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「どれどれ?可愛いのある?」
新しい雑誌が出たようで、シューがこの前とは違う雑誌をベッドで見ている。
「1つ1つは結構好みのあるけど・・・、なんか組み合わせは好きじゃないんだよね。」
と、女の子の雑誌を見ながら、真剣な顔で話しているシューの姿を見る・・・
「それ、いいじゃん!
よく分かんないけど、なんか格好いいし可愛いよ!」
「うん、ねーちゃん、最近違う系統の服も買ってるみたいで。」
シューは、姉の友里のクローゼットの中を、友里がいない時に物色し、それを持って私の部屋に来て着替えている。
「これ、何でこれと組み合わせてんだろ?
絶対こっちの方がいいのに。」
そうまた真剣に雑誌を見ているシューに、私は何気なく言ってみた。
「じゃあ、今から買い物行く?」
何気なく言った私の言葉に、シューは溢れるくらい大きな瞳を更に大きくして私を見た。
「行ってみようよ!」
先日、叔父さんが来た時に貰った、中学卒業&高校入学祝いのお祝袋を机の引き出しから取り出し、私はシューに見せつけた。
「今、ちょうど大金あるから、貸してあげる!!」
新しい雑誌が出たようで、シューがこの前とは違う雑誌をベッドで見ている。
「1つ1つは結構好みのあるけど・・・、なんか組み合わせは好きじゃないんだよね。」
と、女の子の雑誌を見ながら、真剣な顔で話しているシューの姿を見る・・・
「それ、いいじゃん!
よく分かんないけど、なんか格好いいし可愛いよ!」
「うん、ねーちゃん、最近違う系統の服も買ってるみたいで。」
シューは、姉の友里のクローゼットの中を、友里がいない時に物色し、それを持って私の部屋に来て着替えている。
「これ、何でこれと組み合わせてんだろ?
絶対こっちの方がいいのに。」
そうまた真剣に雑誌を見ているシューに、私は何気なく言ってみた。
「じゃあ、今から買い物行く?」
何気なく言った私の言葉に、シューは溢れるくらい大きな瞳を更に大きくして私を見た。
「行ってみようよ!」
先日、叔父さんが来た時に貰った、中学卒業&高校入学祝いのお祝袋を机の引き出しから取り出し、私はシューに見せつけた。
「今、ちょうど大金あるから、貸してあげる!!」
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