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神崎社長に、懐かしい夏生との話をしていたら、すぐにでも夏生に会いたくなった。
急いで家に帰ると、部屋の中は暗い。
最近はいつも夏生が家にいて、それが当たり前になっていて・・・




時計を見ると19時・・・
こんな時間まで帰らないのは、一緒に住んでから初めてのことだった。





「大学も始まったし・・・」




夏生を迎えに行った時、周りにいたガッシリした男子達を思い出す。




「話し合ったって、どうしようもないよ・・・」




夏生が好きだと言った先輩を思い浮かべる・・・




俺とは、正反対だった。




いや、俺は、どんな男子と比べても、正反対なんだ・・・。




夜ご飯も食べる気にもならず、ただソファーに座り夏生の帰りを待っていた。
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