69 / 271
3
3-28
しおりを挟む
「みんな就職もう決まってるんだって?
優秀だなー。」
「この時期に決まってるって、結構大手でしょ?
どこ決まったの?」
男の人からの質問に、桃花ともう1人の女の子が業界だけを答えていた。
「夏生ちゃんは?」
「スポーツ用品業界。」
桃花ともう1人の女の子は敬語で話していたけど、私はなんかもう面倒になり、タメ語で普通に話してしまっている。
「そうなんだ!俺も学生時代運動してたし、最近ジムも行き始めたんだよね。」
私の目の前に座る男の人が、私の話に食いついてきた。
「どこの企業?俺知ってるかな?」
「“KONDO”ってところ。」
「“KONDO”!?」
男の人達が声を上げた。
「業界最大手じゃん!」
「あそこ、副社長が表に出てきてから更に業績上げてるよな!?」
「経済紙にも出てるあのイケメン副社長な!
面接で会った?」
ハイボールを飲みながら、選考を思い出す。
「会ってないな~。最後に優しそうでダンディーな社長と少し会って、終わった!」
男の人達も良い会社に勤めている人達ばかりだったので、会社での話も面白おかしくしてくれ、楽しい話だった。
「俺らちょっとタバコ吸ってくる。」
と、しばらくしてから2人が抜けた。
数分してから戻ってきたと思ったら、「そろそろ、席替えしようか!」と。
合コンに、席替えなんてあるんだ?
どうやって席を決めるのかと思ったら、その男の人達がテキパキと場所の指示を出し、桃花ももう1人の女の子も動いて・・・
お皿やお箸なんかもサッと移動され・・・
あっという間に席替えが終わった。
「私の席替えは?」
私の隣に座った、さっきまで目の前に座っていた男の人に聞く。
「なにその質問、本当面白いね。」
男の人はメニューを私に渡してきて、「次なに飲む?」と聞いてくる。
久しぶりのお酒に既に結構酔っているけど、みんな結構飲んでいるので私もまた頼んだ。
優秀だなー。」
「この時期に決まってるって、結構大手でしょ?
どこ決まったの?」
男の人からの質問に、桃花ともう1人の女の子が業界だけを答えていた。
「夏生ちゃんは?」
「スポーツ用品業界。」
桃花ともう1人の女の子は敬語で話していたけど、私はなんかもう面倒になり、タメ語で普通に話してしまっている。
「そうなんだ!俺も学生時代運動してたし、最近ジムも行き始めたんだよね。」
私の目の前に座る男の人が、私の話に食いついてきた。
「どこの企業?俺知ってるかな?」
「“KONDO”ってところ。」
「“KONDO”!?」
男の人達が声を上げた。
「業界最大手じゃん!」
「あそこ、副社長が表に出てきてから更に業績上げてるよな!?」
「経済紙にも出てるあのイケメン副社長な!
面接で会った?」
ハイボールを飲みながら、選考を思い出す。
「会ってないな~。最後に優しそうでダンディーな社長と少し会って、終わった!」
男の人達も良い会社に勤めている人達ばかりだったので、会社での話も面白おかしくしてくれ、楽しい話だった。
「俺らちょっとタバコ吸ってくる。」
と、しばらくしてから2人が抜けた。
数分してから戻ってきたと思ったら、「そろそろ、席替えしようか!」と。
合コンに、席替えなんてあるんだ?
どうやって席を決めるのかと思ったら、その男の人達がテキパキと場所の指示を出し、桃花ももう1人の女の子も動いて・・・
お皿やお箸なんかもサッと移動され・・・
あっという間に席替えが終わった。
「私の席替えは?」
私の隣に座った、さっきまで目の前に座っていた男の人に聞く。
「なにその質問、本当面白いね。」
男の人はメニューを私に渡してきて、「次なに飲む?」と聞いてくる。
久しぶりのお酒に既に結構酔っているけど、みんな結構飲んでいるので私もまた頼んだ。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
14
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる