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この人達は僕1人に用があるらしい。
それは僕を引き抜きたいということも1つだったようだけど、それは結子さんである翔子さんからの強すぎる攻撃を受け断念したはず。
結子さんである翔子さんはそれが分かったはずで。
そして、それだけではなく俺を1人にさせようとしている近藤の思惑にも気付いた。
だから俺に一任し、今は窓口だけになっている結子さんである翔子さんは去っていった。
俺の力もやり方も信じて・・・。
翔子さんも結子さんも、俺の力とやり方を信じてくれている・・・。
それに感慨深くなりながら近藤の3人を見詰めていると、副社長が口を開いた。
「うちとしては、須崎さんと個人的に契約をしたいと思っています。」
「僕と個人的にですか。」
それを聞き俺は苦笑いしか出来ない。
知っているらしいから。
公表されていないのに、俺が結子さんの婚約者だと知っているらしい。
「将来の永家のトップに立つ方と個人的に繋がりを持ちたいと考えておりましたが・・・」
副社長が笑いを堪えたような顔になる。
「藤岡と肩を並べる財閥、そこの本家の娘さんですね。
藤岡同様育てられ方が普通ではないようですね。
攻めているつもりでしたがあんなに若い女の子1人にオジサン3人は固まってしまいましたよ。」
「僕も固まってしまいました。」
俺が答えると副社長は笑いながらポンッと軽い感じで契約書に印鑑を押した。
「藤岡の副社長と僕も父達のように悪友ですが、藤岡の不動産会社は藤岡のモノであり藤岡のモノではないので。
店舗もスポーツ施設もまた新しく増やす話になっていますし、アスリート支援の事業はもっと大きくしていく予定でして。
力のある不動産会社と繋がっているのはうちには有益です。」
それは僕を引き抜きたいということも1つだったようだけど、それは結子さんである翔子さんからの強すぎる攻撃を受け断念したはず。
結子さんである翔子さんはそれが分かったはずで。
そして、それだけではなく俺を1人にさせようとしている近藤の思惑にも気付いた。
だから俺に一任し、今は窓口だけになっている結子さんである翔子さんは去っていった。
俺の力もやり方も信じて・・・。
翔子さんも結子さんも、俺の力とやり方を信じてくれている・・・。
それに感慨深くなりながら近藤の3人を見詰めていると、副社長が口を開いた。
「うちとしては、須崎さんと個人的に契約をしたいと思っています。」
「僕と個人的にですか。」
それを聞き俺は苦笑いしか出来ない。
知っているらしいから。
公表されていないのに、俺が結子さんの婚約者だと知っているらしい。
「将来の永家のトップに立つ方と個人的に繋がりを持ちたいと考えておりましたが・・・」
副社長が笑いを堪えたような顔になる。
「藤岡と肩を並べる財閥、そこの本家の娘さんですね。
藤岡同様育てられ方が普通ではないようですね。
攻めているつもりでしたがあんなに若い女の子1人にオジサン3人は固まってしまいましたよ。」
「僕も固まってしまいました。」
俺が答えると副社長は笑いながらポンッと軽い感じで契約書に印鑑を押した。
「藤岡の副社長と僕も父達のように悪友ですが、藤岡の不動産会社は藤岡のモノであり藤岡のモノではないので。
店舗もスポーツ施設もまた新しく増やす話になっていますし、アスリート支援の事業はもっと大きくしていく予定でして。
力のある不動産会社と繋がっているのはうちには有益です。」
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