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「お~い!こんな所で寝ちゃダメだろ~!!」
大きくて可愛い声が聞こえ、私は目を少しずつ開けた。
「シュー・・・」
「こんなところに寝てたら、風邪引くよ?
冷房もガンガンだし・・・。
格好も・・・」
誰よりも可愛い顔で少し怒った顔をしたシューは、私の胸の所を見ながら顔を赤らめた。
「いつも言ってるけど、ブラジャーちゃんとしなって。」
そんな可愛い反応のシューが、堪らなく可愛い。
「こんな私の胸なんて、友里(ゆり)の胸に比べたら何もないのと同じでしょ!」
「ねーちゃんは確かに大きいけど、夏生だって結構あるんだし、そんな格好でいちゃダメだろ!」
シューが赤い顔でプンプンと怒りながら私に自分のシンプルな羽織物を渡してくれる。
「女の子なんだから・・・。」
「え?」
「夏生は、これから“可愛い女の子”になるんだろ?
だったら、そんな格好してちゃダメだろ。」
そう、悲しそうに笑うシューから、私は初めて羽織物を受け取り・・・
羽織ってみた。
大きくて可愛い声が聞こえ、私は目を少しずつ開けた。
「シュー・・・」
「こんなところに寝てたら、風邪引くよ?
冷房もガンガンだし・・・。
格好も・・・」
誰よりも可愛い顔で少し怒った顔をしたシューは、私の胸の所を見ながら顔を赤らめた。
「いつも言ってるけど、ブラジャーちゃんとしなって。」
そんな可愛い反応のシューが、堪らなく可愛い。
「こんな私の胸なんて、友里(ゆり)の胸に比べたら何もないのと同じでしょ!」
「ねーちゃんは確かに大きいけど、夏生だって結構あるんだし、そんな格好でいちゃダメだろ!」
シューが赤い顔でプンプンと怒りながら私に自分のシンプルな羽織物を渡してくれる。
「女の子なんだから・・・。」
「え?」
「夏生は、これから“可愛い女の子”になるんだろ?
だったら、そんな格好してちゃダメだろ。」
そう、悲しそうに笑うシューから、私は初めて羽織物を受け取り・・・
羽織ってみた。
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