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そして、次は私が身体を洗う番に。
椅子がないお風呂場なので幸治君と同じく立ったままシャワーを浴びていく。
「エッッッロ・・・!!!」
髪の毛を濡らしている途中で幸治君のそんな叫びがお風呂場に響き、それには大きく笑った。
「ヤッッッバ、めっちゃ反応してきた。」
「さっきからずっと大きくなってたよ?」
「いや、それとは比べ物にならないくらい。」
「ただの31歳のオバサンのシャワーシーンだよ。」
「そういうやつ、他の人に絶対に言わない方がいいですからね?
羽鳥さんに言われたら笑って良いのか嫌味なのか突っ込んでいいのか分からないやつなので。」
「幸治君はいつも普通に返してくれるのに。」
「初対面の時の羽鳥さんがヤバすぎて、もう何でも言えちゃうやつでしたよね。
初対面はあの人よりもヤバかったですよ?
あの人の初対面は良い感じの人だったので。」
「お店に来店したのが初対面じゃなかったんだ?」
シャンプーで髪の毛を洗いながら、曇りのない鏡で自分の姿を眺める。
「あの人が大好きな、俺の同級生の家が営んでいる店で会ったのが最初で。
俺が高校1年生の時ですね。
そこに新聞を届けてたのでその時に。」
「幸治君が高校1年生だと、私は23歳か・・・。
自分で言うのもアレだけど、私23歳の時はもっと良い身体をしてたんだよね。
幸治君と出会った時だって24歳だったし、今の幸治君と同じ歳だった時の私、凄かったんだから。」
「今よりも凄かったとかヤバすぎません?」
「佐伯さんと良い勝負が出来るくらい、良い身体してたんだもん。」
「佐伯さん?」
「去年から私が教育担当をしている女の子の1人。
それこそ、お母さんが芸能人だからその子も芸能人にしか見えない子。」
31歳になった自分の姿を眺めながら髪の毛の泡をシャワーで流していく。
「幸治君だって、ああいう子と会ったら一瞬で好きになっちゃうよ。」
そう言って、苦しくなって・・・
「やだ~・・・っっっ!!!」
叫んだ私に幸治君が大きく笑った。
「自爆しないでくださいよ!!」
「そんなつもりはなかったんだけど、全然飲み込めなかった!!」
「俺、あんな風な羽鳥さんを好きになったくらいの男ですよ?
あの人は見た目も大切な人ですけど、俺は見た目とかあんまりよく見てなくて。」
「何を見てるの?
・・・あんな感じだった私の、どこが好きだったの?」
身体を洗いながら湯船に浸かる幸治君に視線を移すと、幸治君が照れたように笑った。
「いや、あんな“普通”以下でしかない男子高校生に“好き好き”とか言ってくるとか、俺には対応出来ませんよね。」
「たまに他の女の子とか女の人も幸治君のことを狙ってたけど。」
「あ~・・・俺、ああいう感じが好きじゃなくて。
“普通”以下でしかない俺の反応を見て楽しんでるだけに見えて無理ですね。」
「私のは大丈夫だったの?」
「羽鳥さんの“中華料理屋 安部”が好きという想いは、そんな薄っぺらい物じゃないのは伝わってきましたし。」
身体をシャワーで流し始めると、私の顔から身体に視線を移してきた。
「俺と2人になった時にエロい話をしてきて楽しんできてたのは、いつものギャップで更にやられましたよね。
あんなの“普通”以下の男子高校生には無理ですって。」
そう言いながら私の身体を凝視している。
「“普通の幸治君”になったのに、今でも何か無理そうじゃない?」
「・・・羽鳥さんの体調が全快したら、また風呂に一緒に入るのに付き合っていいですか?
風呂の中で“いけないコト”したいんですけど。」
それには大きく笑いながら、“嬉しい”とも“楽しい”ともやっぱり思いながら、頷いた。
椅子がないお風呂場なので幸治君と同じく立ったままシャワーを浴びていく。
「エッッッロ・・・!!!」
髪の毛を濡らしている途中で幸治君のそんな叫びがお風呂場に響き、それには大きく笑った。
「ヤッッッバ、めっちゃ反応してきた。」
「さっきからずっと大きくなってたよ?」
「いや、それとは比べ物にならないくらい。」
「ただの31歳のオバサンのシャワーシーンだよ。」
「そういうやつ、他の人に絶対に言わない方がいいですからね?
羽鳥さんに言われたら笑って良いのか嫌味なのか突っ込んでいいのか分からないやつなので。」
「幸治君はいつも普通に返してくれるのに。」
「初対面の時の羽鳥さんがヤバすぎて、もう何でも言えちゃうやつでしたよね。
初対面はあの人よりもヤバかったですよ?
あの人の初対面は良い感じの人だったので。」
「お店に来店したのが初対面じゃなかったんだ?」
シャンプーで髪の毛を洗いながら、曇りのない鏡で自分の姿を眺める。
「あの人が大好きな、俺の同級生の家が営んでいる店で会ったのが最初で。
俺が高校1年生の時ですね。
そこに新聞を届けてたのでその時に。」
「幸治君が高校1年生だと、私は23歳か・・・。
自分で言うのもアレだけど、私23歳の時はもっと良い身体をしてたんだよね。
幸治君と出会った時だって24歳だったし、今の幸治君と同じ歳だった時の私、凄かったんだから。」
「今よりも凄かったとかヤバすぎません?」
「佐伯さんと良い勝負が出来るくらい、良い身体してたんだもん。」
「佐伯さん?」
「去年から私が教育担当をしている女の子の1人。
それこそ、お母さんが芸能人だからその子も芸能人にしか見えない子。」
31歳になった自分の姿を眺めながら髪の毛の泡をシャワーで流していく。
「幸治君だって、ああいう子と会ったら一瞬で好きになっちゃうよ。」
そう言って、苦しくなって・・・
「やだ~・・・っっっ!!!」
叫んだ私に幸治君が大きく笑った。
「自爆しないでくださいよ!!」
「そんなつもりはなかったんだけど、全然飲み込めなかった!!」
「俺、あんな風な羽鳥さんを好きになったくらいの男ですよ?
あの人は見た目も大切な人ですけど、俺は見た目とかあんまりよく見てなくて。」
「何を見てるの?
・・・あんな感じだった私の、どこが好きだったの?」
身体を洗いながら湯船に浸かる幸治君に視線を移すと、幸治君が照れたように笑った。
「いや、あんな“普通”以下でしかない男子高校生に“好き好き”とか言ってくるとか、俺には対応出来ませんよね。」
「たまに他の女の子とか女の人も幸治君のことを狙ってたけど。」
「あ~・・・俺、ああいう感じが好きじゃなくて。
“普通”以下でしかない俺の反応を見て楽しんでるだけに見えて無理ですね。」
「私のは大丈夫だったの?」
「羽鳥さんの“中華料理屋 安部”が好きという想いは、そんな薄っぺらい物じゃないのは伝わってきましたし。」
身体をシャワーで流し始めると、私の顔から身体に視線を移してきた。
「俺と2人になった時にエロい話をしてきて楽しんできてたのは、いつものギャップで更にやられましたよね。
あんなの“普通”以下の男子高校生には無理ですって。」
そう言いながら私の身体を凝視している。
「“普通の幸治君”になったのに、今でも何か無理そうじゃない?」
「・・・羽鳥さんの体調が全快したら、また風呂に一緒に入るのに付き合っていいですか?
風呂の中で“いけないコト”したいんですけど。」
それには大きく笑いながら、“嬉しい”とも“楽しい”ともやっぱり思いながら、頷いた。
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