56 / 271
3
3-15
しおりを挟む
「夏生、ごめん・・・。
嫌だよね・・・俺となんて・・・。」
私に跨がり、誰よりも可愛い顔が、泣きそうな顔で私を見下ろす。
そんな、顔しないで・・・。
私は、ゆっくりと、両手をシューに伸ばす。
「シュー・・・、私は、シューとキスがしたい。」
「夏生・・・」
シューが驚いた顔をし、そして、誰よりも可愛い顔で、笑った。
シューがゆっくりと、私に覆い被さってくる。
私は、シューの身体に手を回し、抱き締める。
誰よりも可愛い顔で、溢れるくらい大きな瞳に熱を持たせ、私を見詰める。
ゆっくり、
ゆっくり、
唇が重なった。
私は、シューが好きだ・・・。
でも、誰よりも可愛い顔のシューを失わない為に、その想いは心の中にソッとしまい込んだ。
一緒にいるだけでいい。
一緒に、いられるだけで・・・。
嫌だよね・・・俺となんて・・・。」
私に跨がり、誰よりも可愛い顔が、泣きそうな顔で私を見下ろす。
そんな、顔しないで・・・。
私は、ゆっくりと、両手をシューに伸ばす。
「シュー・・・、私は、シューとキスがしたい。」
「夏生・・・」
シューが驚いた顔をし、そして、誰よりも可愛い顔で、笑った。
シューがゆっくりと、私に覆い被さってくる。
私は、シューの身体に手を回し、抱き締める。
誰よりも可愛い顔で、溢れるくらい大きな瞳に熱を持たせ、私を見詰める。
ゆっくり、
ゆっくり、
唇が重なった。
私は、シューが好きだ・・・。
でも、誰よりも可愛い顔のシューを失わない為に、その想いは心の中にソッとしまい込んだ。
一緒にいるだけでいい。
一緒に、いられるだけで・・・。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
14
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる