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定時後、全社交流会・・・。
「あ!小町先輩も参加ですか!!」
経理部の天野さん・・・旧姓真坂さんが経理部を代表して1人参加をしている。
月初は経理部は忙しいので毎回役職のない社員を1人だけ参加させていた。
今回は天野さんが参加のようだった。
天野さんが可愛い顔で手招きをしてくれたので、自然と天野さんの隣に座った。
「小町先輩ウーロン茶にしますか?」
「少しお酒飲もうかな、金曜日だし。」
「え!?大丈夫ですか!?」
経理部の飲み会や天野さんとご飯に行った時でも私はお酒を飲んでいなかった。
天野さんが心配そうな顔で聞いてくるのが面白くて笑ってしまった。
「何笑いですか!?」
「え、だってそれ演技だし。」
「元気にしてるのは演技ですけど!!
心配してる気持ちは本物です!!」
天野さんが元気に怒りながらそんなことを言っている。
見た目は可愛くて性格まで良い天野さん。
社内でも人気者の天野さんが挙げた数ヶ月前の結婚式。
社内からは透と私だけを招待してくれた。
姫も招待されたけど、天野さんからではなくて・・・。
天野さんとダブル挙式を挙げた花嫁さんからの招待だった。
その結婚式での天野さんは終始ボーッとしていて。
たまに小さく笑っているだけで。
透と心配して天野さんに話し掛けたら、まさかの「元気な方が演技で」とカミングアウトされた。
親族と数人の友人だけの結婚式だった。
そこに透と私を呼んでくれたことが純粋に嬉しかった。
今回も豪華なお店での全社交流会。
姫は数年間うちの会社にいなかった。
姫が戻ってからはまた豪華で流行のお店に会場が設定されている。
「このお店来てみたかった~!!
ここだったら他の子達も来たがったのに!!」
お昼休みに文句を言っていた女の子が目をキラキラさせてそんなことを言っている。
姫の戦略で、会場となるお店は秘密にされている。
集合場所から姫を先頭にゾロゾロと全員で移動し、お店に入る。
「姫さんが社長秘書に戻られてから、毎回お店楽しみなんですよ!!」
天野さんもそう言いながら演技とは思えないような元気さで笑っている。
その笑顔を見ながら私も自然と笑顔になる。
「そういえば、天野さんの旦那さんのご兄弟、全員優秀な方達で驚いた。」
「そうなんですよ~!!
お姉さんは少し前から話題の経営コンサルティングの女社長、お兄さん達は調査会社を経営しているし、あと2人は大企業に勤めてるんです!!」
「結婚相手もみんな優秀なようだし凄い一族だよね?」
「会社のことでもプライベートでも、何かあったら言ってください!!
全員普通じゃないので、何かしらご協力出来ます!!」
天野さんがそう言ってくれ、私にお酒が入ったグラスを近付けてくれた。
それに私もグラスを近付ける。
初めて、天野さんとお酒で乾杯をした。
「小町先輩がいなくなってから経理部大変過ぎなんですけど~!!!」
大酒飲みの天野さんが、料理も大量に食べながら元気にそう教えてくれた。
「あ!小町先輩も参加ですか!!」
経理部の天野さん・・・旧姓真坂さんが経理部を代表して1人参加をしている。
月初は経理部は忙しいので毎回役職のない社員を1人だけ参加させていた。
今回は天野さんが参加のようだった。
天野さんが可愛い顔で手招きをしてくれたので、自然と天野さんの隣に座った。
「小町先輩ウーロン茶にしますか?」
「少しお酒飲もうかな、金曜日だし。」
「え!?大丈夫ですか!?」
経理部の飲み会や天野さんとご飯に行った時でも私はお酒を飲んでいなかった。
天野さんが心配そうな顔で聞いてくるのが面白くて笑ってしまった。
「何笑いですか!?」
「え、だってそれ演技だし。」
「元気にしてるのは演技ですけど!!
心配してる気持ちは本物です!!」
天野さんが元気に怒りながらそんなことを言っている。
見た目は可愛くて性格まで良い天野さん。
社内でも人気者の天野さんが挙げた数ヶ月前の結婚式。
社内からは透と私だけを招待してくれた。
姫も招待されたけど、天野さんからではなくて・・・。
天野さんとダブル挙式を挙げた花嫁さんからの招待だった。
その結婚式での天野さんは終始ボーッとしていて。
たまに小さく笑っているだけで。
透と心配して天野さんに話し掛けたら、まさかの「元気な方が演技で」とカミングアウトされた。
親族と数人の友人だけの結婚式だった。
そこに透と私を呼んでくれたことが純粋に嬉しかった。
今回も豪華なお店での全社交流会。
姫は数年間うちの会社にいなかった。
姫が戻ってからはまた豪華で流行のお店に会場が設定されている。
「このお店来てみたかった~!!
ここだったら他の子達も来たがったのに!!」
お昼休みに文句を言っていた女の子が目をキラキラさせてそんなことを言っている。
姫の戦略で、会場となるお店は秘密にされている。
集合場所から姫を先頭にゾロゾロと全員で移動し、お店に入る。
「姫さんが社長秘書に戻られてから、毎回お店楽しみなんですよ!!」
天野さんもそう言いながら演技とは思えないような元気さで笑っている。
その笑顔を見ながら私も自然と笑顔になる。
「そういえば、天野さんの旦那さんのご兄弟、全員優秀な方達で驚いた。」
「そうなんですよ~!!
お姉さんは少し前から話題の経営コンサルティングの女社長、お兄さん達は調査会社を経営しているし、あと2人は大企業に勤めてるんです!!」
「結婚相手もみんな優秀なようだし凄い一族だよね?」
「会社のことでもプライベートでも、何かあったら言ってください!!
全員普通じゃないので、何かしらご協力出来ます!!」
天野さんがそう言ってくれ、私にお酒が入ったグラスを近付けてくれた。
それに私もグラスを近付ける。
初めて、天野さんとお酒で乾杯をした。
「小町先輩がいなくなってから経理部大変過ぎなんですけど~!!!」
大酒飲みの天野さんが、料理も大量に食べながら元気にそう教えてくれた。
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