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と、思ったのに・・・
幸治君の“おちんちん”が私の“おまた”の入口まで動いていき、“おまた”の奥まで戻ることなくそのまま出てしまった。
「これは“いけないコト”をしすぎです、“お嬢様”。」
幸治君がしっかりとした顔と声で私のことを“お嬢様”と呼んだ。
“羽鳥さん”でも“一美さん”でも“ママ”でもなく、“お嬢様”と。
幸治君から“お嬢様”と呼ばれて何でか泣きたくなる。
本当に泣いてしまいそうになった時・・・
「一美さんの気持ちだけは貰いましたから。」
幸治君は優しい笑顔で私のことをクルッと回転させ、私の背中をベッドにつけた。
身体に覆い被さるでもなく私の身体に身体を寄せ、片手で少しだけキュッと抱き締めてくれ唇にチュッ────...とキスをし・・・
「一美さんは今までもこれからも本物の“お嬢様”ですからね。
今は可能な限り“いけないコト”もするお嬢様になりましたけど、両親が離婚をしても綺麗で正しく生きると決めた“羽鳥さん”の決心を俺が壊すわけないじゃないですか。」
そう言われ、そう言ってくれて・・・
私は泣きながら頷いた。
今になって両手が小さく震えてきてしまい両手を胸の前でギュッと握ると、その両手を幸治君の大きくて温かい片手が包んでくれた。
「男と同居をしているなんて“いけないコト”でしょうけど、“あの時は既に婚約者でしたけど?”ってなれるように頑張ります。」
幸治君は簡単な感じで“頑張ります”と言う。
でも、私は知っている。
幸治君の“頑張る”という言葉は他の人では真似が出来ないような“頑張る”なのだと。
私は幸治君のことなら結構色々と知っている。
私はそれくらい“中華料理屋 安部”の常連客で、私はそれくらい“中華料理屋 安部”のことが大好きだったから。
「“お嬢様”の一美さんがそこまで“いけないコト”をしなくても、俺はちゃんと頑張れますから。」
「うん・・・知ってる・・・。」
「でも、一美さんの気持ちだけはちゃんと貰いました。
いや、気持ちだけではなく実際に少し貰っちゃいましたね。
めちゃくちゃ気持ちよすぎて一瞬で出そうになって焦りました。」
私の涙を親指で拭ってくれる幸治君に笑い掛けると、幸治君も笑い返してくれた。
そして・・・
「財閥の為だけに子どもを望むことは、生まれてきてくれた子どもにとっては一美さんのエゴになると俺は思います。」
優しい顔で、なのに鋭い言葉を吐き出してきた。
幸治君の“おちんちん”が私の“おまた”の入口まで動いていき、“おまた”の奥まで戻ることなくそのまま出てしまった。
「これは“いけないコト”をしすぎです、“お嬢様”。」
幸治君がしっかりとした顔と声で私のことを“お嬢様”と呼んだ。
“羽鳥さん”でも“一美さん”でも“ママ”でもなく、“お嬢様”と。
幸治君から“お嬢様”と呼ばれて何でか泣きたくなる。
本当に泣いてしまいそうになった時・・・
「一美さんの気持ちだけは貰いましたから。」
幸治君は優しい笑顔で私のことをクルッと回転させ、私の背中をベッドにつけた。
身体に覆い被さるでもなく私の身体に身体を寄せ、片手で少しだけキュッと抱き締めてくれ唇にチュッ────...とキスをし・・・
「一美さんは今までもこれからも本物の“お嬢様”ですからね。
今は可能な限り“いけないコト”もするお嬢様になりましたけど、両親が離婚をしても綺麗で正しく生きると決めた“羽鳥さん”の決心を俺が壊すわけないじゃないですか。」
そう言われ、そう言ってくれて・・・
私は泣きながら頷いた。
今になって両手が小さく震えてきてしまい両手を胸の前でギュッと握ると、その両手を幸治君の大きくて温かい片手が包んでくれた。
「男と同居をしているなんて“いけないコト”でしょうけど、“あの時は既に婚約者でしたけど?”ってなれるように頑張ります。」
幸治君は簡単な感じで“頑張ります”と言う。
でも、私は知っている。
幸治君の“頑張る”という言葉は他の人では真似が出来ないような“頑張る”なのだと。
私は幸治君のことなら結構色々と知っている。
私はそれくらい“中華料理屋 安部”の常連客で、私はそれくらい“中華料理屋 安部”のことが大好きだったから。
「“お嬢様”の一美さんがそこまで“いけないコト”をしなくても、俺はちゃんと頑張れますから。」
「うん・・・知ってる・・・。」
「でも、一美さんの気持ちだけはちゃんと貰いました。
いや、気持ちだけではなく実際に少し貰っちゃいましたね。
めちゃくちゃ気持ちよすぎて一瞬で出そうになって焦りました。」
私の涙を親指で拭ってくれる幸治君に笑い掛けると、幸治君も笑い返してくれた。
そして・・・
「財閥の為だけに子どもを望むことは、生まれてきてくれた子どもにとっては一美さんのエゴになると俺は思います。」
優しい顔で、なのに鋭い言葉を吐き出してきた。
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