224 / 293
16
16-3
しおりを挟む
私は、死神・・・。
大切な人達を殺してしまう死神・・・。
中学校時代、学校内外で付き合っている人達の関係を殺してしまった死神・・・。
会社で私を攻撃してきた人達が再起不能になり死んだようになる死神・・・。
“死神”と呼ばれた・・・。
どこへ行っても、私は何故か“死神”と呼ばれた・・・。
「私は、死神・・・。
“お母さん”でなければ、私は死神でしかない・・・。
光一の人生も理子の人生も、私は破壊したくない・・・。
それだけは絶対に、したくない・・・。」
号泣しながら言ったその言葉に、光一は何故か満足そうに笑った・・・。
何故か、満足そうに・・・。
そして、口を開いて・・・
「だから、約束しただろ?
俺が破壊してやるって。
一生破壊してやるって。」
「それは・・・うん・・・。」
「鬼だか何だか知らねーけど、理子だって戦えるだろ。
あいつは噛み付けるからな。」
「それは・・・うん・・・。」
「“お姉ちゃん”は何も気にしねーで、家の中ではボーッと生きてろよ。
守ってやるから、俺も理子も。
破壊してやるよ、俺が一生。」
そう言って、私に股がった光一が私の顔に顔を下ろしてきた・・・。
そして、笑いながら口を開いてきて・・・
「母ちゃんから破壊神って呼ばれてたからな、俺・・・。」
それには自然と笑ってしまって・・・
「“お母さん”になると決めた私の決死の覚悟まで、破壊しようとしてこないでよ、悪ガキ・・・。」
「うるせーよ、ババア・・・。」
私の唇に光一の唇が触れそうになる瞬間、光一の目を見詰めながら小さく言葉を出した。
「少し、保留にさせて・・・。」
「・・・ここまできて保留かよ。
じゃあ、死神の最後の仕事・・・。」
そんなことを光一が言って、グッと身体を押し付けてきた・・・。
私の身体に光一の下半身を・・・。
「俺のここ、起き上がりすぎてるから1回殺して・・・死神のお姉ちゃん・・・。」
.
大切な人達を殺してしまう死神・・・。
中学校時代、学校内外で付き合っている人達の関係を殺してしまった死神・・・。
会社で私を攻撃してきた人達が再起不能になり死んだようになる死神・・・。
“死神”と呼ばれた・・・。
どこへ行っても、私は何故か“死神”と呼ばれた・・・。
「私は、死神・・・。
“お母さん”でなければ、私は死神でしかない・・・。
光一の人生も理子の人生も、私は破壊したくない・・・。
それだけは絶対に、したくない・・・。」
号泣しながら言ったその言葉に、光一は何故か満足そうに笑った・・・。
何故か、満足そうに・・・。
そして、口を開いて・・・
「だから、約束しただろ?
俺が破壊してやるって。
一生破壊してやるって。」
「それは・・・うん・・・。」
「鬼だか何だか知らねーけど、理子だって戦えるだろ。
あいつは噛み付けるからな。」
「それは・・・うん・・・。」
「“お姉ちゃん”は何も気にしねーで、家の中ではボーッと生きてろよ。
守ってやるから、俺も理子も。
破壊してやるよ、俺が一生。」
そう言って、私に股がった光一が私の顔に顔を下ろしてきた・・・。
そして、笑いながら口を開いてきて・・・
「母ちゃんから破壊神って呼ばれてたからな、俺・・・。」
それには自然と笑ってしまって・・・
「“お母さん”になると決めた私の決死の覚悟まで、破壊しようとしてこないでよ、悪ガキ・・・。」
「うるせーよ、ババア・・・。」
私の唇に光一の唇が触れそうになる瞬間、光一の目を見詰めながら小さく言葉を出した。
「少し、保留にさせて・・・。」
「・・・ここまできて保留かよ。
じゃあ、死神の最後の仕事・・・。」
そんなことを光一が言って、グッと身体を押し付けてきた・・・。
私の身体に光一の下半身を・・・。
「俺のここ、起き上がりすぎてるから1回殺して・・・死神のお姉ちゃん・・・。」
.
0
お気に入りに追加
14
あなたにおすすめの小説

ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
【完】お兄ちゃんは私を甘く戴く
Bu-cha
恋愛
親同士の再婚予定により、社宅の隣の部屋でほぼ一緒に暮らしていた。
血が繋がっていないから、結婚出来る。
私はお兄ちゃんと妹で結婚がしたい。
お兄ちゃん、私を戴いて・・・?
※妹が暴走しておりますので、ラブシーン多めになりそうです。
苦手な方はご注意くださいませ。
関連物語
『可愛くて美味しい真理姉』
エブリスタさんにて恋愛トレンドランキング最高13位
『拳に愛を込めて』
ベリーズカフェさんにて恋愛ランキング最高29位
『秋の夜長に見る恋の夢』
ベリーズカフェさんにて恋愛ランキング最高17位
『交際0日で結婚!指輪ゲットを目指しラスボスを攻略してゲームをクリア』
ベリーズカフェさんにて恋愛ランキング最高13位
『幼馴染みの小太郎君が、今日も私の眼鏡を外す』
ベリーズカフェさんにて恋愛ランキング最高8位
『女社長紅葉(32)の雷は稲妻を光らせる』
ベリーズカフェさんにて恋愛ランキング最高 44位
『女神達が愛した弟』
エブリスタさんにて恋愛トレンドランキング最高66位
『ムラムラムラムラモヤモヤモヤモヤ今日も秘書は止まらない』
エブリスタさんにて恋愛トレンドランキング最高32位
私の物語は全てがシリーズになっておりますが、どれを先に読んでも楽しめるかと思います。
伏線のようなものを回収していく物語ばかりなので、途中まではよく分からない内容となっております。
物語が進むにつれてその意味が分かっていくかと思います。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる