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「拳と妙って、めっちゃ友達だよね。
あ・・・親友・・・大親友!!!」
放課後、今日も道場の休憩中に拳と本気の喧嘩をした。
その後に拳のアクエリアスを私がガブガブと飲み、それを拳に渡すと拳が当たり前かのように飲んだ。
そしたら、それを見ていた男子・・・
拳と同じ小学校に通う拳と同じクラスだという男子が言ってきた。
たしか、1年くらい前からいる男子。
「名前、何だっけ?」
私がそう聞くと男子が苦笑いをする。
「竹之内!!
何度も自己紹介してるけど!!」
「そうだっけ?
弱いから全然興味ない。」
「酷~!!!
確かに俺は弱いけど!!!
だからか皆名前なのに俺だけ名字だけど!!」
私が竹之内という男子と言い合いをしていたら、拳が笑いながらペットボトルのキャップを閉めた。
「妙、年上には敬語で。」
「あんた・・・竹之内だっけ?
本当に年上なの?」
「そうだよ!!
拳と同じクラスなんだってば!!」
「拳と仲良いの・・・?」
「全然。」
竹之内じゃなくて拳がそう答えると、竹之内はショックを受けた顔をしている。
それに私が大笑いをしていると竹之内が焦った顔で拳に話し掛ける。
「拳って1年の頃から誰とも喋らないで有名なのに、5年で同じクラスになった俺とは話してくれただろ~!?
空手も誘ってくれただろ~!?」
「いや、誘ってないけど。
空手やってるって言っただけだけど。」
「それ誘ってくれたんじゃないの!?
俺てっきり誘ってくれてるのかと思って・・・!!」
竹之内が大騒ぎしている姿を拳が少し笑いながら見ている。
拳が私以外の人に少しでも笑うところを見たことがないので、少しは仲が良いのだと思う。
「竹之内だっけ?って、何が見えるの?」
何かを持っているからだと思うので聞いてみた。
そしたら拳が少し首を傾げながら竹之内の胸の辺りを見て・・・
「なんか・・・数字とか記号とかが見える。」
そんなことを言うので竹之内を見ると、竹之内は何のことか分からずにキョトンとしている。
「あんた、ガリ勉なの?」
「うん、勉強は大好き!!」
竹之内がそう答えると、拳が少し考えた様子になり・・・
「俺のお兄ちゃんに会ってみる?
空手よりそっちの方が竹之内に合ってると思うけど。」
そんなことを竹之内?に言っていた。
あ・・・親友・・・大親友!!!」
放課後、今日も道場の休憩中に拳と本気の喧嘩をした。
その後に拳のアクエリアスを私がガブガブと飲み、それを拳に渡すと拳が当たり前かのように飲んだ。
そしたら、それを見ていた男子・・・
拳と同じ小学校に通う拳と同じクラスだという男子が言ってきた。
たしか、1年くらい前からいる男子。
「名前、何だっけ?」
私がそう聞くと男子が苦笑いをする。
「竹之内!!
何度も自己紹介してるけど!!」
「そうだっけ?
弱いから全然興味ない。」
「酷~!!!
確かに俺は弱いけど!!!
だからか皆名前なのに俺だけ名字だけど!!」
私が竹之内という男子と言い合いをしていたら、拳が笑いながらペットボトルのキャップを閉めた。
「妙、年上には敬語で。」
「あんた・・・竹之内だっけ?
本当に年上なの?」
「そうだよ!!
拳と同じクラスなんだってば!!」
「拳と仲良いの・・・?」
「全然。」
竹之内じゃなくて拳がそう答えると、竹之内はショックを受けた顔をしている。
それに私が大笑いをしていると竹之内が焦った顔で拳に話し掛ける。
「拳って1年の頃から誰とも喋らないで有名なのに、5年で同じクラスになった俺とは話してくれただろ~!?
空手も誘ってくれただろ~!?」
「いや、誘ってないけど。
空手やってるって言っただけだけど。」
「それ誘ってくれたんじゃないの!?
俺てっきり誘ってくれてるのかと思って・・・!!」
竹之内が大騒ぎしている姿を拳が少し笑いながら見ている。
拳が私以外の人に少しでも笑うところを見たことがないので、少しは仲が良いのだと思う。
「竹之内だっけ?って、何が見えるの?」
何かを持っているからだと思うので聞いてみた。
そしたら拳が少し首を傾げながら竹之内の胸の辺りを見て・・・
「なんか・・・数字とか記号とかが見える。」
そんなことを言うので竹之内を見ると、竹之内は何のことか分からずにキョトンとしている。
「あんた、ガリ勉なの?」
「うん、勉強は大好き!!」
竹之内がそう答えると、拳が少し考えた様子になり・・・
「俺のお兄ちゃんに会ってみる?
空手よりそっちの方が竹之内に合ってると思うけど。」
そんなことを竹之内?に言っていた。
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