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「あ!夏生(なつき)戻ってきた、始まるよ?」
そう声を掛けてくれた、バスケ部の副キャプテン、桃花(ももか)の隣に座る。
バスケ部にしては小柄なのは、桃花のポジションは小柄でも大丈夫なポジションだったから。
それに・・・
「なに?」
ジロジロと見ていたわたしに気付いた桃花は、可愛く首をかしげている。
部活を引退してから、すっかり女の子らしくなった。
「なんでもない・・・」
桃花だけでなく、他のメンバーもどんどんと女の子っぽくなったり、お洒落になっていく。
それに取り残されていく自分が、酷く惨めに感じる。
パッ────────
突然、会場の電気が消え、扉の前にスポットライトが当たる・・・
そこから・・・
わたしの大好きな人が・・・
すごく可愛い女の子と腕を組み・・・
幸せそうに、入場してきた・・・。
そう声を掛けてくれた、バスケ部の副キャプテン、桃花(ももか)の隣に座る。
バスケ部にしては小柄なのは、桃花のポジションは小柄でも大丈夫なポジションだったから。
それに・・・
「なに?」
ジロジロと見ていたわたしに気付いた桃花は、可愛く首をかしげている。
部活を引退してから、すっかり女の子らしくなった。
「なんでもない・・・」
桃花だけでなく、他のメンバーもどんどんと女の子っぽくなったり、お洒落になっていく。
それに取り残されていく自分が、酷く惨めに感じる。
パッ────────
突然、会場の電気が消え、扉の前にスポットライトが当たる・・・
そこから・・・
わたしの大好きな人が・・・
すごく可愛い女の子と腕を組み・・・
幸せそうに、入場してきた・・・。
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