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第5章
第13話 僕と僕達の力
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「カキョウ!
まずはあの人騒がせを確保しなさい!」
「はっ!
《ガスト・ブースト》!!!」
―――ボッッッ!!!
カキョウさんが魔法の力を借りて一気にコリーナさんの元まで加速する!
そして『ロック・リザード』の角に貫かれる寸前だった彼女を抱き上げ、その場を離脱した!
「今だああああ!!!」
獲物を貫き損ねた『ロック・リザード』の隙をつくようにミルキィさんが側面に移動する!
「炎よ!!俺の武器に纏え!!
《フレイム・ドレス》!!」
―――ボォオオオオ!!!
その『魔法名』と共にミルキィさんが握っていた大斧の刃先が炎に包まれた!!
「さらにコイツもだ!!!」
ミルキィさんは素早く制服の右襟の模様を押し込み―――!
―――キィン…!
彼の制服が赤く染まる!
「どぉりゃああああああ!!!!」
―――ズドォオッ!!!
ミルキィさんの渾身の一撃が『ロック・リザード』に打ち込まれた!
しかし―――
「ぐっ!!吹っ飛びすらしねぇ……!」
燃え盛る斧をその身に受けながら『ロック・リザード』は平然としている……!
そして身体を大きく振るわせ斧を弾き飛ばした!
「うあっ!!くそっ!!」
「おいミルキィ!そいつは炎に耐性があるって言ってただろうが!!
無理に鱗の上から攻撃しねぇでひっくり返すぞ!!
誰か力を貸してくれ!!」
「畜生!!
《レッド》の力を乗せても駄目かよ!」
「アリスリーチェ様!!
コリーナ=スタンディ、回収しました!」
「おい!!人を物みたいに言うな!!」
「ご苦労、カキョウ。
バニラさん、彼女をお任せしても?」
「はっ、はい!
えっと『マジックポーション』、『マジックポーション』!」
「カキョウ、貴女はあのお2人の援護に回ってあげなさい」
「はっ!
では再び行って参ります!」
アリーチェさんの命令に従いカキョウさんが再びこの場から離れる!
……もうこの人がリーダーでいいんじゃないかな?
と、そんなことを考えてる間にも他の『ロック・リザード』がこちらに来ている!
「よし、僕が前に出るよ。
なるべく残りの『ロック・リザード』の注意を引く」
「スクトさん!」
そう言ってスクトさんは走り出した!
「但し!出来るだけ君達の力で討伐を成し遂げてみるんだぞ!
直接手を貸すのはどうしても危険そうな時だけだ!」
う……そう言われても、どうすれば……!
「一体は私が引き受ける」
「キャリーさん!?」
その小柄な身体が僕達の前へと出る……!
「ちょっと待ってください!
貴女1人でですか!?」
「アレは炎に耐性がありますが炎魔法以外の攻撃魔法を使用するつもりですか?」
「いや、私の直接的な攻撃魔法は炎魔法だけ」
それじゃあ『ロック・リザード』を相手する事なんて……!
「大丈夫、ごり押す」
「え?」
そう呟いたキャリーさんが制服の右襟の模様を押し込み―――
―――キィン…!
制服をモード《レッド》へと変える……!
そして、右掌を前へと突き出し―――
「《ファイアー・ジャベリン》」
―――ボヒュッッ!!
「うおわっ!」
以前の模擬戦でも見た『炎の槍』が『ロック・リザード』に向かって目にもとまらぬ速さで突き進む!
―――ドオッッ!!
「ギギャァッ!!」
凄まじい速度の『炎の槍』を受けた『ロック・リザード』が悲鳴を上げる!
でも、やっぱり致命傷には―――
「《ジャベリン》」
「へ?」
―――ボヒュッッ!!
「ギャオァ!?」
「《ジャベリン》、《ジャベリン》、《ジャベリン》、《ジャベリン》、《ジャベリン》」
―――ボヒュボヒュボヒュボヒュッッッ!!
「ギョアッ!ギギャッ!グギャァア!!」
「うん、行けそう。
こっちは任せて」
「………………………………………」
耐性そっちのけで《ファイアー・ジャベリン》の連打で『ロック・リザード』を縫い留めているキャリーさんに僕は何も言えない………
少し離れたところから横目でその様子を伺っていた同じ炎魔法が得意系統のミルキィさんが別の『ロック・リザード』を相手取りつつ割とガチ目に凹んでいた……
と、とにかく残りは2体……!
「ファーティラ、ウォッタ。
貴方達2人でなら1体ぐらい問題なく対応出来るでしょう。
行ってきなさいな」
「しかし、それでは我ら全員がアリスリーチェ様の傍から……」
「構いませんわ。
貴方達が素早くアレらを処理して戻って来た方が結果的にわたくしの身も安全になりましてよ。
出来ますわよね?」
「はっ!わかりました!
ウォッタ!1分でカタを付けるぞ!」
「了解です!」
その言葉と共にファーティラさんとウォッタさんがこの場から離れ、1体の『ロック・リザード』に向かう。
あと1体………!
「きゅるっ!フィル!
ボクと一緒に行こうよ!」
「キュルル!」
「ボクとフィルとなら、絶対無敵だよ!!」
「……うん!分かった!行こう!」
そうして僕とキュルルは共に走り出した――!
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
「フィル!ボク先に行って足止めしてるね!」
そう言ってキュルルは制服の左襟の模様を押し込み―――
―――キィン…!
その制服が《ブルー》へと変わる!
「きゅるるるるるるーー!!」
―――ダダダダダッッッ!!!
「速っ……!」
僕の時なんて目じゃない程の速さでキュルルが『ロック・リザード』の目前まで迫った!
「部分フォルムチェンジ!!
『アーム-スネイク』!!」
そして『ロック・リザード』が攻撃態勢に入るよりも早く、キュルルの両腕が長大な蛇へと変わり――
「ギュアアア!?」
その身体を拘束し、動きを封じた!!
―――よし……今度は!
僕は制服の右襟の模様を押し――
―――キィン…!
制服をモード《レッド》へと切り替える!
けどスクトさんの話では、これでもまだ一撃では倒せない……!
だから!!
「【フィルズ・キッチン】
《ミートハンマー》……!!」
『アレ』を使う!!
「『規格-2倍』!!」
僕の身体の中から普段以上に何かが抜け出る感覚がし―――!
生成された『肉たたき』は―――!
通常より、一回り巨大化していた―――!!
「キュルル!タイミング合わせて避けて!!」
「分かった!!」
僕は全速力で『ロック・リザード』へ突撃し―――!!
「きゅるっ!!」
―――バッ!
キュルルが拘束を解いて離れると同時に―――
「はあああああああ!!!」
―――ゴギャアッッッッッッッッ!!!!
その身体に、渾身の一撃を叩きこむ!!!
「グゲ―――――」
―――ドォッッッ!!!!!
『ロック・リザード』は―――地面を転がりながら吹っ飛んだ。
そして、地面に引きずられたような跡を百メートル近く残し―――
その先に倒れている『ロック・リザード』は―――
ピクリとも動かなかった―――
「ふう……!」
「きゅるーーー!!
フィルーーーーー!!
きゅっきゅるーーー!!」
キュルルがもはや語彙力を失ったかのようにきゅるきゅる叫びながら抱き着いてくる。
「アイツ……!」
「くそっ……!」
「見事……!」
「へえ」
「う、うわあ……」
「ふんっ!」
「ふ、流石は……!」
「ん…………」
「へぇ……!
マジで一撃で仕留めちゃうとはね……!」
ヴィガーさん、ミルキィさん、カキョウさん、キャリーさん、バニラさん、コリーナさん、ファーティラさん、ウォッタさん、そしてスクトさんの九者九葉の声が聞こえてくる。
驚き、悔しさ、感心、様々な感情が乗せられているようだった。
「見事ですわね、フィル!」
そして、後ろからアリーチェさんの称賛の声が聞こえる。
僕はアリーチェさんへ振り向き―――
そして目を見開いた。
「アリーチェさん!!上ぇっ!!!」
僕の声に一同がアリーチェさんの頭上へ目を向ける!
そこには―――!!
―――バサァッ……!
全長2メートルはある巨大な鳥の影が見えた―――!
まずはあの人騒がせを確保しなさい!」
「はっ!
《ガスト・ブースト》!!!」
―――ボッッッ!!!
カキョウさんが魔法の力を借りて一気にコリーナさんの元まで加速する!
そして『ロック・リザード』の角に貫かれる寸前だった彼女を抱き上げ、その場を離脱した!
「今だああああ!!!」
獲物を貫き損ねた『ロック・リザード』の隙をつくようにミルキィさんが側面に移動する!
「炎よ!!俺の武器に纏え!!
《フレイム・ドレス》!!」
―――ボォオオオオ!!!
その『魔法名』と共にミルキィさんが握っていた大斧の刃先が炎に包まれた!!
「さらにコイツもだ!!!」
ミルキィさんは素早く制服の右襟の模様を押し込み―――!
―――キィン…!
彼の制服が赤く染まる!
「どぉりゃああああああ!!!!」
―――ズドォオッ!!!
ミルキィさんの渾身の一撃が『ロック・リザード』に打ち込まれた!
しかし―――
「ぐっ!!吹っ飛びすらしねぇ……!」
燃え盛る斧をその身に受けながら『ロック・リザード』は平然としている……!
そして身体を大きく振るわせ斧を弾き飛ばした!
「うあっ!!くそっ!!」
「おいミルキィ!そいつは炎に耐性があるって言ってただろうが!!
無理に鱗の上から攻撃しねぇでひっくり返すぞ!!
誰か力を貸してくれ!!」
「畜生!!
《レッド》の力を乗せても駄目かよ!」
「アリスリーチェ様!!
コリーナ=スタンディ、回収しました!」
「おい!!人を物みたいに言うな!!」
「ご苦労、カキョウ。
バニラさん、彼女をお任せしても?」
「はっ、はい!
えっと『マジックポーション』、『マジックポーション』!」
「カキョウ、貴女はあのお2人の援護に回ってあげなさい」
「はっ!
では再び行って参ります!」
アリーチェさんの命令に従いカキョウさんが再びこの場から離れる!
……もうこの人がリーダーでいいんじゃないかな?
と、そんなことを考えてる間にも他の『ロック・リザード』がこちらに来ている!
「よし、僕が前に出るよ。
なるべく残りの『ロック・リザード』の注意を引く」
「スクトさん!」
そう言ってスクトさんは走り出した!
「但し!出来るだけ君達の力で討伐を成し遂げてみるんだぞ!
直接手を貸すのはどうしても危険そうな時だけだ!」
う……そう言われても、どうすれば……!
「一体は私が引き受ける」
「キャリーさん!?」
その小柄な身体が僕達の前へと出る……!
「ちょっと待ってください!
貴女1人でですか!?」
「アレは炎に耐性がありますが炎魔法以外の攻撃魔法を使用するつもりですか?」
「いや、私の直接的な攻撃魔法は炎魔法だけ」
それじゃあ『ロック・リザード』を相手する事なんて……!
「大丈夫、ごり押す」
「え?」
そう呟いたキャリーさんが制服の右襟の模様を押し込み―――
―――キィン…!
制服をモード《レッド》へと変える……!
そして、右掌を前へと突き出し―――
「《ファイアー・ジャベリン》」
―――ボヒュッッ!!
「うおわっ!」
以前の模擬戦でも見た『炎の槍』が『ロック・リザード』に向かって目にもとまらぬ速さで突き進む!
―――ドオッッ!!
「ギギャァッ!!」
凄まじい速度の『炎の槍』を受けた『ロック・リザード』が悲鳴を上げる!
でも、やっぱり致命傷には―――
「《ジャベリン》」
「へ?」
―――ボヒュッッ!!
「ギャオァ!?」
「《ジャベリン》、《ジャベリン》、《ジャベリン》、《ジャベリン》、《ジャベリン》」
―――ボヒュボヒュボヒュボヒュッッッ!!
「ギョアッ!ギギャッ!グギャァア!!」
「うん、行けそう。
こっちは任せて」
「………………………………………」
耐性そっちのけで《ファイアー・ジャベリン》の連打で『ロック・リザード』を縫い留めているキャリーさんに僕は何も言えない………
少し離れたところから横目でその様子を伺っていた同じ炎魔法が得意系統のミルキィさんが別の『ロック・リザード』を相手取りつつ割とガチ目に凹んでいた……
と、とにかく残りは2体……!
「ファーティラ、ウォッタ。
貴方達2人でなら1体ぐらい問題なく対応出来るでしょう。
行ってきなさいな」
「しかし、それでは我ら全員がアリスリーチェ様の傍から……」
「構いませんわ。
貴方達が素早くアレらを処理して戻って来た方が結果的にわたくしの身も安全になりましてよ。
出来ますわよね?」
「はっ!わかりました!
ウォッタ!1分でカタを付けるぞ!」
「了解です!」
その言葉と共にファーティラさんとウォッタさんがこの場から離れ、1体の『ロック・リザード』に向かう。
あと1体………!
「きゅるっ!フィル!
ボクと一緒に行こうよ!」
「キュルル!」
「ボクとフィルとなら、絶対無敵だよ!!」
「……うん!分かった!行こう!」
そうして僕とキュルルは共に走り出した――!
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
「フィル!ボク先に行って足止めしてるね!」
そう言ってキュルルは制服の左襟の模様を押し込み―――
―――キィン…!
その制服が《ブルー》へと変わる!
「きゅるるるるるるーー!!」
―――ダダダダダッッッ!!!
「速っ……!」
僕の時なんて目じゃない程の速さでキュルルが『ロック・リザード』の目前まで迫った!
「部分フォルムチェンジ!!
『アーム-スネイク』!!」
そして『ロック・リザード』が攻撃態勢に入るよりも早く、キュルルの両腕が長大な蛇へと変わり――
「ギュアアア!?」
その身体を拘束し、動きを封じた!!
―――よし……今度は!
僕は制服の右襟の模様を押し――
―――キィン…!
制服をモード《レッド》へと切り替える!
けどスクトさんの話では、これでもまだ一撃では倒せない……!
だから!!
「【フィルズ・キッチン】
《ミートハンマー》……!!」
『アレ』を使う!!
「『規格-2倍』!!」
僕の身体の中から普段以上に何かが抜け出る感覚がし―――!
生成された『肉たたき』は―――!
通常より、一回り巨大化していた―――!!
「キュルル!タイミング合わせて避けて!!」
「分かった!!」
僕は全速力で『ロック・リザード』へ突撃し―――!!
「きゅるっ!!」
―――バッ!
キュルルが拘束を解いて離れると同時に―――
「はあああああああ!!!」
―――ゴギャアッッッッッッッッ!!!!
その身体に、渾身の一撃を叩きこむ!!!
「グゲ―――――」
―――ドォッッッ!!!!!
『ロック・リザード』は―――地面を転がりながら吹っ飛んだ。
そして、地面に引きずられたような跡を百メートル近く残し―――
その先に倒れている『ロック・リザード』は―――
ピクリとも動かなかった―――
「ふう……!」
「きゅるーーー!!
フィルーーーーー!!
きゅっきゅるーーー!!」
キュルルがもはや語彙力を失ったかのようにきゅるきゅる叫びながら抱き着いてくる。
「アイツ……!」
「くそっ……!」
「見事……!」
「へえ」
「う、うわあ……」
「ふんっ!」
「ふ、流石は……!」
「ん…………」
「へぇ……!
マジで一撃で仕留めちゃうとはね……!」
ヴィガーさん、ミルキィさん、カキョウさん、キャリーさん、バニラさん、コリーナさん、ファーティラさん、ウォッタさん、そしてスクトさんの九者九葉の声が聞こえてくる。
驚き、悔しさ、感心、様々な感情が乗せられているようだった。
「見事ですわね、フィル!」
そして、後ろからアリーチェさんの称賛の声が聞こえる。
僕はアリーチェさんへ振り向き―――
そして目を見開いた。
「アリーチェさん!!上ぇっ!!!」
僕の声に一同がアリーチェさんの頭上へ目を向ける!
そこには―――!!
―――バサァッ……!
全長2メートルはある巨大な鳥の影が見えた―――!
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