【R18・完】お嬢様は“いけないコト”がしたい

Bu-cha

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「いや、それは・・・」



セーラー服から透けている一美さんの胸を凝視しながらも何とかそれだけは口にした。
一美さんがクスクスと可愛く笑ったかと思ったら、両手をセーラー服に掛け・・・



「一美さん・・・っ」



下着をつけていない胸を俺に見せてしまった。



「ダメですよ・・・っ」



「咲希ちゃんだっていつも裸でしょ?」



「あいつの裸はいいんだよ・・・。」



「私の胸はダメなの?」



「ダメです・・・めちゃくちゃダメです・・・。」



「なんで?」



「なんでって・・・だって、すげー大きいし。」



「凄く大きいし?」



「凄く、綺麗だし・・・。」



「凄く綺麗だし?」



「凄く・・・エロくて・・・。」



「凄くエッチで?」



「胸の先とか・・・すげーたってるし・・・。」



「ここ?」



動きが止まっていたしっぽの先端が一美さんの胸を矢印で指差した。



「一美さん・・・。」



「もう片方はどこ?」



「そっち・・・。」



「そっちだけじゃ分からないよ。
ちゃんと指差して?」



「そっち・・・。」



「そんな遠くから指差されても分からないよ?
ちゃんと近くから指差して?」



そう言われ、俺は少しだけ一美さんに近付き人差し指をゆっくりと伸ばした。



「こっち。」



「どこ?ここ?」



しっぽの先端がこっちに伸びてきて、一美さんの胸の先の下を矢印がムニ─────...と凹ませた。



「ここが私の乳首?」



「乳首とか・・・言ったらダメですって・・・。」



「そうなの?」



クスクスと可愛く笑う一美さんが意地悪な顔で自分の胸を見下ろした。



「おかしいなぁ、ここをしっぽで触っても全然気持ち良くない。
ここが本当に私の乳首なの?」



胸の先の下をしっぽの先端でグリグリと刺激していて、その度に一美さんの胸が揺れている。



それには釘付けになってしまい見下ろし続けていると・・・



「私のもう1つの乳首どこ?教えて?」



そう言われ・・・



指差していた人差し指を引き寄せられるようにゆっくりと動かし・・・



揺れている一美さんの胸の先を指先で捉えた。



「アッ・・・っ」



一美さんがピクリと動き可愛い声を出す。



「私の乳首、ここ?」



「うん・・・。」



「本当に?」



「うん・・・。」



「違うかもしれないからもっと触って確かめて?」



「いや、でも・・・」



口からはそんな言葉が出ているのに、俺の人差し指は一美さんの胸の先を確認し始めてしまった。



「幸治君・・・もっと・・・。」



「一美さん・・・。」



「もっと・・・いっぱい確かめて・・・?」



「一美さん、ダメだって・・・。」



「ダメじゃないよ・・・。
私の乳首がどこか確めてくれてるだけだよ?」



「でも、ダメだよ・・・一美さん・・・。」



頭の中では“ダメだ”と何度も思っているのに俺の人差し指は何も止まらなかった。






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