2 / 271
1
1-2
しおりを挟む
大学4年 夏
「うわっ・・・、女・・・?」
結婚式場、トイレに1人で向かっていたら、通りすぎた男の人2人がわたしを見て驚いている。
そんなのは、もう慣れっこ・・・。
小さな頃からずっとだったから。
女子トイレに入る。
でも、用もなかったので、無駄に手だけ洗った。
そして、鏡を見る・・・。
「あの店員の、嘘つき・・・。」
トイレの鏡に写る自分を見て、そのあまりに酷い姿に絶望する。
身長は175センチ、
真っ黒で硬い髪の毛は、引退はしたけど大学のバスケ部だったので、男子みたいに短いままになっていて、
日焼け止めも塗ったことがない肌は小麦色、
優しさの欠片もないキリッとした目、
そして、なかなか筋肉が落ちないガタイの良い体格・・・
そんな女が、真っ赤なヒラヒラした、パーティードレスを着ている。
「最悪・・・。」
.
「うわっ・・・、女・・・?」
結婚式場、トイレに1人で向かっていたら、通りすぎた男の人2人がわたしを見て驚いている。
そんなのは、もう慣れっこ・・・。
小さな頃からずっとだったから。
女子トイレに入る。
でも、用もなかったので、無駄に手だけ洗った。
そして、鏡を見る・・・。
「あの店員の、嘘つき・・・。」
トイレの鏡に写る自分を見て、そのあまりに酷い姿に絶望する。
身長は175センチ、
真っ黒で硬い髪の毛は、引退はしたけど大学のバスケ部だったので、男子みたいに短いままになっていて、
日焼け止めも塗ったことがない肌は小麦色、
優しさの欠片もないキリッとした目、
そして、なかなか筋肉が落ちないガタイの良い体格・・・
そんな女が、真っ赤なヒラヒラした、パーティードレスを着ている。
「最悪・・・。」
.
0
お気に入りに追加
14
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
13歳女子は男友達のためヌードモデルになる
矢木羽研
青春
写真が趣味の男の子への「プレゼント」として、自らを被写体にする女の子の決意。「脱ぐ」までの過程の描写に力を入れました。裸体描写を含むのでR15にしましたが、性的な接触はありません。
女子高生は卒業間近の先輩に告白する。全裸で。
矢木羽研
恋愛
図書委員の女子高生(小柄ちっぱい眼鏡)が、卒業間近の先輩男子に告白します。全裸で。
女の子が裸になるだけの話。それ以上の行為はありません。
取って付けたようなバレンタインネタあり。
カクヨムでも同内容で公開しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる