【完】好き好き大好きの嘘

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3-13

譲はゆっくりと私の唇から唇を離した。



私は上がってきた息を整えながらも譲の視線を追っていく。



そしたら、いた・・・。



エレベーターの扉の向こうに、私の婚約者である一夜がいた。



それも・・・



それも・・・



女の子を連れていた・・・。



女の子を・・・



女の子を・・・



私の妹である、翔子を連れていた・・・。