【完】可愛いお嫁クンが私を女の子にしてくれる時(他サイトでのカットページも掲載済2023.8.19)

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「“shu-”君、背中どうしたの？」



同じ事務所の女の子が、上半身裸でウロウロしていた俺にそう言ってきた。



「あぁ、ちょっとね。
それより、神崎社長知らない？」



「社長なら、さっき事務所出ちゃったよ？」



「・・・ハメられたか。」



社長室で打ち合わせをしていたら、「試しにこれ着てみて？」と男の服を渡され・・・
嫌がる俺に「試しにって言ってるでしょ！」と怒られイヤイヤ着替えていたら・・・



「女の子の服持って行かれちゃったんだ？
面白～い！！」



女の子に一部始終を説明したら、面白がって笑われる。
いつまでも上半身裸でウロウロしてるわけにもいかないので、社長室にある男の服を取りに行く・・・。



「そんなに、筋肉ついてたんだ？」



さっきの女の子も社長室までついてきて、社長室の扉を閉められる。
わざとらしく上目遣いをしてきて、厭らしい笑顔で俺に笑い掛ける。



「筋肉ちょっとつけすぎちゃった！
こんなんじゃ、女の子の格好出来ないから調整中なんだ！」



精一杯の可愛い声と仕草でその女の子に答える。



でも・・・




「その格好だとさ、“shu-”君、完全に男の子だよね？」




今日は化粧もしていないし、上半身裸で、下はカジュアルな男子が履くパンツで・・・




女の子が、鋭い視線を俺に向け、ジリジリとこっちに寄ってくる。
神崎社長がスカウトしたくらいの子なので、その目力は強い。




目力にちょっとやられ、身体が動かなくなる。




その隙に、女の子が俺の腕にソッと触れる。




「“shu-”君って、女の子好きでしょ？」




そう言いながら、人差し指がツゥーッと、俺の身体を這ってきて・・・




嫌悪感でゾワゾワとし、鳥肌が立つ・・・




「痛そう・・・」




そう言って、昨日夏生につけられた傷に、触れようとして・・・





バッッッと振り返り、女の子の手を掴む。





「触っちゃダメ！これ、好きな子がつけてくれた傷だから！」





と、この女の子にも負けないくらい可愛く、そう言った。





わざとゆっくりとシャツを着て、女の子に振り返る。





「バイバイ！」





男の格好だけど、可愛く笑い手を振って、社長室を出た。