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私のその言葉に、隼人は少し無言になり・・・
『・・・ま!あいつは男だしな!!
気にすんな!!』
「それは無理でしょ!!」
『気にすんなって!!
25歳だろ?あいつは健全な男だし色々と辛いんだろ!!』
「私の方が辛いんですけど!!」
『勝手に男の部屋に入るお前が悪い!!』
「それはそうだけど・・・!!
それはそうだけどー・・・!!!」
隼人にそう言われ、隼人に話せたことにより、私の心は随分と楽になっていく。
隼人から色々と教えてもらうようになってから、昔よりも私は隼人のことがもっと好きになっていて。
それは男の人というより、私を導いてくれる“先生”のような存在で・・・。
そんな隼人に、言った・・・。
そんな隼人に・・・
「1箱なんてものではないのですけど、先生・・・。」
『・・・何箱?』
「3箱もありますね、先生・・・。」
『1箱5個くらいのやつもあるからな!!』
「1箱10個入りのやつみたいですよ、先生・・・。」
『全部使ってるわけじゃないだろ!!』
「2箱は空で、3箱目は残り2つですよ、先生・・・。」
扉のすぐ隣の棚、その棚の上にはその避妊具の箱しか置いていないくらいで・・・。
箱の蓋は開いているので中まで見えてしまっていて・・・。
そんなことまで分かってしまって・・・。
そんなことは、分かってしまって・・・。
『あいつ、意外にそんな感じなんだな!!』
「昨日、好きな人いないとか言ってたんですけど。」
『それとこれとは別な話だからな!!
ほら!あいつは健全な男だから!!
健全な男だって分かって良かっただろ!!』
「良かったの!?これ、良かったの!?」
『元が付いた婚約者の俺からすると、良かった以外の言葉しかないくらいだからな!!
気にすんな!!
健全な男にはそういうことがあるんだよ!!』
「そうなの!?
そうなの~・・・?
そういえば昨日、会社の女の子と飲んできて帰りが夜2時過ぎてたしな・・・。」
そんなことまで気付いてしまい、避妊具を見下ろしながら泣きたくなる・・・。
『分かった分かった!!!
午前中の大学の授業休んで、俺の会社来い!!』
「隼人の会社に?何で?」
『あの天才、会社で女から結構人気らしいからな。
お前の為にもやっぱり加賀ではバイトすんな!!』
.
『・・・ま!あいつは男だしな!!
気にすんな!!』
「それは無理でしょ!!」
『気にすんなって!!
25歳だろ?あいつは健全な男だし色々と辛いんだろ!!』
「私の方が辛いんですけど!!」
『勝手に男の部屋に入るお前が悪い!!』
「それはそうだけど・・・!!
それはそうだけどー・・・!!!」
隼人にそう言われ、隼人に話せたことにより、私の心は随分と楽になっていく。
隼人から色々と教えてもらうようになってから、昔よりも私は隼人のことがもっと好きになっていて。
それは男の人というより、私を導いてくれる“先生”のような存在で・・・。
そんな隼人に、言った・・・。
そんな隼人に・・・
「1箱なんてものではないのですけど、先生・・・。」
『・・・何箱?』
「3箱もありますね、先生・・・。」
『1箱5個くらいのやつもあるからな!!』
「1箱10個入りのやつみたいですよ、先生・・・。」
『全部使ってるわけじゃないだろ!!』
「2箱は空で、3箱目は残り2つですよ、先生・・・。」
扉のすぐ隣の棚、その棚の上にはその避妊具の箱しか置いていないくらいで・・・。
箱の蓋は開いているので中まで見えてしまっていて・・・。
そんなことまで分かってしまって・・・。
そんなことは、分かってしまって・・・。
『あいつ、意外にそんな感じなんだな!!』
「昨日、好きな人いないとか言ってたんですけど。」
『それとこれとは別な話だからな!!
ほら!あいつは健全な男だから!!
健全な男だって分かって良かっただろ!!』
「良かったの!?これ、良かったの!?」
『元が付いた婚約者の俺からすると、良かった以外の言葉しかないくらいだからな!!
気にすんな!!
健全な男にはそういうことがあるんだよ!!』
「そうなの!?
そうなの~・・・?
そういえば昨日、会社の女の子と飲んできて帰りが夜2時過ぎてたしな・・・。」
そんなことまで気付いてしまい、避妊具を見下ろしながら泣きたくなる・・・。
『分かった分かった!!!
午前中の大学の授業休んで、俺の会社来い!!』
「隼人の会社に?何で?」
『あの天才、会社で女から結構人気らしいからな。
お前の為にもやっぱり加賀ではバイトすんな!!』
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