そこへ追い討ちをかけるよう、身を寄せた孤児院の院長さんからの虐待! なんて可哀想な子なの……!」
「あー……いやでも、その後出会った義母さんによくして貰ったから別に…………あっ、そういえば義母さん大丈夫ですか? 義母さんを一人残していくのが心残りなんですけど」
「はあっ! 良い子! 圧倒的良い子ね、君! わかったわ、私に任せて! お母様は私が責任を持って幸せにしてあげる!」
「マジっすか! あざっす!」
ふぅ、これで安心して異世界に行けるぜ。
いざ、異世界ライフ!
「じゃあ次は俺の番ですね。 どんな転生特典を貰えるんでしょうか」
「これだけ苦労をしてきたんだもの、次の世界では何もかも上手く行くよう君に沢山の加護を与えるわ! まずはコレ!」
女神様が指を俺の方に振ると、目の前に例のあれ。
ステータスボードなる物が現れた。
「とりあえずステータスはオールSにしとくわね!」
すげぇ。
体力値、スタミナ、魔力量がカンストしている。
他にも魔法耐性や、戦闘技能全てをSランクに固定、かぁ。
これなら恐いもの無し。
どんな奴とだって戦えそう。
「あと、これも付与しとくわね」
「え!?」
マジか。
魔法属性の全属性付与や状態異常完全耐性だけでなく、独自の魔法を作れるチートスキル、創造魔法まで与えてくれた。
「良いんすか、こんなに貰っちゃって」
「良いの良いの、好きに使っちゃって! ついでに言語の全習得とか諸々つけとくわね」
言語の全習得はかなり助かる。
いちいち覚えるのも大変だもんなぁ。
英語覚えるのがどんだけ苦労した事か。
あれをもう一度やるとか冗談じゃない。
有効活用させて貰おう。
「よし、こんなものかしら。 それじゃあ、カズトちゃん! 今から君は異世界に行きます! 次の人生は君次第! 存分に謳歌しちゃいなさい! ゲート、オープン!」
いきなり背後に扉が現れた。
まさかこれが異世界に通ずる…………。
「はい! 俺、次の人生こそは最高のものにします! そこで見ててくださいね、女神様ー! 行ってきまーす!」
こうして俺は異世界へと転生した。
次の人生に期待を寄せて。
どんな世界が待っているのか、今から楽しみだ。
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