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数分後
私の部屋の扉を開け、リビングの扉に向かって声を掛ける。
「幸治君、もう着替え終わった?」
「うん、もう着てリビングいる!
ドン引きするだろうけどハロウィンだからな!?
一緒に住むの終わりにするとか言うなよ!!」
「私の方が言われると思う・・・。」
「一美さんがどんなエロい格好しててもそんなこと俺が言うわけないから!!」
幸治君が笑いながらそう言っていて、それには私も小さく笑いながら恐る恐るリビングの扉へと歩いていった。
「開けるよ・・・?」
「うん、いいよ。」
幸治君の返事を聞き、ゆっくりとゆっくりと扉を少しだけ開け、扉に身体を隠すように顔だけを出しリビングにいる幸治君を覗いた。
そしたら・・・
ビッッックリした。
「ドン引きした?」
そう聞かれ、私は何も声が出てこなくて・・・。
この胸がいっぱいになっているのに、何も声が出てこない・・・。
リビングに立つ幸治君の姿から目が離さない。
凄く格好良くて・・・。
凄く凄く格好良くて・・・。
「何か言えよ・・・!!」
幸治君が困ったように笑いそう言ってくるので、私は必死に口を動かした。
「凄く格好良いよ・・・。」
「ドン引きした?
めっちゃ固まってるじゃん。」
困った顔で笑い続けたまま幸治君が私のことを待っている。
扉に身体を隠している私のことを。
2人で一緒に住むリビングの中、ハロウィンの飾り付けがされている中で。
今の私達にとってはきっとここが1番神聖な場所のような所で待っている。
そう思いながら、身体を隠している扉をゆっくりとゆっくりと開けた。
凄く恥ずかしい気持ちはあるけれど、私は幸治君にならどんな姿も見せられるから。
それに今日はこの姿が1番の正解のはずだから。
だから、恥ずかしいけれど幸治君にこの姿を見せた。
白いタキシード姿の格好良い幸治君に。
この前本屋さんで幸治君が言っていた、“俺と2人きりならめちゃくちゃ喜びますけど”という言葉。
真っ白なマーメイドラインのウエディングドレス、雑誌に載っていたものよりも肩も胸も背中も露出の多いドレスを着た私の姿。
「やっぱり、あの雑誌のモデルさんよりも幸治君の方がずっとずっとその格好が似合ってて格好良い。」
物凄く驚いた顔で私の姿を見ている幸治君に、そう言って笑い掛けた。
私の部屋の扉を開け、リビングの扉に向かって声を掛ける。
「幸治君、もう着替え終わった?」
「うん、もう着てリビングいる!
ドン引きするだろうけどハロウィンだからな!?
一緒に住むの終わりにするとか言うなよ!!」
「私の方が言われると思う・・・。」
「一美さんがどんなエロい格好しててもそんなこと俺が言うわけないから!!」
幸治君が笑いながらそう言っていて、それには私も小さく笑いながら恐る恐るリビングの扉へと歩いていった。
「開けるよ・・・?」
「うん、いいよ。」
幸治君の返事を聞き、ゆっくりとゆっくりと扉を少しだけ開け、扉に身体を隠すように顔だけを出しリビングにいる幸治君を覗いた。
そしたら・・・
ビッッックリした。
「ドン引きした?」
そう聞かれ、私は何も声が出てこなくて・・・。
この胸がいっぱいになっているのに、何も声が出てこない・・・。
リビングに立つ幸治君の姿から目が離さない。
凄く格好良くて・・・。
凄く凄く格好良くて・・・。
「何か言えよ・・・!!」
幸治君が困ったように笑いそう言ってくるので、私は必死に口を動かした。
「凄く格好良いよ・・・。」
「ドン引きした?
めっちゃ固まってるじゃん。」
困った顔で笑い続けたまま幸治君が私のことを待っている。
扉に身体を隠している私のことを。
2人で一緒に住むリビングの中、ハロウィンの飾り付けがされている中で。
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そう思いながら、身体を隠している扉をゆっくりとゆっくりと開けた。
凄く恥ずかしい気持ちはあるけれど、私は幸治君にならどんな姿も見せられるから。
それに今日はこの姿が1番の正解のはずだから。
だから、恥ずかしいけれど幸治君にこの姿を見せた。
白いタキシード姿の格好良い幸治君に。
この前本屋さんで幸治君が言っていた、“俺と2人きりならめちゃくちゃ喜びますけど”という言葉。
真っ白なマーメイドラインのウエディングドレス、雑誌に載っていたものよりも肩も胸も背中も露出の多いドレスを着た私の姿。
「やっぱり、あの雑誌のモデルさんよりも幸治君の方がずっとずっとその格好が似合ってて格好良い。」
物凄く驚いた顔で私の姿を見ている幸治君に、そう言って笑い掛けた。
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