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夏生の大学の卒業式から3日後
「行ってらっしゃい!」
「行ってきます!」
夏生が玄関まで見送ってくれる。
そして、恥ずかしそうな顔をしている夏生に、いつものように触れるだけのキスをする。
「明日、夏生の家に挨拶に行く日だね。」
「そうだね・・・なんか、緊張する。」
夏生が「緊張する」と言葉に出すなんて、初めて聞く・・・。
でも、俺にはそんな言葉も伝えてくれることに、嬉しくもなる。
「明日頑張れるように、良いお肉買って帰る!」
「え!?お肉!!??」
夏生がバッと顔を上げ、キラッキラの目で俺を見てくる。
体型を維持するために毎日俺と同じメニューを続けている夏生。
久しぶりの“お肉”という言葉ですぐに元気になった。
そんな可愛い夏生が、どうしようもなく愛おしい。
俺はまた、夏生に触れるだけのキスをした。
「行ってらっしゃい!」
「行ってきます!」
夏生が玄関まで見送ってくれる。
そして、恥ずかしそうな顔をしている夏生に、いつものように触れるだけのキスをする。
「明日、夏生の家に挨拶に行く日だね。」
「そうだね・・・なんか、緊張する。」
夏生が「緊張する」と言葉に出すなんて、初めて聞く・・・。
でも、俺にはそんな言葉も伝えてくれることに、嬉しくもなる。
「明日頑張れるように、良いお肉買って帰る!」
「え!?お肉!!??」
夏生がバッと顔を上げ、キラッキラの目で俺を見てくる。
体型を維持するために毎日俺と同じメニューを続けている夏生。
久しぶりの“お肉”という言葉ですぐに元気になった。
そんな可愛い夏生が、どうしようもなく愛おしい。
俺はまた、夏生に触れるだけのキスをした。
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