【完】秋の夜長に見る恋の夢

Bu-cha

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「武蔵・・・エッチしてほしい・・・。」



裸になった小町が泣きながら、笑いながらそう言ったかと思ったら・・・



「31歳になって衰えたけど・・・。
私の身体の美しさは衰えたけど・・・。
でも、誰にも触れられたことはないから・・・。
きっと・・・きっと・・・31歳にしては綺麗な方だから・・・。
私は・・・誰ともそういうことをしてないから、きっと・・・綺麗な方だと思うから・・・。」



小町が名演技でそんなことを言う。



いつも名演技だなと思ってきたけど、今のこの段階でもそれを続けるのかと思うと・・・



それにまだ付き合うのかと思うと、それには笑うしかなくて・・・



「その茶番、まだ続けるの?」



そう、聞いた。



小町が19歳の頃にも約1ヶ月間毎晩のようにそういうことをしていたし。



それに、昨晩も何回したかよく分からないくらいして。



小町以外の人とするつもりもなかったし、まさか婚約者がいる小町がその誘いまでするとは思わず避妊具もなく、そのまましてしまった小町にそう言った。



ここまで来たら名演技というよりは茶番のように思ってしまったから、そう言った。




矢田武蔵side.......
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